【高校3年生 ―― 8月EX】
京太郎「(結局、あの後ホテルに帰って眠ろうとしたけれど…)」
京太郎「(一睡も出来ないままだった)」
京太郎「(ソレは勿論…レジェンドのキスが原因だろう)」
京太郎「(確かに…勢いみたいなもんだったと…解釈出来なくもない)」
京太郎「(だけど…ろくにデートもした事がない…しかも、やけにロマンチストなあのレジェンドが…)」
京太郎「(おそらく初めてであろうキスを…そんな風に仕返しに使うだろうか)」
京太郎「(俺には…どうしてもそんな風には思えない)」
京太郎「(いや、あの去り際の…紅潮した顔がそうは思わせなかった)」
京太郎「(やってしまった事への羞恥心に染まったその顔は…けれど、それだけじゃない気がして…)」
京太郎「(…勿論、まさか…だと思っている)」
京太郎「(俺とレジェンドの離れている年を考えれば…そんな事はない)」
京太郎「(ない…はずだ)」
京太郎「(だけど、その常識的なはずの考えをレジェンドの最後の顔がひっくり返して…)」
京太郎「(…結局、悶々としたまま…俺は朝を迎えた)」
京太郎「(あー…どうするかなぁ…)」
京太郎「(明日からは個人戦も始まるし…そろそろ気合も入れなきゃいけないんだけど…)」
京太郎「(だけど…燃え尽きた感じからのレジェンドのキスは…色々と辛い)」
京太郎「(考える事多すぎて…そっちに集中なんてしきれねぇよ…)」
京太郎「(はぁ…このままじゃ…まずいんだけどな…)」
京太郎「(こんな状態じゃ…江藤は勿論の事、αやβにだってやられかねいぞ…)」
京太郎「(とっととこの状態を何とかしたい…けどレジェンドは朝からどこかに飛び出しているらしいし…)」
京太郎「(…お陰で直接聞くって手段も使えなくて…どうすりゃ良いんだろうなぁ…コレ)」ハァ
憧「なぁに辛気臭い顔をしてるのよ」ポン
穏乃「…きょーちゃん大丈夫?」
京太郎「よう。いやー…ちょっと…ま、色々と人生に悩んでるってトコロ」
穏乃「…人生に悩むって何?」キョトン
憧「こういう場合はほぼ誤魔化しみたいなもんだから気にしなくて良いわよ」
京太郎「うぐ…」
穏乃「…ってことは言えないの?」ジィ
京太郎「…そう…なるかな…一応」
穏乃「そっかぁ…」
穏乃「じゃあ、三人でお出かけしない?」
京太郎「お出かけ?」
穏乃「うん。気晴らしに遊びに行って、明日からのえーきを養うんだよ!」グッ
憧「ま、元々、そのつもりで京太郎を探してたんだけどね」
京太郎「ん…でも、俺で良いのか?」
憧「アンタじゃなきゃダメなの。ま、悩んでるんなら…強要はしないけどね」
憧「でも、ここで悩んでて答えが出ないようなものなら一緒に外出て気晴らしした方が建設的だと思うわよ」
京太郎「…それもそうだな…」
京太郎「丁度、昼から何もする事なかったし…」
京太郎「頑張ってエスコートさせていただきますよっと」
憧「大丈夫よ。アンタにそんなもの期待してないから」
京太郎「ひでぇ…」
憧「別にダラダラするだけでもあたし達は満足だしね」
穏乃「一年ぶりの東京だし…のんびりいこうよ!」
京太郎「ま、そうだな。それじゃ…適当にダラダラいくか」
京太郎「「…で、水着か」
憧「そうよー。今年はなーんにも夏らしい事出来てなかったしね」
憧「帰ったら夏休みの間、一杯遊びたいし…ま、その為の準備って感じ」
穏乃「でも、今からなら海にも行けるんじゃない?」
憧「うーん…まぁ、ちょこっとだけになると思うけど…」チラッ
京太郎「俺は構わないぞ。じゃあ、ここで水着買って、そのまま海に雪崩れ込むか」
穏乃「やった!じゃあ、何にしよう…?」イソイソ
憧「ふむ…って事は…こっちね」スッ
京太郎「(…そこでどうして迷いなく過激な水着ばかり集まってる方へ進むんだろうな)」
穏乃「うーん…うーん…」
京太郎「どうした?」
穏乃「あ、京ちゃん、実はねー…」スッ
穏乃「こっちとこっちのどっちが良いかなーって…」
京太郎「それを答える前に一つ聞きたいんだけどさ」
穏乃「え?」
京太郎「なんで両方共ビキニなんだ?」
穏乃「…やっぱり私にビキニって似合わない?」シュン
京太郎「いや、別にそこまで言ってないだろ」
穏乃「でも…私ってちみっこいし…おもちもあんまりないし……」
京太郎「いや…まぁ、確かにスタイルが良いって訳じゃないけど」
穏乃「はぅ」
京太郎「でも、俺が気になったのはお前がそういうの身につけてるところがあんまり想像出来なかったからで…だな」ポン
穏乃「…ぇ?」
京太郎「今まではずっとワンピースタイプだっただろ?」
穏乃「…うん。だって、私…そういうの似合わないって思ってたから…」
穏乃「でも…男の人ってこういうの好きなんだよね?」
穏乃「だったら…折角のデートなんだし頑張らなきゃって…そう思って」
京太郎「…まぁ、嫌いじゃないとは言わないけど」
京太郎「でも、そんな風に主義じゃないものを選んで欲しいって程じゃないんだぞ」
穏乃「…ホント?」
京太郎「あぁ。何時もの穏乃らしい水着で良いんだよ」
穏乃「…ありがとう」
穏乃「えへへ…本当はね、ちょっと恥ずかしかったんだ」テレテレ
穏乃「やっぱり私にはこういうの似合わないかなーって…だから聞いたんだけど…」
京太郎「いや、似合わない訳じゃないだろ」
穏乃「え?」
京太郎「…いや、だから、別に似合わないなんて思ってねぇよ」
京太郎「寧ろ…その…なんだ。アレだよアレ」
京太郎「…割りと新鮮で一瞬、ドキッとしたっていうか」
穏乃「ホント!?」ガシッ
京太郎「うぉあ…!?」
穏乃「あ、ご、ごめん…ちょっと嬉しくって…」カァ
京太郎「いや、大丈夫。ちょっと驚いただけだしさ」
穏乃「でも…本当…なの?」
京太郎「こんな恥ずかしい嘘吐くほど軽い男じゃねぇぞ俺は」
穏乃「はぅん…」カァァ
京太郎「ま、だから、気にせずに好きなのを選んで…」
穏乃「じゃ…じゃあ…ね」
京太郎「ん?」
穏乃「…私、ビキニの方が…良い?」
京太郎「え?」
穏乃「…京ちゃんが選んで。私、京ちゃんの好きな水着を着るから…」チラッ
京太郎「う…じゃあ…」
>>+2
偶数:ビキニで
奇数:…いや、やっぱそれはまずいだろう
>>…いや、やっぱそれはまずいだろう
京太郎「…いや、やっぱそれはまずいだろ」
穏乃「え?」
京太郎「そんなの着られたら…その目のやり場が…さ」
穏乃「…やっぱり似合わないから?」
京太郎「違うってもう」
京太郎「寧ろ、逆だっての。そういうのお前に似合いそうだから困ってるの」
穏乃「…でもぉ」
京太郎「あー…だから…健康的なお前がそういうの着るとさ…こう…色々とダメなんだよ」
穏乃「ぅ?」キョトン
京太郎「くそー…こいつ無垢過ぎるぞ…だからだな…その…」
京太郎「お前がビキニ着るってだけで興奮するから止めてくれって言ってるんだよ」
穏乃「…え?…え?………え?」
京太郎「…なんだよ。何か文句あるのか?」
穏乃「え……えぇぇぇ!?」プシュウ
京太郎「バカ。声がデカイっての」
穏乃「ご…ごめん…で、でも…」カァ
穏乃「…嘘じゃ…ない…よね?」ジィ
京太郎「…だからこんな恥ずかしい嘘吐かないっての」
穏乃「でも…どうして?」
穏乃「私スタイルなんて全然良くないのに…」
穏乃「京ちゃんの好きなおもちもないのに興奮…しちゃうの?」
京太郎「…そこを突っ込むのかよ」
穏乃「あ、ダメだった?」
京太郎「さ、流石にちょっと恥ずかしいかなーって…お前も聞きたくはないだろ」
穏乃「……」
京太郎「おい」
穏乃「恥ずかしいけど…ちょっと聞きたいかも…」チラッ
京太郎「だーめ。また今度な」
穏乃「えー…」
京太郎「とりあえずビキニは禁止。エロいの禁止な」
穏乃「…ぅー…分かった」
京太郎「よし。んじゃ…このタンキニとかどうだ?」
穏乃「あ、結構、可愛い…」
穏乃「でも、これってビキニじゃないの?」
京太郎「上下に分かれてるからってビキニって訳じゃないんだぞ」
京太郎「こういうのはツーピース系って言うの」
穏乃「へー…初めて知った」
京太郎「お前…仮にも女の子だろうに」
穏乃「だってそういうのは今まで全部憧に任せてたし…」
京太郎「…そういや憧は何処行ったんだ?」
穏乃「…アレ?さっきまで側にいたはずなんだけど…」キョロキョロ
憧「あ、京太郎。ちょっと聞きたいんだけど…」
京太郎「お…後ろにいたのか。どうし…」
憧「こっちのマイクロビキニとスリングショットだったらどっちが興奮する?」
京太郎「……」
憧「やっぱりどっちもが良いかな?片一方はまた別の機会に着れば良いし…」
京太郎「……」
憧「今日はとりあえずこっちのマイクロビキニが良いかなーって思ってるんだけど…って京太郎?」
京太郎「…憧、とりあえず全部返してこい」
憧「えー…」
京太郎「って言うか、まず似合ってるとか可愛いとかじゃなくてなんで興奮するって聞くんだよ!」
憧「だって、それが一番、大事でしょ」キョトン
京太郎「え、何当然の事言ってるのみたいな顔しないでくれるか!?」
京太郎「さっきまでしずに話してたのが全部台無しじゃねぇか!?」
憧「…台無し?」
穏乃「わぁ…すっごいエッチ…」ドキドキ
穏乃「憧、こういうの着ちゃうの…?」
憧「うん。やっぱり水着は悩殺してなんぼでしょ」
京太郎「いや、違うからな。絶対違うからな」
憧「じゃ、京太郎、想像してみてよ」
京太郎「な、何がだよ…」
憧「あたしがこの水着着て京太郎に迫ってるトコ」
京太郎「ぅ…」
憧「…興奮…しない?」
京太郎「しない…と言ったら嘘になるけどさ」
憧「よし。じゃあ、あたしの勝ちね」
京太郎「何がだよ!」
憧「だって、あたしは京太郎を興奮させる為に水着を選んでるから」
憧「他の誰かにどう見られようとしった事じゃないし」
京太郎「俺の見る目が変わるとか考えないのか?」
憧「全然。その程度で幻滅されるような仲じゃないでしょ」
京太郎「…他の男に見られても良いのか?」
憧「どれだけ見られても、その分、京太郎が見てくれるなら気にならないし」
憧「それに勿論…私の王子さまは護ってくれるでしょ?」
京太郎「…お前ってホント、卑怯な女だよな」
憧「ふふ…女にとって最高の褒め言葉ね」
憧「じゃ、これで…」
京太郎「待てって」
憧「えー…」
京太郎「えーじゃねぇよ。流石にそれは駄目だ」
憧「どうして?」
京太郎「…どうしてって…それは…」
>>+2
奇数:興奮しすぎるから…
偶数:そんな憧を他のやつに見せたくないから
>>興奮しすぎるから
京太郎「その…こ、興奮しすぎるから…」
憧「つまりこのままで良いって事ね」キッパリ
京太郎「なんでまったく迷いがないんだお前は…」
憧「言ったでしょ。その為に着てるんだって」
憧「…別に我慢出来なくなったらそれでも構わないのよ?」クスッ
京太郎「ぅ…お、お前は…まったく…」
憧「ふふ…どうしたの?」
京太郎「いや…もう良いよ…」
京太郎「…お前がそのつもりなら俺も考えがあるし」
憧「え?」
京太郎「とにかく…しずのがまだ決まってないからもうちょっと待っててくれよ」
憧「了解。ってしずはどうするの?」
穏乃「うん。この二つが良いかなーって…」スッ
憧「普通のセパレーツとワンピースかぁ…」
京太郎「…地味とか言うなよ」
憧「言わないわよ。そもそも水着に地味もなにもないでしょうに」
穏乃「憧はどっちの方が良いと思う?」
憧「その辺は京太郎に聞くのが一番なんじゃない?」
憧「あたしがどっちを選んでも、京太郎が選んだ方を買うんでしょうし」
穏乃「えへへ…ごめんね」
憧「いいのよ。あたしもそうだしさ」
憧「って事は、京太郎、早く選んであげてよ」
京太郎「…本当に俺が全部選んで良いのか?」
穏乃「うん。京ちゃんの選んだ水着が欲しいの」ニコッ
京太郎「…そっか。それじゃ最高のやつを選んでやらないとな」
穏乃「うん!」
【うーみーだー】
京太郎「(夏だ!海だ!海水浴だ!!!)」
京太郎「(そして人の群れだ!!!!)」
京太郎「(ま、今日とか絶好の海水浴日和だからなぁ…)」
京太郎「(そりゃ海水浴場に人が多いのも当然の話か)」
京太郎「(にしても…あいつら遅いなぁ)」キョロキョロ
京太郎「(人が多いと言っても、着替える場所からここまでそんなに混雑してる訳じゃないし)」
京太郎「(目立つように目印もちゃんと置いてあるんだけど…)」
穏乃「お待たせーっ」
京太郎「よう。お帰り…」
憧「た、ただいま…」カァァ
京太郎「…憧?」
憧「な、何…?」
京太郎「…やっぱ恥ずかしいんだろお前」
憧「だ、だだ…だって…!京太郎が側にいてくれないから…!」カァァ
京太郎「いや…流石に女子更衣室の前で待機は無理があるぞ」
憧「でも…ここまで凄い見られた…」フルフル
京太郎「そりゃ見るっての。…お前が着てるのマイクロビキニだぞ」
憧「ぅー…そうだけど…でも…」
京太郎「はいはい…良いから…ほら」スッ
憧「え?」
京太郎「そうなると思ってシャツも持ってきたからさ」
京太郎「とりあえず上から羽織っとけ」
憧「う…うん…」カァァ
憧「あり…がとう…」ギュッ
穏乃「ねーねー。京ちゃん私は?」
京太郎「おう。お前も似合ってるぞ」
穏乃「えへへー♪」ニコー
京太郎「ってか、さんざん、水着選ぶ時に言っただろうに」
穏乃「そうだけどー…でも、何度でも聞きたいからっ」ダキッ
京太郎「ったく…この甘えん坊め」ナデナデ
京太郎「ま、お前ら待ってる間にパラソルやら借りてきたし…とりあえずここが拠点な」
穏乃「了解ですたいちょー!」
京太郎「よし。じゃあ、まずは軽く」
憧「そうね。軽く日焼け止めを塗りましょ」
京太郎「…えっ」
穏乃「えー…」
憧「…何?日焼けはお肌の天敵なのよ?」
京太郎「別に良いんじゃないか?今からじゃそんなに焼けないだろ」
穏乃「そうだよー。それに早く泳がないと勿体無いよ!」
憧「だーめ。若い内のその油断がお肌の曲がり角を早めるのよ」
穏乃「ぅー…」
憧「良い?あたしたちが綺麗でいる事で京太郎も幸せになれるの」
憧「だから、ちゃんとケアは忘れずにしましょ」
穏乃「…はーい」
京太郎「…いや、なんでそこで俺が出てくるんだよ」
憧「…薄々気づいてるくせに」ポソッ
京太郎「ぅ…な、何の話かな?」
憧「…ま、今は言わないでおいてあげる。それより…はい、これ」スッ
京太郎「ん?これって…」
憧「日焼け止めクリームよ」
京太郎「いや、それは知ってるけど…」
憧「塗ってね」
京太郎「え?」
憧「仕方ないでしょ。背中とかは一人じゃ濡れないんだし」
京太郎「それこそしずとやれば良いじゃねぇか」
憧「しずはしずで忙しいのよ。ね、しず」
穏乃「え、えぇっと…その…」
憧「…しず?」ニコッ
穏乃「う、うん。準備体操しなきゃいけないし…」
京太郎「…しず、お前…」
穏乃「…ごめん。私も京ちゃんに塗って欲しいから…」メソラシ
京太郎「…ったく…それで俺が断ったらどうするんだ?」
憧「そんな事しないって信じてるもの」
京太郎「…お前の信頼が時たま重いですよっと…」スッ
憧「…ふふ。そう言いながら準備してくれてる癖に」
京太郎「裏切ったら怖いって分かってるから仕方なくだっての…」
京太郎「だからほら、シャツ脱いで背中向けろよ」
憧「…うん。お願いね」スッ
憧「はぁ…♪」ヌチャ
京太郎「……」
憧「…んぅ…♥」クチュ
京太郎「……」
憧「ふ…くぅ…♪」グチュ
京太郎「…なんかこれ脂分多すぎじゃね?」
憧「そういう奴なのよ。水に入ってもおちないタイプの」
京太郎「へー…最近のは中々に凄いんだな」
憧「まぁ、最近、海に来たりしないからね」
穏乃「前に海に来たのってどれくらい前だったっけ…」エッサッホッ
憧「うーん…どれくらい前だろ」
憧「確か中学の頃はもう私達インターミドルで忙しかったし…」
憧「こうして三人で海に来るとか小学生まで遡らないとないんじゃないかな」
穏乃「だよねー…」フッハックラエッ
京太郎「プールとかには結構行ってるけどな」
穏乃「時期が合わなくて屋内プールとかが殆どだしねー…」
憧「その辺、麻雀に青春を捧げた代償みたいなもんよね」
京太郎「ま、それはそれで楽しんでるから問題ないんだけどさ」
憧「…それよりさ」
京太郎「…なんだよ」
憧「…私の肌はどう?」
京太郎「それを聞くのかよ」
憧「当然よ。京太郎の為に毎日磨きをかけてる玉の肌なんだから」
憧「…本人に感想聞きたいって思うのが当然の反応じゃない?」
京太郎「…まぁ、そうかもしれないけど…」
憧「で、どうなの?興奮する?…気持ち良い…かな?」クスッ
京太郎「あー…まぁ…その…なんだ」
京太郎「…スベスベでさ、気持ち良いよ」
憧「…んっ♪」モジッ
京太郎「ちょ…動くなって」
憧「し、仕方ないでしょ。触られながらそんな事言われたら…」
京太郎「んじゃ聞くなよ…」
憧「…ごめん。それは無理。もうちょっと聞きたいし」
京太郎「えー…」
憧「…ほら、スベスベだけじゃないでしょ?もうちょっと…ね?」
京太郎「…吸い付いてくる」
憧「きゅ…♪そ、それから…?」
京太郎「…意外と肉付きが良い」
憧「…ダイエットを検討する」
京太郎「いや、悪い意味じゃねぇよ。寧ろ…それが余計に気持ち良いって言うか」
憧「ふふ…♪じゃあ…次は?」
京太郎「触ってると…ドキドキする」
憧「だって…京太郎の為の肌だし…ね」クスッ
京太郎「…つーか、もう良いだろ。流石に恥ずかしいって」
憧「えー…」
京太郎「それにアレだよ…なんかこう…塗ってるとさ」
憧「…いやらしい気分になっちゃう?」ジィ
京太郎「う…だ、だってお前…マイクロビキニだぞ…」
京太郎「殆ど裸と変わらないのに…ずっと触ってたらさー…」
京太郎「そ、そういうつもりなくっても…な?分かるだろ?」
憧「分かるけど…でも、ちゃんと隅々まで塗ってくれないと…」
京太郎「う…でもさー…」
憧「ほら、脇の下とか…太ももの間とかも…ね♪」
京太郎「…流石にそこは自分で手が届くだろ」
京太郎「背中はやるけど自分で出来るところは自分でやってくれ」
憧「ぅー…ちゃんと全身やって欲しいのに…」
京太郎「諦めろ。…それにしずがさっきから羨ましそうに見てるしさ」
穏乃「えっあ…ち、違うよ」メソラシ
京太郎「嘘つけ。ほら、こっち来いよ」スッ
穏乃「あぅ…」
京太郎「待たせてごめんな」
穏乃「…ううん。大丈夫だよ」
穏乃「私、仲良くしてる憧と京ちゃん見るの好きだから」
京太郎「でも、寂しかったんだろ?」
穏乃「……ちょっとだけ」
京太郎「素直でよろしい。じゃ、こっちに背中向けろよ」
穏乃「はーい」イソイソ
京太郎「…と言ってもしずを塗らなきゃいけないところなんて殆どないんだけど」
穏乃「あはは…ちっこいからねー私」
京太郎「それにまぁ憧みたいに全身露出してる訳じゃないしな」
憧「何よ…人のこと露出狂みたいに」
京太郎「人前でマイクロビキニは露出狂呼ばわりされても否定出来ないと思うぞ」
憧「…あたしが見て欲しいのは京太郎だけだもん」スネー
京太郎「分かってるよ。だけど、人様はそうは見ないって事だ」
憧「…それで京太郎」
京太郎「ん?」
憧「あたしの肌としずの肌…どっちが好み?」
京太郎「お前なー…」
憧「だって気になるでしょ。しずもそうよね?」
穏乃「…ふぇ…!?わ、私は…その…」
穏乃「私、あんまりお肌の手入れとかしてないし…絶対負けてるから…えっと…」モジモジ
憧「…って言ってるけど?」
京太郎「あー…いや、別にしずの肌は荒れてたりしないし大丈夫だぞ」
穏乃「でも…」
京太郎「気にしすぎなんだよ。それにまぁ…決して憧のに劣ってる訳じゃねぇし」
穏乃「…え?」
京太郎「スベスベしてるのは穏乃の方が上だしな」
穏乃「ふぇっ!?」カァァ
京太郎「その分、あんまり吸い付いてくるって感じはないけど…決して嫌なものじゃねぇよ」
憧「えっろーい…」
京太郎「誰が言わせたんだよ誰が」
穏乃「あ、あの…その…えっと…」
穏乃「あ、あり…がとう…」カァァ
京太郎「ま、本音を言っただけだし…お礼を言われるのは違う気もするけど…」
穏乃「でも…嬉しかった…から」ポワァ
京太郎「…ったく、本当にお前は純情だな」
京太郎「どっかのエロ娘とは大違いだ」
憧「…言っとくけど、あたしがそうなるのは京太郎の前でだけなんだからね」
憧「そもそもしずだってあの時は私以上に激しいし…エロいし」ポソッ
京太郎「何か言ったか?」
憧「別になんでもないわよ。それより…」ヌチャァ
京太郎「ひあっ!?」ビクッ
憧「京太郎もちゃぁんと日焼け対策しとかないとね?」
京太郎「い、いや、俺は別に…」
憧「大丈夫。私が全部やってあげるから…」
京太郎「いや、しずの分は終わったし…!」
憧「って言っても…塗ったのなんて表面に露出してる肌だけじゃない」
憧「もしかしたら水着がずれるかもしれないし、内側にも塗りこんであげないと」
京太郎「い、いやいや…!それは流石に聞いた事がねぇぞ!!」
穏乃「きょ、京ちゃん…あの…」
京太郎「し、しずもそれは流石におかしいと思うよな?ダメだよな!?」
穏乃「…ううん。その…やって欲しい…かな」モジモジ
京太郎「え?」
穏乃「京ちゃんにヌルヌルしたの塗られるとドキドキするから…あの…もっと塗って…♪」フリフリ
憧「ほら、しずもオネダリしてる…♪ちゃんと応えてあげるのが…幼なじみとしての務めでしょ…?」
京太郎「…oh」
京太郎「うぅ…穢されてしまった…」
憧「大げさねー…日焼け止めクリーム塗っただけなのに」
京太郎「だからって胸まで塗る事はないだろ!?」
憧「トロトロしてるのが悪いのよ」
京太郎「だ、だってさ…流石に水着ズラして塗るとかさー…」
憧「意識しすぎ。別に背中だけなんだし…やばいところには触ってないんでしょ」
京太郎「そりゃ勿論」
穏乃「ふにゃぁ…♪」ポワァ
憧「…その割にはこうなってるけど」
京太郎「お、俺の所為じゃねぇよ…俺の所為じゃ」
憧「ま、しずは敏感だから仕方ないんでしょうけど…まさかクリーム塗るだけでこうなっちゃうなんてねー…」
穏乃「ん…」
憧「…復活した?」
穏乃「したー…」モゾッ
京太郎「よし…それじゃ今度こそ泳ぐか」
穏乃「うん。とりあえず軽くブイのところまでいこっか!」
憧「軽くの領域を超えてるわよ…まったく」
穏乃「えー…でも、遠泳しないじゃないんだよ?」
京太郎「そうそう。別にキロ単位でおよげって言ってる訳じゃないんだし」
憧「キロ単位なんてあたしが先にギブアップするっての…」
憧「ま、ブイくらいなら付き合ってあげるけどさ」スッ
京太郎「良いのか?」
憧「明日は筋肉痛だろうけどね。責任取って京太郎に看病してもらうし」
穏乃「あ、じゃあ、私も筋肉痛になる!」
京太郎「寧ろ、しずが筋肉痛になってるところ見たことないんだけど…」
穏乃「ぅ…?…確かにないかも」
憧「それはそれで恐ろしいわよね…普段から山を走り回ってるのに」
穏乃「ふふーん」ドヤァ
憧「はぁ…ふぅ…」
京太郎「大丈夫か?」
憧「うん…いやー…意外と何とかいけるもんね」
憧「最近運動不足だったから不安だったけど…ブイまで余裕だったわ」
穏乃「~~♪」スイー
憧「で、待ちきれなくてその辺泳いでる元気娘もいる訳だけど」
京太郎「はは。まぁ、最近、思いっきり運動なんて出来なかったからな」
憧「明日は個人戦があるのにねー…ホント元気」クスッ
憧「…で、京太郎も泳ぎたいんでしょ」
京太郎「あー…まぁな。」
憧「良いわよ。しずと一緒にその辺泳いでても」
京太郎「良いのか?」
憧「うん。適当に私はプカプカしてるし」
京太郎「悪いな。じゃあ、ちょっと軽く流してくるから…」
憧「はいはい。その代わりちゃんと迎えに来てね」クスッ
穏乃「あ、京ちゃんも来たんだ」プカー
京太郎「おう。憧はもうちょっとあの辺で休憩してるってさ」
穏乃「そうなんだ…じゃあ、ちょっと流す?」
京太郎「…本当に流すだけなんだろうな」
穏乃「えへへ…それは京ちゃん次第かなー」
京太郎「ん?」
穏乃「ほら、京ちゃんも結構…ってかかなり負けず嫌いじゃない?」
京太郎「う…まぁ、そうだけどさ」
穏乃「私に負けたら絶対、もう一勝負って言うと思うんだよね」
京太郎「否定出来ない…ってか、もう勝ったつもりなのかよお前」
穏乃「だって、最近の追いかけっこは私が勝ち越してるし」
京太郎「…言っとくけど水泳ってのはデカイ方が有利なんだぜ」
穏乃「そんなの追いかけっこも同じでしょ」
京太郎「よーし。お前がその気なら俺も本気出すからな」
穏乃「ふふーん。私は最初っから本気だもん」
穏乃「絶対に負けないからね!」
京太郎「そりゃこっちのセリフだよ」
【砂浜】
京太郎「ぜーはー…」
穏乃「はひぃ…はふぅ…」
憧「何やってるのよアンタら…」ハァ
京太郎「いやー…ちょっとな…」
穏乃「思ったよりいい勝負だったから…つい」
憧「だからって全力で泳ぎ続けるってのはどうなのよ」
穏乃「流石にちょっと疲れたかも…」
京太郎「まぁ…普通に走るのよりも泳ぐのって疲れる訳だし…」
憧「とりあえず…少し休憩?」
京太郎「そうだなぁ…ちょっとのんびりしたい」
穏乃「同じくー」グテー
憧「ふふ…じゃあ、シートの上で寝転んでましょうか」スッ
京太郎「ん…憧も良いのか?」
憧「一人で居ても暇なだけだし、それなら二人と一緒に寝転んでいたほうが良いかなって」
穏乃「でも…こうしてるとさ」
京太郎「ん?」
穏乃「凄い…青春って感じだよね」
京太郎「…おいおい、俺達の青春はまだ二三日続くんだぞ」
穏乃「えへへ…そうなんだけど…そうなんだけどね」
穏乃「でも…こう…なんだろうなぁ」
穏乃「…凄い幸せだなって…そう思うの」
京太郎「しず…」
穏乃「…京ちゃんはどう?疲れただけ?」
京太郎「…そんな訳ないだろ」
京太郎「こうしてお前らといるだけで…すげー和やかな気分になるよ」
京太郎「つーか…さっきまで悩んでた事なんて殆ど忘れてたくらいだ」
穏乃「えへへ…良かった」ギュッ
京太郎「ちょ…あんまりこっちよってくるなよ」
穏乃「なんで?別に良いじゃん」スリスリ
京太郎「ぅ…いや、だけどさー…」
憧「なに困ってるのよ。何時もされてることでしょ」
京太郎「いや、水着と服を着てるかってのは結構デカイと思うんだけどさ…」
憧「そうね。私よりスベスベの肌が密着する訳だし」クスッ
京太郎「あーこー…」
憧「はいはい。情けない声出さないの」
憧「ほら、しずもそろそろ離れてあげなさい」
穏乃「えー…でもー」
憧「京太郎が欲情しちゃうからダメなんだって」
穏乃「え?…京ちゃん…人前なのにはつじょーしちゃうの?」ジィ
京太郎「ぅ…いや、その…」
憧「京太郎…?」ニコッ
京太郎「う…いや…その…」
京太郎「お、俺、トイレ行ってくる!!」ガバッ
穏乃「あっ」
憧「ふふ…行ってらっしゃい」クスッ
京太郎「(あー…ったく…憧の奴…)」
京太郎「(アレ分かっててしずの奴誘導してるよな…)」
京太郎「(…あぁ、そうだよ。発情しますよ)」
京太郎「(さっきクリーム塗った時から内心バックバクですよ)」
京太郎「(…でも、仕方ないじゃないか…)」
京太郎「(憧のマイクロビキニはエロいし…)」
京太郎「(しずの奴も俺が似合うと思うものを選んでるんだから)」
京太郎「(そんな幼なじみに両側から挟まれて…密着されたら…)」
京太郎「(そりゃ健全な男だったら興奮するっての…)」
京太郎「(流石に…スタンダップまではいかないけどさ…)」
京太郎「(あのまましずに密着されてたらどうなってた事か…)」
京太郎「(そういうの全部見通して聞いてくるんだから…憧の奴はホント、たちが悪いよな)」
京太郎「(まぁ…嫌じゃないし…寧ろそうやって三人いる時間は凄い心地良いんだけど…)」
憧「…やめてください」
京太郎「えっ」
「良いじゃないか、ちょっとくらい」
憧「興味ないですから」
「少しは遊んでくれても良いじゃないか」
憧「…だから連れがいるんです」
「でも、その連れは一人どっか行って帰ってこないんだろ?」
「だったら俺達といいコトしようぜ」
「大丈夫。楽しませてやるって。なぁ」
憧「…下衆」
「なんだよ?なにか言いたい事があるのか?」
「つーか聞こえたぞ。今、下衆っつったよな」
「心が傷つきましたーハラスメントって奴?」
「こりゃ慰謝料もらわないとダメだよなぁ」
穏乃「あ、憧…」
憧「良いから。しずは下がってて」
「おいおい、こっちがまるで悪役みたいじゃないか」
「そうだぜ。俺らはただ楽しませてやろうってだけなのに」
「そもそもそんな格好してるって事は欲求不満なんだろ?」ジィ
憧「~~っ!」バッ
憧「例え…そうでもアンタ達なんか願い下げよ…!」
「…かっちーん。こいつはイラッと来たぜ」
「ほら、こっち来いよ」スッ
穏乃「や、止めてよ!憧は男の人怖いんだから!」
「へー。だったらなおの事男の良さを教えてやらないとな」
「女の子同士なんて非生産的ですよー」ゲラゲラ
「安心しろって。俺ら全員テクニシャンだから二人とも天国に連れて行って…」スッ
憧「~~っ!いや…!」
京太郎「あー…ちょっと良いっすかね」
「あ?」
「ん?」
「お?」
「なんだ、てめぇ」
憧「き、京太郎…」
穏乃「京ちゃん…」
京太郎「二人の連れですよ」
京太郎「いやーすみませんね、俺が居ない間に二人の面倒見てもらってたみたいで」イソイソ
「…はは。なんだコイツ」
「あぁ、そうだよ。見てやってたんだし…お礼が必要だよな」
京太郎「お礼?」
「そうそう。俺ら二人とすげー仲良しだからさ」
「ちょっと二人と良い事しても良いよな?」
「大丈夫大丈夫。夕方までにはちゃんと返すから」
「なんにも悪い事しないぜ?寧ろ気持ち良いくらいだし」
京太郎「あー…そうですかー。いやー…まいったなー」
「あん?」
京太郎「いや、俺の目にはまったくそんな風には見えないんで」
「そりゃ節穴って奴じゃねぇの?」
京太郎「あ、価値観が違うんっすね。俺には二人が怯えてるようにしか見えないですし」
京太郎「つか、酒臭いですよ、少しは酒気抜いたらどうですか?」
「…なんだコラ。やんのか」
京太郎「いや、俺はあくまでも事態を穏便に済ませようとしてるだけですよ」
京太郎「だから、お三方にも出来るだけ腰を低くしてる訳で…」
「はは。じゃあ…そうだな」
「どっちか片方だけで勘弁してやるよ」
「どっちかがお前の彼女なんだろ?だったらもう一人は別に良いよな?」
「うわっ俺ら超やさしいー」
京太郎「……」
京太郎「そうですか。なるほど。良く分かりました
「よし。じゃあ交渉成立だな」
「どっちにするんだ?俺としてはあっちの小さい子の方が良いんだけどな」
穏乃「~~っ」ギュゥt
「俺は生意気な方が良いかな。最後まで良い声で鳴いてくれそうだし」
憧「アンタ達…!」
京太郎「はは…じゃあ…」
>>+2
00~50 寝言は寝てから言えクソヤロウ共
51~99 どっちも俺の彼女だ!文句あるか!!
>>どっちも俺の彼女だ!文句あるか!!
京太郎「どっちも俺の彼女だ!文句あるか!!」
憧「京太郎…っ」カァァ
穏乃「き、京ちゃん…」ポワァ
「…は?」
「いやいや…おかしいだろ」
「頭沸いてるんじゃねぇのコイツ」
京太郎「今どき、三流漫画の悪役でもしないような誘い文句使ってる奴らに言われたくねぇよ」
「あ?」
京太郎「大方、酒のんで気がでっかくなってるんだろうけど、今のアンタらすげー格好悪いぞ」
京太郎「周り見てみろよ。あんだけバカな事言った俺よりもアンタらの方がバカにされてるぞ」
「…チッ」
「…もう良い。白けた」
「行こうぜ…こんなバカに付き合ってられねぇよ」
「そうだな。女もあんな事言われて惚けてるし…」
「そんなブサイクなんてこっちから払い下げだよ」
「からかっただけだってのに本気にしやがって…これだからブサイクは」
京太郎「……」ブチッ
京太郎「うっせー!俺の彼女はな!!二人とも世界一だよ!!」
京太郎「お前らみたいな奴じゃ一生掛かっても捕まえられないような最高の彼女なんだよ!」
京太郎「悔しかったら俺がナンパしたくなるような女でも連れてきてみろよ!」
京太郎「そんなの絶対あり得ないだろうけどな!!」
京太郎「…はー…はー…」
憧「…京太郎」
京太郎「…あー…悪い」
京太郎「なんか頭に血が登ってさ…変な事言ったけど…」
穏乃「…京ちゃん♥」ダキッ
京太郎「うわっ…!」
穏乃「京ちゃんも最高の恋人だよ!…最高の彼氏だよ…!」ギュゥゥゥ
京太郎「あー…うん。まぁ…その…なんていうか…」
憧「…少しそのままにさせてあげて。しずも怖がってたし…」
京太郎「…憧は?」
憧「あたしは…あの…」
京太郎「…良いからこっち来いよ。お前も怖かったんだろ…?」
憧「…う…う…うぇ…うぇぇ…」ポロポロ
憧「怖かった…怖かったよぉ…」フルフル
京太郎「ごめんな。助けるのが遅くなって…」スッ
憧「うう…ん。良い…よ」
憧「周りの人…皆見てるだけだったのに…助けに来てくれただけで…」
京太郎「…それでも二人に怖い思いをさせてしまったのには変わらないから…な」ギュゥ
憧「ぅ…うぅ…」ダキッ
穏乃「…京ちゃぁん…」
京太郎「…本当に悪かった。今日は出来るだけ側を離れないようにするから…さ」
憧「うん…うん…」ギュッ
穏乃「…ごめんね」
京太郎「気にするなって。そもそも原因はトイレに言ってた俺にある訳だし…」
穏乃「ううん…一番悪いのはあいつらだよ」
穏乃「私も憧も…嫌だって言ってるのにしつこくて…」
穏乃「どんどん言葉も下品になっていって…気持ち悪かった…」ギュゥ
京太郎「そうだな…あんな奴らもいるし…」
京太郎「今日はもう帰るか」
穏乃「…うん。もう楽しむって言う気分じゃないし…」
穏乃「憧もそれで良い?」
憧「…うん。もう…帰る」
憧「帰って…京太郎とずっと部屋にいる…」ギュゥ
穏乃「私もそうしたいなぁ…京ちゃんは?」
京太郎「そうだな…明日から個人戦だし…」
京太郎「今日はもう帰ってゆっくりするか」
穏乃「うん。…そうしようね」ギュッ
京太郎「…おう。ま…とりあえず…落ち着くまでこうしてようか」
穏乃「…ごめんね」
京太郎「大丈夫だって。寧ろ…こうして二人に抱きつかれるなんて役得以外の何物でもないしな」
穏乃「…えへへ。恋人…だしね」コテン
京太郎「…ま、そうだな。恋人な訳だし」
京太郎「すぅ…くぅ…」Zzzz
穏乃「京ちゃん寝ちゃってる…」
憧「…多分、緊張の糸が切れたんでしょ」
憧「もうちょっとでバスがホテルに着くから…それまで寝かせておいてあげましょ」
穏乃「昼ごろからずっと眠そうにしてたもんね」
憧「…昨日の夜寝てないのかも」
穏乃「悩み事の所為なのかな…」
憧「多分ね」
穏乃「そっか…何を悩んでたんだろ」
憧「どうかした…麻雀の事でないのは確かだけど」
穏乃「…やっぱり私達の事?」
憧「…かもね」
穏乃「…そっかぁ…」
憧「…うん」
穏乃「でも…恋人って言ってくれたよね」
憧「…うん」
穏乃「…嬉しかったなぁ…すっごく…」
憧「…うん。あたしも」
憧「まさか…あんな風に言ってもらえるなんて思ってなかったから…」
穏乃「…不安だった?」
憧「まさか。京太郎は私の王子さまだしね」
憧「ちゃんと追い払ってくれるって信じてたわよ」
憧「でも…まさかあのシャイな京太郎が人前で二人が恋人なんて言ってくれるなんて…ね」
穏乃「…アレ、大丈夫かな」
憧「大丈夫でしょ、別にアイドル路線で売ってるプロじゃないんだし」
憧「例え週刊誌に面白おかしく掻き立てられても問題にはならないわよ」
憧「寧ろ、ソレで京太郎の周りから人が減ってくれた方がそれはそれで…」
穏乃「…憧、にやけてるよ」
憧「…そんなの穏乃も同じよ」
穏乃「えへへ…やっぱり?」
穏乃「…でも、仕方ないよね。恋人だって…人前で言ってくれたんだもん」
憧「…嬉しかったなぁ」
穏乃「憧が悪い顔出来ないくらいだしね」
憧「やめてよ…あたしが何時も悪い顔してるような言い方するの」
穏乃「でも、悪い事もあんまり考えられてないのは確かでしょ?」
憧「…だって…凄い嬉しいんだもん…」
憧「胸の中一杯で…怖かったのに嬉しくて…」
穏乃「うん…」
憧「…バカみたいよね、あんな宣言一つでこんなに嬉しいなんて」
穏乃「仕方ないよ、だって、京ちゃんだもん」
憧「…ふふ。そうね、京太郎だから…」
憧「京太郎だから…仕方ないわよね」クスッ
穏乃「うん。そうだよ」
穏乃「私達をこんなに好きにしちゃった京ちゃんだから…仕方ないの」ニコー
憧「…ね、しず」
穏乃「ん?」
憧「…今日は楽しかった?」
穏乃「うん!すっごく!」
穏乃「あの時は怖かったけど…でも…行く時も水着選んでる時も泳いでる時も…」
穏乃「みんなみんな…すっごい楽しくて…最高のデートだったよ!」
憧「今も?」
穏乃「うん。だって、京ちゃんの寝顔なんて珍しいもの見れるし」クスッ
穏乃「それに…こうして寄りかかってくる京ちゃんなんて初めてだから…」
憧「…そう」クスッ
穏乃「憧は?」
憧「うん。あたしもしずと同じ気持ち」
憧「…怖かったけど、やっぱり男の人なんて苦手で仕方ないけど…」
憧「でも…ソレ以上に…京太郎に助けてもらった事が嬉しくて…好きになって」
憧「…今もこうして触れているだけで…ドンドン好きになってく」
穏乃「…憧」
憧「…卑怯よね。こんなにあたし達の事好きにしておいて…」
憧「まだもっと心をよこせ…好きになれって言ってるんだから」
穏乃「…でも、嫌じゃない?」
憧「嫌なんて領域…とっくの昔に通り越してるわよ」クスッ
憧「寧ろ…私はもう誇らしいくらい」
憧「もっともっと京太郎の事を好きになれる自分を…他の皆に自慢したい…なんてね」
穏乃「む…幾ら憧でも京ちゃんの事好きな気持ちは負けないよ」
穏乃「世界で一番、京ちゃんの事が好きなのは私なんだから」ギュゥ
憧「…ふふ…じゃあ喧嘩しちゃう?」
穏乃「…それはやだ」
憧「どうして?」
穏乃「だって、私達は京ちゃんの恋人なんだもん」
穏乃「喧嘩したら京ちゃんが一番困っちゃうよ」
穏乃「…だから、憧」
憧「…うん。言いたい事は分かる」
穏乃「…ダメ?」
憧「…ダメじゃないわよ」
憧「…でもね、やっぱり…時間が必要なの」
憧「他の皆も…なんてそうそう認められる訳ないし」
穏乃「…そう…だよね」
憧「…でもね」
穏乃「え?」
憧「…今日、恋人だって言ってくれて…」
憧「最高だって…そう言ってくれて…」
憧「それで…少しは…自信もついたっていうか…さ」
憧「…話し合わなきゃいけないって…そう思ったの」
穏乃「…憧。それじゃあ…」
憧「べ、別に認めた訳じゃないわよ」
憧「でもね…でも…やっぱりしずの言うとおりなのよね」
憧「例え消極的でも…あたしたちが蟠りを抱えて」
憧「お互いに隠し事を抱えてる状態だと…京太郎が困るのよね」
穏乃「…うん」
憧「…今日悩んでたのもその件かもしれないし…」
憧「…それなら…やっぱり宥姉とかと…一回、話し合わないと…さ」
憧「これからどうするのかとか色々…話して」
憧「それでもし…もし…納得出来そうなら…」
穏乃「出来そうなら?」
憧「…しずの言う馬鹿げた理想を信じてみる気に…なれる…かも」
穏乃「憧…っ」ダキッ
憧「わわ…もう…」
憧「…かもだからね?確約なんて出来ないから」
穏乃「分かってる。分かってるけど…それでも…」
穏乃「私…私…凄い嬉しいから…」ギュゥ
憧「はいはい。…ごめんね、色々と心配とか…迷惑とか掛けて」
穏乃「そんなのお互い様だもん」
穏乃「私も京ちゃんや憧に一杯迷惑掛けてるし」
穏乃「京ちゃんにもやもやさせられる時もあるし…」
穏乃「でも、私達はずっと一緒にやってこれた…よね」
憧「…うん」
穏乃「だから、これからもきっとそれは変わらないよ」
穏乃「…宥さんたちがどんな答えを出していても…私は憧の味方だから」
憧「しず…ありがとうね」ナデナデ
穏乃「えへへ…♪」
憧「…じゃあ、もし、話し合いがダメになったら…私と一緒に京ちゃん連れて逃げてくれる?」
穏乃「うん。何処だってついていくよ!」
穏乃「私達三人は…どんな時だって一緒…だよね」
憧「勿論よ、ずっとずっと…一緒なんだから」
【System】
高鴨穏乃の愛情度がLv14になりました
高鴨穏乃は選んでもらった水着を宝物にしているようです
新子憧の愛情度がLv18になりました
新子憧は他の恋敵たちと向き合う決意を固めました
最終更新:2014年02月01日 00:30