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高校三年――9月松実姉妹プレゼントイベント

【高校3年 ―― 9月】

京太郎「(んん…ぅ…ぬぉ…)」ノビー

京太郎「(今日は久しぶりにのんびり出来るなぁ…)」

京太郎「(まぁ、のんびりって言っても…ほっといたらしず辺りが来るんだろうけど)」

京太郎「(それまでは特にやる事もないし…どうしようか)」

京太郎「(んー…やばい。今まで麻雀ばっかりだった所為か一人だと特に思いつかない…)」

京太郎「(休日ってなると大抵、誰かが側にいたから意識してなかったけど…)」

京太郎「(…俺こんなに一人だとやる事ないタイプの人間になったんだな…)」

京太郎「(と、とりあえずこの前のやえさんの牌譜でも作っておくか)」

京太郎「(流石に全部は覚えていないけど…いくつか記憶に鮮明に残ってる対局があるし)」

京太郎「(それを書き出すのはまぁ、不可能じゃないはず…)」ブルル

京太郎「(…ん?メール…?)」ピッ

京太郎「(誰から…って玄からか)
」












京太郎「(ふんふむ…なるほどなるほど)」

京太郎「(なんか色々書いてあるけど…松実館への招待状って訳か)」

京太郎(インターハイ優勝記念に色々とお世話してくれるらしい)」

京太郎「(…お世話…お世話か…)」

京太郎「(…この前宥さんたちとやったのは何時だったっけ…)」

京太郎「(確か…インターハイ前まで遡らないとなかったよなぁ…)」

京太郎「(その後は俺も玄たちも忙しいって話で、バイトでは会ってたけど予定は合わなかったし…)」

京太郎「(…やばい。なんかそう思うと無性に興奮してきた…)」

京太郎「(いや…べ、別にそうと決まった訳じゃないし期待してる訳じゃないけど…)」

京太郎「(でも…やっぱり俺も年頃の男な訳で…色々と盛りな訳で…)」

京太郎「(ま、まぁ!今日は特に予定もないしな!!)」

京太郎「(うん。折角労おうとしてくれてる訳だし…)」

京太郎「(ここはやっぱりお誘いに乗るべきだろう)」ピッピッ
















【松実館】

京太郎「こんにちはーっと」

玄「あ、京太郎君、いらっしゃい」ニコーッ

京太郎「おう、玄。今日は招待ありがとうな」

玄「えへへ…♪」

玄「あ、でも急にごめんね」

玄「もうちょっと先になるかなって思ってたんだけど…今日はキャンセル入って暇になったから…」

京太郎「良いんだよ。そんなの気にしなくて」

京太郎「俺の事労おうとしてくれてるだけで十分だし」

京太郎「それに今日は何もする事なかったからな」

玄「そっか。良かった」ニコー

玄「あ、そうだ。お荷物お預かりするねー」サッ

京太郎「あいよ。ま、一泊分だけど」スッ

玄「…どうせなら一週間分くらい持ってきても良いんだよ?」

京太郎「それはそれでそっちが迷惑だろ」

















玄「迷惑なんて事はないよ。私もおねーちゃんも何時だって大歓迎なんだし!」グッ

京太郎「そう言ってくれるのは嬉しいけど…オヤジさんがな」

玄「おとーさんも京太郎君の事認めてくれてるから大丈夫だよ」

京太郎「…本当か?」

玄「うん。だって、もう六年務めてくれるんだもん」

玄「本当にこっちに人手が足りない時はヘルプに来てくれるし」

玄「おとーさんも京太郎君の事、今時珍しいタイプの若者だって褒めてたよ」ニコー

京太郎「そ、そっか…なんかこそばゆいな」テレテレ

玄「ふふ…京太郎君、照れてる?」

京太郎「…照れてるよ。まさかそんな風に思ってくれてるなんて想像してなかったし」

玄「おとーさんもアレで口下手だからね」

玄「でも、そんなおとーさんがはっきり褒めるくらい信用してる訳だし」

京太郎「…だな。これからも頑張らないと」

玄「うん。期待してるね」ニコッ

















玄「あ、はい。ここだよー」

京太郎「…ここって」

玄「うん。おねーちゃんのお部屋」

京太郎「…アレ?俺、泊まるんじゃ…」

玄「え?だから、おねーちゃんのお部屋に泊まるんだよ」

京太郎「…いや、待て」

玄「え?」

京太郎「今の話聞いた上で宥さんの部屋にお泊りって…」

玄「大丈夫だよ、ちゃんと片付けてあるし」

京太郎「いや、そういう問題じゃなくてだな…」

京太郎「こうそんなに持ち上げてもらってる親父さんの娘さんと…その一緒の部屋だと…」

玄「…京太郎君のスケベ」カァ

京太郎「し、仕方ないだろ。そういう関係なんだから…」

















玄「…私だってそういう関係なんだよ?」ジィ

京太郎「ぅ」

玄「…私だってセフレだもん。おねーちゃんだけじゃ…ないもん」スネー

京太郎「…なんで拗ねてるんだよ」

玄「だって、京太郎君…おねーちゃんばっかり意識してるみたいで…」

京太郎「…別にんな訳じゃないんだけどなぁ」

玄「…でも、私にはそんな風に言ってくれないし…」

京太郎「それは…まぁ…その…なんていうか…」

京太郎「玄相手にそういうのを隠すのには割りと慣れてるっていうか…」

玄「…え?」

京太郎「…だから、昔からそういう風に見てきたから隠すのには慣れてるだけで…」

京太郎「今だってドキドキしてない訳じゃないっての」

玄「は、はぅぅ」カァァ














玄「ほ、ホント…?」

京太郎「本当だっての。…つか、こんな恥ずかしい事、嘘で言うはずないだろ」

玄「でも、京太郎君、全然、顔変わってないんだもん…」

京太郎「あー…じゃあ…ほら」スッ

玄「あ…っ♪」

京太郎「…こうやって手を置いたら分かるだろ?」

玄「…うん。凄い…ドクンドクンしてる…」

京太郎「…少しは信じてくれたか?」

玄「うん…信じた…けど」

京太郎「けど?」

玄「…こうやって手を当ててると…なんていうか…あの…」モジモジ

京太郎「…玄?」

玄「き、京太郎君…と…ね。えと…あの…分かる…よね?」チラッ

京太郎「…発情したのか」

玄「そ、そんなエッチな言い方しないでよぉ」ハゥゥ



















京太郎「じゃあ、エロエロになった?」

玄「ち、違うもん。エロエロなんかじゃなくって…」

京太郎「ヌレヌレ?」

玄「ま、まだ濡れてないよ…まだ」

京太郎「じゃあ、どう言えば良いんだ?」

玄「ぅ…そ、それは…あの・・・」モジモジ

宥「…何してるの?」ガチャ

玄「はぅぅんっ!?」ビックゥ

京太郎「あ、宥さん。こんにちは」

宥「うん。こんにちは」

宥「…でも、扉の前でずっと話し込んでるのはあんまり暖かくないよ…?」

京太郎「あ、ごめんな。ちょっと玄で遊んでた」

玄「あ、遊っ!?」カァァ

宥「ダメだよ。あんまり玄ちゃんいじめたら…」

玄「お、おねーちゃん…」ジィン

宥「エッチな気分になっちゃうでしょ?」メッ

玄「お、おねーちゃぁぁん!?」ズガーン


















宥「それより…待ってる人もいるから…ね」

京太郎「待ってる人?」

やえ「…え、えっと…こんにちは…」ヒョコッ

京太郎「…え?やえさん?」

やえ「あ、あぁ…その…今日は私も呼ばれていてな」

京太郎「…聞こえてた?」タラ

やえ「た、多少は…」カァ

京太郎「そ、その…や、やえさん…」

やえ「だ、大丈夫だ。その…別に予想はしていた事ではあったし…」メソラシ

やえ「それに…ま、まぁ…本人同士が納得してるなら外野が口を挟む事ではないだろう」

やえ「…出来れば大事な時期である京太郎を悩ませないでやって欲しいトコロではあるけれど」ジトー

宥「…それについてはちょっと悪いなって思ってます」シュン

















【宥のお部屋】

やえ「…で、わざわざ秘密で私達を揃えた理由はなんなんだ?」

京太郎「って事はやえさんも聞いてない?」

やえ「あぁ。遊びに来いという話しか聞いていない」

宥「えっと…実は…」

京太郎「実は?」

宥「ブッキングしちゃった」

京太郎「…え?」

やえ「…ん?」

宥「だ、だって、京太郎君呼んだの玄ちゃんで…私はそれ知らなくて…」

宥「それでやえちゃんとは前々から遊びに来る話をしてて…それで…」

やえ「あー…それなら早く言えば良いのに」

宥「私もさっき玄ちゃんから聞いたばっかりで…あの、ごめんね…?」

やえ「別に私は構わないぞ。お互いそれぞれ別の相手を呼んだのだから仕方ない」

やえ「…ただ、まぁ、おじゃま虫である私はそろそろ帰ったほうが良いだろうが…」

京太郎「…やえさん」















京太郎「その…どうせだし一緒にいないか?」

やえ「き、京太郎?」

京太郎「お互い知らない仲ならそれが正解なんだろうけど…」

京太郎「でも、俺たちは別に知らない関係じゃない訳だし…さ」

やえ「で、でも…京太郎は宥たちとその…す、するんだろう?」

京太郎「い、いや…別にそうと決まった訳じゃ…」

京太郎「そもそもそれが目的で来た訳じゃなくって俺も招待されただけだし…」

やえ「…むぅ」

宥「じゃあ、とりあえず三麻する?」イソイソ

やえ「…お前はマイペース過ぎるぞ」

宥「だって、やえちゃんも本当はきょーくんと会えて嬉しいでしょ?」

やえ「う…それは…」

宥「意地を張らずに居たいなら居たいって言えば良いんだよ」ニコー

やえ「…誰のせいだと思ってるんだ誰の…」ハァ

宥「うん。だから責任撮ってやえちゃんがいやすい環境を作ろうかなって」

やえ「努力の方向が間違っているぞ…」


















宥「…じゃあ、嫌?」

やえ「…嫌…じゃない」

京太郎「よし。じゃあ、麻雀の準備するか」

やえ「京太郎まで…」

京太郎「悪いな。俺もやえさんと一緒にいたからさ」

やえ「む…」

宥「…嬉しい?」クスッ

やえ「う、うるさい…!いちいち、分かりきった事を聞くな…!!」カァァ

京太郎「ま、三麻でも特訓にはなるし、良いんじゃないか?」

宥「…特訓?」

やえ「…あぁ、最近、京太郎と一緒に始めたんだ」

京太郎「二人でプロのペア大会に出る為に頑張ろうってな」

やえ「まぁ…目標と言えば目標であり…夢と言えば…夢ではあるんだけど」テレテレ

宥「ふふ」

やえ「…ぅ」















やえ「べ、別に…黙ってた訳じゃないぞ?ただ、結果的に言う流れにならなかっただけで…」

宥「ううん。それは気にしてないよ」

宥「それに私もやえちゃんに黙ってた事はあった訳だし」

宥「だから、私はそれよりやえちゃんがそんなにきょーくんの事を大事に思ってくれているのが嬉しくて」クスッ

やえ「…たまに私はお前がわからなくなるよ」

やえ「普通ここは嫉妬する場面じゃないのか?」

宥「どうして?」

やえ「どうしてって…それは…」

宥「私の大事な人たちが仲良しなのに…どうして嫉妬する必要があるの?」キョトン

宥「それは暖かくて、とっても素晴らしい事じゃない」ポワァ

やえ「…宥」

宥「ん?」

やえ「仮にも友人として忠告しておくが…自分のその価値観が一般的だと思わない方が良いぞ」

宥「うん。解ってるよ」

やえ「…宥…っ」

宥「…解ってるけど…私はこうしてるの」

宥「別に自分がおかしい事くらい…私だって自覚してるよ」

宥「自覚して…していても…私はもっとおかしくなりたいの」クスッ

宥「そうすれば…私の大事な人たちももっと暖かくなれるでしょ?」

やえ「…まったく…お前は…」



















京太郎「…喧嘩か?」

やえ「…いや、喧嘩ですらないな」

京太郎「え?」

やえ「暖簾に腕押しも良いトコロだ…本人に聞くつもりがまったくない」

宥「…ごめんね」

やえ「別に怒ってる訳じゃない。…呆れてはいるけれど」

やえ「…まぁだからと言って…宥の友人を止めるつもりはないよ」

宥「やえちゃん…」

やえ「宥がおかしいのは分かっているけれど…でも、尊敬してる部分は確かにあるんだ」

やえ「だから、私は別にこの程度で幻滅したりはしないよ」

宥「…ありがとう」ギュッ

やえ「礼を言うくらいなら少しは是正する努力をしろ…まったく」

京太郎「…そう言いながらやえさんの顔もにやけてるけど」

やえ「ぅ…そ、それよりほら…京太郎が準備してくれた訳だし…特訓するぞ」

宥「…うん。そうだね」

宥「お礼にやえちゃんがいっぱい強くなれるように頑張るから…」ググッ


>>+2
00~50 成功
51~99 大成功




































>>大成功

やえ「…ふぅ…ご馳走様」

玄「はーい。お粗末さまでした」

やえ「…すまないな。夕飯までご馳走になってしまった」

宥「良いんだよ、元々そのつもりだったし」クスッ

京太郎「俺も悪いな」

玄「京太郎君も気にしないでね。これはお礼でもあるんだから」

京太郎「…お礼?」

玄「うん。インターハイ終わった時の話…アレ私達の事だよね?」

京太郎「あー分かっちゃったか」

玄「そりゃ名前出てたしすぐ分かっちゃうよ」エヘー

宥「だから、玄ちゃんと一緒に相談したんだよ」

玄「うん。京太郎君にどうやってお礼したら良いかって」

宥「…喜んでもらえた?」

京太郎「おう。バッチリだぞ」

宥「ふふ…良かった」

やえ「…そうだったのか」















やえ「すまないな…そんな時にお邪魔して…麻雀の特訓まで付き合ってもらって」

京太郎「いや、元々、やえさんがいなくても麻雀したりゴロゴロするだけだっただろうし」

やえ「ご、ゴロゴロ…」カァ

京太郎「あ、い、いや…変な意味じゃなくてな」

やえ「も、勿論、分かってるぞ。あ、あぁ、分かっているとも…!」カァァ

宥「ふふ」

やえ「ぅ…なんだ?」

宥「…ううん。やえちゃんって思ったよりエッチなんだなって」クスッ

やえ「ば、バカな事言うな!誰がそんな…!!」フルフル

宥「はいはい。それより…どうせだし温泉も入っていかない?」

やえ「…良いのか?」

宥「元々、お泊り会って話だったし…どう?」

やえ「…そうだな。折角だし頂いていこうか」

宥「うん。じゃあ、案内するね」

やえ「案内…?いや、大浴場なら何度か通ってるし知ってるぞ」

玄「今日は特別なお風呂を使うんだよー。ほら、京太郎くんも来て」

京太郎「……俺も?」
















【家族風呂】

京太郎「…なぁ」

玄「え?」

宥「どうかした?」

京太郎「…ここってどう見ても家族風呂だよな?」

やえ「か、家族風呂って…」

玄「そう。所謂、貸し切りのお風呂なのです!」ドヤァ

宥「最近は結構こういうのがニーズあったりするんだよ」

宥「うちは三個あるけど結構予約で埋まるから実は増設も考えたりしててね」

やえ「き、聞いてるのはそっちじゃない!」カアァ

玄「え?」

やえ「どうしてそこの脱衣所に京太郎までいるんだ…!」

宥「だって一緒にお風呂に入るし」

やえ「…え?」

京太郎「えっ」



















やえ「そ、そそそそそそそれって…!?」カアァ

京太郎「…混浴?」

玄「うん。いっぱい、気持ち良くしてあげるね」ググッ

やえ「き、気持ち良くぅぅ!?」マッカ

宥「…背中流すだけだよ?」クスッ

やえ「ふぇ…?あ、い、いや…分かってた!分かってたぞ…!」

宥「ふふ…それなら良いんだけど」

京太郎「…ってか混浴ってこのメンバーで?」

宥「うん。元々、家族連れも想定してる作り出し…」

玄「この人数でも十分入れるよ」

京太郎「いや、聞きたいのはそっちじゃなくてな」

京太郎「俺の異物感が半端ないと言うか…なんというか」

やえ「…あんまり仲間はずれにするような事を言うのはどうかと思うが…」

やえ「しかし、ごく普通に考えれば男女で分けるべきだと思うぞ…」

京太郎「だな。俺もやえさんに同意する」

















玄「でも、これはお礼だし…」

宥「うん。お背中くらい流してあげないと…」

やえ「それならそれで京太郎が入っている時に背中だけ流せば良いだろうに」

やえ「混浴までする必要性は見当たらないんだが…」

玄「でも、京太郎くんは混浴の方が嬉しいよね?」ギュッ

京太郎「ぅ…」

宥「ふふ…玄ちゃんダメだよ。そんな聞き方したら」ギュッ

宥「きょーくんは例え混浴でも我慢出来るよね?」ボソッ

宥「きょーくんはもうオトナなんだから…簡単にケダモノさんになったりしないよね?」クスッ

京太郎「そ、それは…」

やえ「と、と言うか…!お前たち何を抱きついてるんだ!?」

宥「だから…ちょっとしたサービス…だよ♪」

玄「京太郎君はおっきなおもちが大好きだからね」エヘー

やえ「…京太郎…!」

京太郎「…ごめん。流石にこれはちょっと振りほどけない…」

















やえ「そ、それなら…勝手にしろ!」

やえ「私は大浴場の方で入る!!」

宥「良いの?」

やえ「……何がだ?」

宥「やえちゃんがいなかったら私達歯止めが効かないよ?」

やえ「…え?」

宥「最近、エッチしてなかったから…きっと最後までしちゃう」

宥「時間一杯まできょーくんの愛してもらって…幸せになっちゃうよ…?」

やえ「ぅ…か、勝手にしろ…!」

宥「…本当に…勝手にして良いの?」

宥「…それで本当に後悔しない?」

宥「自分に言い訳のつく形できょーくんとお風呂に入れるのに…それでも後悔しないの」

やえ「……」

やえ「………」

やえ「…………」

やえ「…………っ…!!!」















やえ「…」ムスー

玄「ほらほら、小走さんもそんなに拗ねないでください」

やえ「…これが拗ねないでいられるか…」スネー

やえ「完全にのせられている…そんな事は分かってるのに…」

玄「おねーちゃんはそういうの得意ですだから」ドヤァ

やえ「なんでそこでドヤ顔するんだ…」

玄「だって、私にとっては自慢のおねーちゃんですもん」ニコー

やえ「…アレが?」

宥「寒い…」プルプル

玄「おねーちゃん、ほら、早くお風呂入って」

宥「…うん、ごめんね」プルプル

やえ「…はぁ」

玄「どうかしました?」

やえ「…いや、あんな奴にのせられてしまったと思うと凄い情けなくなった…」













やえ「…にしても」

玄「…?」タプーン

宥「あったかぁい♥」ドタプーン

やえ「…」ストーン

玄「…どうかしました?」

やえ「…世の中は不条理だ…」

玄「えっ…」

やえ「…いや、なんでもない…」

玄「そうですか…ってあ…っ♥」


ガラララ


京太郎「お邪魔しまーす…」イソイソ

玄「京太郎君、いらっしゃぁい♪」

京太郎「お、おう…正直、入るかどうか迷ったけどな」

玄「どうして?」

京太郎「…そりゃお前、ある程度諦めたとは言え、このシチュエーションで躊躇なく入れるほど吹っ切れた訳じゃねぇぞ…」













やえ「……」

やえ「(き、京太郎君のナマ裸だあぁああああっ♥)」

やえ「(す、凄い…やっぱり引き締まってる…)」

やえ「(前々から思ってたけど…京太郎君って絶対文化系じゃないよね)」

やえ「(身長だってまだ180cm以上あって…まだ伸びているらしいし)」

やえ「(服の上からじゃ分からないけど…凄い逞しい身体つき…)」ゴクッ

やえ「(こ、これが女の子に人気な細マッチョって奴…?)」

やえ「(あぁ…でも…分かる…かも)」

やえ「(こうして見てるだけで…逞しさが伝わってきて…)」

やえ「(私なんかとは身体つきまったく別物で…)」

やえ「(抱きしめて欲しい…胸板に飛び込みたいって…そんな風に思って…)」

やえ「(…すっごく胸が…ドキドキ…しちゃう…♪)」

やえ「(そ、それに…タオルで隠されてるけど…)」

やえ「(あ、あそ…こ…凄い…おっきい…)」

やえ「(タオルの上からでももっこりして…あ、アレが…京太郎君の…)」ジィィ

京太郎「あ、あの…やえさん…?」

やえ「……え?」

京太郎「そ、そんなに見られると流石に恥ずかしいぞ…」

やえ「あ…ああぁっ!ご、ごごごごごごごめんなさいっ!」マッカ

















京太郎「いや…別に良いけど…あの…」

宥「ふふ…やえちゃんもきょーくんの裸に見惚れちゃったんだね…♪」

やえ「ば、ばばばばばバカな事を!そんな事あるはずが…!」

玄「え、でも、京太郎君の身体ってスッゴい逞しいよ?」ペタペタ

やえ「ぅ」

京太郎「こ、こら、くすぐったいって玄」

玄「えへへ…ごめんね」ペタペタ

やえ「な、なななななななっ」

京太郎「…そう言いつつ止めるつもりはないんだな」

玄「だって、触ってるとドキドキして…暖かくて」

宥「あ…玄ちゃん良いなぁ…」

玄「…おねーちゃんも触る?」

宥「…おねーちゃんまだお風呂からあがれそうにない…」

玄「あはは、じゃあ、私が京太郎君の髪洗ってあげるね」

















京太郎「って髪まで洗うのかよ」

玄「そうだよ。今日は全身、私達が洗うんだから」

玄「あっ…小走さんもします?」

やえ「ふぇぇ!?」ビクッ

玄「京太郎君の身体すっごい逞しいですよー」

京太郎「…別に鍛えてる訳じゃないから持ち上げられるほどじゃないと思うけどな」

玄「でも、じょうわんにとーきんとかすっごく硬いよ」ペタペタ

やえ「じょ、上腕二頭筋…」ゴクッ

玄「腹筋もカッチカチー…」

やえ「ふ、腹筋…」ゴクリッ

京太郎「だからいちいち触るなって」

玄「えへへ…あ、でも、京太郎君からは触っちゃダメだよ?」

玄「…私、本当は今だって凄いドキドキしてるんだから」

玄「触られると…絶対、我慢出来なくなっちゃうし…」モジモジ

やえ「が、我慢…!?」


















玄「お客様かゆいところはありませんかー?」ワシャワシャ

京太郎「んー大丈夫」

玄「そっか。良かった…」ニコー

京太郎「つか、お前、洗うの結構上手なんだな」

玄「私、髪長いからちゃんとお手入れしなきゃすぐダメになっちゃうし」

京太郎「なるほどなぁ…確かに玄の髪は綺麗だもんな」

玄「えへへ…おかーさん譲りの自慢の髪だよ」ニコー

京太郎「でも、お前、髪切ったりしないのか?」

京太郎「それだけ長いと大変だろ」

玄「うーん…大変だけど…でも…」

玄「こうして髪を伸ばすとね…おかーさんが一緒にいてくれる気がするの」

京太郎「…玄」

玄「えへへ…気のせいなんだってのは分かってるんだけどね」

玄「でも、私にとってはこの長さがやっぱり一番、落ち着くんだ」

京太郎「…そっか。変な事言って悪いな」

玄「ううん。大丈夫だよ」ニコー



















玄「はい。じゃばーするねー」

京太郎「じゃばーってお前な」

玄「ダメだった?」

京太郎「…あんまり子ども扱いするなよな」

玄「別に子ども扱いなんてしてないよ?うちじゃこれが普通なんだから」

玄「私もおねーちゃんに髪洗ってもらう時はじゃばーしてもらうし」

宥「…え?じゃばーって言っちゃダメなの…?」

京太郎「あ、いや、ダメって訳じゃないけど…」

玄「じゃあ、もっかいしゃばーするね」ジャバー

京太郎「おう」

玄「はい。じゃあ、今度はお顔だね」

やえ「」

宥「そっちはおねーちゃんに任せて」

玄「あ、おねーちゃん暖まった?」

宥「うん。もう元気百倍だよ」ググッ

玄「じゃあ、交代するねー…あ、小走さんは…」

やえ「い、いや…私はその…」


















やえ「…良い…」シュン

宥「…そっか。じゃあ、私がお顔洗うね」イソイソ

京太郎「でもさ」

宥「ん?」

京太郎「…どうやって顔を洗うんだ?」

宥「えっと…きょーくんにこっち向いてもらうとか?」

宥「あ、でも、それじゃ髭剃りしにくいし…後ろに倒れてもらったほうが良いかな」

京太郎「…後ろに?」

宥「うん。後ろにゆっくり頭を倒して…で、私が受け止めてあげるの」

宥「美容院みたいな感じかな」

京太郎「…いや、でも、そうなると…」

宥「じゃあ、ゆっくり倒すねー」

京太郎「あ…ちょ…うわっ」フニョン

宥「ちゃんと後ろに私の膝があるから遠慮無く倒れてね」

















宥「じゃあ、そろそろおねーちゃんが洗ってあげるから」クチュクチュ

京太郎「…お手柔らかにお願いします」

宥「ふふ…大丈夫だよ。そんなに緊張しなくても」

京太郎「いや…緊張するなって言われてもな…」

宥「…そんなにおっぱい気になっちゃう?」クスッ

京太郎「ぅ…っ」

宥「さっきから私のおっぱい…じっと見上げてるよね…?」

京太郎「…ごめん」

宥「良いんだよ。きょーくんがおっぱい大好きさんなのはもう分かってるもん」クスッ

宥「それより…気になるなら触ってみる?」

京太郎「そ、それは…」

宥「大丈夫だよ。私、玄ちゃんみたいに我慢弱くないし」

宥「おっぱいモミモミされてもちゃんと我慢出来るから…♪」

宥「それに…きょーくんも私のおっぱい触るの…大好きだよね…?」

宥「だから…一杯…モミモミしても良いんだよ…♥」



















京太郎「…いや、やめとく」

宥「どうして?」

京太郎「…ここで触ると俺の方が我慢出来なくなるし…」

京太郎「それに…絶対勃つだろうから…」

京太郎「そうなるとお互い抑えが効かなくなるだろ」

宥「…ふふ、そうだね」

宥「きょーくんの逞しいの見ちゃったら…絶対我慢出来なくなっちゃうし…」

宥「…仕方ない。こうして普通に…お顔を洗うね」

京太郎「んー」

宥「お客様、どこかかゆいトコロはないですかー?」

京太郎「にゃい」

宥「ふふ…でも、こうしてると」

京太郎「んー?」

宥「…今のきょーくんって凄い無防備で…」

宥「…なんだかとても暖かいな…♪」


















京太郎「ん…」

宥「…もうちょっとこのままじゃダメ?」

京太郎「りゃめ」

宥「ちょっと勿体無いなぁ…」

宥「でも…仕方ないよね。じゃあそろそろ一回じゃばーしておひげ剃りするね」ジャバー

京太郎「…ふぅ」

宥「どうだった?」

京太郎「…大きかった」

玄「だって、私が育てた自慢のおもちなのです」ドヤァ

宥「もう…きょーくんも玄ちゃんも…」カァ

やえ「(…あ、そこは照れるのか)」

宥「じゃあ、今度はお髭剃っちゃうね」

京太郎「…つっても殆どないぞ」

宥「…本当だ…ツルッツル…」

宥「…お髭剃るの楽しみだったのになぁ…」シュン






















宥「……」

宥「下の毛」

京太郎「いや、それは勘弁してくれ」

宥「…ダメ?」

京太郎「絶対ダメ」

宥「ちょっとだけ…」

京太郎「ダメ」

宥「…夫婦みたいだなって思ったのに…」

京太郎「だからって下の毛剃ろうとするのはやめてくれ…流石に恥ずかしい」

宥「はーい…」

玄「じゃあ…おねーちゃん」

宥「うん。そろそろ…メインディッシュだね」

やえ「おい」

宥「あ、違った…えっと、きょーくんの身体を洗う番だね」グッ
















玄「じゃあ、私も…」イソイソポシュポシュ

京太郎「…ん?何してるんだ?」

宥「何って…ボディソープ泡立ててるんだよ?」

京太郎「…いや、でも、なんか…鏡に映る二人がさ」

京太郎「手ぬぐいとか持ってないんだけど…」

玄「うん。だって、手ぬぐいとか要らないよね」

京太郎「えっ」

宥「下手にそういうの使うと肌が荒れちゃうから…今日は手でしようねって」

京太郎「ちょ…!ま、待て…!手って事は…!」

玄「えい」デロー

京太郎「ひあ…!」

宥「ふふ…こういうのも新鮮…♪」ヌルヌル

京太郎「うぉあ…!」

やえ「……っ」ドキドキ


















宥「どう…?私達のお手々で洗われるのは…」

京太郎「く、くすぐった…い」

玄「でも、タオルのところ…ピクピクしてるよ?」

宥「本当は…気持ち良いんだよね」クスッ

京太郎「き、気持ち良いけど…でも…」

宥「大丈夫…♪ちゃんとお股の間も洗ってあげるからね…♥」

玄「全身ピッカピカにしてあげるから…!」ヌチュヌチュ

宥「まぁ…手で洗っているからちょっと時間は掛かっちゃうかもしれないけれど…」

玄「でも、辛い事なんか全然ないから…私達に身を任せてね」

玄「京太郎君はずっと気持ち良くなってくれればそれで良いから」

京太郎「き、気持ち良くって…これ絶対違…っ」

宥「違うかもしれないけど…きょーくんも嫌じゃないでしょ?」

宥「本当に嫌ならもっと抵抗してるもんね」

玄「京太郎君は素直じゃないのなんて分かってるから…大丈夫だよ」

宥「うん…♪ちゃぁんと…気持ち良い所も念入りに洗ってあげるからね…♥」

やえ「ま、待て!!」

玄「ん?」

京太郎「や、やえさん…!」






















やえ「流石にそこまでいくとやりすぎだ。見過ごせない」

宥「…じゃあ、どうする?」

やえ「……もう分かってるんだろう」

宥「分かってるよ。でも、それを私はやえちゃんの口から聞きたいの」

やえ「……私が洗う」

京太郎「え?」

やえ「わ、私が…!京太郎の身体を…洗う」カァァ

玄「…小走さんが?」

やえ「あ、当たり前だ。もう任せてはおけない」

やえ「それは…それは私の仕事だ」グッ

宥「…ちゃんと前まで洗える?」

やえ「そ、それは…京太郎本人がやれば良いだけだろう」

宥「ダメだよ。私達は全身洗うって約束したんだから」

宥「やえちゃんが洗わないんなら私達が洗っちゃうよ?」

やえ「ぅ…うぅ…」





















やえ「…すまない。京太郎」ワシャワシャ

京太郎「いや、良いんだよ。あのままだと俺もおかしくなってたし…」

京太郎「寧ろ、助けてくれてありがとう」

やえ「…あんまり助けた事にはならないかもしれないが」

京太郎「それでも手ぬぐいで洗ってくれてるだけ有難いよ」

やえ「…ん。そう言ってもらえると私も助かる」

京太郎「いえいえ」

やえ「よし。背中は終わったぞ」

京太郎「ありがとう。気持ちよかったよ」

やえ「そ、そうか。うん…それなら良かった」ニコー

宥「やえちゃんにやけてるね」ニコー

やえ「う、うるさいそこ!!」

やえ「で…前なんだが…」

京太郎「…まぁ、監視もいるし」

玄「じぃぃぃ」

宥「じぃぃぃぃ」

やえ「…すまない。じゃあ…前に回るぞ…」

京太郎「あぁ。悪いけど…頼む」




















やえ「(こうやってゴシゴシしてると…やっぱり硬い…ね)」

やえ「(いや、今まで抱きしめられたりした事はあったから…分かってたんだけど…)」

やえ「(こうして肌がはっきりと見えていると…やっぱり余計にそれを感じる)」

やえ「(…もう今まで何度思ったか分からないけど…京太郎君はやっぱり男なんだ)」

やえ「(……触れてみたい…な)」

やえ「(手ぬぐい越しじゃなくって…直接触れて…確かめてみたい…)」

やえ「(京太郎君の身体の熱…硬さ…逞しさ…)」

やえ「(京太郎君の身体の事…もっと知りたい…)」

やえ「(宥にも…負けないくらいに)」

やえ「(世界で一番…京太郎君の事を知っているのは私なんだって言えるように…)」

やえ「(もっともっと…京太郎君の事を…知り尽くして…私…)」ゴシゴシ

京太郎「…あのやえさん…?」

やえ「え?…あ…ぅ」カァァ

京太郎「そんなに同じところやらなくてもって…どうかした?」




















やえ「(わ、わわわわ私…何を考えて…!)」

やえ「(あんな…はしたない事…まるで宥みたいな…!)」

やえ「(ち、違う…私は…宥とは違うんだ…)」

やえ「(欲望のままに…彼を求めて困らせたりするような女じゃ…決して…)」

京太郎「…顔赤いけど…もしかして湯あたりか?」スッ

やえ「~~~っ!!」

やえ「(京太郎君の手…ひ、額に…!)」

やえ「(触れて…る。欲しかった手が…私に今、触れて…)」

やえ「(すごいドキドキして…だ、ダメ…ドキドキしちゃ…ダメなのに…)」

やえ「(わ、私…私…)」

やえ「は、はわあわわわわわわわっ…っ」フルフル

京太郎「あれ?やえさん?」

やえ「ふぇぇっ…!?ち、違っ…!私…違…っ!!」

京太郎「いや、何が…」

やえ「~~~っ!ご、ごめ…」ダッツルッ

京太郎「~~!やえさん!!」ダキッ

















やえ「(…あれ?痛く…ない)」

やえ「(…ううん。寧ろ…暖かくて…優しくて…)」

やえ「(硬いのに…優しいなんて…これ…なんだろう)」

やえ「(とても安心する…ずっとこの中にいたい…)」ギュッ

京太郎「…やえさん?」

やえ「(京太郎君の声がする…)」

やえ「(優しい声…私の大好きな声…)」

やえ「(…あぁ、そうか…これ…京太郎君なんだ)」

やえ「(京太郎君が転びそうになった私を捕まえて…そのまま抱いて………え?)」

京太郎「…なんとか間一髪間に合ったけど…大丈夫だったか?」

やえ「き、京太郎く…」カァァ

やえ「(か、身体…京太郎君の裸…)」

やえ「(ギュって抱きしめ…安心…暖かさ…)」

やえ「(信頼…熱…お腹の奥ジュンって…)」

やえ「(濡れて…私、求めて…)」グルグル

やえ「……きゅぅ」

京太郎「や、やえさん!?やえさん!?」

















やえ「…ん…」

京太郎「あ、やえさん…大丈夫?」

やえ「…京太郎…君…」ボヤァ

やえ「私…どう…して…」

宥「お風呂場で気絶しちゃったんだよ」

やえ「…お風呂場で……気絶…」

やえ「……」ボンッ

やえ「あわ…あわわわわっ!!」

京太郎「あ、ご、ごめんな、本当に」

やえ「あ、あぅ…」フルフル

京太郎「…え?」

宥「多分、きょーくんは悪く無いって言おうとしてるんじゃないかな」

やえ「」コクコク

京太郎「…やえさん、でも…」

宥「でも、きょーくんは止めようとしただけだし…お陰で怪我もなかった訳だから」

やえ「」コクコク

宥「だから、気にしなくても良いと思うよ」

京太郎「…うーん…でもなぁ…」

















やえ「…と言うか今は…」

宥「もう一時だね」

宥「玄ちゃんももうお部屋に戻って寝ちゃってるよ」

やえ「そんなに気を失っていたのか…」

宥「多分、疲れもあったんじゃないかな?やえちゃん最近、あんまり寝てないでしょ」

やえ「ぅ…」

宥「ちゃんと寝なきゃダメだよ。寝不足は肌の天敵なんだから」

やえ「だが…」

京太郎「俺からも頼むよ」

やえ「京太郎…」

京太郎「またこんな風に倒れたりすると…やっぱり心配だからさ」

京太郎「だから…焦らずにゆっくり休んでくれよ」

京太郎「そうしてくれないと俺も安心して特訓に付き合えないし…さ」

やえ「…わかった」

やえ「次からはちゃんと身体を休めるようにするよ」

宥「うん」ニコー


















宥「で、今日の寝床だけど」

やえ「ちょっと待った」

宥「え?」

やえ「私は泊まるつもりはないぞ」

宥「でも…もう夜も遅いし」

やえ「う…だ、だけど…」

京太郎「不安なら俺も送って行こうか?」

やえ「いや…それは流石に…」

宥「そうだよ。そもそも今日はきょーくんにゆっくりしてもらうために招待したんだから」

宥「それに私のお部屋は三人分寝れるスペースがある訳だし…三人で川の字になって寝よう?」

京太郎「いや…流石に男女同室は厳しいだろ…」

京太郎「俺は居間のコタツで良いからさ」

宥「流石に今の時期でも夜は冷えるからコタツはダメだよ」

京太郎「でもさー…」










やえ「…そもそも私が一人で帰れば、二人は一緒のベッドで寝れる訳だから」

京太郎「い、いや、だから別にそういう事しに来た訳じゃ…。と言うかこの時間に一人で帰す訳にも」

宥「やっぱり三人眠れるスペースはあるんだからそっちを有効活用するべきだよ」


やえ「……」

京太郎「……」

宥「……」

やえ「…平行線だな」

京太郎「どうするか…」

宥「川の字…」

やえ「却下だ」

宥「どうして?」

やえ「どうしてって…幾ら何でも男女が同室で寝るというのは…」

宥「じゃあ、きょーくんが何かすると思ってる?」

やえ「い、いや…思ってる訳ではないが…」

宥「じゃあ、別に構わないんじゃないの…?」

宥「きょーくんだってやえちゃんさえ良ければ別に一緒でも良いんでしょ?」

京太郎「ま、まぁ…いまさら嫌だって言える立場でもないけどさ…」














やえ「い、いや…だけど…」

宥「それとも何かまだ問題でもある?」

やえ「常識という大きな問題があるだろうに…」

宥「でも、その常識の所為で誰かが風邪を引いたり危険な目にあうのは嫌だよ…」ギュッ

やえ「…むぅ」

宥「…だから…ね。お願い…」ジィ

やえ「…はぁ」

やえ「まぁ、そもそも…今のいままで私が寝ていたのが主因な訳だしな…」

やえ「…分かった。私も…今日はここで寝るよ」

宥「やえちゃん…」

やえ「ただし!」ビシッ

宥「え?」

やえ「…そ、そういう…ふしだらな行為は一切禁止だ…!禁止!」

やえ「もし見つたら…見つけたら…」

宥「…どうするの?」

やえ「…どうしよう…」

京太郎「あー…俺を放り出すっていうのは」

宥・やえ「「それは駄目」」
















やえ「よし…では厳正なる協議の結果、もし、禁止行為を行った場合、なんでも一つ言う事を聞くと言う事で」

宥「はーい」

京太郎「異議なし」

やえ「…よし。じゃあ諸兄の了解を得られたところで…もう寝るか」

宥「うん…もう時間も遅いしね」

京太郎「流石に俺も眠くなってきたよ」ファァ

やえ「そうだな…じゃあ…」

宥「真ん中はやえちゃんで良いんじゃない?」

宥「防波堤にもなるだろうし」

やえ「…良いのか?」

宥「うん。だって、本当にそういう事するつもりはないし…」

やえ「そう…か」

やえ「じゃあ、遠慮なく…真ん中を取らせてもらおう」

京太郎「んじゃ俺は右側にするか」

宥「それじゃ左側だねー」
















宥「……」

京太郎「……」

やえ「(…眠れない)」

やえ「(さっき気絶していた所為…かな。まったく眠気がやってこない…)」

やえ「(けれど…左右の二人からはもう寝息が聞こえてきているし…)」

やえ「(何か話して気を紛らわせる事も出来そうにないな…)」ゴロン

やえ「(となると…必然的に暇になって…そう…)」

やえ「(仕方なく…仕方なく横を向く訳だけど…)」

やえ「(…京太郎君の寝顔…♪)」

やえ「(可愛い…な)」

やえ「(中学の頃とくらべて大分顔つきも男っぽくなったけど…)」

やえ「(こうして眠っていると…まだ可愛いって感じ…)」

やえ「(思わず…撫でてあげたくなるくらい…)」

やえ「(い、いや…そういうのはしないけれど…しないけれども)」

やえ「(眠っているのを起こすと可哀想だし…)」

やえ「(でも…ちょっとだけ…起こさないくらいに…優しく撫でるのは…)」ソッ













ガチャ


やえ「…」ビクッ

やえ「(…だ、誰だ…この時間に…)」

やえ「(…背中の宥…いや、違うか。寝息は確かに聞こえる…)」

やえ「(それに…この気配…誰かが部屋に入ってきてるんだ…)」

やえ「(こんな時間に一体…誰だ…?)」

やえ「(もしかして…強盗…!?)」ゾッ

やえ「(こ、怖い…ど、どうしたら…)」

やえ「(こういう時…下手に起きない方が安全だと聞くけれど…)」

やえ「(でも、宥や京太郎君の命まで危険に晒されているのに…って…あれ?)」

玄「ふふ…♪」ソローリソローリ

やえ「(…なんだ。玄ちゃんか…)」

やえ「(もぉ…本当にびっくりした…)」ハァ

やえ「(…強盗だったらどうしようって本気で怖かったのに…)」

やえ「(…ってでも…なんでこの時間に玄ちゃんが宥の部屋に?)」

やえ「(……まさか…)」
最終更新:2014年02月03日 22:26