【高校三年 ―― 10月第一週】
京太郎「(…んで…三日間のお泊りが終わって帰ってきた訳だけれど…)」
京太郎「(…うん。まぁ、見事に記憶の欠落があるな…)」
京太郎「(その辺、何が起こったのかビデオで粗方把握してるけど…)」
京太郎「(まぁ…記憶の欠落があるって事は…そういう事な訳で)」
京太郎「(…と言うか、気がつけばやえさんが見たこともないくらい甘えん坊になってた時点で…もう…な)」
京太郎「(…正直、それだけでも目も覆いたくなったと言うか…なんというか…)」
京太郎「(なんで…宥さんが良いって言うまで寝たふりしてるだけなのにセフレ増えちゃってるんだろうなぁ…ホント…)」ハァ
京太郎「(…いや、光栄ではあるし…コレ以上ないくらいの役得ではあるんだけどさ)」
京太郎「(でも、俺にとってのセフレって恋人と殆ど変わらない訳で…)」
京太郎「(ついでに言えば…俺は憧としずも…一応、そういう関係な訳で…)」
京太郎「(五股…か。はは…αたちが言ってたけど…憧たちがその気なら刺されるな…絶対…)」
京太郎「(…どうしよう…ホント、これどうしよう…)」
>>+2
末尾16 憧しずと練習
末尾27 灼と気晴らし
末尾38 玄とアルバイト
末尾49 やえさんと特訓
末尾50 レジェンドのレッスン
>>レジェンドのレッスン
晴絵「…ちょっと京太郎」
京太郎「うぇっ!?」ビクッ
晴絵「…何驚いてるの?」
京太郎「あぁ…いや…なんつーか…」
京太郎「久しぶりに声…掛けられたし」ソッ
晴絵「う…い、いや…それはだって…」
晴絵「わ、私だって…まだちゃんといろんなこと整理出来てる訳じゃなかったし」
京太郎「…じゃあ…今は出来たのか?」
晴絵「で、出来てない…けど…」
京太郎「おい」
晴絵「だ、だって…自分だってなんであんな事したのか…分かってる…けど…分かりたくない…し…」モジ
晴絵「でも…次の大会も近いから…そういうの抜きにして…ちゃんと話をしておかないとって思って…」
京太郎「…話?」
晴絵「…うん。京太郎が次に戦うのは…全国クラスの猛者たちだよ」
晴絵「おそらく…ここ数年雑誌を騒がせた女子の面々も出てくる事になると思う」
京太郎「…ま、そうだろうな」
京太郎「あの話ぶりだと…既にそっち方面には話がついてるんだろうし…」
京太郎「宮永プロとか…神代選手とか天江選手とか…そんな人達も出てくるんだろうな」
晴絵「うん。で残念な事に…その人たちと比べて京太郎は弱い」
晴絵「技術や雀力で大きく差があるとは思わないけれど…能力の実用性がちょっと問題かな」
晴絵「もし、さっき京太郎が挙げた三人とぶつかった場合、相性次第だけど何も出来ずに終わる可能性もある」
京太郎「…はっきり言うなぁ」
晴絵「これでも先生だからね。教える上での戦力分析って大事なのよ」
京太郎「でも…それだけじゃないんだろ?」
晴絵「勿論。…京太郎は本当に強くなったからね」
晴絵「今ならその力をもう一歩進める事だって出来るはず」
京太郎「もう一歩進める…か」
晴絵「うん。今のままでも京太郎はそれを最大限利用してるし使いこなしているけれど…」
晴絵「でも、ここから先はオカルトだけで全部をひっくり返す化け物たちとの戦いになる」
晴絵「そんな中で技術だけでやっていくのは…かなり難しいよ」
京太郎「だから…能力の強化ってか?」
晴絵「うん。中学の頃から形になってたそれを…決戦前にもう一段階引き上げる」
晴絵「そうすれば京太郎は…彼女たちにだって絶対に負けたりしない」
晴絵「私の自慢の教え子は同格…いや、少しくらい劣っていても…」
晴絵「それをどうにか出来る実力があるって信じてるから…ね」グッ
京太郎「…レジェンド」
晴絵「ま、そうは言っても、私はあんまり京太郎に構ってやれないんだけれどさ」
京太郎「…まぁ、俺はもう引退してるからなぁ」
晴絵「…ごめんね」
京太郎「気にするなよ。レジェンドもプロに行く前に部活の事整えておきたいんだろうし」
京太郎「今は残った奴らの指導に専念してくれ」
晴絵「…うん。ありがとう」
晴絵「…まぁ、それで能力をどう進めるかだけれど…」
京太郎「ん?単純に効果アップって訳にはいかないのか?」
晴絵「ずっとそれだけやってればそれも可能だったんでしょうけどね」
晴絵「でも、それをしてあげられる時間がちょっとお互いになさそうだからさ」
晴絵「だから、まずはおおまかな方向性だけでも決めようと思って」
京太郎「大まかな方向性…か」
晴絵「うん。まぁ、すっごく大雑把に言えば、自分をより強化するか相手をより弱めるかだね」
京太郎「…なんだそのRPGみたいな説明」
晴絵「その方が京太郎くらいの世代にはわかりやすいでしょ?」
京太郎「…なんか言い方がおばさんっぽいぞ」
晴絵「う、うるさい…!最近、自分でも気にしてるんだからね…!」
京太郎「そりゃ悪かった…で具体的には?」
晴絵「自分を強化する方法は…まぁ、早い話後付よ後付」
晴絵「能力による基本は出来てる…だから、もう一個別の能力を付けたそうって訳」
京太郎「…そんな簡単に出来るもんなのか?」
晴絵「出来ないわよ?だから時間がかかるって言ってるんじゃないの」
晴絵「で、相手を弱くする方法は…今の能力の順当強化ってトコロね」
晴絵「理想は今まで自分に引き込んでた牌をよそへと持っていって…」
晴絵「自分だけは平然と手を進められるようになったら言う事なしね」
京太郎「今までのデメリットを強制的に相手に押し付ける形か…えげつないな」
晴絵「まぁ、ここまで出来るかどうかは分からないけどね」
晴絵「後付とは違っても…能力を大幅に変えないといけない訳だし」
晴絵「こっちも結構な時間が掛かる事は間違いないでしょうね」
京太郎「なるほどなぁ…」
晴絵「とは言え、時間がどれくらい掛かるかは京太郎次第だろうし…」
晴絵「もしかしたら両方共取得出来るかもしれない」
晴絵「ただ、どっちかに絞っとかないと大会の時に大変な思いをするだろうから…」
晴絵「とりあえずどっちの方向に伸ばす?」
京太郎「そうだなぁ…じゃあ…」
>>+2
1 能力を新しく追加してくれ(バフ強化)
2 能力の順当強化を頼む(デバフ強化)
※数字でお選び下さい
>>能力の順当強化を頼む
京太郎「…ま、愛着もそこそこあるしな」
京太郎「とりあえず先に能力の強化を頼む」
晴絵「了解。じゃ…そっちの方向に進めるとして…」
晴絵「まずは平で打ってみようか」
京太郎「平でって…能力なしでって事?」
晴絵「そうそう」
京太郎「いや…そもそもそう簡単にONOFF効くようなものじゃないんだけど…」
晴絵「じゃあ、OFFになるまで打つ!!」
京太郎「むちゃくちゃじゃね!?」
晴絵「仕方ないでしょ、矯正でどうにかなるレベルの変化じゃないもの」
晴絵「いわば建て替えみたいなもんよ」
晴絵「土台から変えないとどうにも出来ないし…まずは一回崩す!」
京太郎「…それで間に合わなかったら?」
晴絵「……まぁ、なんとかなるでしょ!」グッ
京太郎「くそ…なんとかならなかったら恨むからな…!!」
>>+2
00~50 失敗
51~99 成功
※雀力につき+15
>>失敗
京太郎「…ふぅ」
晴絵「ま、そう簡単にどうにかなるもんでもないか」
京太郎「だな…ま、とりあえず一回全部解体ってのは一人でも出来そうだし気長にやってくよ」
晴絵「…ぅ…ひ、一人で?」
京太郎「おう。レジェンドも忙しい訳だしさ」
京太郎「あんまり手を取ってられないだろ」
晴絵「……それは…そう…だけど…」
京太郎「まぁ…それにさ」
京太郎「俺だって…この前の事何も思っていない訳じゃないし」
晴絵「…そ…そっか…そう…だよね」プルプル
京太郎「…ん?」
晴絵「…こ、こんなおばさんと…とか…嫌な記憶みたいなもんだよね…」
京太郎「…いや、待て。レジェンド、何か誤解して…」
晴絵「…ごめ…ん。本当…ごめんね…」ダッ
京太郎「ちょ…ま、待…うわっ…!」ドンッ
穏乃「きゅぅ!?」ドサッ
京太郎「わ、悪い。しず…大丈夫か?」スッ
穏乃「う、うん。私は大丈夫だけど…牌譜…」バラー
京太郎「あ…あぁ…ホント…ごめんな」スッ
穏乃「あ、拾わなくても大丈夫だよ」
穏乃「私がやるし…京ちゃん、急いでたんでしょ?」
京太郎「…いや、良いんだ」
京太郎「俺自身…ちゃんと自分のこと整理出来てる訳じゃないし…」
京太郎「…今、追いかけても…俺が何をしてやれるか分かんないから…さ」
穏乃「…京ちゃん?」
京太郎「…だから、ちょっと手伝わせてくれ」
穏乃「うん…それは良いけど…」
京太郎「悪いな…」
穏乃「…悩み事なら聞くよ?」
京太郎「…悪い。前も言ったけど…これはしずでも相談出来ないものなんだ…」
京太郎「…だけど、近いうちに…必ず決着はつける…つける…から」
穏乃「…うん。分かった」
穏乃「でも、何か手伝って欲しい時は何時でも言ってね」
穏乃「私も憧も…ううん、他の誰かも…みんな…」
穏乃「京ちゃんの為ならすぐに力になるから」ニコッ
京太郎「おう。ありがとう…な」
【System】
須賀京太郎の特訓が始まりました
これにより重力世界カウンターが5個溜まります
成功により一個ずつ消費していき、0になると重力世界がパワーアップします
【高校三年 ―― 10月第二週】
京太郎「ふぅ…」
京太郎「(結局、あれからレジェンドには避けられっぱなしだった…)」
京太郎「(俺も顔を合わせづらいとは言え…あんなに避けられるとちょっと凹む)」
京太郎「(インターハイの後よりもさらに露骨に避けられてるからなぁ…)」
京太郎「(せめて…当日に誤解だけは解いておけば良かった…)」
京太郎「(こりゃ当分、【レジェンドと特訓】って雰囲気にはならないなあ…)」
京太郎「(でも、ソレ以上に辛いのは…やっぱりぎこちなくなってるって事で…)」
京太郎「(ふぅ…こういう時…どうすりゃ良いんだろうな…)」
京太郎「(一番は誰かに取り次いでもらうのが良いんだろうけれど…)」
京太郎「(こういうのに最適な奴…誰かいないかな…)」ウーン
>>+2
末尾16 憧しずと練習
末尾27 灼と気晴らし
末尾38 玄とアルバイト
末尾49 やえさんと特訓
末尾50 ネト麻
>>やえさんと特訓
やえ「あ、京太郎君…っ♥」
京太郎「あぁやえさん。ごめん、今日は待たせたか」
やえ「ううん。大丈夫。京太郎君を待ってるのも嫌いじゃないから…」ニコッ
京太郎「はは。ありがとうな」
京太郎「でも、俺はあんまりやえさんを待たせるのは嫌だからさ」
京太郎「次は早めに来る事にするよ」
やえ「うん。楽しみにしてるね」クスッ
やえ「それより…京太郎君」ジィ
京太郎「ん…?」
やえ「…今日も格好良いね…♪」ニコー
京太郎「ちょ…止めてくれよ。恥ずかしい…」
やえ「思ったことを言っただけなのに…ダメ?」
京太郎「…いや、ダメって訳じゃないけどさ。ただ…」
やえ「…ただ?」
京太郎「…そんな綺麗なやえさんに格好良いって言われるとドキッとする」
やえ「ふふ…やだもう…お世辞が上手なんだから」ニマー
京太郎「って言いながら顔にやけてるぞ」クスッ
やえ「だ、だって…仕方ないもん…」
やえ「もう私…京太郎君に何もかも壊されちゃったんだから…♪」ギュッ
やえ「頼りになる先輩になんて…もう…戻れない…よ?」
やえ「…ダダ甘で…京太郎君に依存しっぱなしな…小走やえになっちゃったんだから…♥」
やえ「…そういう私は…嫌?」
京太郎「…嫌な訳あるかよ。寧ろ…光栄だっての」チュッ
やえ「ん…♪おでこキス…ぅ♥」ポォ
京太郎「キスだけで蕩け過ぎ…」チュッ
やえ「そ、そんな事言いながら一杯…キスしてぇ…♥」ブルッ
京太郎「はいはい。呆けてないで…今日は特訓なんだろ」
京太郎「俺も試したい事色々あるし今日も頑張ろうな」
やえ「…うん。あ、でもその前に…」
京太郎「ん?」
やえ「…もっかいおでこチュー欲しいな…♥」
>>+2
00~50 成功
51~99 大成功
※雀力15+仲3で+18
尚、71以上だと重力世界カウンターの溜まります
>>大成功(重力世界カウンター -1)
京太郎「ん…どうだった?」
やえ「今日は実入りが多かったかな」
やえ「色々な事を学ぶ事が出来たよ、ありがとうね」クスッ
京太郎「いや、こっちこそ付き合ってくれてありがとう」
やえ「ううん…でも…」
京太郎「ん?」
やえ「能力なしで打とうとする京太郎君は…ちょっと窮屈そうだったかな」
京太郎「あー…ごめんな。手を抜いてた訳じゃないんだけど…」
やえ「分かってるよ。それに…そのお陰で今日は新しい事に気づく事も出来たし…」
やえ「ただ、そのままじゃ凄い大変そうだから…また何時でも言ってね」
やえ「私で良ければ何時でも練習相手になるから」
京太郎「おう。ありがとうな」
やえ「うん…♪えへへ…」
京太郎「どうかした?」
やえ「…うん…なんていうか…ね」
やえ「京太郎君の役に立てている事が…今、無性に嬉しくて」クスッ
京太郎「…やえさんは何時だって俺の事支えてくれてたじゃないか」
京太郎「役に立ってない事なんてないよ」
やえ「…全国放送の時は私に感謝してくれなかったのに?」
京太郎「ぅ…そ、それは…」
やえ「ふふ…♪大丈夫だよ、別に拗ねてる訳じゃないから」
やえ「ただ…この前の特訓から…恩を受けてばっかりで…何も返せていないって思ってたんだよね」
やえ「だから…それを京太郎君に返せている実感があって…今、とっても嬉しいの」
京太郎「…やえさん」
やえ「…私はもう…前みたいな『小走先輩』には戻れないけど…」
やえ「でも…私は…『小走やえ』で…頑張るから」
やえ「これからも…側にいてくれる?」
京太郎「…あぁ。あたりまえだよ」
京太郎「ずっと側にいる…一生離すもんか」
やえ「ん…♪約束…だよ♥」
【System】
須賀京太郎の雀力が1あがりました
小走やえの雀力が1あがりました
重力世界カウンターが4になりました
【高校三年 ―― 10月第三週】
京太郎「(…まぁ、やえさんにはああ言ったものの…だ)」
京太郎「(ずっとこのままなんて…本当に出来るんだろうか)」
京太郎「(出来る訳…ないよなぁ…)」
京太郎「(常識で考えれば…重婚なんて不可能な訳だし…)」
京太郎「(そもそも出来たとしても…それを維持するのにどれだけ大変か…)」
京太郎「(…でも…嘘じゃないんだよなぁ…)」
京太郎「(俺は…誰も手放したくない)」
京太郎「(それは明らかに俺の我儘だけど…でも…)」
京太郎「(…こんな事になって尚…俺はどうしてもその気持ちを否定する事は出来ないんだ)」
京太郎「(それがどういう事か分かっても尚…頭の片隅にちらついて…ホント…自分勝手だ)」
京太郎「(だけど…その自分勝手を…貫く為には収入がいる…)」
京太郎「(みんなを養っていくだけの…十分な収入が)」
京太郎「(それを得られるのは…俺の選択肢の中じゃ麻雀プロくらいしかない…)」
京太郎「(既にその道は開けているけど…でも、その先でつまずく可能性だって高い訳だし…)」
京太郎「(だからこそ…今は脇目もふらず…前に向かって強くならないとな…)」
>>+2
末尾16 憧しずと練習
末尾27 灼と気晴らし
末尾38 玄とアルバイト
末尾49 やえさんと特訓
末尾50 ネト麻
>>憧しずと練習
穏乃「京ちゃん京ちゃん…」クイクイッ
京太郎「……ん?…お、おう…しずか」
穏乃「…大丈夫?」
京太郎「はは。大丈夫だって」
穏乃「でも…」
憧「…大丈夫なようには見えないわよ」ハァ
京太郎「憧まで…ってかしずも何時から俺の部屋に…」
憧「さっきノックしたし、アンタも返事したわよ」
京太郎「…悪ぃ。全然覚えてない…」
憧「まったく…心ここにあらずって感じね」ハァ
京太郎「…すまん。しっかりしなきゃいけないとは思ってるんだけど…」
穏乃「…ううん。京ちゃんは悪くないよ」ギュッ
京太郎「しず…」
穏乃「…悩み事…そんなに大変なんだよね?」
京太郎「…あぁ。まだどうしても…答えが出ていなくて…さ」
穏乃「で…それはやっぱり私達には話せないんでしょ?」
京太郎「…あぁ。すまない…」
憧「良いわよ。別に…謝らなくても」
憧「…寧ろ、あたしたちの方こそごめんね」
京太郎「え…?」
憧「そんな京太郎にしてあげられる事って気晴らしくらいしかないから…さ」シュン
京太郎「…憧」
穏乃「…私も…ごめんね。力になれなくって…」
京太郎「…違う。二人とも悪くなんか…ない」
京太郎「悪いのは…俺なんだ。お前らに話す勇気がどうしても出せない…俺なんだよ」
憧「…京太郎」
京太郎「…でも、まさか…そこまで心配かけてたなんて…な。悪い…まったく気づかなかった…」
穏乃「…当然だよ。だって…もう二ヶ月だもん…」
憧「そうよ。放置プレイもいい加減にって普通は怒るトコロよ」
京太郎「…はは。そうだな…悪い…」
京太郎「…ま、うじうじしてても仕方ないしな…!」
京太郎「…よっし…!それじゃ…気晴らしに付き合ってもらおうか」
穏乃「よし!じゃあ、山だね!!」グッ
憧「やめてよ、私、しっかりメイクしてるんだから…」
穏乃「えー…憧付き合い悪い…」
憧「そもそも気晴らしで即山ってなるしずがおかしいの」ハァ
穏乃「じゃあ、憧は何が良いと思うの?」
憧「そりゃ普通に考えてショッピングとかでしょ」
穏乃「ショッピングかぁ…あ、私新しいジャージ欲しい」ハーイ
憧「はいはい。じゃあ、京太郎はショッピングどう?」
京太郎「おぅ。それも良いな」
京太郎「ただ…どうせだし賞品もつけないか?」
穏乃「賞品?」キョトン
京太郎「今から麻雀やって…一番になった奴は」
京太郎「最下位になった奴に何か買ってもらえる…とかさ」
憧「あ、それ良いわね」
穏乃「えー…私、今月あんまりお小遣いないのに…」
京太郎「大丈夫だって。俺も憧もそんな高いもの頼んだりしないしさ」
憧「そうそう。精々、新しいルージュくらいよ」
穏乃「憧が買うのって3000円以上する奴ばっかりじゃん…!」
憧「仕方ないでしょ、アレが一番、肌に合うんだから」
京太郎「よーし。じゃあ多数決により決まりだな」
穏乃「ぅー…ぜ、絶対に負けられない…!」ゴゴッ
憧「さーて…何買ってもらおうかなぁ」ウキウキ
>>+2
00~50 成功
51~99 大成功
※雀力15+仲3で+18
尚、71以上だと重力世界カウンターの溜まります
>>大成功(重力世界カウンターが一個減ります)
京太郎「ぬあー…」ドサ
穏乃「やった!捲った!!」
憧「って事はまた京太郎が最下位ね」
京太郎「うぐぅ…まさかこうもコテンパンにされるとは…」
憧「…最初からそのつもりだった癖に」ボソッ
京太郎「ぅ…何の事だ?」
憧「べっつに」クスッ
憧「ただ…相変わらず不器用だなーって思ってね」
京太郎「…一応、言っとくけど手は抜いてないからな」
憧「分かってるわよ、そんなの」
憧「能力がない中で全力は出したんでしょ」
京太郎「…気づいてたのか」
憧「最初の一回からしておかしかったもの。当然でしょ」
京太郎「…ごめんな。ちょっと今、色々と練習中でさ」
憧「そうなんだ…まったく…それならそうと先に言ってくれたら良いのに」
京太郎「それで手を抜かれるのも腹が立つしさ」
憧「まぁ…しずが全力で打つってのは難しいと思うけど…」
憧「でも、何もわざわざ餌ぶら下げなくても良かったんじゃない?」
憧「ほら、しずってばあんな風になってるし」チラッ
穏乃「えへへー♪何買ってもらおうかなぁ…♪」ニマー
穏乃「お揃いのジャージとか良いかな…?」
穏乃「あ、でも…ジャージとかだと高いかも…」
穏乃「ちょっと高級なお菓子とかにしとくべき…?」ウーン
京太郎「…ダダ漏れだな」
憧「ダダ漏れね」クスッ
憧「でも…ああいうところが可愛いでしょ?」
京太郎「…あぁ。そうだな。かわいいよ」
憧「うん。で、…あたしは?」
京太郎「…それを聞くのかよ…」
憧「当然でしょ。しずだけ不公平じゃない」
京太郎「…可愛いよ」
憧「どんな風に?」クスッ
京太郎「…そういう小悪魔的なトコロも含めて可愛いです」メソラシ
憧「ふふ…京太郎ってば…結構、Mなところもあるよね…♥」
京太郎「や、やめてくれよそういうの」カァ
憧「ごめんごめん。…ま、何が言いたいかって言うとさ」
憧「京太郎にはそんな可愛い幼馴染が二人もついてるんだから」
憧「どんな相談事でも…我慢できなくなったら言いなさい」
京太郎「…憧」
憧「例えどんな内容でもあたし達は幻滅したりしないから」
憧「何時だって…京太郎の側にいるから…ね」
京太郎「…おう」
穏乃「決めたよ!!」
京太郎「あぁ、どうするんだ?」
穏乃「私、やっぱりお菓子にする!」
穏乃「でね、みんなで分けて食べよ?」エヘヘ
憧「そう。じゃあ、あたしは三人分お揃いのジャージをリクエストさせて貰おうかしら」
京太郎「憧ってば遠慮ねぇなぁ…」
憧「あら…嫌なの?」
京太郎「…嫌じゃねぇよ。寧ろ、憧が言わなきゃ俺が言おうとしてた事だ」
穏乃「で、でも…ジャージって3つも買うと結構高いよ?」
京太郎「良いんだよ。俺もちょうど、ジャージ欲しかったところだし」
京太郎「それに普段お金とか使わないしなぁ」
京太郎「たまのデートの時くらい格好つけさせろよ」ナデナデ
穏乃「京ちゃん…」
憧「そうそう。だからしずも遠慮せずにもうちょっと高いものにしときなさい」クスッ
京太郎「ホントお前遠慮しねぇな!!」
【System】
須賀京太郎の雀力が1あがりました
高鴨穏乃の雀力が2あがりました
新子憧の雀力が(前回分と合わせて)1あがりました
須賀京太郎の重力世界カウンターが3になりました
【高校三年 ―― 10月第四週】
京太郎「(…ま、あんな風に生意気な事を言っても…憧だしな)」
京太郎「(結局のところ…ジャージ代ちょっと出されちまった…)」
京太郎「(まぁ、大半は俺が出してるから精々自分の分くらいなものなんだけど…)」
京太郎「(しずの奴がトイレにいってる間に…押し付けてきやがって…)」
京太郎「(まったく…口では偉そうな事言いながら…意外と尽くすタイプなんだから)」
京太郎「(アレはアレで…ちょっと将来が心配だよな)」
京太郎「(悪い男に引っかかったりしたら…と思うと嫌な予感が過るくらいに)」
京太郎「(…まぁ、俺が絶対、そんな事させないけどな)」
京太郎「(未だに俺は憧には世話になってるし…頭もあがらないし…)」
京太郎「(…あいつにはちゃんと幸せになって欲しい)」
京太郎「(…まぁ、そのための課題は山積みなんだけどなぁ…)」
京太郎「(…俺の記憶が消える理由が思っている通りなら…)」
京太郎「(俺はその悪い男以上に酷い事やってる訳だし…)」
京太郎「(…やばい。また自己嫌悪が沸き上がってきた…)」
京太郎「(ここまで来たんだし…いい加減割り切れば良いのにな…)」ハァ
京太郎「(…ま、下手な藪突いて落ち込むよりも…今週の予定を建てるか)」
>>+2
末尾偶数 灼と気晴らし
末尾奇数 玄とアルバイト
>>玄とアルバイト
京太郎「んーっと…」ノビー
玄「あれ?京太郎君、どうしたの?」
京太郎「あぁ…ちょっと最近、寝不足気味でな」
玄「大丈夫?」
京太郎「あぁ、大丈夫大丈夫」…フアァ
玄「あんまり大丈夫そうには見えないけど…」
京太郎「…悪い。接客業なのにあくびはまずかったな…」
玄「ううん。お客様も今は居ないし大丈夫だけど…」チラッ
玄「…うーん…ごめんね。やっぱり奥で休んでって言えるほど暇じゃないみたいだし…」
京太郎「いや、良いよ。体調整えられなかったのは俺の責任だしさ」
京太郎「それにまぁ動いてれば眠気もなくなるし…大丈夫だよ」
玄「…うん。じゃあ…今日もよろしくね」
京太郎「おう。こっちこそ今日もよろしくな」
>>+2
00~50 成功
51~99 大成功
※バイト力6+ラキスケ3で+9
>>大成功
京太郎「ん…ふぁぁ…」
玄「京太郎君、お疲れ様」
京太郎「おう、玄もお疲れ様な」
京太郎「そっちももうあがりか?」
玄「うん。もう一段落ついたみたいだし…」
京太郎「そっか…ふぁぁ…」
玄「…そんなに眠いの?」
京太郎「あぁ…ごめんな。仕事終わって気が緩んだみたいで…」
玄「ううん。お仕事中はしっかりやってくれたし問題ないよ」
玄「ただ…そんなに眠いならちょっと休んでいく?」
京太郎「…それって」
玄「あ、ち、違うよ…!?」カァァ
玄「そ、そういう意味じゃなくて…本当に寝るだけ!寝るだけだから…!」マッカ
玄「い、いや、寝るだけって言っても変な意味じゃなくて…あの…あの…はぅ」プシュウ
京太郎「あー…」
京太郎「…大丈夫か?」
玄「ぅ…うぅ…ん…」プルプル
京太郎「そっか。それなら良かった」ナデナデ
玄「えへー♪」
玄「って…あ、そうじゃないそうじゃない…」
玄「それで…京太郎君はどうする?」
京太郎「あー…いや、お言葉は嬉しいんだけどさ」
京太郎「でも、最近、寝ようと思っても寝られないから…」
玄「何か悩み事でもあるの?」
京太郎「あー…まぁ、そんな感じかな」
玄「…私達の事?」シュン
京太郎「あぁ、違う違う」
京太郎「玄たちの事は…俺ももう納得してるよ」
京太郎「自分が情けないとは思うけど…でも、まぁ、それだけだし」
玄「…じゃあどうして?」
京太郎「…悪い。その辺は言えない」
玄「…言えない?」
京太郎「あぁ。それを言ったら…迷惑掛かるのは俺だけじゃないんだよ」
京太郎「ヘタをしたら…大変な事にもなりかねないから…さ」
京太郎「だから、悪いけど…こればっかりは俺自身が解決をつけるしかないんだよ」
玄「…そっか。そう…なんだ…」シュン
京太郎「…ごめんな。心配してくれたのに」
玄「ううん。大丈夫…」
玄「あ、でも…それなら…それなら…ね」チラッ
京太郎「ん?」
玄「…添い寝とか…どうかな?」
京太郎「…添い寝?」
玄「う、うん…あ、え、エッチな事はなしだよ」カァ
京太郎「い、いや、それは分かってるけど…」
玄「私も…たまーに眠れない時とかあって…」
玄「でも、そういう時はおねーちゃんに添い寝してもらうと…ちゃんと眠れるから…」
玄「だから、京太郎君もそうかなって…」モジモジ
京太郎「でも、良いのか?」
京太郎「添い寝って事は…数時間そうして一緒にいる事になるんだぞ?」
京太郎「折角仕事終わったんだし…他にやりたい事とかないのか?」
玄「うん。私も今日は疲れちゃってるから…」
玄「実はね、もう寝たかったりして…」エヘヘ
玄「だから…京太郎君さえ良ければ…どうかな?」
京太郎「…本当にエッチなのはなしなんだよな?」
玄「も、もぉ…!お、おねーちゃんじゃないからそういう嘘つかないよ…!」カァァ
京太郎「はは。悪い悪い」
玄「…で、でも、京太郎君が…そういう事した方が眠りやすいなら頑張る…けど…」チラッ
京太郎「…いや、流石にそれはちょっと不義理が過ぎるし…さ」
京太郎「悪いけど…普通に添い寝頼むわ」
玄「…うんっ♪」ニコー
【玄のお部屋】
京太郎「…ん」モゾッ
玄「どう…かな…?眠れそう?」
京太郎「…あぁ。暖かくて…気持ち良いな」
玄「えへ…♪」ギュッ
玄「良かった…じゃあ…一杯気持ち良くなってね…」
京太郎「…なんかそれ…言い方エロいぞ…」
玄「え、エッチじゃないもん…そのままの意味だもん…」
京太郎「そうは聞こえなかった…けど…な」
玄「むぅ…そんな事言う京太郎くんは…こうだよ…っ」ナデナデ
京太郎「む…」
玄「…こうすると余計眠くなっちゃうでしょ?」
京太郎「く、玄の癖に…生意気な…」
玄「ふふ…私だってやる時はやるんだよ…♥」
玄「…だから、こういう時は頼っても良いんだからね?」
玄「添い寝くらい何時でもしてあげるから…」ナデナデ
京太郎「…ごめ…んな…」
玄「謝らなくても良いのに…」
京太郎「…ん…おや…すみ…」スゥ
玄「…うん。おやすみ…京太郎君…♥」チュッ
【System】
須賀京太郎のバイト力が2あがりました
その夜、須賀京太郎は久しぶりにゆっくりと眠れたようです
最終更新:2014年02月03日 22:52