アットウィキロゴ

小学5年生――10月

【小学五年 ―- 10月】

京太郎「(アレから色々新子と頑張ってみたけど…)」

京太郎「(やっぱり音痴なんてすぐさま治るもんじゃねぇよな…)」

京太郎「(麻雀放り出してでも頑張ってるんだけどなぁ…)」

京太郎「(勿論、上達こそしてるものの…なんつーかそれだけって言うか…)」

京太郎「(-100が-95になるくらいの変化って言うか…)」

京太郎「(自分で歌を録音してみたけど、マジで酷いからな…)」

京太郎「(何とか出番までにはマシにしときたかったけど…今日が合唱コンクール当日だし…)」ハァ

京太郎「(だからと言って口パクなんかにしたら新子の努力を無駄にするし…本当…どうしよう…)」

京太郎「(って…次は鷺森クラスが歌うのか…)」

京太郎「(今まではそれどころじゃなかったけど…今度はちゃんと聞いてみるか?)」

京太郎「(でも…ちゃんと心を整えておかないと余計酷い事になりそうな気がするし…)」

京太郎「(…どうしようか…)」




>>+2
末尾偶数:どうせだし鷺森の合唱もちゃんと聞く
末尾奇数:いや、やっぱり大事なのは自分のクラスの方だ
































京太郎「(いや…鷺森には悪いけど…やっぱり自分のクラスが一番だ)」

京太郎「(ただでさえ俺が足を引っ張ってるんだ。何とかしないと…)」グッ

京太郎「(勿論、最優秀なんて無理だけど…せめて皆が恥をかかないくらいにはしないといけないからな…)」

京太郎「(だから…今は、新子が教えてくれた事を何度も確認しなおしてリズムと歌詞を刻み込む作業に戻らないと…)」

灼「~♪」





京太郎「(さて…そろそろ出番か…)」

京太郎「(大丈夫大丈夫…大丈夫だから)」ガチガチ

憧「……ほら」スッ

京太郎「あ…」

憧「…そんな緊張しない」

京太郎「…悪い」

憧「気にしない。アンタの気持ちも分かるしね」

京太郎「え?」

憧「あたしも…本当は心臓バックバクなの。触ってみる?」

京太郎「ば、馬鹿。触る訳ないだろ」カァァ

憧「はは。うん。そうよね」

憧「…でもね。本当にドキドキしてる。指揮者って…凄い重要だから」

憧「あたしの所為で…メロディ崩れちゃったらどうしようって…何時も思う」

憧「だから…さ。京太郎は…一人じゃないんだよ」

憧「少なくとも…ここに一人、同じくらい緊張してる奴がいるから」

憧「勿論、そんなの気晴らしにはならないかもしれないけど…」

憧「でも…あたしはそれにちょっとは救われてるから」

憧「一人じゃないんだって…京太郎が居てくれてるんだって…その気持ちが力になってる」

憧「…だから、出来れば京太郎も…あたしと同じように…力にして欲しいな」

憧「あたしと同じ気持ちに…なってくれると…良いな」

京太郎「…新子」

憧「…あ、そろそろ幕があがるね」

憧「…じゃ、指揮台の方に行ってくるから」

憧「…また後でね」フリフリ







京太郎「(あー…くそ…あいつはマジすげぇよな…)」

京太郎「(なんであんな風に思えるんだよ…くそ…)」

京太郎「(…あんな風に言われたら…さ。頑張るしかねぇじゃねぇか…)」

「…須賀。大丈夫か?」

京太郎「…あぁ、悪い。もう…大丈夫だ」

「そっか。でも…あんま無理すんなよ」

「そうそう。別に最優秀とかどうでも良いしな」

「うん。だから、思いっきり歌ってやろう」

「魂のシャウトは銀河を震わせるからな!」

京太郎「…皆……ありがとうな」

京太郎「…俺、頑張るから。思いっきり歌って…でも、お前らの邪魔しないように…頑張るからさ」





>>+2
00~30 やっぱり音痴には勝てなかったよ…
31~60 吹っ切れた所為で意外と聞けるレベルになった
61~99 奇跡のハーモニーが生まれてしまった
※王子様の効果と音痴で相殺されます































>>奇跡のハーモニーが生まれてしまった

京太郎「はぁ…はぁ…」

京太郎「(う、歌ってるので必死で…良く分かんなかった…)」

京太郎「(ど、どうだ…?せ、成功したのか…?)」

京太郎「(皆に…恥をかかせないで済んだのか…?)」チラッ

京太郎「(…あぁ、皆…ポカンとしてるわ…)」

京太郎「(俺…やっぱりダメだったのか…)」

京太郎「(皆…ごめん…憧…本当にすまん…俺は…)」


パチ…パチ


京太郎「…え?」


パチパチパチパチパチ


京太郎「え…あ…う…嘘…だろ」ジワッ

「…嘘じゃねぇよ!すげぇな須賀!」

「凄かった…本当に凄かったよ!」

京太郎「い、いや…お俺は何もしてねぇって…」

「練習より何倍も良い曲になったのに何を言ってるんだよ!」

京太郎「ち、ちげぇよ。そ、それは…皆のお陰で…お、俺は何も…」

憧「…京太郎」

京太郎「あ、新子…」





憧「…凄かった。感動…したよ」ジワッ

京太郎「あ…」

憧「…あたし…信じて良かった…」

憧「…アンタなら…ちゃんと本番は成功させてくれるって…そう信じて」グスッ

憧「良かった…良かったよ…ぉ」ポロポロ

穏乃「…ほら、京太郎」

京太郎「あ…そ…そうだな」ソッ

京太郎「…ごめんな…心配かけて」

憧「なんで…あ、謝る…のよ」

京太郎「いや…泣くほど心配掛けてたみたいだし…」

憧「違う…もん。別に…心配なんてしてないし…」グスッ

憧「ちゃんとあたしは信じてたし…こうなるって分かってたんだから…」グジグジ

憧「な、泣いてるのも…別にアンタがまた落ち込んだりしなくて安心してるなんて事…ないんだから…」

憧「でも…でも…今は…涙ちょっとだけ…胸を貸して…」

京太郎「…おう。それくらい…お安いご用だ」

京太郎「お前が俺を叱咤してくれなきゃ…俺は絶対にここまで来れなかった」

京太郎「お前が練習に付き合ってくれなきゃ…絶対に成功しなかった」

京太郎「だから…幾らでも…貸してやるよ」

京太郎「一番…頑張ってくれたのは…俺じゃなくお前なんだからさ」ナデナデ

憧「ば…かぁ…」ポロポロ













【System】
新子憧の思い出が14になりました。
新子憧の好感度が16あがりました。
現在の新子憧の好感度は78です。
須賀京太郎はメリットスキル【本番に強い】を手に入れました。
このスキルは大会や演劇の場面で判定に+3の補正をかけるスキルです。
最終更新:2013年09月22日 01:38