アットウィキロゴ

高校三年――12月第一週~第三周

【高校三年 ―― 12月第一週】

京太郎「(さて…レジェンドのお陰で…大分、能力の開発が進んだな…)」

京太郎「(後はこれをどう活かすか…俺次第だ)」

京太郎「(正直、まだそれらしいものが芽吹いただけで…使い物になるかどうかは分からないんだから)」

京太郎「(レジェンドと試した時にはそこそこやれてたけど…でも、それが他の人に通用するかとなると別問題だし…)」

京太郎「(まだはっきりと馴染んでいる訳でもなくて…この辺は要練習…だな)」

京太郎「(それに弘瀬選手の牌譜やビデオを見てその打ち筋を習得しなきゃいけない)」

京太郎「(…出来ればただの習得や模倣じゃなくて…それをオカルトに昇華したものに…)」

京太郎「(そう考えるとやる事は山積みだな)」ハァ

京太郎「(大会までもう三ヶ月しかないから…出来るかどうかは分からないけど…)」

京太郎「(とりあえず一歩一歩確実に進めていかないと…)」

京太郎「(レジェンド相手に…アレだけの大口叩いたんだ)」

京太郎「(プロで活躍出来る程度の男には…なっておかないとな)」

>>+2
末尾16 憧しずと練習
末尾27 灼と気晴らし
末尾38 玄とアルバイト
末尾49 やえさんと修行
末尾50 レジェンドと特訓


































>>玄とアルバイト

京太郎「んー…」

玄「京太郎君、何か悩み事?」

京太郎「あぁ、玄か。いや、悩み事ってほどじゃないんだけどなぁ…」

玄「…もしかして私達の事?」シュン

京太郎「あぁ。違う違う」

京太郎「それも考えてはいるけれど…でも、悩みってほどじゃないし」

京太郎「それは俺が絶対に答えなきゃいけない…課題みたいなもんだしな」

玄「じゃあ、何を唸ってたの?」

京太郎「いや…やっぱ新しい打ち方を覚えるって大変だなと思ってな」

玄「新しい打ち方…?」

京太郎「あぁ…ちょっとな。大会に向けての特訓中って奴」

玄「へー…京太郎君また強くなっちゃうの?」

京太郎「ま、強くなれるかどうかはまだ分かんないけどな」

京太郎「色々試行錯誤した結果、裏目に出るなんて事は珍しくないし」























玄「…大丈夫だよ」

京太郎「ん?」

玄「京太郎君ならきっと大丈夫。きっとまだまだ強くなれるよ」ニコッ

京太郎「…どうしてそう思うんだ?」

玄「だって、京太郎君は最初は私達の中で一番弱かったでしょ?」

京太郎「はっきり言うなおい…」

玄「ご、ごめん…でも、今は皆の中で…ううん、男子高校生の中で一番強いじゃない?」

京太郎「ん…まぁな」

玄「ここまで来るのにいろんな事があったけれど…」

玄「でも、京太郎君は全部乗り越えたからこそ…今があるんだよ」

玄「勿論、私はその全部を知らないし…完全に共感してあげる事は無理だけど…」

玄「でも、テレビ越しでもはっきりと分かるくらい京太郎君が苦しんでいたのは分かる」

京太郎「…玄」

玄「それを何度も乗り越えてきた京太郎君だから…」

玄「障害は常に乗り越えた京太郎君だから…大丈夫だよ

玄「私は…そう信じてるし…応援もしてるよ」




















「女将、暇だからってあんまりいちゃつかないで下さい」

玄「ふぇえぇ!?ち、違いますよぉ…!」フルフル

「須賀も女将泣かせるんじゃねぇぞ。こんな良い子めったにいないんだからな」

京太郎「はは。分かってますよ」

玄「はぅぅ…っ」カァァ

「なんだその余裕…!くそ…もげちまえ…!」

京太郎「もげるって何がですか」

玄「あ、あの…京太郎君…?」

京太郎「ん?」

玄「わ、私の事良い子って…本当…?」モジモジ

京太郎「当たり前だろ。俺の事心配してわざわざ元気づけに来てくれた訳だし」

京太郎「玄は良い子だよ、俺なんかには勿体無いくらいだ」

玄「えへ…えへへへー…♪」ニコー

「惚気頂きました…っと…女将、お客様ですよ」

玄「はーい♪ようこそ松実館へ!」ニコニコ

京太郎「…よし。んじゃ、俺もちゃんと仕事しますか」


>>+2
00~50 成功
51~99 大成功
※バイト力6ラキスケ思い出で+12

































>>大成功

京太郎「(っし…今日も終わりか)」ノビー

玄「お疲れ様。京太郎君」

京太郎「おう、玄もお疲れ様な」

玄「うんっ♪」

玄「あ、そうだ…クリスマスなんだけどね…」

京太郎「やっぱ都合悪いか?」

玄「ううん。色々と調整して開けてもらったよ」

京太郎「本当か?悪いな…そこまでさせて…」

玄「ううん。今回の件は私達が巻いた種でもあるし…」

玄「おねーちゃんも私も大丈夫だから…」

京太郎「…そっか。良かった」

玄「うん。あ、ところで確認なんだけど…」

京太郎「ん?」

玄「するのって話し合いだけじゃない…よね?」
















京太郎「まぁ、一応、同窓会って名目だしなぁ」

玄「じゃあ、こっちから幾つか料理とか飲み物とか持って行くね」

京太郎「いや、そういうのは全部、こっちで用意するぞ」

玄「ううん。これくらいやらせて欲しいの」

京太郎「でもさー…」

玄「それに…先生が来るならお酒とかも必要でしょ?」

京太郎「あー…確かに…」

玄「うちはおねーちゃんがいるからお酒も買えるし…」

玄「移動手段もあるから…任せて欲しいな」

京太郎「…すまん。じゃあ悪いけど…頼む」

玄「うん。お任せあれ」ニコー























【System】
須賀京太郎のバイト力が2あがりました































【高校3年生 ―― 12月第二週】

京太郎「(しかし…お酒かぁ…)」

京太郎「(レジェンドだけじゃなくってやえさんや宥さんも飲めるんだから幾つかあった方が良いよな)」

京太郎「(流石に俺らが飲んだりする訳にはいかないけど…あれば幾らか陽気にもなるだろうし)」

京太郎「(話の潤滑油にも使えるかもしれない)」

京太郎「(…一応、これで全員に話は通したし…)」

京太郎「(良いよって言ってくれはしたけれど…)」

京太郎「(当日がどうなるか…ちょっとまだわからないからなぁ…)」

京太郎「(少なくとも…朗らかな雰囲気にはならない事は確実だけど…)」

京太郎「(全員が冷静なまま話し合ってくれるかは分からないし…)」

京太郎「(…最悪の場合、身体張ってでも止めないとな)」

京太郎「(皆は自分のせいだと言ってくれてはいるけれど…)」

京太郎「(大元の原因は間違いなく俺の所為なんだ)」

京太郎「(俺は皆の事が大事で…だからこそ、こんな事になってしまっている訳だし…)」

京太郎「(俺がもっとしっかりとしてれば、こんな風に皆がギクシャクする事もなかったはずだ)」

京太郎「(その上・・大事な人同士が傷つけあうなんて決して見過ごせない)」

京太郎「(いざという時の為にも覚悟を固めておかないと…な)」


>>+2
末尾16 憧しずと練習
末尾27 灼と気晴らし
末尾38 玄とアルバイト
末尾49 やえさんと修行
末尾50 レジェンドと特訓




































>>灼と気晴らし

京太郎「という訳でとりあえず全員からの了承は貰えたぞ」

灼「…そう」

京太郎「しかし…本当にこれで良かったのか?」

灼「…どういう事?」

京太郎「だって…折角のクリスマスにあんな集まり計画して…さ」

京太郎「他の日でも集まる事が出来たんじゃないかなって…」

灼「…うん。確かに出来ただろうけど…」

灼「でも、問題な…」

京太郎「どうしてそう言い切れるんだ?」

灼「そんな話し合いなんて…長く続いたりしないから…」ニコッ

京太郎「…え?でも…」

灼「勿論…お互いに話したいこととか色々あるだろうけど…」

灼「でも、それだって永遠と続く訳じゃないし…」

灼「とりあえず全員の了承が取れれば良い訳だから…数時間も掛からないはず…」
















京太郎「そんなに上手くいくのか?」

灼「…いかせるよ」

京太郎「灼…」

灼「大丈夫…お姉さんに任せて…」

灼「私が必ず…全部の関係に決着をつけて…」

灼「京太郎が後顧の憂いなく…大会に向き合えるようにするから…ね」ニコッ

京太郎「…それは有難いけど…でも、無理はするなよ」

京太郎「どうなったって…俺の責任なんだ」

京太郎「悪いのは俺で…灼も…他の皆も悪く無いから…」

灼「…こら」ペシッ

京太郎「いてっ…」

灼「…そうやって何かも背負い込もうとしちゃダメだよ」

京太郎「…でもさー…」














灼「何度も言うけど…悪いのは京太郎だけじゃないよ…」

灼「皆…後ろめたいところは間違いなく持ってるんだから…」

灼「だから…そういうのは考えない事」

京太郎「…悪い。やっぱりそれは…難しいよ」

京太郎「俺もそうしたいけど…でも…こうして俺の所為で皆が疎遠になってるのは事実なんだ」

京太郎「それを忘れる事なんて…考えない事なんて出来やしないよ」

灼「…京太郎はやっぱり…まだ子どもかな」クスッ

京太郎「ぅ…いきなりなんだよ…」

灼「私達が疎遠になってるのは別に京太郎の所為だけじゃないって事…」

灼「皆阿知賀での生活を終えて…それぞれ新しい生活がスタートしてるんだから…」

灼「京太郎の事がなくっても似たような事にはなってたはず…」

京太郎「でも…それは今よりも…マシだったかもしれないじゃないか」

灼「かもの事を言い出したら…際限なくなるって頭の良い京太郎ならわかってるでしょ?」

京太郎「ぅ…それは…」













灼「そもそも京太郎がいなかったら私達はきっとこんなに強く結びつく事はなかった…」

灼「多分、私は阿知賀子ども麻雀教室にも参加していなかっただろうし…」

灼「ハルちゃんが帰ってきた事も知らなかったままだったと思う…」

灼「憧と穏乃は中学で疎遠になってそのままで…」

灼「玄は今も一人で麻雀部を守り続けていたかもしれない」

灼「宥さんは結局寒がりを治そうとも思わず…小走さんと友達になる事もなかったかもしれない…」

京太郎「それは…」

灼「勿論…これはもしもの話」

灼「でも、京太郎がいなかったら…十分にありえる未来だよ…」

灼「…でも、京太郎はそれを変えてくれた。私達を…強く深く結びつけてくれた」

灼「…だから、そんな風に落ち込む必要なんてないの」ナデナデ

京太郎「…灼」

灼「京太郎は一杯私達に嬉しいものをくれた…」

灼「だけど…私達はそれがもっと欲しくなって…独占したくなった…」

灼「それだけ…これはただ…それだけの話なんだから…」

灼「京太郎が悪くない訳じゃないけど…責任はないよ…」















京太郎「…なんだか今日は妙に俺にやさしいんだな」

灼「…じゃあ、もっと意地悪した方が良い?」

京太郎「いや、そ、そういう意味じゃなくってさ…」

京太郎「普段はもっと…厳しい言葉をくれるだろ?」

京太郎「正論だけど…耳に痛い言葉をさ」

京太郎「だから…こんな風に俺に甘い言葉をくれるのが意外で…」

灼「…それは…」

灼「私も…彼女たちと一緒だから」

京太郎「え?」

灼「…こうして大人ぶってるけれど…私だって女なんだよ…?」スッ

京太郎「あ、灼…?」

灼「…本当は私だって…独占出来るものならしたい…」

灼「それがどれだけ自分勝手で…いけない考えだって分かってても…」

灼「…どうしても京太郎を独り占め…したくなるの」ギュッ














京太郎「それって…」

灼「だから…私は京太郎を責められない…」

灼「それをしてしまったら…自己肯定にも繋がってしまうから…」

灼「何もかもを京太郎に押し付ける…卑怯な考えだから…」

灼「私は…もう良い子ではないけれど…でいけない子になってるけれど…」

灼「でも…卑怯な女にはなりたくない…から…」

京太郎「…灼…」

灼「……・…」

京太郎「俺は…その…その…」

灼「…ドキってした?」

京太郎「…え?」

灼「…冗談だよ、今のは冗談」クスッ

灼「それより…ほら、お汁粉冷めてるよ…?」

灼「温めなおしてあげる…ね」スッ

京太郎「あっ…」





















【System】
大天使アラタソの加護により次週の判定が自動的に大成功になります





























【高校三年 ―― 12月第三週】

京太郎「(…あの時の灼の表情…)」

京太郎「(アレは…決して嘘じゃなかった)」

京太郎「(今まで似たような嘘はやまほどついてきた灼だけど…)」

京太郎「(でも…あの瞬間の灼は…本当に顔を真っ赤にして…懺悔するようにつぶやいて…)」

京太郎「(それを嘘だなんて…思えるはずがない…)」

京太郎「(だけど…アレが嘘じゃないのなら…)」

京太郎「(灼も…俺の事をそんな風に思ってくれているのか?)」

京太郎「(…いや…でも、あいつは今まで他の皆に塩を送るような真似をして…)」

京太郎「(今回の件だって…そもそもレジェンドと俺を仲直りさせるつもりで…だから…)」

京太郎「(普通はそんな事しないけど…でも、灼は凄い良い奴で…自分が身を引く事をまず第一に考える奴で…)」

京太郎「(…あーっ!くっそ…分かんねぇ…!)」

京太郎「(なんだよ…俺…全然…何も分かってないじゃないか…)」

京太郎「(灼の事だって幼馴染で…他の奴よりも遥かに分かっているつもりだったのに…)」

京太郎「(こんな俺が…どうして皆に…そんな気持ちを向けてもらえるんだ?)」

京太郎「(普通に考えればあり得ない…あり得ない…はずなのに…)」フゥ

京太郎「(…でも、これが…現実なんだよなぁ…)」

京太郎「(だとしたら…俺は…)」




>>+2
末尾16 憧しずと練習
末尾27 宥さんとお散歩
末尾38 玄とアルバイト
末尾49 やえさんと修行
末尾50 レジェンドと特訓

































>>宥さんとお散歩

京太郎「…はぁ」

宥「…どうかしたの…?」

京太郎「あ、いや…その……ごめん。なんでもないんだ」

宥「…そんな風には見えないけれど…」

京太郎「いや…本当になんでもないんだ。ただ…最近、ちょっと練習ばっかで疲れててさ」

宥「……そう」

宥「じゃあ、あそこのベンチで休憩する?」

京太郎「あ、いや…」

宥「…疲れているんでしょ?」

京太郎「…うん。そうだな。休憩するか」

宥「うん…♪」ニコー














京太郎「…ごめんな、気を遣わせて…」

宥「ううん。大丈夫だよ」

宥「私も寒くてそろそろ暖かいものが欲しかったところだし…」

京太郎「あ、じゃあ、俺がジュース買ってくるよ」

宥「…うん。お願いするね」

京太郎「あいよ。何が良い?」

宥「レモンティが良いかな」

京太郎「了解。すぐに戻るから…もう少し待っていてくれ」

宥「うん。待ってるね」ニコー

京太郎「(…これは…余計に気を遣わせてしまったかな…)」

京太郎「(普段の宥さんなら…自分の分は自分で出すって言いそうなのに…)」

京太郎「(ここで素直に俺におごられるって事は…)」

京太郎「(いや、あんまり勘ぐりをするのは…やめておこう)」

京太郎「(それより…もう12月で宥さんにとっては寒い季節だし…)」

京太郎「(すぐに戻ってあげないと…)」















京太郎「っと…おまたせ」スッ

宥「ありがとう、きょーくん…」スッ

宥「あぁ…♥あったかぁい…♪」ポワァ

京太郎「はは。そこまで喜んでくれると買って来た甲斐があるよ」

京太郎「ま、冷めるとアレだし、早く飲んでくれよ」

宥「うん。ありがたく頂いちゃうね」ニコッ

宥「…あ、でも…その前に御礼が必要かな…?」

京太郎「い、いや、良いよ。俺が勝手にやった事だしさ」

宥「…じゃあ、これからの事も…私が勝手にやるから良いよね?」ニコッ

京太郎「…ぅ…それは…」

宥「…えいっ」ギュッ

京太郎「うわ…!?」

宥「ふふ…こうして抱きあうと…暖かいね…♥」

京太郎「う…ね、姉さん…」

宥「ん?なぁに…?」クスッ












京太郎「…これお礼っていうか姉さんがしたいだけじゃ…」

宥「…実はそれもあるけど…」

京太郎「やっぱり…」

宥「…でも、それだけじゃないよ。これは…こうして…」ナデ

京太郎「ん…」

宥「きょーくんをね…撫でてあげる為に…してるんだから」ナデナデ

京太郎「…姉さん…」

宥「…こうして撫でられると少しは気持ちも落ち着く…でしょ?」

京太郎「…ごめんな」

宥「ううん。私もこうして…きょーくんに撫でられると安心するから…」

宥「でも…謝るよりも…出来れば何を悩んでるのか教えて欲しいな」

京太郎「…やっぱりお見通しか」

宥「勿論…だって私はおねーちゃんだもん…♥」クスッ

宥「世界でただ一人…きょーくんのおねーちゃんなんだよ…?」

宥「どんな悩み事でも絶対にバカになんてしないから…」

宥「おねーちゃんに…少しだけでも話してみない?」













京太郎「…実は…さ」

京太郎「俺…なんにも分かってないだって事を…最近、実感して」

宥「実感?」

京太郎「あぁ…俺、幼馴染の…灼の気持ちさえ…ろくに気付けていなくて…」

京太郎「ずっと…知らず知らずの間とは言え…灼にいろんな事…相談していて」

京太郎「それで…あいつの事傷つけていたのに…ようやく…本当にようやく…気づいて…」

京太郎「だから…俺…俺…さ」

京太郎「…本当に…皆にそんな風に思われる価値があるのかって…そう…」

宥「…きょーくん」

京太郎「え?…んぐっ!?」

宥「ん…ぅ♪」チュッ

宥「はふぅ…♪れ…ろぉ…♥」チュル

京太郎「(し、舌が…!舌が俺の口の中に…!?)」












宥「ぷあ…♪ふふ…♥」

京太郎「ね、姉さん…いきなり何を…」

宥「…キス♥」

京太郎「いや、それは知ってるけど…どうして?」

宥「…だって、きょーくんがあんまりにも寂しい事を言うから…つい」

京太郎「寂しい事…?」

宥「うん…だって…それは私達の事を信じてないって事でしょ…?」

京太郎「いや…違う」

宥「違わないよ。だって…結果的には…私達の気持ちを疑ってるんだから」

京太郎「それは…でも…」

京太郎「俺が大事な事にも気づけないような奴で…皆をきずつけているのは…間違いないんだから…」

宥「…じゃあ、ソレ以外は?」

京太郎「え?」

宥「…きょーくんが私達の事を…傷つけるだけだった?」












京太郎「…いや…そんな事はない…と思う」

宥「うん。寧ろ…一杯私達の事嬉しくして…暖かくしてくれたよね?」

京太郎「…だけど、それが俺のやっている事が全て帳消しになる訳じゃ…」

宥「ねぇ…きょーくん。人間関係ってとても複雑なものだと思うの」

京太郎「え?」

宥「時に喧嘩したりもするし…意見の衝突もある」

宥「でも、だからって…それだけで相手の事を嫌ったりする?」

京太郎「それは…」

宥「違うよ。それだけで…人間関係は終わらない」

宥「寧ろ…人間関係って長期的に見るものだよ」

宥「たった一回の喧嘩や衝突じゃ中々壊れない」

宥「その関係が長ければ長いほど…さらに壊れにくくなる」

京太郎「…うん」








宥「…ね、きょーくん。」

宥「きょーくんと私が出会って…もう何年かな?」

京太郎「俺が小6の時だから…もう六年か?」

宥「…うん。きょーくんにとっては…人生の1/3だよね」

宥「私にとっても…大体、それくらいの間、きょーくんは側にいてくれてる」

宥「その間に色んな思い出があって…絆を深めて…」

宥「そうやってきょーくんは私以外の皆とも繋がりを深めてきた。…違う?」

京太郎「…違わない」

宥「じゃあ、その絆が…きょーくんがちょっと鈍感さんだからって壊れると思う?」

京太郎「それ…は…」

宥「壊れないよ。断言してあげる」

宥「だって…そんなもの皆知ってるんだから」

宥「特に…灼ちゃんなんかはそれをずっと思い知ってるはずだよ」クスッ

京太郎「ぅ…」













宥「…だからね。そんな風に自分を責めなくても良いんだよ」

宥「きょーくんが鈍感さんな事くらい皆もう分かってて…側にいるんだから」

宥「そんなきょーくんが欲しいからこそ…クリスマスに皆集まる事にしたんだよ」

宥「それに…きょーくんが鈍感な事に漬け込んでいる子もいるんだから…」

宥「そんな風に自分を責めたりしないで…ね…?」ナデナデ

京太郎「…姉さん…

宥「…それでもきょーくんが自分の価値を信じられないなら…」

宥「…私が囁いてあげる」

京太郎「え?」

宥「きょーくんがこの前、私にやってくれたみたいに…」

宥「きょーくんの素敵なところ…ずっとずっとささやいてあげる…♥」フゥ

京太郎「ぅ…み、耳は…」

宥「ふふ…こういうところだけ敏感さんなんだから…♪きょーくんのエッチ…♪」ハムゥ

京太郎「うあ…」ゾクゾクッ









宥「きょーくん暖かくなっちゃった…♥興奮…してる…?」

京太郎「こ、こんな事されて興奮しない訳ないだろ…!」

宥「ふふ…♪私も…だよ…♥p」

宥「私も…興奮してる…♪」

宥「だから…うん…そう。だから…」ギュッ

宥「…きょーくんにはそれだけの価値があるんだよ」

宥「こんなにエッチになっちゃうくらいの価値は…少なくとも私にとってはあるの…」

京太郎「…姉さん」

宥「それだけは…疑わないで欲しいな」

京太郎「…分かったよ。心配かけてごめんな」ギュッ

宥「…ん…♪」ニコッ

宥「良いんだよ…きょーくんだって不安になる事はあるんだし…」

宥「…それにちょっぴり役得だって…思ってたりして…」

京太郎「…役得?」











宥「こうして抱き合ってると…凄い暖かいから…♥」

宥「外の寒さなんて…まったく気にならないくらい…♪」

宥「心の奥から…ね。ポカポカしちゃうの…♥」

京太郎「ゆ、姉さん…それって…」

宥「これ…どういう…事なのかな…?」クスッ

宥「きょーくんは…分かる?」

宥「もし分かるなら…おねーちゃんに教えて欲しい…な♥」

宥「おねーちゃんの身体が…一体何を求めてるのか…♪」

宥「きょーくんが…今、何をしたいのか…♪」

宥「おねーちゃんの身体に…直接教えてくれる…?」

京太郎「こ、ここ外だぞ…」

宥「ふふ…♪じゃあ、お家なら教えてくれるんだよ…ね?」

京太郎「…あ」

宥「…お家に帰るのが楽しみ…♪玄ちゃんも呼んであげないと…ね…♥」チュッ




























【System】
堕天使マツミエル(姉)の加護により次週の成果が二倍になります
その後、須賀京太郎はたっぷりと松実姉妹に教えこむ事になったようです
最終更新:2014年02月03日 23:15