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高校三年――2月イベント

【高校三年 ―― 2月第一週】

…ホラオキテ

京太郎「んー…」モゾモゾ

オキテッテバ

京太郎「…後十分…」

ダメダヨチャントオキナイト

京太郎「ぅー」

ゥージャナイノ

京太郎「…分かった。起きる…起きる…よ」モゾモゾ

京太郎「ふぁぁ……ってあれ…?」


>>+2 そこにいたのは…
末尾16 憧としず
末尾27 灼
末尾38 玄と宥さん
末尾49 やえさん
末尾50 レジェンド



































>>憧としず

憧「おはよ」

穏乃「京ちゃんおはよー」

京太郎「…おう。おはよ」ファァ

京太郎「…でも、お前ら早くないか?」

京太郎「今日は四時集合じゃなかったっけ…?」

京太郎「まだ朝の七時だぞ」

憧「うん。まぁ…それはそうなんだけどね」

穏乃「えへへ…実は皆と相談して京ちゃんの誕生日会前に会いに言っても良いって事になって」

憧「それであたし達がその権利を勝ち取った訳」

京太郎「…勝ち取ったって何やったんだ?」

穏乃「麻雀でだよ」ニコー

京太郎「なるほど…」












京太郎「でも、そういうの気にしなくても何時でも来て良いんだぞ」

憧「まぁ、それはそうなんだけど…京太郎の家のキッチンじゃ全員入れないし」

穏乃「それに…前に入り浸りすぎって言われてるの皆気にしてるんだよ?」

京太郎「そう…なのか。すまん…」

憧「まぁ、仕方ないでしょ、実際年末年始のあたし達はちょっとネジが緩み過ぎてたし…」

穏乃「だから、皆で色々はなしあってルールを決めたんだよ」

京太郎「…そっか。なんか悪いな」

京太郎「でも…ルールって?」

憧「あ、それを話す前に…さ」スッ

京太郎「…ん?」

憧「…京太郎、誕生日おめでとう」ニコッ

穏乃「京ちゃんおめでとう!!」ギュー

京太郎「…おう。ありがとうな」ナデナデ



















穏乃「えへ…これを一番に言いたくて二人で頑張ったんだよね?」

憧「そうよ。だから、感謝してもらわないと」クスッ

京太郎「あぁ、何時も感謝してるよ」ナデナデ

穏乃「ふにゅぅ…♪」トロー

憧「あ、しずだけずるい…」

京太郎「憧も来るか?」

憧「い…良いの?」

京太郎「悪い訳あるかよ、ほら」コイコイ

憧「……ん♪」ソォ

京太郎「よしよし」ナデナデ

憧「ふへぇ…♪」ニヘラァ

京太郎「おうおう…憧もしずもちょっとなでただけで蕩けちゃって」

憧「だ、だって…ぇ…♪」

穏乃「京ちゃんの…手だもん…♪耐えられないよぉ…♪」















京太郎「そんなに特別なつもりはないんだけどなぁ…」

憧「女の子にとっては髪を触らせるくらい信用してる相手の手ってのは特別なのよ…♪」スリスリ

京太郎「…ぅ」ピクッ

穏乃「あ…京ちゃんピクッってしたぁ…♥」

京太郎「し、仕方ないだろ…」

憧「…何が仕方ないの?」

京太郎「…男にとって美人な幼馴染ってのは特別なの」ポンポン

穏乃「んふぅ…♪」ニヘラー

憧「えへへ…♪」トロー

京太郎「それよりそろそろ起きるから…」

憧「あ、ちょっと待って」

京太郎「え?」

穏乃「うん。その前に…着替えないといけないから」

京太郎「…着替え?」

憧「とにかく…五分…いや、十分だけその格好でステイよステイ」

京太郎「わかったけど…でも、犬じゃねぇぞ俺は」















【はっぷんごっ】

京太郎「……ん」

京太郎「(しかし…話す相手もいなくなって…こうしてベッドに居続けていると…だ)」

京太郎「(一度はなくなったはずの眠気がジリジリとにじり寄ってくるのを感じる)」

京太郎「(流石に二度寝したりはしないけどさ、うん。しないけど…)」

京太郎「(…でも、こうしていると…ちょっと…うん…ほんのすこしだけ眠く…)」ファァ

憧「…おまたせー」ガチャ

穏乃「京ちゃん、待たせてごめんね」

京太郎「おう。で、着替えって何…を…」

憧「ふふ、どう?」クルッ

穏乃「めーど服って奴だよー♪」ヴイッ

京太郎「……いや、待て」

穏乃「え?」















京太郎「(それはメイド服なんて上等なシロモノじゃなかった)」

京太郎「(なにせそれは脇腹や背中が大きく露出し)」

京太郎「(スカートもギリギリまで切り詰められたミニなものなんだから)」

京太郎「(色使いこそモノクロのシックなものではあるが、しかし、あまりにも布地が少なすぎる)」

京太郎「(服といよりも水着に近いそれはメイド服という言葉から連想する華やかなものからも落ち着いたものからも程遠い)」

京太郎「(どちらかと言えば見るものを誘惑し、興奮させようとするエロスを周りに広げるものだった…)」

京太郎「(しかも、二人とも髪に動物の耳を模したカチューシャを載せて…)」

京太郎「(メイドと言うよりは…猫耳エロメイド、犬耳エロメイドと言った方が幾分、実態に近い気がする)」

京太郎「…何処でそんなものを見つけたんだ…」

憧「ネットで見つけたのよ、面白いデザインだからついつい買っちゃって」

京太郎「お、面白いって言うか…それはエロ過ぎじゃね?」

穏乃「えへへ…♪実は私もちょっと恥ずかしいんだ」

穏乃「でもね、何時か京ちゃんの前で着ようと思って準備してたから…」フリフリ

京太郎「しっぽまでついてるのか…」

穏乃「うん♪どう?結構、可愛いでしょ?」フリフリ
















京太郎「いや、でも、お前らそんな格好で家の中歩きまわったら…」

憧「大丈夫よ、お義母さんもお義父さんも京太郎を起こしてる途中でおでかけされたから」

穏乃「今日は一日帰らないから楽しんでいってね、だって!」

京太郎「あいつら…息子の誕生日だって言うのに…」

憧「…まぁ、あたしたちが何をするつもりなのか察しているが故かもしれないけれど」

京太郎「…それは考えたくねぇなぁ…」

穏乃「でも、お陰でこの格好が出来るようになったし…ね」ニコー

京太郎「ぅ」

穏乃「ねね、京ちゃん。これ可愛い?」

京太郎「…いや、可愛いっていうかエロい」

穏乃「えー…ダメ?」ニャー

京太郎「…いや、ダメじゃねぇけど…割りと我慢がやばいというか何というか…」

穏乃「あはぁ…♪京ちゃんってエッチだぁ…♪」ニコー

穏乃「でも…今はまだダメーだよ?」

京太郎「え?」













憧「約束なのよ、先に来る人は何をやっても良いけれど…」

穏乃「後からくる皆の妨害とエッチだけはしちゃダメーってなってるの」

京太郎「そ、そう…か」

京太郎「ま、まぁ、そうだよな。後から来た皆と鉢合わせになったらまた乱交になりかねないし…」

憧「って言うか…確実になって誕生日会なんて雰囲気じゃなくなるからね」

憧「だから、前もってそれはダメって決めておいたから…」

憧「京太郎も手ぇ出しちゃダメだからね?」

京太郎「だ、出さねぇよ」

憧「…本当に?」

京太郎「ほ、本当だっての…!」

憧「じゃあ…こぉんなポーズしても…我慢出来ちゃう…?」雌豹のポーズ

京太郎「ぅ…」

憧「ほぉら…今なら…もうちょっとであたしのショーツ…見えちゃうわよ…♥」クスッ

憧「今日は…どんなのだと思う?普通なの?エッチなの?それとも…履いてないって事も…あるかもね…♥」















穏乃「あーこー…!」

憧「…もうこれくらい良いじゃない」

穏乃「ダメだよ、約束はちゃんと守らないと」

憧「はーい…じゃあ、そんな訳で…」

穏乃「今日は一日、私達が京ちゃんのお世話をするワン!」

京太郎「…わん?」

穏乃「うん。今日の私はワンちゃんメイドだからね!」

穏乃「ちなみに憧は猫なんだよ、可愛いでしょ」エヘヘ

憧「…一応、言っとくけど、あたしはにゃーとか言わないからね」

穏乃「えー…絶対言った方が可愛いのに」

憧「流石にそこまで羞恥心捨てられないの…!」カァ

京太郎「さっきエロポーズしてた奴が何を言ってるんだ…」

憧「そ、それとこれとは話が別なの…!」














憧「じゃ、とりあえず…ご主人様、お召し替えをさせていただきたいのですが…」

穏乃「お召し替え?」

京太郎「着替えって事だよ」

穏乃「そうなんだ…。京ちゃん…じゃなかった、ご主人様って物知りなんだね!」

京太郎「まぁ、こんな事知ってても何か得する訳じゃないけどなぁ…」

京太郎「っと…それよりお召し替えって事は…」

憧「はい。既にこちらのご準備させて頂いております」スッ

京太郎「…用意が良いなぁ」

京太郎「ってかこれ…俺の知らない服なんだけど…」

穏乃「えへへ、実は今日の誕生日プレゼントなんだよこれ」

穏乃「憧と私で京ちゃんにこんな服着せたいあんな服着せたいって…」

憧「ちょ…ば、バカ…!」

穏乃「え…?あ、ち、ちがうよ?」

穏乃「え、えっと…に、似合うかなって思って…選んできたから…」ワタワタ

京太郎「はは。ありがとうな」















京太郎「でも、着替えは流石に良いよ」

憧「いけません」

京太郎「いけませんって…」

穏乃「今日の京ちゃんはご主人様なんだからちゃんとメイドにお世話されなきゃダメだワン」

京太郎「とってつけたかのようにワンって言いやがって…」

京太郎「ってか、それってなんかおかしくないか…?」

穏乃「…ぅ?なんか変?」キョトン

憧「いえ、まったく、これっぽっちも、欠片たりともおかしな部分なんてありません」

京太郎「いや…でもさぁ…」

憧「……あぁ、もういいから!今更だしとっとと脱ぎなさいよ!」グイッ

京太郎「うわ…ちょ…や、止め…!」ボロンッ

穏乃「あ…っ♥」ビクッ

憧「ふぁぁ…っ♪」ウットリ
















憧「こ、これって…しゃぶれって…事…?」

京太郎「いや、待て、憧…」

憧「あ、朝起ちした後で…まだおしっこもしてない…オチンポから…♪」ゴクッ

憧「朝の…しぼりたて特濃ザーメン搾り出せっていう事…なのよね…♥」ハァハァ

京太郎「違うわ!とにかく…パンツ返せ!!」ズイッ

憧「…あ…」

京太郎「…ふぅ…とにかく…着替えは俺がやるから」

憧「…でも…あたし達はメイドだし…」

穏乃「そうだよ。ちゃんとお世話しないとメイドの意味ないよワン」

京太郎「じゃあ、メイドらしく俺の命令に従ってくれよ…」

京太郎「流石に着替えさせられるほど羞恥心捨ててないっての」

京太郎「選んでもらった服はありがたく着せてもらうから…今は退室」

憧「…はぁい」

穏乃「しょんぼり…」

京太郎「…まったく…」














京太郎「よ」

穏乃「あ、京ちゃん…わぁ…♥」

京太郎「どうだ?似合ってるか?」

穏乃「うんうん!すっごく格好良いよ!」

京太郎「そ、そうか」テレテレ

京太郎「でも…この服ちょっとイケイケ過ぎないか?」

憧「京太郎は身長も高いし、髪色も派手だから多少イケイケなくらいが似合ってるの」

京太郎「でも、これすげーチャラ男に見えるんだけど…」

穏乃「それくらいの方が女避けになるって憧が言ってたワン」

京太郎「…憧?」

憧「べ、別に似合ってない訳じゃないし…そ、それに女が寄ってきたら困るのは京太郎も一緒でしょ?」

京太郎「…ま、そうだけどさ」

京太郎「…ただ、もう一つ気になる事があるんだけど…」
















京太郎「…サイズが超ぴったりなのはどうしてなんだ?」

憧「え?」

穏乃「え?」

京太郎「えっ」

憧「それくらい普通でしょ」

穏乃「うん。スリーサイズの把握とか当然だよね」

京太郎「…なにそれこわい」

憧「…ま、まぁ、幼馴染だしね」

穏乃「そうだよ。何時も一緒にいるからそれくらい普通なんだワン」

京太郎「でも、俺、お前らのスリーサイズ知らないぞ…」

憧「教えた覚えもないのにそんなの知ってたら流石に引くわよ」

穏乃「…あんまり立派な身体じゃないから知られるのは恥ずかしいかな…」テレテレ

京太郎「…なんかすげー理不尽な気がする」
















憧「それより…はい、コーヒー」

京太郎「おう。ありがとうな」

穏乃「でも、京ちゃんってば良くブラックなんて飲めるよね」

京太郎「ま、大人のオトコって奴だからな」

穏乃「でも、最初の方すっごい顔して飲んでたよね」

憧「そうね。見てるだけで笑えてくるくらい」クスッ

京太郎「ぅ…今はちゃんと飲めるから良いんだよ」

穏乃「じゃあ、最初はどうして飲んでたの?」

京太郎「そ…それは…」

憧「…それは?」

京太郎「ぐっ…あ、憧は知ってるだろうが…」

憧「知ってる気がするけど…忘れちゃた♪」

京太郎「ぬぐぐ…」

穏乃「えー…憧だけ知ってるなんてずるいー…」

穏乃「私にも教えてよ」













京太郎「…まぁ、中学生特有のアレと言うか…」

穏乃「アレ?」

京太郎「だ、だから…ほら、分かるだろ?」

穏乃「………ぅ?分かんない」キョトン

京太郎「あーくそ…」

憧「ふふ…しずにそういう誤魔化しは効かないわよ」

京太郎「く…あー…まぁ、ほら…アレだよ」

京太郎「…早く大人になりたくて…背伸びしてたんだよ」

穏乃「背伸び?」

京太郎「そう。で、ブラックでコーヒー飲めたら…それっぽく見えるような気がして…な」

京太郎「最初はそれだけの…下らない理由だったんだよ」

穏乃「うーん…」

京太郎「…ん?」

穏乃「それって本当に下らない事なのかな?」

京太郎「え?」















穏乃「京ちゃんにとっては大人の男っていうのが目標だったんでしょ?」

京太郎「ま、まぁ…な」

穏乃「で、コーヒーを飲み始めたのはその為に努力してた訳で…」

穏乃「それがこうして今、好きなものになってるんだし」

穏乃「私は下らないなんて思わないよ」

穏乃「寧ろ、とてもすごい事だと思うな」

穏乃「だって、目標に向かって努力して…一つ成果が出せたんだし」

穏乃「やっぱり京ちゃんはすごいよ!」ニコー

京太郎「…はぁ、ったく…しずは…」

穏乃「え?なんかダメな事言った…?」

京太郎「…んな訳あるかよ」

京太郎「寧ろ…良い事言われすぎてこそばゆいくらいだ」

穏乃「…じゃあ、嬉しい?」

京太郎「…嬉しいよ、うれしいから…ちょっとこっち見るな」

穏乃「えー…」














穏乃「…京ちゃんにやけてる?」

京太郎「にやけてねぇよ」

穏乃「でも、頬緩んでるよ?」

京太郎「ぅ…わ、分かりきった事聞くんじゃねぇよ」カァァ

穏乃「…あは…京ちゃん可愛い…っ」ダキッ

京太郎「…あぁ、もう…だから見るなって言ったのに…」

憧「そんなものしずが聞く訳ないでしょ」クスッ

穏乃「えへへー…ごめんね、京ちゃん」

京太郎「…別に怒ってる訳じゃないから別に良いけどさ…」

穏乃「ん…じゃあこうしてギューしてても怒らない?」

京太郎「ま、今更だしな…」ナデナデ

穏乃「ふへー…♪」ニコー











憧「はいはい。いちゃついてないで…そろそろ朝ご飯食べないと」

京太郎「っと…そうだな。昼の都合もあるし」

憧「ま、昼はそうめんとか軽く済ませるつもりだけどね」スッ

京太郎「…その割には朝は豪華だな」

京太郎「鮭にほうれん草のおひたしに味噌汁につけもの…」

穏乃「1重上海って奴だよ!」

憧「一汁三菜ね。ま、一時間も掛かってないし、それほど豪華って訳じゃないけど」

憧「誕生日会までにお腹すいたってなるとあたしたちが何をしてるんだって事になりかねないし」

憧「朝はそれなりに手間掛けたわよ」

京太郎「おう。何時もありがとうな」

京太郎「…でも、一つ疑問があるんだけど」

憧「何?」

京太郎「…俺の目の前に箸がないのはどういう事だ?」

憧「…もう分かってるんでしょ?」ニコッ

穏乃「私たちメイドだワン」ニコー














穏乃「はい、あーん」

京太郎「あーん」モグモグ

穏乃「美味しい?」

京太郎「美味しいよ」

憧「じゃ、今度はあたしの番ね。ほら、あーんして?」

京太郎「あーん…」モグモグ

憧「どう?」

京太郎「美味しい…美味しいけどさ」

憧「何?」

京太郎「…一々それ聞くの止めにしないか?」

穏乃「えー…」

京太郎「いや、別に食べさせられるのは割りと何時もの事だから諦めてるけどさ」

京太郎「流石に何十回何百回も聞かれると答えるのも面倒になってくると言うか…」

憧「ダメよ、そういう面倒だって気持ちが夫婦生活の破綻に繋がるんだから」

京太郎「だからってそれを強要するのもすれ違いの原因になると思うぞ」

穏乃「えー…そんなのやだぁ…」

憧「…仕方ない。じゃあ、妥協しましょ」

京太郎「…妥協?」













憧「そう。口移しで食べれば一々そういうのを聞かない事に」

京太郎「…却下」

憧「…どうして?」

京太郎「結果が目に見えてるだろうが!」

憧「そんな事ないわよ、京太郎さえ我慢すればどうにかなるから」

穏乃「え?京ちゃん我慢しちゃうの…?」

京太郎「いや、しねぇよ」

穏乃「そっかぁ…えへへ、良かった」

京太郎「い、いや、そっちの意味じゃないからな?」

京太郎「そもそも口移しをしないって意味で…」

憧「まったく…何が不満なの?」

京太郎「強いて言うならお前らのエロ攻撃が不満だよ…ったく」















京太郎「ふぅ…」

穏乃「はい、京ちゃん。食後のジュース」

京太郎「おう。ありがとうな」

憧「洗い物も終わったわよ」

京太郎「憧もお疲れ様な」

憧「ま、使った器具は前から洗ってたしすぐだけどね」

穏乃「ところで京ちゃんこれからどうする?」

京太郎「んー…どうしよっか」

憧「何かしたい事とかないの?」

京太郎「特に考えてなかったなぁ…」

穏乃「じゃあ、適当にのんびりする?」

京太郎「そうだなぁ…なんか麻雀って気分でもねぇし」

憧「それじゃ…部屋に行く?」

京太郎「…言っとくけどエロい事はしないからな?」

憧「分かってるわよ。ってか警戒し過ぎ」

京太郎「そりゃ警戒もするっての」
















京太郎「んあー…」

穏乃「えへー京ちゃんの右隣もーらいっ」ギュッ

京太郎「ん…」ナデナデ

穏乃「ふひゅぅん…♪」ニコー

憧「まったく…幸せそうな顔しちゃって…」

憧「っていうか食べてすぐベッドに横になると牛になるわよ」

京太郎「…………牛?」チラッ

憧「…ねぇ、今何処見て言ったの?ねぇ」ムニー

京太郎「ごめんなひゃい…」

憧「まったく…言っとくけどあたしは人並みよりちょっと小さいだけなんだからね?」

憧「別にまな板って訳じゃないんだから…」ムスー

京太郎「悪かったって。別に貶める意図があった訳じゃないんだよ」

憧「じゃあ、どういう意図で?」

京太郎「いや、牛になるならなってくれた方が良いかなって…いひゃいいひゃい!」














憧「まったく…あんたのその巨乳好きも筋金入りね…」ハァ

京太郎「別に巨乳が好きな訳じゃないっての」

憧「…でも、玄さんとか宥姉の胸は良く見てるわよね」

京太郎「ぅ…そ、それは…」

穏乃「それに…京ちゃんの本ってそういう人ばっかりだよ…」スネー

京太郎「し、しずまで…」

憧「まったく…こんな魅力的な幼馴染に囲まれて何が不満なのかしら…」ハァ

穏乃「京ちゃんはもうちょっと幼馴染系の本も買うべきだと思うな…」ジィ

京太郎「いや、問題はそこじゃないだろ」

穏乃「ぅ?」キョトン

憧「まぁ…京太郎のそういう本の是非は後で論じるとして」

京太郎「やめてくれよ…」フルエゴエ

憧「少しはあたし達の魅力をその身体に教えてあげないとダメ…かもね」ペロッ
















京太郎「…ダメだぞ」

憧「…どうして?」

京太郎「どうしてって…」

憧「さっきから誘惑してるのに…全然乗ってくれないし…」

憧「…何時もなら最初の時点で流されてくれるのに…今日はダメってばっかり…」

憧「…どうして?もしかして…あたし達に飽きちゃった…?」

穏乃「…え?」

穏乃「飽きるって…京ちゃんが…?」

穏乃「い、嫌だよ…そんなの…嫌…」ギュッ

穏乃「な、なんでもするから…悪いところは…直すから…」

穏乃「…飽きないで…捨て…ないで…」フルフル

京太郎「…あー…その…な」


>>+2
00~50 飽きてなんかいないぞ
51~99 俺はお前らの事を想ってるだけだよ
※男気アダ名王子様で+16


































>>俺はお前らの事を想ってるだけだよ

京太郎「俺はお前らの事を想ってるだけだよ」

穏乃「…想ってる…?」

京太郎「あぁ。だって…お前らは約束したんだろ?」

京太郎「そういうのはなしでってさ」

憧「そう…だけど」

京太郎「それなのにそれを簡単に破ったら憧やしずの立場もなくなるだろうに」

京太郎「流石に糾弾…なんて事態にはならないだろうけど不満は間違いなく出るだろ」

穏乃「…うん」

京太郎「そういう細かい事で信頼関係まで失わせたくないんだよ」

京太郎「こんな状況で言うのもおかしいけれど…俺はやっぱりお前らの事が大事なんだから」

京太郎「俺の事でいがみ合ったり疎遠になったりする姿を見るのは…やっぱり嫌だ」

穏乃「京ちゃん…」

















京太郎「だから、今日の俺はエロい事をしない」

京太郎「憧やしずの為にも…いや、皆の為にも流されない」

京太郎「そう決めたから…さ」

穏乃「…皆の為?」

京太郎「あぁ。皆がこれからも…その…なんだ」

京太郎「俺や仲間と仲良く出来るように…さ」

京太郎「俺自身がもっと立派な奴にならないと…皆も安心できないだろうし」

憧「…京太郎は今でも立派でしょ」

京太郎「立派な奴は簡単に流されて三人もセフレ作ったりしねぇよ」

京太郎「いや…本当に立派だったら…俺は誰か一人を決める事が出来たはずだ」

京太郎「でも、俺は出来ずに…結果的に全員を傷つける事になった」

穏乃「でも…皆はそれを喜んでたよ?」

穏乃「それに…自分が選ばれなかった時の事を思うと…絶対に今の方が良かったはずだもん…」
















京太郎「でも、俺はその所為でお前らに重い十字架を背負わせる事になった」

京太郎「いや…お前らだけじゃない。その子どもにも…恨まれるだけの理由を作ってる」

京太郎「…だから…さ。今、ここではっきり言っておくと…」

京太郎「俺に失望して…ついていけないって思った時は見捨ててくれて構わないからな」

穏乃「え?」

京太郎「ああやって話し合いをしたのは、あくまでこれからをどうするかであって…」

京太郎「決して皆を縛り付ける為のものじゃなかったんだから…さ」

京太郎「俺の事が嫌いになったら…それで良い」

京太郎「俺の事なんて気にせず…」

憧「…京太郎」

京太郎「え?」

憧「…ソレ以上言ったら…ひっぱたくから」

京太郎「…でもさ」
















憧「そんなの…こっちは百も承知なの」

憧「あんたが流されやすい性格で…ダメなトコロがある事くらい知ってる」

憧「それは…あたしだけじゃなく…しずも…他の皆もそうよ」

憧「それでも尚…あたしたちはあんたに都合の良い答えを選んだ」

憧「それがどれほどの気持ちか…京太郎に分かる?」

京太郎「…それは…」

穏乃「…んっとね…私もそれくらいで嫌になるなら…皆あそこには来てないと思うんだ」

穏乃「ううん…皆嫌いになれないから…クリスマスに集まったんだと思う」

穏乃「その気持ちを京ちゃんが信じられないのは…仕方のない事だって知ってる」

穏乃「でもね…だからってそんな風に自分をきずつけないで欲しいな」ギュッ

京太郎「しず…」

穏乃「私は知ってるよ。京ちゃんがどれだけ凄い人かって」

穏乃「京ちゃんがどれだけ努力して…今も頑張ってる事も」

穏乃「そして…その裏で…傷ついて…怯えている事も…全部全部知ってるよ」

















穏乃「…だから、私も、憧も…皆も…京ちゃんの事絶対に離さないから」

穏乃「皆ね、そんな京ちゃんの事…大々大好きなんだから」

穏乃「もう離れられないくらいに…大好きなの…愛してるの…」

憧「…あたしも同じ気持ちよ」

憧「それに…京太郎はそのままで終わるつもりはないんでしょ?」

京太郎「…え?」

憧「あたし達に相応しい男に…立派な男になろうとしてくれてるんでしょ?」

憧「だったら…それで良いわよ。…ううん。それが良いの」

憧「何も皆、完璧で非の打ち所のない男なんて求めてないんだから」

憧「これまで一緒に歩んできて…思い出も一杯作って…」

憧「それで…今も前に進もうとしてくれてる京太郎の事と一緒にいたいってそう思ってるから」

憧「あんな馬鹿げた話を全員呑んだんでしょ?」

憧「…だから、あんたはそんな下らない事心配しなくても良いのよ」

憧「…嫌だって言っても…ずっと一緒にいてあげるから…ね」ナデナデ













京太郎「…本当に俺で良いのか?」

憧「しつこいわよ。まったく…」

京太郎「…ごめん」

穏乃「京ちゃん…不安なの?」

京太郎「…あぁ。やっぱりさ…どうしても…思うんだよ」

京太郎「勿論…知識として皆がどんな感情を俺に向けてくれているかは知ってる」

京太郎「実際…それを実感して…今もこうして体感出来ている…んだと思う」

京太郎「だけど…やっぱりどうしても分からないんだよ…」

京太郎「ふとした時に浮かんで…不安になるんだ…」

穏乃「…じゃあ、私達は…その度に何度だって言うよ」

穏乃「…私達は京ちゃんが良い。…ううん。京ちゃんが大好き」

京太郎「しず…」

穏乃「忘れられなくても…信じられなくても…何度でも…何十回でも何百回でも…」

穏乃「私たちは言うよ。京ちゃんが…それを心から信じて安心してくれる日まで」














京太郎「…ごめんな…俺…情けなくて…」

憧「…いいのよ、あんたが情けない事くらいこっちは百も承知なんだから」

憧「それに…あんたがそうやって不安になるのはあたし達の責任でもあるんだし」

京太郎「え…?」

憧「あたし達がそんな下らない事気にしない…ううん、出来ないくらいアンタのことを虜に出来ていれば…」

憧「それで何も問題ないのよ」

憧「そんな事を気にしないくらいにあたし達の事が好きで好きでたまらなくて…」

憧「あたし達と同じくらい愛していれば…そんな言葉は出てこないはずなんだから…」チュッ

京太郎「あ、憧…?」

憧「だから…あたし達も…そんな女になれるようにするから…ね」

憧「京太郎が…不安になったりしないように…あたし達の事以外考えられないように…」

憧「そんな…ダメ男になるまで甘やかして…蕩けさせて…そして…」

憧「…立派な男に…してあげるから…」チュウ

京太郎「んぅ…」

憧「…今までもそうだったでしょ?」

憧「だから…これからも…きっとそうなのよ」

憧「育てて…育てられて…堕とし堕とされて…」

憧「そうして…あたし達は死ぬまで生きていくの」チュッチュ

京太郎「…あ…こ…」

憧「だから…いずれ忘れるにしても…今は安心して」

憧「そのためなら…あたしたちはなんだってするから…」

憧「…京太郎のためなら…どんな事だって受け入れるから…ね」ナデナデ

















京太郎「…少し抱きしめて良いか?」

憧「…うん。良いわよ」

京太郎「しずも…」

穏乃「大丈夫だよ。ううん…寧ろギュってして欲しいな」

京太郎「…あぁ」ギュゥ

憧「…ん♪」

穏乃「ふあぁ…♪」

京太郎「…俺はお前らみたいな幼馴染が居て…本当に幸せ者だな」

憧「何よ、今更気づいたの?」ナデナデ

穏乃「でもね、京ちゃんは一つ思い違いをしてるよ」

穏乃「…私達もね、京ちゃんみたいな幼馴染がいて、とっても幸せなんだから」

憧「そうそう。だから…お相子なのよ」

憧「これからも…これまでも…ずっとずっと…それが続いていくの」

憧「…これからも…皆で幸せになって…幸せに…しようね」ナデナデ

京太郎「…あぁ。そうだな」ギュッ































【System】
新子憧の愛情度がLv20になりました
高鴨穏乃の愛情度がLv16になりました
須賀京太郎はそのまま二人と抱き合って夕方まで過ごしたようです
須賀京太郎はその時の事を覚えては居ませんが、不安は少しは紛れたようです
最終更新:2014年02月03日 23:49