アットウィキロゴ

高校三年――2月第二週~第四週

【高校三年 ―― 2月第二週】

京太郎「(この前の誕生日会は楽しかったな)」

京太郎「(皆は心から俺なんかの事を祝ってくれた)」

京太郎「(それに…何かあったのかはもう忘れてしまったけれど…)」

京太郎「(不安でざわついていた気持ちも少しはマシになった)」

京太郎「(多分、憧としずが俺の気持ちを聞いて受け止めてくれたんだろう)」

京太郎「(まぁ…その二人が率先して誕生日会では酒を飲ませようとしてきたんだけどさ)」

京太郎「(本人たち曰く欲求不満って…俺一体何をしたんだろう…?)」

京太郎「(酒は入っていなかったし…俺から何かするって事はないと思うんだけど…)」

京太郎「(…ま、結局、その後で酒入って襲いかかった時点で同じかもなぁ…)」

京太郎「(朝起きたらまたリビングに八人が雑魚寝してる状態だったし…)」

京太郎「(俺はともかく…あのままだと誰かが風邪を引きかねないな…)」

京太郎「(…乱交になりそうな状況下での飲酒は出来るだけ控えよう…)」


>>+1
末尾16 憧しずと練習
末尾27 宥さんと散歩
末尾38 やえさんと雀荘へ
末尾49 レジェンドと特訓
末尾50 玄とアルバイト


































>>玄とアルバイト

京太郎「よっす、玄」

京太郎「その…大丈夫か?」

玄「あ、おにーちゃん。…大丈夫って何が?」

京太郎「いや、この前さ。リビングで…その…アレだっただろ?」

玄「…アレ?…あ」カァァ

玄「も、もう…お仕事中なのに思い出させないでよぉ…」モジモジ

京太郎「わ、悪い。でも、風邪とか大丈夫かなって」

玄「大丈夫だよ。おねーちゃんの為にしっかり暖房も入ってたし」

玄「それに私、身体の丈夫さが取り柄なんだから」グッ

京太郎「そう言って風邪引いたのは何処の誰だよ」

玄「ぅ…それは…」

京太郎「ま、でも、大丈夫そうなら良かったよ」

京太郎「ちょっとそれが心配でさ」

玄「ふふ…おにーちゃんったら心配性なんだから」

京太郎「当然だろ。一応、玄は妹なんだからさ」

玄「えへぇ…♪」












京太郎「ま、大丈夫そうなら安心したし…今日も頑張っていきますか」

玄「うん!あ、そうだ、おにーちゃん今日終わった後時間ある?」

京太郎「ん?勿論、あるけど…」

玄「やった!じゃあ、私があがるのちょっと遅れるけど…待っててほしいな」

京太郎「おう。それは構わないけど…何か相談事か?」

玄「ううん。そんな大したものじゃないよ」

玄「ただ…ちょっと渡したいものがあるだけで…」モジモジ

京太郎「渡したいもの…?それって…」

玄「あ、ま、まだ秘密だよ!?」ワタワタ

玄「仕事終わった後のお楽しみーなんだから!」グッ

京太郎「…そっか。それじゃ楽しみにしとくよ」

玄「うんっ♪それじゃ今日も一日頑張ろうね!」


>>+1
00~50 成功
51~99 大成功
※バイト7ぬいぐるみ5兄妹5で+17




































>>大成功

京太郎「はい、姉さんあーん」

宥「あーん♪」パクッ

宥「んー…♥やっぱりきょーくんに剥いてもらったおみかんは格別だね…♪」

京太郎「はは。そう言ってくれると嬉しいけどな」

京太郎「でも、そんなに変わるもんか?」

宥「うん。だってちゃんと白い筋も全部剥いて丁寧に渡してくれるでしょ?」

宥「その仕草一つ一つできょーくんの優しさを感じて…おねーちゃん暖かくなっちゃう…♪」

京太郎「うーん…まぁ、ミカン剥くだけで宥さんが暖かくなってくれるならそれで良いか」

宥「うん。だから…あの、きょーくん…?」

京太郎「分かってるって。ほら、あーん」

宥「あーん…♪」パクッ

京太郎「美味しい?」

宥「とっても美味しいよ…♥」

玄「ふぅ…ただいまーなのです…」














宥「あ、玄ちゃんおかえりなさい」

玄「ただいま、おねーちゃん」

京太郎「おう。邪魔してるぞ」

玄「えへへ…おにーちゃぁん…♥」ダキッ

京太郎「お、おぉう…」

玄「玄…今日とっても頑張ったよ…?」ジィ

京太郎「はいはい…ご褒美のナデナデだな」ナデナデ

玄「んふぅ…♪」マンゾクゲ

宥「玄ちゃんったら…すっかり甘えん坊になっちゃって…」クスッ

京太郎「ま、こんな玄が見られるなんて珍しいし悪い気分じゃないけどな」

玄「…私もおにーちゃんにナデナデされると…とっても嬉しいよ」ニコー

京太郎「はは。それじゃもっと労う為にこっちに来いよ」

京太郎「今日は忙しかっただろうし、マッサージでもしてやるよ」

玄「わーい♪あ…でも、その前に…」チラッ

宥「…うん。解ってるよ」ニコ













宥「じゃ、私はちょっとだけ退散するね」

京太郎「ん?どうして?」

宥「私は明日もチャンスがあるけど…玄ちゃんはないから…ね」クスッ

宥「じゃ、玄ちゃん、頑張って」フリフリ

玄「うん。ありがとう、おねーちゃん…」

京太郎「…ん?」

玄「あ、あの…ね、おにーちゃん」モジモジ

京太郎「おう、どうした?」

玄「あの…お仕事始まる前に玄が言ってた事覚えてる?」

京太郎「あぁ…渡すものがあるんだったっけ?」

玄「う、うん…あの…あんまり出来は良くないかもしれないけど…その…」カァ

玄「い、一生懸命作ったから…出来れば食べて欲しい…な」スッ

京太郎「…これって…」

玄「ち、チョコレート…あの…バレンタイン…の」マッカ














玄「ほ、本当は明日なんだけど…でも、明日は私忙しくて…」

玄「おにーちゃんもシフト入ってないから…会いに行くの難しいかもしれなくて…」

玄「だから…一日早いけれど…バレンタインのチョコ…受け取って欲しいな…」カァ

京太郎「…おう。ありがとうな」ナデナデ

京太郎「今食べて良いのか?」

玄「うん。ここに置いとくとすぐに溶けちゃうし…」

玄「出来れば今、目の前で食べてくれると嬉しいな」

京太郎「よし…じゃあもらうとするか」スルッ

玄「ど…どう…?」

京太郎「おぉ…大きいハート型だなぁ」

玄「えへへ…出来るだけ大きいのが良いって思って探したんだよ」

玄「いぃっぱい愛情込めて作ったから…味わって食べてね」

京太郎「あぁ。じゃあ、まずは一口…」パクッ











玄「ど、どう…かな?」

京太郎「…あぁ、美味しいよ」

玄「ホント!?」パァ

京太郎「あぁ。頑張って作ってくれたのが伝わってくる」

玄「えへへ…うん。板前さん達にも教えてもらって頑張ったんだよ」テレー

玄「…失敗作も一杯出来ちゃったけど…喜んでもらえて良かった」ニコー

京太郎「喜ばないはずがないだろ」ナデナデ

京太郎「こんなにでっかいチョコを貰えたのは初めてだよ、ありがとうな」

玄「うんっ♪」エヘヘ

京太郎「これはホワイトデーのお返しも頑張らないとなぁ…」

玄「い、良いよそんなの」

玄「毎年お返し大変だろうし…」

京太郎「でも、もらったものは返したいんだよ」

京太郎「特に玄は普段から一杯頑張ってくれてるしな」











玄「じゃあ…あの…じゃあ…ね」チラッ

京太郎「ん?」

玄「今…お返し貰っても良い…かな?」カァ

京太郎「おう。何が欲しいんだ?」

玄「…え、えっと…その………す」

京太郎「え?」

玄「おにーちゃんの…チョコ味のキスが欲し…ぃ」マッカ

京太郎「…玄はエッチだなぁ」ナデナデ

玄「はぅん…」カァ

京太郎「…でも、良いぞ。ほら、顔をあげて…」

玄「…ん…♪」チュッ

京太郎「…どうだ?」

玄「…うん…♪とっても…ぽかぁってする…ぅ♥けど…♪」

玄「…おにーちゃん…これだけじゃ…キスの味なんて…分かんないよぉ…♥」ジィ












京太郎「じゃあ…もっとしないとな」チュッチュ

玄「ふあぁ…♪」

京太郎「満足した?」

玄「い、いぢわるぅ…♪玄の欲しいキス…解ってる癖に…ぃ♪」

京太郎「分からないな。どういうキスが良いんだ?」

玄「も、もっと…熱くて…」

京太郎「熱くて?」

玄「ヌルヌル…して…」

京太郎「ヌルヌルして?」

玄「え、エッチな…キスが欲し…ぃよぉ♥」ポー

京太郎「はは、玄は本当にエロエロだな」

玄「う…ぅ…おにーちゃんが言わせた癖に…っ♪」

京太郎「そうだな。じゃあ責任とって…玄にキスしてやらないと」

玄「ふゅぅうっ♪」チュル











玄「ぷぁ…あ♥」トローン

京太郎「今度こそ満足したか?」

玄「ぅ…ん…♪」

玄「…満足したよ…♪でも、おにーちゃんは…これで…満足…なの?」

京太郎「ん?」

玄「玄の事…もっと欲しく…ない?玄と…もっともっと…繋がりたくない…かな…?」ジィ

京太郎「…そうだなー…どうだろうなぁ」

玄「う…うぅ…」モジモジ

京太郎「…じゃ、それを確かめる為にも…もう一回キスするか」

玄「~~っ♪うん…っ♥」

宥「……」ジィ

京太郎「……」

玄「……」

宥「…あ、気にせず続けて貰って良いよ」ニコー










京太郎「ゆ、宥さん!?」

玄「お、おねーちゃん!?」ワタワタ

宥「…うん。おねーちゃんだよ」ニコ

玄「あ、あの…これは…」

宥「…玄ちゃん、お約束…したよね?」

玄「ぅ…」

宥「そういうエッチな事は私も呼んでくれるって」

玄「そ、それは…そう…だけど」

宥「…なのに玄ちゃんは約束を破っちゃうんだ…」シュン

玄「ち、違っ…そんなつもりじゃ」

宥「じゃあ…私も混ぜてくれるよね?」ニコー

玄「う…ぅん…」

宥「ふふ…♪と言う訳で……きょーくん…♥」

京太郎「あの…俺に拒否権は…?」

宥「…玄ちゃんとあぁんなにエッチなキスして…あると思ってるの?」ニコー

宥「見てるだけで…私も暖かくなりすぎて…エッチな気分になったんだから…♥」

宥「二人分の責任…とってくれるよね…♪」ニコー






















【System】
須賀京太郎のバイト力が2あがりました
須賀京太郎はそれから松実姉妹に深夜まで解放されませんでした


















【高校三年 ―― 2月第三週】

京太郎「(…予想してた事だったとは言え…)」

京太郎「(流石にバレンタインも乱交になってしまったのはどうかと思うんだ…)」

京太郎「(憧が…憧が中にリキュールなんて仕込まなければあんな事には…!!)」

京太郎「(…なーんて言っても多分無意味なんだろうなぁ…)」

京太郎「(多分、あの場に酒があった時点で…どうあっても俺に飲ませるつもりだったんだろうし…)」

京太郎「(あぁ…流されないと決めても…お酒には勝てなかったよ…)」

京太郎「(まぁ…その分、皆が満足気にしてくれていたから…まったく嫌ではなかったんだけどさ)」

京太郎「(でも…クリスマスからこっち…ちょっと色ボケが激しすぎる)」

京太郎「(大会までもう一ヶ月を切っているんだし…このままじゃいけないよな…)」

京太郎「(…うん。今週からはちょっと麻雀に集中しよう)」

京太郎「(この前も大会で悲惨な成績を残しかねないと思ったけれど…)」

京太郎「(このままじゃ本当にまずい…)」

京太郎「(真剣に誘惑を断ち切っていかないと…能力が間に合わないまま大会に突入する可能性が高いし…)」

京太郎「(…高校最後の大会でそんな不完全燃焼はしたくない)」

京太郎「(ここは一ヶ月…誘惑を全部断ち切るつもりで頑張らないと…な)」

>>+2
末尾126 憧しずと練習
末尾378 やえさんと雀荘へ
末尾4590 レジェンドと特訓

































>>憧しずと練習


京太郎「という訳で俺は今週から真面目モードに入る!!」

穏乃「まじめもーど?」キョトン

京太郎「おう!いかなる誘惑にも屈さず、真面目に麻雀だけを続ける俺の必殺モードだ!」

穏乃「必殺!?格好良い!」キラキラ

憧「…ふーん…」

京太郎「な、なんだよ…」

憧「いや?今まで流されっぱなしだった京太郎にそんな事が出来るのかなぁって思って」ニコー

京太郎「ぅ…だ、大丈夫だ。今回こそは大丈夫だ…!」

京太郎「俺だってやる時はやるんだからな…!」

憧「…そうやって虚勢を張られると…ねじ伏せたくなるわよね…」クスッ

京太郎「やめてください、お願いします」ドザー















穏乃「もー憧もからかっちゃダメだよ」

穏乃「京ちゃんは真面目に麻雀頑張ろうとしてるんだから」

憧「勿論、それは分かってるわよ。分かってるけれどね…」

憧「でも、しず…想像もしてみて…?」

穏乃「何を?」キョトン

憧「京太郎が真面目に麻雀するって事は…だきゅもキスもないんだよ?」

穏乃「…え?」

憧「それどころか話す事さえ禁止になっちゃうかも…」

穏乃「そ、それでも…き、京ちゃんの為なら…為…なら…」ジワッ

京太郎「わー!だ、大丈夫!そんな事にはならないから…!」

穏乃「ほ、ほん…と?」グジグジ

京太郎「あぁ…!本当だ!別にいつも通りだって!」

穏乃「…抱っこも…キスもしてくれる…?」

京太郎「するする!しずの為ならなんだってするから!」

穏乃「……えへ…良かったぁ…♪」ニコー

京太郎「…ふぅ」

憧「…また流された」ポソッ

京太郎「ぅ…」











憧「結局、こうなっちゃうんだからあんまり無理な目標掲げないほうが良いわよ?」

憧「それで達成出来ない方が心も落ち込むだろうし」

憧「悪いことは言わないから辞めておきなさい」

京太郎「う…い、いや、だけど…今回は決めたんだ…!」

京太郎「大会まで…そういうのは一切断ち切る…!!」ググッ

京太郎「断ち切って…優勝するんだ…!!」

憧「んー…まぁ、意思が硬いのは分かったけれど」

穏乃「…憧、そういうのおせっかいだよ」

穏乃「京ちゃんが決めたんだから私達はそれを全力でサポートすれば良いんだよ」

憧「…ま、そうなんだけど…」チラッ

京太郎「…ん?」

憧「…ま、いっか。とにかく…時間がないのは確かなんだし…」

憧「大会に向けて…頑張っていきましょうか」

穏乃「おーっ!」


>>+2
00~50 成功
51~99 大成功
※雀力16王子様3アダ名3で+22 尚70以上で(ry)



































>>大成功 (カウンター減少1)

憧「うーん…」

京太郎「どうした?」

憧「いや…京太郎の打ち方見てると何か思いつきそうなんだけど…」ウーン

京太郎「俺の打ち方?」

憧「うん…ほら、京太郎とあたしの打ち方って似てるようでもう割りと別物じゃない?」

京太郎「そうか?」

憧「そうなのよ。と言うかあたしに京太郎と同じ和了り方しろって言われても無理だし」

京太郎「でも、レジェンドから教わったものは殆ど同じだろ」

憧「それも基礎だけよ基礎だけ」フゥ

憧「ここまで来ると方向性も違ってまったく同じなんて言えないわよ」

憧「…でも、だからこそ…何か思いつきそうな気がしたんだけどねぇ…」ウーン

京太郎「ピンと来ない?」

憧「うん。もうここまで来てるんだけどねー…」

憧「そうだ!京太郎はなにか気になる事はない?」

京太郎「気になる事?」

憧「うん。ここが変とかここが変わってるとか…さ」

憧「京太郎と打ってる時に感じたんだから、京太郎との差異が鍵だと思うのよね」

京太郎「そうだなー…」


>>+1
1.反転世界について
2.加速世界について
※数字でお選び下さい



































>>加速世界について

京太郎「んー…やっぱこの辺かなぁ」トントン

憧「あー…やっぱ鳴くところよねー…」

京太郎「俺だったらここは自分を和了りに近づける方向で鳴くけれど…」

憧「あたしはその逆…周りの牽制や嫌がらせに動く事が多いしね」

京太郎「まぁ、どっちが正しいかはそれぞれだと思うけれどな」

京太郎「どっちとも両立出来ない以上、これは好みの問題だろ」

憧「…本当にそうかしら?」

京太郎「ん?」

憧「…いや、もしかしたら…両立出来るかもって…」

京太郎「ん…いや、でも…」

憧「…結局のところ相手を疑心暗鬼にさせれば良い訳だから…」ブツブツ

京太郎「…憧?」

憧「…うん…シチュエーション次第では…やれるかも」

京太郎「本当か?」

憧「…正直、自信はないけどね。でも、突破口は見つかった…と思う」














憧「ま、後は実践でどうにかしていくわよ」

京太郎「…ものに出来そうか?」

憧「してみせるわよ。じゃないと…予選はともかく本戦ではやっていけないだろうし」

憧「折角、プロと戦って勝ち抜けたんだから…新技の一つくらいは持っていかないとね」クスッ

京太郎「…そっか。憧はやっぱり凄いな」

憧「当然よ。なにせ…あたしは京太郎を引っ張っていけるような立派な女になるんだから」

憧「三週間後の本戦…楽しみに待っていなさい」

憧「新技で…京太郎の事をこてんぱんにのしちゃうんだからね」

京太郎「はは。怖いな」

京太郎「でも…俺もそう簡単に負けるつもりはないぜ」

憧「当然よ。簡単に負けてもらっちゃ…挑む甲斐も…ねじ伏せる甲斐もないしね」

京太郎「…たまに思うけど、憧って俺相手にSになる事多いよな」

憧「ち、違うわよ…別にいじめたいだけじゃなくって…ど、独占欲が強いだけだし…」

憧「それに…あたしは京太郎に組み敷かれるのも…好きなんだから…ね」チラッ

京太郎「ぅ…」ドキッ













穏乃「あーこー…」ジィ

憧「ち、違うわよ、今のは別にそういう意味の目線じゃ…」

穏乃「…でも、目が潤んでた」

憧「ぅ…っ」

穏乃「自然と上目遣いしてた」

憧「……ごめんなさい」

穏乃「もう、ダメだよ、京ちゃんの邪魔したら」

憧「…そういう割にはしずはさっきから京太郎の膝の上ばっかりだけど」

穏乃「こ、これは憧が京ちゃんを誘惑しない為に監視する必要があるから…」カァ

穏乃「…邪魔ならどく…けど」チラッ

京太郎「まぁ、大丈夫だよ。別にしず一人なら重いって訳じゃないし」

穏乃「えへへー♪」

京太郎「ついでだし憧も来いよ」

憧「…真面目にやるんじゃなかったの?」

京太郎「真面目だよ。だから…こうして息抜きの時は真面目に息を抜いてるの」

憧「ふふ…なにそれ」ギュッ

憧「詭弁よ詭弁…♪」ニコー

京太郎「そう言いつつ嬉しそうな顔してる奴には言われたくねぇよ」

京太郎「…ま、その分、麻雀やってる時は真剣にやるから…さ」

京太郎「悪いけど…付き合ってくれよ」

憧「しょうがないわね…付き合ってあげる」クスッ

穏乃「私も!ちゃんと最後まで付き合うからね!!」





























【System】
須賀京太郎の雀力が1あがりました
高鴨穏乃の雀力が2あがりました
新子憧の雀力が1あがりました
新子憧の能力、【加速世界2 憧ver】がランクアップし【黒嬢】へと進化しました
このスキルは【-補正】を受けた際、それを【+補正×1.5】へと変え、相手にその【-補正】を返す
このスキルによって与えられる【-補正】はあらゆる効果で無効にはならず、また軽減も出来ない
この効果で得られる【+補正】が【100】を超えた場合、特殊勝利する
須賀京太郎の崩壊世界カウンターが@2になりました




















【高校三年 ―― 2月第四週】

京太郎「(憧の奴…この土壇場でまた一皮むけるなんてなぁ…)」

京太郎「(この前あったU-22の予選…その中でプロと打って何か見出したのかも)」

京太郎「(今でもそこまで差がない…と言うか俺が負ける事もあるのに…)」

京太郎「(コレ以上憧にばかり強くなられると…差が広がってしまうな…)」

京太郎「(俺も気合入れて…頑張っていかないと)」ウン

京太郎「(…幸いにして…ようやく一つ思いついた事もあるし…な)」

京太郎「(これが形になれば…劇的とまでは言わなくても…一つ手札が増える)」

京太郎「(元々、俺は手札の多さで勝負するタイプだし…)」

京太郎「(その一枚は…かなり大きいはずだ)」

京太郎「(対応出来る相手も増えて…地力の底上げにもなるし)」

京太郎「(時間はないけど…出来れば大会までには形にしたい)」

京太郎「(そのためにも…今週は…)」


>>+2
末尾126 憧しずと練習
末尾378 やえさんと雀荘へ
末尾4590 レジェンドと特訓





































>>レジェンドと特訓

晴絵「京太郎、特訓よ!」バンッ

京太郎「い、いきなりなんだよ…」

晴絵「いやー迷える子羊的な空気を感じ取ったというか…ね」

京太郎「…別にそこまで迷走してるつもりはないんだけどな」

晴絵「そ、そう?」

京太郎「おう。大会までに試してみたい事は沢山あるし…」

晴絵「で、でも、やっぱり行き詰まりとかあるんじゃない?」

京太郎「今のところは特にないけど…」

晴絵「だ、だけど…ほら、もしそうなった時にはやっぱり先生って必要だと思うのよね」

晴絵「京太郎が一番頼りにしてくれてるのって私な訳じゃない?」

晴絵「だったらほら…あの…その…ね?」

京太郎「……」















京太郎「…なんだ。寂しいのか?」

晴絵「ふぇぇ!?」カァ

晴絵「な、ななな何を言ってるのよ…そんな訳あるはずないでしょ…!」

晴絵「処女賭けたって良いわよ!」マッカ

京太郎「もう俺のもんだよ。ってか…今日だって休みな訳だし」

晴絵「ぅっ…」

京太郎「そろそろ卒業式で…レジェンドも阿知賀を離れる訳だしさ」

晴絵「そ、それは…」

京太郎「だからやる事は色々あると思うんだけど…わざわざ俺のところに訪ねてくるって事は…」

晴絵「そ……そう…よ」

晴絵「後任の顧問も決まって麻雀部の面倒も見なくてよくなっちゃったから…」

晴絵「ついつい寂しくて京太郎の顔を見に来たのよ!これで良い!?」ガーッ

京太郎「なんで怒ってるんだよ」

晴絵「怒ってない!拗ねてるの!!」

京太郎「殆ど同じじゃねぇか」


















晴絵「まったく…たまには先生らしいところ見せたかったのに台無しじゃない…」

京太郎「安心しろよ。最初からそんなの期待してないから」

晴絵「うぐぅ……そんなにダメ?」

京太郎「ダメって訳じゃないけどさ」

京太郎「でも、今更そういうのが通用するような仲じゃないだろ」

晴絵「通用するような仲…って」カァ

晴絵「き、京太郎のエッチ…スケベ…へんたぁい…」モジモジ

晴絵「こ、こんな昼間っから…何考えてるのよぉ…♪」チラッ

京太郎「それはこっちのセリフだっての」

京太郎「ま、ともかく…来てくれたなら有難いや」

京太郎「ちょっと色々試したい事もあるしさ。練習台になってくれよ」

晴絵「れ、練習台…」カァァ

京太郎「だから、お前は何を想像してるんだよ」


>>+2
00~50 成功
51~99 大成功
※雀力により+16 大成功になるとカウンターが減ります



































>>大成功

京太郎「どうだ?」

晴絵「なるほどねー…底上げしたオカルトを基軸に考えて…そこに上乗せする形なのか」

京太郎「おう。まぁ、完璧って訳じゃないけど…今の俺は平で打たせる事が可能になってる」

京太郎「そしてそれが出来るんなら…ネト麻で培った打ち筋も幾つか使えるんじゃないかと」

晴絵「その中で狙い撃ちに特化…か。なるほど、悪くない方向性じゃない」

京太郎「だろ?まぁ…問題は確実に再現出来る訳じゃないってトコロだけどな」

晴絵「その辺りは練習を重ねていけば精度もあがっていくでしょ」

京太郎「だなぁ。ま、形になるまで頑張るよ」

晴絵「うん。私も応援してるから…ね」

京太郎「…応援だけか?」

晴絵「ふふ…まったく手の掛かる生徒なんだから」

晴絵「…仕方ない。ちゃんと最後までめんどうみてあげるわよ」クスッ















京太郎「はいはい。先生何時もありがとうございます」

晴絵「何よ、全然感謝が足りないわよ?」

京太郎「じゃあ、どうすりゃ良いんだ?」

晴絵「んー…とりあえず咽び泣いて花束の一つでも渡してくれるとか」

京太郎「ま、そういうのは卒業式にやってやるよ」

晴絵「…ホント?」

京太郎「気が向いたらな」

晴絵「まったく…つれないんだから」

晴絵「…でも、卒業式…かぁ」

京太郎「……」

京太郎「やっぱり未練があるのか?」

晴絵「え?」

京太郎「先生を辞める事…もしかしてまだ迷ってるのか?」


















晴絵「あはは…やっぱ誤魔化せない…か」

晴絵「…うん。ちょっと…ね」

晴絵「この三年間…とても楽しかっただけに…さ」

晴絵「この期に及んで…未練が出てきちゃった」

京太郎「…レジェンド」

晴絵「情けないよね。京太郎や憧…しずみたいな立派な生徒育てて…さ」

晴絵「もう未練なんてないって…そう思ってたのに…こうして…目前に迫ると…」

晴絵「…情けない赤土晴絵が顔を出して来ちゃって…さ」

京太郎「……こら」ペシッ

晴絵「あいた…」

京太郎「…情けなくなんかないだろ。皆、同じ気持ちなんだ」

晴絵「…でも…私は皆の事…置いていくんだよ?」

晴絵「置いて…プロになるって決めたのに…まだ迷って…」

京太郎「そんなの誰だって一緒だ。…俺だってあいつらの事を置いて…卒業したくないって思ってる」













京太郎「Wはまだまだ手が掛かるし…Yは完成しているようで荒い部分がまだ目立つ」

京太郎「あいつらに麻雀部を任せるのは…やっぱり不安だよ」

京太郎「でも、俺らは卒業して…離れなきゃいけない」

京太郎「どうしてか分かるか?」

晴絵「…それが仕方のない事だから?」

京太郎「ちげぇよ。それもあるけど…でも、それだけじゃない」

京太郎「…後に続く奴らを卒業させる為だ」

京太郎「先輩がそうだったから…自分たちも立派に卒業しよう」

京太郎「そう思わせる為に…俺達は卒業するんだよ」

晴絵「…京太郎」

京太郎「あいつらと離れる事が…俺達がしてやれる最後の仕事なんだ」

京太郎「どれだけ泣いても良い、迷っても良い」

京太郎「でも、最後には胸を張って…頑張るって言えるように…」

京太郎「そんな立派な別れ方を見せてやるのが…必要なんだよ」ポン















晴絵「…京太郎は大人だなぁ」

京太郎「大人じゃねぇよ。まだまだ情けなくて…バカなガキだ」

京太郎「でも、俺は…周りの人間に恵まれた」

京太郎「だから…俺みたいな平凡な奴でもここまで言えるってだけだよ」

晴絵「…インターミドルからインターハイまで制した男が何を言ってるのよ」クスッ

京太郎「ま、先生が良かったもんでね」

晴絵「…本当にそう思ってくれてる?」

京太郎「当たり前だろ」

晴絵「…卒業ギリギリでこんな事言い出すような女でも」

京太郎「そのくらいの方が可愛げがあるってもんだよ」

晴絵「…まったく…女たらしな言葉ばっかり覚えちゃって」

京太郎「これも先生が良いもんでね」

晴絵「…だれが先生なのか、後でじっくり聞かせてもらうけれど…」













晴絵「でも、ありがとうね」

晴絵「少し…気が楽になったよ」

晴絵「まだ断ち切れないけど…でも」

晴絵「…別れを教える事が…私が教師として出来る最後の事なんだよ…ね」

京太郎「あぁ…そうだ」

晴絵「うん…それじゃ…私、頑張るよ」

晴絵「教師として…皆に見送られて…」

晴絵「皆が…後の卒業に耐えられるように…きっと立派に…阿知賀から卒業して見せるから…」

京太郎「…おう」

晴絵「でも…」

京太郎「ん?」

晴絵「京太郎は…ずっと一緒に居て…くれるんだよね…?」

京太郎「…当たり前だろ」

晴絵「…うん。よし。じゃあ…頑張れる」

晴絵「頑張れる…けど…さ」チラッ

京太郎「ん?」

晴絵「…もし…立派に…卒業できたら…あの…その…さ」

晴絵「…京太郎の胸で…泣かせてもらっても良いかな?」

京太郎「…それくらいお安い御用だよ」






















【System】
須賀京太郎の雀力が1あがりました
崩壊世界カウンターが残り1になりました
最終更新:2014年02月03日 23:55