【小学五年 ―― 11月】
京太郎「(さて…そろそろ新子との約束の期日が迫ってきたな…)」
京太郎「(と言っても…結局、勝ててないまんまなんだけどさ…)」
京太郎「(実力差は縮まってきてる感はあるんだけど…あいつも成長してるからなぁ…)」
京太郎「(勝てる気がしないってほどじゃないけど…まだまだ遠い…)」
京太郎「(よっぽど運が良くてもあいつが鳴くとどうしても和了れないんだ…)」
京太郎「(…ある意味、俺の理想とする打ち方は新子に似てるのかもな)」
京太郎「(ま…今はともかく…新子に勝つ事を考えないと)」
京太郎「(別に勝ったところで何か変わる訳じゃないけれど…)」
京太郎「(やっぱり負けて名前呼びなんて格好悪いからな)」
京太郎「(その為にもまずは…特訓だ!)」
京太郎「(レジェンドの教え方は上手いけど…それは新子も受けてるもんだしな)」
京太郎「(それ以外の分で差を付けないとどうしても置いてけぼりを喰らっちまう)」
京太郎「(…でも、特訓って何をすりゃ良いんだろうな…?)」
>>+2
末尾1.2.3 とにかく高鴨と打ってみる
末尾4.5.6 鷺森に新子対策を聞いてみる
末尾7.8.9 玄に強くなる秘訣を聞いてみる
末尾0 ???
>>とにかく高鴨と打ってみる
京太郎「(とりあえず…実践に勝る練習はねぇよな!)」
京太郎「(俺らくらいの時期は打てば打つほど強くなるって言ってたし…とりあえず麻雀だ!)」
京太郎「(今の時期ならまだ高鴨のところも暇してるはずだし…)」
京太郎「(あいつなら誘えば何時でも付き合ってくれるだろ)」
京太郎「(よし。そうと決まれば…とりあえず高鴨を誘いに行くか)」
京太郎「ちょっと高鴨のところ行ってくる」
京太郎母「はーい。あんまり迷惑掛けちゃダメよ」
京太郎「分かってるって」
【高鴨家】
京太郎「高鴨、いるかー?」
穏乃「あ、京太郎。どうしたの?」
京太郎「麻雀やらねぇ?」
穏乃「いいよー。私も暇してたし」
穏乃「…でも、他の人はどうするの?」
京太郎「あっ」
穏乃「??」
京太郎「(…やべぇ。全然、考えてなかった…)」
京太郎「(ギバ子たちでも呼ぶか…いや、でも…あいつらじゃ練習にならないしな…)」
京太郎「(他に頼れるのは鷺森か玄…でも、今からあいつらを集めようとするとあんまり打てないし…)
穏乃「京太郎?」
京太郎「あ…き、今日は特訓だからな!!」
穏乃「特訓?」
京太郎「そ、そうだ!俺たちが二人分打つんだよ!」
穏乃「へー…面白そう!」
京太郎「だ、だろ?」
穏乃「うん!じゃあ、ちょっと準備してくるね」
京太郎「お、おう…!」
京太郎「(…ふぅ、高鴨の奴があんまり深く考えない奴で助かった…)」
【京太郎の部屋】
穏乃「えっと…で、ルールはどうするの?」
京太郎「自分に対する差し込みはなしくらいで良いんじゃね?」
穏乃「そんな適当で良いのかなぁ…」
京太郎「良いんだよ。ダメだったらその都度、ルール追加していけば良いんだし」
穏乃「そっか。それもそうだね!」
京太郎「まぁ、何時もと勝手が違うから大変かもしれないけど…」
穏乃「ふふん。大丈夫だよ!私は麻雀始めたばっかりの頃とは違うんだから」ドヤァ
穏乃「今はちゃんと役全部言えるし、点数計算だって出来るよ!!」
京太郎「…逆に半年掛けてそれくらい出来なきゃ大変だぞ、お前」
穏乃「でも、ギバ子ちゃんたちはまだ出来ないし…」
京太郎「低学年と一緒にするなっての。…ま、お前が頑張ってたのは知ってるけどさ」
穏乃「えへへ…♪」
京太郎「ま、あんまりダラダラ話しててもアレだし…そろそろ始めるか」
穏乃「うん!」
京太郎「(さて…そんな風に言ったものの…だ)」
京太郎「(正直、高鴨と俺の今の実力は大差ない)」
京太郎「(普段、山で走り回っている所為か、こいつの感性ってやつは人並み外れているからな…)」
京太郎「(何気ない一打が後でとんでもない効果を発揮したりする)」
京太郎「(恐らく新子みたいなタイプが一番、苦手とするのは高鴨みたいな奴らなんだろうな)」
京太郎「(理屈じゃ説明出来ない…けれど、正解をたぐり寄せる鋭い感性の打ち筋)」
京太郎「(それは今、まだまだ裏目になる事が多いけれど…それはこれからこいつが成長していけばどんどんとなくなっていくだろう)」
京太郎「(でも…俺にはそんな感性はない)」
京太郎「(高鴨と一緒に山を走り回る事も多いけれど…俺にはそんな野生めいたものはない)」
京太郎「(俺にあるのは…たった一つ)」
京太郎「(『絶対に振り込まない』打ち方を目指す姿勢だけ)」
京太郎「(それで新子や玄、そして急成長しつつある高鴨相手にどれだけ戦えるかは分からない)」
京太郎「(分からないけど…俺は…簡単にその姿勢を変えるような奴にはなりたくないんだ)」
京太郎「(だからこそ…俺は…)」
>>+2
00~30 高鴨の勘の鋭さには勝てなかったよ…
31~60 殆ど高鴨に振り込まなかった
61~99 そもそも高鴨に和了らせる事さえ殆どなかった
>> そもそも高鴨に和了らせる事さえ殆どなかった
京太郎「(恐らく…高鴨Aも高鴨Bもリーチしてはいないけれど…聴牌…)」
京太郎「(河から見るに…点数は低めだな…)」
京太郎「(恐らく和了牌は…5.6萬辺りだろうな)」
京太郎「(その内の一枚は俺が抱えてる…けど)」
京太郎「(…今の流れなら…そろそろ来る気がする…)」
京太郎「(…ここは…鳴いておいた方が良いか)」
京太郎「…ポン」
穏乃「あっ…」
京太郎「(悪いな、高鴨)」
京太郎「(鳴かなかったら…この5萬はお前のところに行ってたんだろうけどさ)」
京太郎「(そもそも…二人分の手牌が見れて鳴きリソースも多いこの状況は俺のスタイルに有利だ)」
京太郎「(そんな状況でお前に簡単にツモられたりするようじゃ…新子に勝つなんて夢のまた夢だからさ)」
京太郎「(…だから…悪いけど、今日は…俺の勝ちだ)」
京太郎「…それロン。3900だ」
穏乃「あぅー…」
穏乃「ぬあー…勝つどころか殆ど和了る事が出来なかった…」
京太郎「まぁ…今日の状況は俺の方が有利だったからさ」
穏乃「ぬぅー…」
京太郎「拗ねるなって…ホント、わざとじゃなかったんだよ」
京太郎「まさか俺もお前が一回も和了れないなんて思ってなかったし…これだけ俺が有利なんて想像してなかったんだ」
穏乃「…まぁ、京太郎がそんなずるっこするなんて思ってないけど…」ケロッ
穏乃「でも、悔しいなー…私も頑張ってるのに…どんどん置いてかれちゃう…」
京太郎「…そうか?お前は十分強くなってるだろ」
穏乃「そりゃ…私も最初の頃に比べればマシになってると思うけど…」
穏乃「でも、玄さんや灼さんがいると…殆ど最下位だし…」
穏乃「…私、麻雀の才能ないのかなぁ…」
京太郎「…」
>>+2
00~30 あんま深く考えんなよ
31~60 そんな事ねぇよ
61~99 …お前は強いよ
※男気により+1されます
>>…お前は強いよ
京太郎「…お前は強いよ」
穏乃「一回も和了れなかった後にそんな事言われても…」
京太郎「まぁ聞けって」
京太郎「確かにお前は俺らの中でダントツで最下位率高いけどさ」
穏乃「う…」
京太郎「…でも、気づいてるか?お前、玄に次いで二番目にトップになる確率が高いんだぜ?」
穏乃「え…?」
京太郎「だから、皆、内心、お前を警戒してるんだよ」
京太郎「お前が最下位になる確率が高いのもそれだけ引落しとかないと安心出来ないからだ」
京太郎「玄はまだドラって言う読みやすさがあるけど、お前にはそれがないしな」
京太郎「何より…一番、重要なのはだ」
京太郎「…お前は何時だって諦めてない」
京太郎「どんな状況だって自分が勝つ方法があるって信じてる」
京太郎「…レジェンドも言ってただろ?そういう姿勢を持ってる奴が土壇場では一番強いって」
京太郎「だから…お前は十分強いよ。麻雀やる才能がある」
穏乃「…本当?」
京太郎「あぁ…本当だ」
京太郎「俺が保証してやるよ、高鴨穏乃は…うちで一番強い奴だ」
京太郎「一番、心が強い奴だ。だから…そんな風に落ち込むなよ」
京太郎「お前には暗い顔は似合わないしさ」
穏乃「…じゃあ…一つお願いして良い?」
京太郎「…ん?」
穏乃「私も…ね。私とも…賭けをしてくれない?」
京太郎「賭け?」
穏乃「…うん。憧みたいに…私が勝ったら京太郎も…穏乃って呼んで欲しい」
京太郎「…良いのか?」
穏乃「うん。だって、京太郎だもん!」
穏乃「それに…私だけ仲間はずれなんて寂しいよ…」
京太郎「…そっか。それもそうだよな…悪い」
京太郎「じゃあ…そうだな。3月まででどうだ?」
穏乃「うん!じゃあ、3月までに私が勝てば…名前呼びだね!」
京太郎「おう。まぁ…そうそう簡単に負けてやるつもりはないけどさ」
穏乃「あ…でも、私が負けちゃったらどうしよう…」
京太郎「あー…そうだな。その時は…」
>>+2
00~30 須賀君呼びで
31~60 京ちゃんって呼んでくれ
61~99 ご主人様って呼んで良いぞ?
>>須賀君呼びで
京太郎「…須賀君呼びで」
穏乃「えー…そんなのやだよぉ…」
京太郎「はは。冗談冗談」
京太郎「ま…その時になったらまた考えるよ」
穏乃「…それはそれで怖いんだけど…」
京太郎「大丈夫だって。お前が出来ない事なんて言わないし」
京太郎「ま、一日中スカートとかフリフリドレスとかそう言うのは覚悟しとけよ」ニコッ
穏乃「う…ぜ、絶対負けられなくなってきた…」
【System】
高鴨穏乃の思い出が6になりました。
高鴨穏乃の好感度が7あがりました。
現在の高鴨穏乃の好感度は24です。
須賀京太郎の雀力は10に上昇しました。
スキル【防御重視の打ち筋】が【ディフェンシブモード】にランクアップしました。
最終更新:2013年09月22日 01:46