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IF宥エンド

【宥エンド】

京太郎「はぁ…たっだいまぁ…」

「おかえりーパパァ」ダキッ

京太郎「おう。ただいま」

宥「お帰りなさい、アナタ」

京太郎「ん。宥もただいま」チュー

宥「んー♪」チュッ

「あーまたママってばパパとチューしてるぅ…」

京太郎「じゃあ、お前もパパとチューするか?」

「やーだ。私、初めてのチューは初恋の人って決めてるもん」

京太郎「はは。振られちまった」

宥「もう…ダメだよ、アナタ」

宥「娘と言っても女の子なんだから」

京太郎「そうだな。流石にデリカシーがなかったか」

宥「…嫉妬するよ?」ビュオ

京太郎「そっちかよ」













宥「じゃあ、ママはパパとイチャイチャするから」

「はーい。お部屋で遊んでれば良いんだよね」

京太郎「おーい。何かが間違ってる気がするんだけど…」

「良いのよ、パパとママが仲が良いのは子どもとして嬉しいんだし」

「でも、弟か妹を作るのはまた今度にしといてね」

京太郎「作らないっての」

宥「…作ってくれないの?」シュン

京太郎「…また今度な」

宥「うん…♪」ニコー

宥「あ…でも、その前にゴハンだよね?」

京太郎「あぁ。腹ペコでさ…今にも倒れそうな気分」

宥「ふふ…じゃあ、倒れたら口移しでゴハン食べさせてあげないとね」

京太郎「…それだけで済みそうにないのがなんとも」

宥「…弟か妹作っちゃう?」

京太郎「正直、心惹かれる提案ではあるんだけどなぁ…」

京太郎「娘にああ言われた以上、それをするのはちょと負けた感がある」

宥「ふふ…意地っ張りなんだから」

京太郎「仕方ないだろ、男はそういう生き物なんです」
















宥「ふふ…あ、それと…今日、憧ちゃんに会ったよ」

京太郎「ん…あいつどうしてた?」

宥「立派に先生やってたよ」

京太郎「そっか。でも…あいつが先生なー」

宥「意外?」

京太郎「まぁ、てっきり麻雀プロになるって思ってたからさ」

京太郎「実際にそういう話もあったみたいだし…なのにそれ蹴って教育学部行くって意外だった」

宥「でも、色々と悩んでたみたいだよ?」

京太郎「マジか。俺何も聞かされてなかったんだけど…」

宥「その時はアナタはもう麻雀プロにならないって宣言してたから…」

京太郎「あー…なるほど」

京太郎「未練になったらいけないって遠慮させたんだなぁ…」

京太郎「幼馴染なんだしそういうのしなくても良いと思うんだけど…」

宥「そういうの計算しちゃうのが憧ちゃんなんだよ」クスッ

宥「それにまぁ、私の手前気を遣ってたって言うのもあるんじゃないかな?」

京太郎「気を?」

宥「うん。その頃にはもう私とアナタは恋人だったし…下手に誤解させたりしたくなかったんじゃない?」

京太郎「そっか…ったくアイツめ」















宥「…でも、アナタの方こそ良かったの?」

京太郎「ん?」

宥「麻雀プロでも松実館の後を継ぐ事もなくって…普通のサラリーマンになって」

宥「…今日も疲れて帰ってきたんでしょ…?」

京太郎「バレたか」

宥「勿論バレるよ。だって、私、奥さんだもん」クスッ

京太郎「はい。素敵な奥さんがそばに居てくれて光栄ですよ」

京太郎「だから…そういうのはまったく気にしてないんだよ」

宥「え?」

京太郎「素敵な奥さんを手に入れる為だったら、麻雀プロも何もかもを捨ててよかったって事」

宥「…でも、夢だったんでしょ?」

京太郎「まぁ、夢じゃないと言えば嘘になるけどさ」

京太郎「でも、俺にとって宥はソレ以上に大事なものだったから」

京太郎「それらを投げ捨ててでも一緒になりたかったんだよ」

宥「…迷惑じゃなかった?」

宥「私…未だに病気も治ってないし…ダメな時はホント駄目で…」

京太郎「そんなの全部分かって一緒にいるから大丈夫だよ」

京太郎「それに…そういうのは全部、宥が一緒にいてくれるだけで帳消しになってる」

宥「…うん♥」ニコ















京太郎「ま、結局、阿知賀からちょっと離れたところに住む事になったのは申し訳ないと思ってるけどさ」

宥「仕方ないよ、アナタも仕事の都合があるんだし…」

宥「それに…あんまり阿知賀に近かったらまた私、玄ちゃんに甘えそうだから…」

京太郎「ま、あいつも旅館の女将として忙しくしてるしなぁ…」

宥「うん。だから…きっとこれで良かったんだよ」

宥「それに…私にとって一番、暖かい場所は…松実館じゃなくてアナタの隣…だから」

京太郎「な、なんか照れるな…」

宥「ふふ…顔を赤くして…もっと暖かそう…♥」

宥「ね…隣に行っても良い?」

京太郎「勿論だよ」

宥「ありがと。じゃあ…」スッ

トテトテストン

宥「…んー♪」コテン

京太郎「暖かいか?」

宥「うん…何もかも溶けていっちゃいそうなくらい…♪」

京太郎「じゃあもっとこっちに来いよ」

宥「でも、コレ以上寄ったら食べる邪魔になっちゃうよ?」

京太郎「良いんだよ、それでも宥ともっと触れ合っていたいからさ」

宥「…ふふ、実は…私も同じ気持ち…だよ♥」ギュゥ















宥「…ね、アナタ」

京太郎「ん」

宥「私…今、とっても幸せだよ」

京太郎「おう。俺も幸せだぞ」

京太郎「宥と一緒で…少しませてるけどとても良い子がいて…」

京太郎「俺は…それで十分だ。それだけで…世界一の幸せもんだよ」

宥「こんなに疲れても?」

京太郎「疲れなんて宥と触れ合っていればいくらでも吹っ飛ぶっての」

宥「…じゃあ、触れ合っちゃう?」

京太郎「こ、こら…まだ早いって」

宥「ふふ…じゃあ、また後でしてくれるんだよね?」

京太郎「ぅ…」

宥「…暖かいの一杯…期待してるから…ね♥」

京太郎「……頑張ります」

宥「うん…弟か妹が出来るまで…頑張ってね」

宥「愛しくて暖かい…私の最高の旦那様…♥」ギュゥ
最終更新:2014年02月04日 21:24