【中学一年 ―― 4月】
京太郎「(さて…今日まで出来る事はやってきた)」
京太郎「(入部した時よりも…今の俺は強くなっているはずだ)」
京太郎「(自分を信じろ…今の俺ならやれる…!)」
モブA「って俺らまた須賀の相手なのかよ…」
モブB「正直、今はイカサマ使えないしあんまりやりたくないかなって…い、いや、何でもない」
モブC「そんな事言うたかってこいつは所詮、雑魚やろ。ワイは詳しいんや」
京太郎「(今の俺なら…こいつらに勝って…初日のリベンジを果たす事が出来るんだ…!!)」
>>+2 京太郎(土壇場と雀力で+6)
>>+3 モブA
>>+4 モブB
>>+5 モブC
>>京太郎59
>>モブA73
>>モブB95
>>モブC58
京太郎「(…この中で危ないのはモブBだな)」
京太郎「(イカサマ中とは言え、基本、こいつを他の二人がフォローする形になってる)」
京太郎「(それは…こいつが人並みはずれて運が良いからだ)」
京太郎「(今も…ダマだけどかなりの大物手を張ってる)」
京太郎「(ま…それくらい分かってりゃ振り込みはしない)」
京太郎「(寧ろ、俺にとっちゃカモ)」
京太郎「(取り回しの効かなくなった大物手を仕留めるのが…俺のスタイルだからな)」
京太郎「(後はこいつが焦れて始めた頃に…)」
モブC「トン」
京太郎「(あっ馬鹿!!)」
モブB「それロン。ハネマンだ」
モブC「な、なんでや!工藤!!」
モブB「悪いな。一応、今日は監督も見てるし…評価の為にマジでやんないとな」
>>+2京太郎(+6)
>>+3モブA
>>+4モブB
>>+5モブC
>>京太郎49
>>モブA35
>>モブB33
>>モブC91
モブC「(まさか工藤の奴に裏切られるとはな…)」
モブC「(ワイの目を持ってしても見抜けへんかったわ…)」
モブC「(でもな、ワイはやられっぱなしな男やないで)」
モブC「(ワイだって…名門阿太中のレギュラーなんや)」
モブC「(まぁ…殆どベンチウォーマーやけど)」
モブC「(そんなワイの手に掛かれば…これも…)」
モブB「」トン
モブC「おっと、それロン。ハネマン返しや」ドヤァ
モブB「ん」スッ
モブC「も、もうちょっと悔しがれや!!!」
モブB「いや、別に平べったくなっただけで悔しがったりしないっての…」
>>+2京太郎(+6)
>>+3モブA
>>+4モブB
>>+5モブC
>>京太郎83
>>モブA90
>>モブB46
>>モブC00
京太郎「(さて…と…これまでずっと見続けてきたけど…)」
京太郎「(そろそろ…Cは一方的にBを目の敵にして…)」
京太郎「(Bは聴牌間近ってところかな)」
京太郎「(…恐ろしいのはAだ。今度はこいつは大物手張ってる)」
京太郎「(まったく…こんな短期間で跳満だのなんだの連発されちゃ追いつけないっての)」
京太郎「(とは言え、ずらせる材料もないし…ここは無難に流すか)」
京太郎「(このペースじゃぶち当たるのはCだろうけど…まぁ、ご愁傷様というか)」
モブA「ロン。倍満だな」
モブC「ぐっ…お、おうもってけや」
>>+2京太郎(+6)
>>+3モブA
>>+4モブB
>>+5モブC
>>京太郎83
>>モブA 20
>>モブB69
>>モブC61
京太郎「(さて…そろそろラスも近づいてきたところで…動かせて貰おうか)」
京太郎「(今度は狙い目は…飛び出したモブAだな)」
京太郎「(ラスも近く大きく引き離したから打ち筋に慢心が見える)」
京太郎「(ダメだぜ、そんなんじゃ)」
京太郎「(ラスだからこそ気を引き締めないと…役満一回で容易くひっくり返る点差だろ?)」
京太郎「(ま、でも…俺がテンパってるのはそんな大物手じゃないけどさ)」
京太郎「(だけど…それでも今の慢心したお前を引き落とすには…)」
京太郎「…ロン。8000」
モブA「あ…」
京太郎「(十分過ぎる手…だな)」
モブA「お疲れ様…でした」
京太郎「うっす。お疲れ様でした」
モブB「くっそー…」
モブC「まさか…須賀の奴に負けるなんて…」
京太郎「(ま…普段、イカサマやって人の事可愛がってくれてる奴らなんてこんなもんだな)」
京太郎「(絶対口には出さないけど…出せないけどさ)」
京太郎「(ただ…少しスッキリしたのは事実だな)」
京太郎「(ざまぁみろとは言えるほどじゃないけど…麻雀部来てから初めてこいつらに勝てたんだ)」
京太郎「(本当はぐっとガッツポーズしたいけど…堪えて…)」
やえ「や。お疲れ様」
京太郎「あ、先輩」
やえ「あの三人に勝てたようだな」
京太郎「ま、潰し合いの合間を縫ったみたいなもんですけどね」
やえ「いや、それでも大したものだ」
やえ「何せ…君は一度も彼らに振り込まなかったんだから」
京太郎「まぁ、そんな時もありますよ」
やえ「本当にそうかな?」
京太郎「…」
やえ「君が麻雀部に来てからの牌譜、見させてもらった」
やえ「特に特筆すべきところはないが…だが、興味深いところが一つある」
京太郎「…なんでしょう?」
やえ「君がこの麻雀部に来てから一度も他家に振り込んだ事がないという事だ」
やえ「勿論、ツモ和了は受けるし、点数差で引き離される事はある」
やえ「だが、直撃しない分、大きく落ちる事はない」
やえ「…ただし、ひたすら降りている訳じゃなく…時に安手で直撃を奪う」
やえ「…興味深い打ち筋だな」
やえ「なぁ、須賀君」
京太郎「…はい」
やえ「今度は私と打ってみないか?」
京太郎「…え?」
やえ「何、彼らのように君のことを可愛がってやろうなどと考えている訳じゃない」
やえ「君の打ち筋に興味が湧いた。それじゃダメか?」
京太郎「い、いえ…そんな事は…」
やえ「よし、決まりだ」ニコッ
やえ「じゃあ…とりあえず新子と…そうだな。適当に女子の方から一人呼ぼう」
やえ「それで構わないかな?」
京太郎「えぇ。問題ないです」
京太郎「(さて…急に決まった一局だけど…)」
京太郎「(まさか小走先輩と打てるなんてな…)」
京太郎「(部内でも飛び抜けて強いこの人とこんな段階で打てるなんて…)」ブルッ
京太郎「(はは。武者震いしてきたぜ…)」
京太郎「(でも…折角の機会なんだ)」
京太郎「(胸を借りるつもりで…最初から全力…っ!全開で…打つ…!!)」
>>+2京太郎(+6)
>>+3王者(雀力差により+20)
>>+4憧
>>+5モブ子先輩
>>京太郎29
>>王者84
>>憧52
>>モブ子先輩57
やえ「(なるほど…こうやって打ってみると…良く分かる)」
やえ「(聴牌した途端…手元に牌がこなくなる)」
やえ「(本来来るはずの牌さえ…彼の方に飲まれていく)」
やえ「(なるほど…これが噂に聞くオカルトと言う奴か)」
やえ「(確かに…相対して見るとそうとしか言いようがないな)」
やえ「(彼の後ろに…八つ首の大蛇が見える気がする…なんて…)」
やえ「(まるでファンタジーの世界に迷い込んでしまったようだ)」
やえ「(…正直、本当はちょっと怖…いや、そんな事はないが)」
やえ「(だが…少しずつ傾向は見えてきた)」
やえ「(ならば…対策の仕様はある)」
やえ「(彼の能力はテンパイした他者の和了牌を引っ張ってくるものだ)」
やえ「(そして相手が手を組みなおそうとした瞬間、和了牌が絡んだロンで射抜く)」
やえ「(勿論、その性質上、役はつきづらいが・・・それでも実用可能な範囲で攻撃と防御を両立させている)」
やえ「(だが…それは和了牌が少なければの話)」
やえ「(例えばそう…5面待や6面待ならば…それだけ彼の方にムダヅモが増える)」
やえ「(そして…それは何れ、彼の手の中に抱えきれなくなる)」
やえ「(後はそれを待てば…それだけで…)」
やえ「ロン。2000」
やえ「ロン。5600」
やえ「ロン。1300」
やえ「…ツモ。4000オール。…須賀君の飛びだな」
京太郎「あ…」
京太郎「(負け…た…)」
京太郎「(何も…出来なかった…)」
京太郎「(いや…途中までは…そこそこいけてたんだ…)」
京太郎「(だけど…折り返してからは…完全に狙われていた…)」
京太郎「(今まで…殆ど直撃受けた事なんてなかったのに…)」
京太郎「(まさかこんなに…差があるなんて…)」
京太郎「(これが…阿太中のトップ…)」
京太郎「(これが…インターミドルクラスの…実力…っ)」
やえ「」ゴゴゴゴゴゴ
やえ「(はぁ…よ、良かった…あの大蛇噛み付いてこなくて…こ、怖かったよぉ…)」
やえ「…ま、まぁ…何はともあれ…お疲れ様」
京太郎「うっす…すみません。期待に応えられなくて…」
やえ「いや、そんな事はない。寧ろ…とても興味深い対局だった」
やえ「ただ…残酷な事を言うようだが…今の君のままでは勝てない」
やえ「インターミドルには私くらいの実力者はゴマンといるんだ」
やえ「私相手にこれほどまでにやられているようでは…インターミドル出場すら難しいだろうな」
京太郎「…はい」
やえ「だから…そう。だからこそ…君に一つ提案があるんだが…」
京太郎「…え?」
やえ「…女子麻雀部の方の雑用をやってみないか?」
憧「ちょ…っ!そ、それどういう事ですか!?」
憧「京太郎がそんなに見込みが無いって事!?」
やえ「落ち着け。そうとは言っていない」
やえ「寧ろ、見込みがあるからこそ言っているんだ」
憧「…え?」
やえ「…あまり大きな声では言えないが、こと麻雀に関しては男子よりも女子の方が強い」
やえ「1説には男子インハイチャンプが名門校の一年生に負けるとも言われるくらいだ」
やえ「私はそうとは思わないが…しかし、現実、部内交流戦では女子の圧勝が続いている」
やえ「それに…何より君の実力を引き出すのに男子相手は厳しいだろう」
やえ「君が勝った三人はアレでも男子麻雀部の実力者たちだ」
やえ「彼らがあれほどの無残を晒した今、君を成長させられるほどの男子麻雀部員はいない」
憧「で、でも…」
憧「だからって雑用だなんて…」
やえ「そうでなければ女子も男子も納得しないだろう」
やえ「男子相手に本当の事を言えば角が立つし、女子だって贔屓だと言うだろうな」
やえ「だが、雑用扱いならば、男子としても女子としても面目が立つ」
やえ「勿論、雑用と言ってもそればかりに追われる事がないにように尽力する」
やえ「だから…どうだ?須賀君さえ良ければ…雑用やってみないか?」
京太郎「俺は…」
>>+2
00~30 ちょっと考えさせて下さい
31~60 …やります
61~99 是非、やらせて下さい…!
>>是非、やらせて下さい…!
京太郎「是非、やらせて下さい…!」
憧「ちょ…京太郎も…」
京太郎「今のでわかりました…俺、今のままじゃダメなんだって…」
京太郎「俺強くなりたいんです…!小走先輩に勝てるくらいに…!」
京太郎「其のために必要だって言うなら…雑用だってなんだってします…!」
京太郎「だから…お願いします!俺を鍛えて下さい…!」ドザー
憧「…京太郎」
やえ「…そうか。分かった」
やえ「それじゃ監督には私から話を通しておこう」
やえ「では、明日から…よろしく頼むな」
京太郎「はい!よろしくお願いします!!」
【System】
小走やえの思い出が1になりました。
小走やえの好感度が3あがりました。
現在の小走やえの好感度は4です。
須賀京太郎の雀力が3あがりました。
須賀京太郎の男気が3あがりました。
須賀京太郎はスキル【ディフェンシブモード】を封印しました。
須賀京太郎はスキル【運命の二つ名】を手に入れました。
このスキルは麻雀対局時、須賀京太郎の判定にゾロ目が出ると強制的に満貫ツモになるスキルです。
最終更新:2013年10月12日 08:42