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*タユタマ -kiss on my deity- (ましろルート・アメリルート)
|BGCOLOR(lightgrey):いちゃいちゃ度|&space(20)|★★&space(12)|
|BGCOLOR(lightgrey):バカップル度||★|
|BGCOLOR(lightgrey):キャラ萌え度|★★★★|★★|
|BGCOLOR(lightgrey):テキストの良さ|>|★★★★ ※1周目限定|
|BGCOLOR(lightgrey):シナリオの良さ|>|★★|
&ref(http://www.lumpofsugar.co.jp/link/images/bnr_tayu01.gif,,http://www.lumpofsugar.co.jp/product/tayutama/index.html)
[[ErogameScape 「タユタマ」該当ページ>http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/game.php?game=10100]]
#expand(600){{{◆はじめに
たまにスレに上がってくるんで独断と偏見で書いてみた。
余談だけどゲームパッドがあれば既読スキップがスマートに出来るのでスムーズにプレイが出来る。
★で、いちゃいちゃしているのか
ましろはキャラとしては萌えるしシッポと耳なんてたまらなくかわいい、のだが「嫁」なのでいちゃいちゃは感じられない。「恋人」の過程をすっ飛ばして「嫁」になってしまうのでそこにいちゃいちゃはほとんどないのだ。せっかくシッポとケモノ耳がついているのだからそれを利用したいちゃラブ表現もあるだろうにもったいない・・・
アメリはそこそこいちゃついてた。物語序盤から好き好きオーラ(笑)を感じるし殴る蹴る等の暴行もスキンシップだと思えばかわいい。俺がマゾだからそう感じるのかもな。くっついた後は徐々にバカップル化してきて屋上でお弁当あーんしたり、共通ルートの所々でさり気にいちゃっぷりを感じされる台詞が見られたりと芸が細かい。心理描写も結構上手く一途さを感じさせてくれたのでぼちぼち満足出来るものではあった。
★シナリオはどうなのか
シナリオ(ストーリー)は共通ルート使いまわしでぶっちゃけ手抜き。しかしながらテキストは洗練されておりテンポが良くてさくさく読み進む事ができる。設定が何気に細かくてダレる事はなかった(1周目限定な)
問題は共通ルートが使いまわしなので2周目以降が作業プレイ過ぎる点。初回プレイ時に気に入ったヒロインを持ってくることを推奨。アメリが他ヒロインルートでウザいのも問題だろう。本人ルートで嫉妬するのは可愛いが、他ヒロインルートで嫉妬するのはウザいの一言。萌えゲーでそんなドロドロ展開を持ち込もうとするキャラなんてウザがられて当然だ。
★共通ルートのダルさ(2周目以降)
〇〇〇〇〇〇〇●●●●●●●●〇〇〇〇 ●未読 〇既読
こういうループなら問題はないのだが、タユタマの共通ループは
〇〇●〇〇●●〇〇〇●〇●●●〇●〇〇●〇
こんな感じだから困る。
★エロさ
ましろのエロは描写が濃くて実用性は高いのだが、2つの大きな失敗を犯してしまっている。炉ましろを大人化させたシーンと、せっかくの耳とシッポが全然生かされていない点だ。
アメリのエロシーンはトーク多め(一部はCGと拳付き)で読んでいてかなり面白い。普段は自己中なアメリを主人公が拘束して日頃の鬱憤を晴らすかの如く好き勝手するシーンはなかなか感じるものがある。しかしいちゃラブで大きなウェイトを占める前戯を省略してしまっている点が痛い。
★タユタマ -It's Happy Days-(ファンディスク)
オフィシャルHPを見た感じではいちゃラブ展開になりそうだし、そこそこ期待できそう。
複数ライターってのがやや気になるところではあるが。
}}}
|BGCOLOR(#ffff00):発売日|2008年7月|
|BGCOLOR(lightcyan):シナリオライター&br()原画|史方千尋&br()萌木原ふみたけ|
|BGCOLOR(lightcyan):ブランド|[[Lump of Sugar>http://www.lumpofsugar.co.jp/]]|
|BGCOLOR(lightcyan):ジャンル|ADV|
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*コメント
#comment
&furigana(g)
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&ref(http://www.lumpofsugar.co.jp/link/images/bnr_tayu01.gif,,http://www.lumpofsugar.co.jp/product/tayutama/index.html)
[[ErogameScape 「タユタマ」該当ページ>http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/game.php?game=10100]]
&bold(){【ひとこと感想】}
まあ、俺は罵られるの好きだからアメリに不満はないけれども。
&bold(){【シナリオ】}
シナリオは共通ルート使いまわしでぶっちゃけ手抜き。2周目以降が作業プレイ過ぎる点が大きな難点。
初回プレイ時に気に入ったヒロインを持ってくること推奨。
2周目以降マウスで既読スキップすると操作数多くなってダルいんでゲームパッドがあると楽にプレイできます。
(タユタマはゲームパッド非対応なので[[JoyToKey>http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se101657.html]]が必須)
テキストに関してはそこそこ洗練されており、読んでいて文章が幼稚だとか冗長すぎ、などといった(ヒロインの行動以外に)
不快と思える要素はない。まあ名作級ライターには適わないけど複数ライター作品に見られる、いちゃいちゃしてるのは
良いんだけど文章水増ししすぎでいちゃラブにたどり着くまでに飽きてしまうようなモノと比べれば相当マシな部類。
◆ましろルート
萌えキャラとしてはスタンダードなキャラクター
ましろはキャラとしては萌えるしシッポと耳なんてたまらなくかわいくて萌える。出会った段階で強引に即嫁になり、
恋愛関係のシリアスや障害は本筋以外は存在しないので長期間萌えとラブラブ生活を楽しむことが出来るのが良いところ。
難点を述べると出会って強引にくっついてH突入なので恋愛シナリオとしては面白みがない。何で好きになったの?って
思いがずっと頭から消えなかった。愛の強さを感じさせるイベントはあるものの、それらの理由でインパクトに欠ける。
他には終盤の展開。テーマである種族の違いを同じ種族になることで解決してしまった安易な展開は非常に萎える。
死生観も[[健速先生の吸血鬼のアレ>http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/game.php?game=3166]]と比べると陳腐なものだし。まあ萌えゲーでそこまで愚痴ってもしゃーないけど。
しかしそれらの不満があってもキャラデザが神なので萌えだけで押し切る事はできた。これが一目惚れってヤツか。
Hシーンもエロさに力が入っていて他ルートよりも濃い。
まとめるとこのキャラクターは萌えとエロに力を入れてシナリオは万人向けで無難にしました、って感じだろう。
メインヒロインとしてのシナリオの流れはそこそこ良かったと思うけど、欲を言えば大恋愛して欲しかったな、、と。
エンディングで主人公のバイクが(二人乗りしやすい)ビックスクーターになっているところにましろへの愛を感じた。
こんなの二輪免許持ってる人じゃないと気付かないじゃないか。何気に芸が細かいw
◆アメリルート
主人公の幼なじみ。トゲの部分とデレる部分の差が激しい所謂ツンデレ系のキャラクター
ましろに嫉妬しまくり。ヒロイン側がアクションを起こしても主人公は明確に拒否と、過去に何か複雑な事情があるってことが
感じられる。主人公とヒロインの間で考えのすれ違いがあるようで派手に喧嘩したり疑心暗鬼で和解したりで躁鬱激しい。
そしてヒロイン側は一途で強い愛を持っている。この、まるで昼ドラみたいなドロドロ展開が面白い。
告白(と言うか譲歩)と、その後のヒロインの嬉しそうな様子は結構胸が締め付けられるような思いで良かった。応龍カッコいい。
しかしながらアメリシナリオ上最大の難点は2人が恋人になるのを阻んでいた過去の事情の設定。
一途な愛の強さとか切なさは感じられるけど、理由があまりにも不自然すぎ……。
まあ、一応過去の複雑な事情(笑)とやらを乗り越えた後は愛の深さもあっていちゃラブ度はなかなかのもの。
懺悔Hとかお弁当と食後の運動とか。Hシーンはなかなか工夫があって面白い。日常会話の所々でさりげにドキッとする
ような台詞を言ってきたりとなかなか気が利いている。ラストではいちゃいちゃしすぎで太転依に呆れられてる。
エンディングに関してはラブラブって感じなのが良かった。太転依との共存問題はスルーしてるけどな。
本人ルートでは(アメリの性格を受け入れられれば)可愛いし結構な破壊力もあるが、他ヒロインルートでは中途半端に
煮え切らない三角関係を仕掛けてくるのでウザいの極み。これでは地雷ヒロインと言われても仕方あるまい。
[[ショコラ>http://www.web-giga.com/chocola/flameset_chocola.html]]のように美しく魅せるか、[[君のぞ>http://www.age-soft.jp/Product/kiminozole/index.htm]]や[[スクイズ>http://schooldays.0verflow.com/index.html]]のように徹底的にやってくれるなら面白みもあるのだが。
つーかそれ以前に萌えゲーでガチ嫉妬とかやるなよ・・・
◆その他のルート
美冬ルート・・・うーん。正直、キャラが薄くて鵺がかわいかった事以外はイマイチ印象に残っていない。
ゆみなルートはアメリを言い負かしたシーンとエンディングだけは良かった。
「好きなら何で主人公を見捨てたの?」みたいな感じのセリフだったかな。結構カッコいい。
エンディング。それ自体は良いんだけどそこに至るまでの過程、特に高校中退って流れは最悪すぎ。
今のご時世学歴捨ててどうするのよというリアルな思いが俺の感情移入の邪魔をする。
&bold(){【総評】}
ヒロインの個性がもの凄く強い。
アメリが筆頭だけどましろも酷いwwwwいきなり沸いてきた分際で理由のない愛の押し付け氏ねよと何度思ったことか。
そう考えるとアメリは主人公が好きだって理由があるだけ自己中でもまだ擁護の余地がある。
ゆみなはピーピー煩くて主人公が終始保護者みたいな感じ。美冬は・・・主人公ヒモ?
いちゃラブに関してはアメリ圧勝。というかこれは設定上の問題。他ヒロインの設定がいちゃラブに向いてない。
アメリはヒロイン本人に負い目があるので主人公とヒロインの力関係はヒロインが五分以下、やや主人公が強めと
なっている上に同じ学校、両親公認なのでヒロインが甘えやすく、いちゃいちゃしやすい環境にある。
それに比べましろ達は主人公より立場がとにかく強い。ましろは主人公をシバいているし美冬はお嬢様だし
ゆみなにしても学校の差がある。まるで主人公が下僕のようだ。こんな環境でいちゃいちゃしろってのが無理だっての。
主人公とヒロインがいちゃいちゃしているゲームは大抵主人公の力関係が強い。
ヒロインと互角か、ヒロインが主人公より立場が格下の作品がほとんどだ。
主人公と同級生か下級生のヒロインがいちゃいちゃして、主人公より上級生のヒロインはいちゃいちゃしていない。
頼れない男にはいちゃいちゃできないって事だな。
&bold(){【タユタマ -It's Happy Days-(ファンディスク)】}
オフィシャルHPを見た感じではいちゃラブ展開になりそうだし、そこそこ期待できそう。
複数ライターってのが非常に気になるところではあるが。
複数ライターのいちゃラブってダラダラしすぎで質より量って部分があるんだよね・・・
俺個人的には眠いいちゃラブをたくさん見せられるよりは、量が少なくても一撃の重いいちゃラブを見たい。
&furigana(g)
|BGCOLOR(#ffff00):発売日|2008年7月|
|BGCOLOR(lightcyan):シナリオライター&br()原画|史方千尋&br()萌木原ふみたけ|
|BGCOLOR(lightcyan):ブランド|[[Lump of Sugar>http://www.lumpofsugar.co.jp/]]|
|BGCOLOR(lightcyan):ジャンル|ADV|
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