妹スマイル

「妹スマイル」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
妹スマイル」を以下のとおり復元します。
&ref(http://citoron.com/img/banner.jpg,,http://citoron.com/sister_s/index.html)
[[ErogameScape 「妹スマイル」該当ページ>http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/game.php?game=12722]]

&bold(){【全体評価】}
 エロイチャには定評のあるしとろんソフトの第2作目は妹もの。「妹を笑顔にできるのは、お兄ちゃんだけ!?」のキャッチコピー通り、
 設定だけなら死ぬほど重いシリアスになりそうなところを、鬱展開を最小限にして兄妹兼恋人同士としてのラブラブ生活をメインに
 気合いの入ったエロイチャストーリーに仕上げています。

 今回の作品で特徴的なのは「あくまで妹は1人であり、最初の選択肢で選ばなかったキャラはサブキャラとしても一切登場しない」という点。
 大げさに言えば完全なオンリーワンヒロインの作品だった「こんぶ」が6本セットになった感じですが、考えてみれば妹が6人いる状態で
 1人だけ相手にイチャラブというのも無理な話で、その点ではこの構成は妥当な選択であり、同時に大英断だったと思います。
 ただ、これだけ個性的なキャラクターが揃うと、前作の「みここ」のようにおまけシナリオで妹たちの掛け合いも見てみたかったと思うのは
 さすがに贅沢でしょうか。(なお、今回はおまけシナリオは一切用意されていません)

 前作の「みここ」、実質上の第1作目「してして」と同じく、バカップルを掛け値なしに堪能できるキャラは限られていますが、
 どの妹もキャラの魅力としては十分すぎるほどですし、「兄妹だからこんなこと自重しなきゃいけない」と自分たちから水を差すようなことも、
 「兄妹なのにこんなことしていていいと思ってるの!?」といった外部からの水差しも一切発生せず、それが当然のように兄妹兼恋人同士を
 楽しんでいられるこの作品は、イチャラブ好きなら十分にプレイする価値のある作品だと思います。

&bold(){【ヒロイン別シナリオ評価】}
&bold(){・東野 春菜(とうの はるな、CV:藤森ゆき奈)}
 シナリオ担当:鯉川 こい、おすすめ度:★★☆☆☆

 シナリオ構成的には割と王道で固めた感じ。ただキャラの性格上自分からあまり兄に求めたりしないので
 イチャラブ的にはそこが物足りなく感じるかも。

&bold(){・南澤 夏希(みなみさわ なつき、CV:青葉りんご)}
 シナリオ担当:海原 楓太、おすすめ度:★★★★★

 二人の関係が「赤の他人」から「兄妹でバカップル」に変わっていく姿がきっちり描かれていて、
 かつイチャラブ描写も濃く非常に満足度の高いシナリオに仕上がっている。シナリオが進むにつれて
 キャラがどんどん可愛くなっていくのを感じられるところも非常にポイントが高い。 
 「してして」の榎穂が好きだった人には特にお勧めしたい。

&bold(){・西澤 秋穂(にしさわ あきほ、CV:佐々留美子)}
 シナリオ担当:海原 楓太、おすすめ度:★★★★★

 最初から好感度MAX状態から始まるのに、さらにそこから加速していく爆発力はすごいの一言。
 序盤にほんの少しだけ諍いがある以外は波乱なく徹底的にイチャイチャし続けるだけというシナリオ構成は
 エロイチャ中心であることを差し引いても十分すぎるほど魅力的。脳みそ空っぽにして楽しめます。

&bold(){・北郷 冬霞(きたさと とうか、CV:小倉結衣)}
 シナリオ担当:鯉川 こい、おすすめ度:★☆☆☆☆

 シナリオの出来は悪くない、悪くないんだけど、ところかまわず兄から妹へ襲いかかるシーンはCGありで念入りに描いているのに
 心から愛し合うシーンや思い余って妹から兄を襲うシーンがCGなしの3クリックで済ませられているってのは
 いくら何でももったいなさ過ぎないか、と思う次第。そこをしっかり描いてくれたらもっと評価は高くなったのに・・・

&bold(){・野中 詩季(のなか しき、CV:風音)}
 シナリオ担当:海原 楓太、おすすめ度:★★☆☆☆

 「妹のわがままに応えるのが兄の度量」を地でいくカップルぶりは、お互いベタ惚れ状態ながら完全デレモードとまでいかず
 そのあたりがちょっと物足りない感じ。「ツンおた妹」だけにもっと突き抜けたシナリオ展開でもよかった気が。

&bold(){・月野 暦(つきの こよみ、CV:新堂真弓)}
 シナリオ担当:鯉川 こい、おすすめ度:★☆☆☆☆

 序盤の電波っぷりにいきなり不安を感じずにはいられないが、割と早めに軌道修正されるのでそこは救い。
 ただ、終盤の展開は「してして」をプレイしていないと何を言っているのかさっぱり分からず、プレイしていたら
 していたでもやもやしたものを抱えてしまいかねないのが困ったところ。
 でも暦が可愛いので許せてしまう、とまあそんな感じ。 

&bold(){【その他】}
 初回生産分および特定店舗での購入特典あり。
 なお、ドラマCDはすべて「兄1人に妹6人の7人家族が一緒に暮らしている」設定となっていて、
 ゲーム中では一切存在しなかった妹同士の掛け合いが楽しめる唯一のメディアとなっている。

&bold(){・予約特典小冊子}
 B5版20ページ。描き下ろしコミック、妹キャラの没デザイン集、原画担当とプロデューサーの対談を収録。
 なお、妹たち6人の中でこの小冊子に描かれているキャラは詩季1人だけとなっている。

&bold(){・ソフマップ購入特典ドラマCD「妹たちの休日の巻」}
 あらすじ:とある久住家の休日、春菜と秋穂は洗濯を、夏希と詩季は食事の準備をしていた。
      一方、冬霞は未だに寝ている兄を起こすために部屋を訪れるが・・・

&bold(){・メッセサンオー購入特典ドラマCD「最高の妹は誰だ!? 第一回妹選手権の巻」}
 あらすじ:妹は6人いるのに兄は1人。おかげでなかなか兄と一緒の時間が取れない妹たち。
      そこで暦の提案により「兄を1日独り占めできる権」を賭けて最高の妹を決める勝負をすることに。
      果たしてその結果やいかに?

&bold(){・ラオックス購入特典ドラマCD「ファミレスよいとこ一度はおいで!の巻」}
 あらすじ:人手不足からファミレスのバイトに毎日かり出され、疲労困憊している兄を救うべく、
      6人の妹たちが兄と一緒にファミレスのバイトに挑戦することに。
      妹たちの努力で見事兄を救うことができるのか―――

|BGCOLOR(#ffff00):発売日|2009年11月27日|
|BGCOLOR(lightcyan):原画|雛祭桃子|
|BGCOLOR(lightcyan):シナリオライター|海原楓太・鯉川こい|
|BGCOLOR(lightcyan):ブランド|[[しとろんソフト>http://citoron.com/top.html]]|
|BGCOLOR(lightcyan):ジャンル|兄が妹を幸せにしちゃうADV|
----

復元してよろしいですか?