夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-

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[[ErogameScape 「夜明け前より瑠璃色な -Brighter than dawning blue- PC版(非18禁)」>http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/game.php?game=12335]]
[[ErogameScape 「夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-」>http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/game.php?game=11460]]

&bold(){注記} 
 無印(18禁版の初代)はWindows 7 64bit 版では起動不可

&bold(){【感想】}
 エステルさん最高!!! シンシア可愛いよ。

 原作6キャラの個別ルートはシナリオがイマイチだと思った。前もって書いておくけど駄作って訳じゃない。
 設定は良くできているしべっかんこう氏の絵は綺麗でBGMも雰囲気に合っている。テキストも丁寧で熱意は
 感じられるんだよ。ただあまりにも日常描写が多すぎてとてつもなく眠い。
 無印ヒロインズは主人公との距離が近いんですよね。6ヒロイン中5人が自宅か隣に住んでいますから。
 そのためかどうかはわからないけど主人公やヒロインがお互いに惹かれていく描写が弱い。好きになる動機が
 薄く、全編通して「なんで好きになったの?」と思ってしまう。

 ・・・と、ここまでがネガティブな話。
 追加キャラクターであるエステル・翠とファンディスクであるMC新登場のシンシアは後発なだけあってその辺の
 不満が改善されている。テキストが洗練され眠さは原作√の8割引。原作ヒロイン√だと受け身だった主人公が
 追加ヒロイン√だと積極的な男に大変身。そりゃエステルさんやシンシアが惚れる訳だわ。
 サブキャラとしての麻衣がやたら萌えたりさやかや菜月は良いポジションを持っているしフィーナはやたら
 カッコ良いしとまったく別次元の完成度になっています。

 いちゃラブ(と、シナリオのバランス)に関してはフィーナとPS2版追加の翠・エステル、MC追加のシンシアが
 なかなか素晴らしいデキ。やりすぎてバカデレにもならずゲームの雰囲気をしっかり維持している。
 特にMCのエステルさんはこそばゆいような関係がたまらなくて終始ニヤツキっぱなしだった。次いで翠もGood

 絵は流石べっかんこう氏。ただ綺麗なだけではなく萌えや感動といった要素を伝えるだけの画力がある。
 ただ、原作だと画力に対してシナリオが追いついていない気はする・・・。実に惜しい。 
 自分は明け瑠璃新規で本編 → FDと続けてプレイしたのでボリューム的にもいちゃラブも十分満足でしたが、 
 FDは質は良いものの量が少ないので明け瑠璃既存のプレイヤーでFD単品だけをプレイした人は不満もありそ。 
 最近は純粋にシナリオや雰囲気で魅せてくれるいちゃラブゲーが少なかったからその点では良かった。

&bold(){【ヒロイン別感想】}
#openclose(show=フィーナ・ファム・アーシュライト(メインヒロイン)){
姫として強烈な存在感を示すヒロイン。いちゃラブに関してはかなり「高度」だと思った。姫としての存在感や
雰囲気を維持しつつも時折デレて主人公にいちゃついてくるのはかなりの破壊力がある。姫やお嬢様なヒロインは
数多く存在するものの、これほど高潔な存在として描かれているヒロインはちょっと他には思いつかない。
個別ルートは起承転結の「結」が弱いなぁと。え?それだけなのって感じ。
FDでのフィーナシナリオは「夜明けより瑠璃色な」を締めくくるグランドエンド
個別シナリオを期待していた人はがっかりだろうけど、物語の締めくくりとしてはGood}
#openclose(show=ミア・菜月・さやか・麻衣ルート(脇を彩る汎用ヒロイン)){
ちょっぴり心温まる話。シナリオの起伏が少ないんでものすごく眠い。
しかし話としてはもの凄く丁寧に作られているのでプレイする度に他のヒロインルート、特に追加組の
翠・エステル・シンシア√でサブキャラとして登場する彼女達に妙に愛着が湧いてくる。
妹としての麻衣はやたらカワイイ。
FDは手堅い作り。シナリオは短いけどけよりなのあたたかい雰囲気はそのまんま。
いちゃラブだけなのでシリアス入れないならこれくらいでちょうど良いと思う。長くなりすぎるとダレるし。
コストパフォーマンス? 本編とFDセットで新品実売8000円って思えば安いよ!}
#openclose(show=リースレット・ノエル){
思わず抱きしめて頭をなでなでしたくなるようなキャラ。流石にいちゃラブ対象にはしたくないw
ロリーな見た目とは裏腹に作品設定の奥深くまで突っ込んでくるので結構面白い。
本編では飼っていた猫がいなくなったような喪失感があったけど、FDでフォローが入ってる。}
#openclose(show=遠山翠){
PS2版で追加されたヒロイン。ぬるま湯につかっているような感覚は前述のミアや麻衣シナリオと同じだけど、
エロがない代わりに好きになっていく過程が他のヒロイン√と比べしっかりと描かれている。
恋人と恋人の境目くらいの関係からのろけだしたり菜月や麻衣達に冷やかされたりとニヤつける場面が多い。
FDでは初っ端から飛ばしてます。}
#openclose(show=エステル・フリージア){
このゲームでは珍しく好感度マイナスから始まる存在。正統派ツンデレとしてのヒロインの魅力も強いけど、
この√では主人公が好感度マイナスをプラスに持って行けるだけの魅力のある強い存在として描かれているので、
ヒロインと主人公の両方がとにかく萌える。クサい台詞をすらりと言っちったりちょっとお茶目な所があったり。
FDではラブラブな後日談もですが、シナリオ面でも翠同様に他ヒロインよりも優遇されている。}
#openclose(show=シンシア・マルグリット){
シナリオの早いうちから確定した別れを匂わせてくる、8月には珍しい余韻が重いタイプのシナリオ。
シンシア視点のエンディングやおまけシナリオでの主人公視点での〆も演出が憎い。}

&furigana(b)
|BGCOLOR(#ffff00):発売日|2009年2月27日|
|BGCOLOR(lightcyan):シナリオライター&br()原画|榊原拓・内田ヒロユキ・安西秀明&br()べっかんこう|
|BGCOLOR(lightcyan):ブランド|[[AUGUST>http://august-soft.com/]]|
|BGCOLOR(lightcyan):ジャンル|ADV|
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