はぴねす!

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はぴねす! - (2009/02/11 (水) 11:17:50) の編集履歴(バックアップ)


いちゃいちゃ度 ★★★★★
バカップル度 ★★★★
キャラ萌え度 ★★★★★
テキストの良さ ★★
シナリオの良さ ★★
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ErogameScape 「はぴねす!」
©ういんどみる
           いちゃラブインジゲーター(笑)
 いちゃラブ度           _____             ※メインヒロイン4人は全員こんな感じ
.  100|              /        \      
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   50|     __/
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     └───────────────────────
◆感想
 キャラ萌え出来ればいちゃラブ度はかなり高い。

★らぶらぶしているのか
 とにかく甘いシナリオ展開で萌えてラブラブできる。恋愛描写が無理なく丁寧で好きになっていく過程や
 双方向の恋愛感情がしっかり描かれているので見た目だけのいちゃいちゃだけではなく内面のラブラブ感も十分。
 軽めの恋愛展開が続くだけなのでこういう話は眠いとかつまんねとかそういう流れになりがちなんだけど
 意外にそんなことはなく、とろけるような萌えの力押しで攻めきっちゃってる感じ。
 ただしシナリオは弱いので感動や熱愛といった熱い要素は感じられない。

★いちゃいちゃを邪魔するものたち
 魔 法 戦 闘 が 邪 魔 で す w w w w w w
 草生やしたくもなりますわ。煮え切らない中途半端な戦闘でストレスが溜まる。
 作品的にシリアス戦闘が無理なら無理で熱い厨二病バトルでも展開してくれれば良かったのに。
 しかし戦闘のウザさをういんどみるは理解しているようでFDではいちゃラブだけの展開となっている。

★シナリオとか
 萌えゲーとしては優秀だけどシナリオはキャラ萌えできるかどうかが全て。キャラ萌えさえ出来れば
 戦闘以外の邪魔は入らないのでいちゃいちゃとした展開を存分に楽しむ事ができる。
 ストーリー的な面白さは皆無なので萌えないキャラを消化していると起伏もないしテンポも悪くて眠くなりがちだった。
 まあ消化試合でも準にゃん達サブキャラがにぎやかして目を覚まさせてくれるのが救い。

★エロさ
 各キャラ初回のエロはいちゃ的に良かった。会話が多め(ピロートーク一部はCGつき)でいちゃ度が高く、愛を確かめ合う
 ような初々しい感じが上手く出ている。前後最中問わず睦言囁き合ったりディープキスと同時進行だったり。
 またCGに結構肉感があったり内容が結構激しかったりで実用性もそれなりにある。
 ただし萌えとエロの濃さを両立しようとしている為にテンポが悪くてぶっちゃけ途中でダレた。
 2回目以降のHシーンはエロが濃くなるが、いちゃいちゃは薄くなる。

★サブキャラ傾向
冷やかし A 祝福         B 縁結び     B 嫉妬         C
主人公が大分やられキャラ気味なので基本的に冷やかし倒されるし散々からかわれるし、
悪友キャラと義理母が非常に鋭いので秘密にしておいたつもりが即発覚なんて日常茶飯事。
しかし、言葉の端々から祝ってくれている事はなんとなく分かる感じ。また主人公の恋については大抵協力的、
特に準は主人公に発破をかけ、さりげなくヒロインに気を回しながら恋する乙女役をもこなす名脇役と言える
(残念ながら、見た目がいくら麗しくても男であり攻略できません)
すもも(義妹)のみ自分以外のヒロインとくっつくと主人公に八つ当たりしてくるが、
本気のヤキモチというよりは「素直に祝福できないけどおめでと」みたいな物らしい。
モブに追い回される事もあるにはあるが、直後に死ぬほどいちゃつくのでほぼ帳消しになる。

★はぴねす!りらっくす!(ファンディスク)
恋愛要素以外の中途半端な点を除いたためなのか、これに限るとバカップル度が★1つ分跳ね上がるかも。
本編でのサブヒロインにも個別エピソードが追加された。
しかし、一部のファンにとっては準の本音が語られるシナリオの存在が一番大きいかもしれない。
ある意味、ういんどみるの本気が凝縮されている。

+ コメントB
◆コメントB

★各キャラクターについて
主人公やヒロインの特徴、個別シナリオの動向など。

●小日向雄真(主人公)
複数ライターなので誤差があるにはあるが、よく言えば心が広く、悪く言えば受け身で振り回されがち。
あまり恋愛に積極的でない一方、誰か好きになるとその人の事しか見えなくなるのかどうか、
他のヒロインからの熱視線に一つも気づかないのは当たり前。
バカップルスレとしては一途で鈍いのは有難いかもしれない。
彼が基本的に何も出来ないせいで、戦闘の鬱陶しさが倍増しているといっても過言ではない。
主人公の関われない次元の戦闘は緊迫感に欠ける事、あそこのアレを見てりゃ分かるだろうに。

●神坂春姫(メインヒロイン1)
初対面シーンから共通ルートの後半まで運命のヒロイン的なフラグを匂わせまくっている存在だが、
何のことはなく扱いは他のメインヒロイン3人とほぼ同じである。
一応、表シナリオでは唯一主人公の素性が明らかになるルートだが、だからどうしたと言うレベルか。
その分、「個別シナリオが尻切れトンボで後は隠しルート」といったお預けもないので安心していい。
主人公のドキドキぶりとか、本当は好きなのに諸事情で言い出せない春姫のもどかしさとかは結構良く出ている。
告白のシーンとその前後がずいぶんダレる(主に魔法関係のせいで)が、そこを越えると人が変わったように甘えてきたり、
かと思えば独占欲を剥き出しにしたりと大暴れする。
主人公の分までお弁当作ってきて屋上であーん、なんて当たり前のようにやる。
その代わりウブさは殆どないが。あとあまりに甘えようが凄まじくて2人の将来が少し心配になる。
一応主人公も結構恥ずかしい事を言ったりやったりしてはいるが、春姫側のカウンターパンチが激しくて目立たない。
本人ルート以外では見事なまでに脇役化してしまう。
隠しシナリオにおける、一生懸命フラグを立てようとしている姿にはなんとなく涙を禁じえない。
決して運命のヒロイン(笑)ではない…と思いたい。

●柊杏璃(メインヒロイン2)
春姫の友人ポジションで、「お前に春姫を渡せるかー」とかなんとか突っかかってきそうだが
全くそんな事をしてこない、というか露骨に春姫を焚きつけている。
ヒロインとしては、悪友みたいな関係からややあっていきなり深い仲になってしまうためか、
お互いにアタフタしまくりでだいぶウブさが強調されている。
普段はそこまでじゃないのにカップルって意識した途端に真っ赤になるとか見てて楽しい。
ただ、どちらかと言えば主人公の方が余裕ありそうで、
2人きりとかいったシチュエーションをあえて強調して恥ずかしがらせたり、
杏璃側に恥ずかしいセリフを言わせてちょっと楽しんだりしてるように見える。
実は杏璃の成長モノシナリオとしては読めない事もない。それだけだが。
サブキャラとしては上の通り春姫応援派。ただ友人の好きな男性を自分も好きになってしまうタイプとか…。

●高峰小雪(メインヒロイン3)
いきなり現れて唐突に思わせぶりな事をして忽然と去っていく変な人。
と思ったら、恋愛相談を持ちかけられて目が点になってしまう人。
杏璃と同レベル以上のウブさを持っているが、それ以上に暴走癖のようなものがあり、
カップル成立後はそちらの傾向が強く出ているためちょっとシュールなシチュエーションが多いかもしれない。
くっついた次の日にアポなしでお宅訪問とは。
もっともそれだけではなくて、何もしてないけど幸せムード、というような場面もあったりする。
主人公の心情描写がわりかし詳しくなっており、カップル成立する瞬間への盛り上げようは結構良い。
他シナリオでは時々出て来て、主人公かヒロインに何か迫っている事を婉曲に教えてくれるが、
傍目にはバカップルを茶化しに来たような微妙な存在感がある。

●小日向すもも(メインヒロイン4)
義妹。絵に描いたようなブラコンだが、兄の幸せを願う自分と兄に見てほしい自分が混在している、
ややスタンスが特殊な妹。
そのため、「兄さんを好きになったのは私の方が先なのにー」と言いながら他のヒロインに跳びかかる事はしない。
ヤキモチこそやくが、選ばれなくても最終的に笑って主人公を送り出してしまう人である。
残念ながら、個別シナリオは絵に描いたような煮え切らない兄妹モノになってしまうが…。
正直肉親ってだけで色々と萎んでしまう。

●式守伊吹(サブヒロイン1)
必要かどうかは判断しかねるが、一応ラスボス役。紛う方ないロリっ子。67AA。
表シナリオだと殆ど邪魔なだけの存在、特に春姫ルートだと肝心な時に出てくるので激烈にKY。
もっとも、gdgdな告白シーンを千切ったり不純異性交遊をとめてくれた恩人と言えなくもない。
しかし、隠しルートの最終局面で死にかけ、それをつい主人公に助けられてしまったのが運の尽き、
前触れもなくデレデレになり「主人公に一生捧げる」と早まった事を言い出す。
残念ながらデレデレになった瞬間にゲームが終わる。そしてオチを準に持っていかれる。
ちなみにエロもある。誘いうけのつもりで完全受け身にされてしまう。

●上条沙耶(サブヒロイン2)
ブラコンではにかみ屋だけど内弁慶のおかっぱ少女。どみるには珍しい非年下・非ロリ貧乳。
主人公に対しては兄以外の気の置けない男友達みたいな見方をしていたはずなのだが、
それこそいつの間にか恋愛感情を持っていたのかどうか、隠しルートのエピローグで伊吹に見透かされる。
一方的に伊吹から恋のライバル宣言されたところで終わり。以下略。
エロだとあまりにも稀な事に、主人公の方から押し倒す。

●渡良瀬準(外野1/真ヒロイン!?)
見てくれと心は女の子だが生物学的には男、という怪物。線が細い男子なら現実にも探せばいるだろうけど。
その性質上、主人公サイドにいてもヒロインサイドにいても違和感なく活躍できる。
冷やかし役、応援団、発破役何でも御座れなスーパーサブ。
一方わりと本気で主人公に惚れているらしいがあまりスキを見せていないので何とも言えない。
初期設定にあった「男女かまわずキスする」というのがあんまり活かされておらず残念(?)。
実は、プロローグで最初に喋るのとエピローグで最後に喋るのが彼。
本編ヒロインにあまりハマれなかった人達が彼に救いを求めたらしく、準のファンばかり大勢いる。
でも、だからってりらっくすで攻略可能にするのは・・・。

●高溝八輔&上条信哉(外野2及び外野3)
主人公の腐れ縁の友人と沙耶の双子の兄。別に劇中でコンビ組んでるわけではないが、恋愛要素におけるどうでもよさは同等。
絡んでもスルーされるだけの奴とそもそも全然絡まない奴である。
信哉にいたっては、主人公に暑苦しい漢の友情を向けている気がする。

●モブども
八輔に扇動されて主人公とヒロインを追い回したり、待ち合わせ中やバイト中のヒロインをナンパしたりする奴等もいるが、
基本的に人畜無害であり有害な連中も無視されたりあっさり退けられたりする。

★恋愛描写について
ヒロイン4人とも一長一短といった趣があるので、どれが最も優れているとは言いづらい。
春姫:いちゃラブアクションは派手でノロけ具合もgoodだが、告白シーンのテンションとウブさに欠ける
杏璃:恋愛関係になってからの初々しさはトップだが、くっつく瞬間が唐突に訪れる
小雪:くっつく瞬間の盛り上がりは良いが、ラブアクションがややシュール
すもも:2人の気持ちのゆれ具合は良く出ているが、妹に恋された典型的ヘタレ兄を演じさせられる

で、上の通り恋愛要素において邪魔する奴はいやしないので(恋愛中にシナリオの本線が妨害する事はあるが)、
その辺は気が済むまで萌えればいいと思う。
ラスボスと言えるほど重い愛を持ってるヒロインがないのでメリハリはないが、
言い換えれば誰を先にプレイしてもイヤな余韻がない(辛うじて春姫?)ので気楽である。

★エロシーンとか
特に初Hにおける丁寧に描かれた前戯描写、愛撫してる箇所にちゃんとある主人公のパーツ、
密着感の強い本番シーン、余韻とヒロインからの愛情を感じさせる後戯描写(主人公側は微妙に素っ気ないが…)などが特徴。
フィニッシュの瞬間に途切れるのではなく、その後のちょっとした会話辺りまで回想が続くのが良い。
学校内で不純異性交遊してていいのかと突っ込んだらたぶん負け。
テキストでは最初は愛情とウブさの追求を、2回目以降はより深い繋がりを描こうとする傾向がある。
そのせいで肉欲に溺れてる的な印象も結構あるのが難。
春姫ルートにある、CGつきで少し長めのピロートークも回想できればなお良かったかも。

★推奨攻略順
特になし。ヒロイン4人でメインストーリーに対するアプローチの仕方が少しずつ異なるものの、
ヒロインAで得たヒントがヒロインBの謎解きになる、というようなシナリオの連関はない。
ただ春姫か杏璃のハッピーエンドを見ない限り小雪とすももは攻略できないくらい。
ぶっちゃけ、こっちの方が居心地良いや自分。

★最後に
恋愛そのものの重みをあまり感じない上にメインストーリーがどうにも中途半端だが、
いちゃいちゃ描写の派手さと幸せムードは表題を裏切ってない。
もう少し主人公が派手にアピールしてくれれば良かったのだが。

★はぴねす!りらっくす!(ファンディスク)
春姫はひたすらいちゃいちゃしてのろけっぱなし、杏璃は相変わらずウブさが抜け切らないが
花嫁修業を始めたり男の着替えなんか用意してたりして地味にアップグレード、
おとなしい方だった小雪も主人公に誘われるままバカップルっぽく振舞ってみたりしている。
なんかすももは殆どギャグになってしまったが。

元はサブキャラであった伊吹と沙耶に個別シナリオ追加。
どちらもくっつくまでの話ではあるものの、くっついた後のエロで結構満足できそう。
他キャラのエロシーンも睦言分と前戯分が増強されいちゃいちゃ感が増したが、その代わり尺が長く・・・。
微妙に煮え切らなかった主人公が言う時はそれなりにビシっと言える奴になって、安心できる。
ハーレムシナリオがあるので注意。夢オチだからってとんでもない事をやってる。実母と養母と息子で3Pって何だよ。
愛があれば男同士だって何の問題もないらしい。…ういんどみるが何かに目覚めたようです。


発売日 2005年10月
シナリオライター ちゃとら セロリ他
ブランド ういんどみる
ジャンル ADV 純愛系
雑記 シーンスキップ機能が若干使いづらい

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