タユタマ -kiss on my deity-

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タユタマ -kiss on my deity- - (2009/01/16 (金) 00:31:52) の編集履歴(バックアップ)


タユタマ -kiss on my deity- (ましろルート・アメリルート)

いちゃいちゃ度                      ★★            
バカップル度
キャラ萌え度 ★★★★ ★★
テキストの良さ ★★★★★
シナリオの良さ ★★

◆はじめに
 たまにスレに上がってくるんで独断と偏見で書いてみた。
 余談だけどゲームパッドがあれば既読スキップがスマートに出来るのでスムーズにプレイが出来る。

★で、いちゃいちゃしているのか
 ましろはキャラとしては萌えるしシッポと耳なんてたまらなくかわいい、のだが「嫁」なのでいちゃいちゃは感じられない。「恋人」の過程をすっ飛ばして「嫁」になってしまうのでそこにいちゃいちゃはほとんどないのだ。せっかくシッポとケモノ耳がついているのだからそれを利用したいちゃラブ表現もあるだろうにもったいない・・・

 アメリはそこそこいちゃついてた。物語序盤から好き好きオーラ(笑)を感じるし殴る蹴る等の暴行もスキンシップだと思えばかわいい。俺がマゾだからそう感じるのかもな。くっついた後は徐々にバカップル化してきて屋上でお弁当あーんしたり、共通ルートの所々でさり気にいちゃっぷりを感じされる台詞が見られたりと芸が細かい。心理描写も結構上手く一途さを感じさせてくれたのでぼちぼち満足出来るものではあった。


★シナリオはどうなのか
 シナリオ(ストーリー)は共通ルート使いまわしでぶっちゃけ手抜き。しかしながらテキストは洗練されておりテンポが良くてさくさく読み進む事ができる。設定が何気に細かくてダレる要素も少なく(1周目限定な)、シナリオライターとしての実力は感じられた。
 問題は共通ルートが使いまわしなので2周目以降が作業プレイ過ぎる点。初回プレイ時に気に入ったヒロインを持ってくることを推奨。アメリが他ヒロインルートでウザいのも問題だろう。本人ルートで嫉妬するのは可愛いが、他ヒロインルートで嫉妬するのはウザいの一言。萌えゲーでそんなドロドロ展開を持ち込もうとするキャラなんてウザがられて当然だ。

★作品としてのクオリティ
 シナリオが手抜きだった以外は完璧だった。ヒロインはキャラ立ちしまくりでかなり挑戦的な姿勢が見えるし、CGはとにかく美しくて立ち絵のないサブキャラは存在しない。BGMやOPも素晴らしいデキ。システム周りもかなりレベルが高くて使いやすい。

★エロさ
 ましろのエロは描写が濃くて実用性は高いのだが、2つの大きな失敗を犯してしまっている。炉ましろを大人化させたシーンと、せっかくの耳とシッポが全然生かされていない点だ。
 アメリのエロシーンはトーク多め(一部はCGと拳付き)で読んでいてかなり面白い。普段は自己中なアメリを主人公が拘束して日頃の鬱憤を晴らすかの如く好き勝手するシーンはなかなか感じるものがある。しかしいちゃラブで大きなウェイトを占める前戯を省略してしまっている点が痛い。


★タユタマ -It's Happy Days-(ファンディスク)
 オフィシャルHPを見た感じではいちゃラブ展開になりそうだし、そこそこ期待できそう。
 複数ライターってのがやや気になるところではあるが。
発売日 2008年7月
シナリオライター
原画
史方千尋
萌木原ふみたけ
ブランド Lump of Sugar
ジャンル ADV

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