祝福のカンパネラ

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祝福のカンパネラ - (2009/09/05 (土) 17:07:39) の編集履歴(バックアップ)



©ういんどみるOasis
  ErogameScape 「祝福のカンパネラ」

恋愛描写

個別の後半でヒロインがヤキモチ焼く展開は標準装備(レスターが、というより彼の周りのせいだけど)、
レスター側もヒロインに対する独占欲を標準装備してる感じ。
そして大概のルートで外野キャラがやたらと空気読める子なので、変な争奪戦や嫉妬の応酬にならず安心できる。
レスターが一歩踏み込まざるを得ない展開になっている事が多い。

カリーナルートは全体通して桃色の上に定期的に爆発、チェルシールートがややしっとりめの恋愛描写で
クライマックスにぶっちゃける形、アニエスもしっとり系統だが、エロといちゃが中盤に集中していて若干爆発力不足。
あと変な事が起こるせいで恋愛どこじゃない。
ミネットの場合に限ってヒロインが自分の気持ちに正直でグイグイ迫ってくるのは良いが、
個別の真ん中くらいで変な事が起こりそうになって恋愛どころじゃなくなる。
もちろん上の2人も変な事は起こるが道中とエピローグで差し引きプラスだろう。
…しかし、気になるのは4人とも共通と個別の中間でラッキースケベなイベントが起こっている点。
チェルシーは気にしなければ何とかなるレベルだが他の3人は下着が脱げてしまっている。
えっちなハプニングのせいで恋愛対象として意識してしまう、かのようで微妙に感じた。

推奨攻略順

少なくともミネットかアニエスは最初の方に回しておくとガッカリしなくて済むかもしれない。
カリーナを最初にやると他が物足りなかったり、余韻を引きずったりで後が続かない可能性がある。

エロシーンとか

風車は大抵3回入れてるのに本編で2回しかないので「何でやねん」と思いきやクリア後のおまけで3回目があった。
処女なのに口唇プレイに及んでるところ以外は変な突っ込み所はないと思うが、ピロートーク分少ない。。。
くれいどるそんぐ以来の双子どんぶり復活。このブランドはどんぶり病である。

キャラについて(暫定)

◆レスター・メイクラフト(主人公)
同ブランド作品の一海(結い橋)もびっくりなくらいモテモテでえらく好青年。
変わった物を作るのが好きでとにかく人に好かれやすい。
鈍いというよりは恋愛関係で物事考えるのを若干押さえ気味にしてる感じだが
かと言って変にヘタれたりしないので印象は良い方。
一面で鋭すぎたり自問自答や回想が多かったりするのが鬱陶しいという意見も
(ライターの1人であるサイトウケンジにありがちな特徴らしい)。
淡白という説もあるが、告白シーンで結構見得は切れてるほうだと思うし、
私としてはヒロインが飛び込んでくるなら両手広げて抱き止められる彼はマル。
でも良い人過ぎるのが気になる。

◆ミネット(ヒロイン1)
マナみたいなエネルギー(作中では"エール")で動く人形、だが感覚や感情表現はほとんど人間のそれと同じ。
はっきり「製造後7年くらい」と公式サイトとかで書いてあり、どう見ても子供だけど、人形だから平気…なのか?
フグ田タラオと高坂姫子を足して2で割ったような口調で喋る。
攻略対象にしない限り、レスターへの感情は父親に対するそれなので、別ヒロインのシナリオでも変な事は起こさない。
代わりにサブキャラとしては、微笑ましくもなかなかニクい事をやってくれる。
ただヒロインとしては、ミネット本人は悪くないし、「パパ(レスター)に恋していいですか」
と言うくだりはなかなか良いのにシリアス展開が長めに用意されている事と、
飛びぬけてバカップル要素のあるエピソードが無い事から印象があまり濃くない。
やはりミネットは娘のイメージが合うんだよなぁ。

◆カリーナ・ベルリッティ(ヒロイン2)
幼馴染で魔法使いで病弱属性のお嬢様、でもやたら発育が良い。
子供時代の声がまんまプリっちの一恋(中の人は別名義っぽいけど)だった。
プロローグの段階からレスター好き好きオーラ出しまくりなんだが、元々隣人が明らかにレスターにしな作ってるわ、
なんか周りに女の子増えてくるわで大変。甘えたり妬いたり周りに張り合ったりものすごく忙しい人。
何で今の今まで間違いが起こらなかったかについては、特に深い理由もないので安心するやら残念やらだが、
個別に入ってからはラブラブに。ただ派手にイチャつくよりは甘酸っぱい桃色時空をばら撒きまくる感じ。
街を歩いている猫にお互い嫉妬するシーンはかなり笑えた。
というか、愛の力に反応して出て来るお宝を親御さんの差し金で取りに向かわされたり、
街のピンチに至ってさりげなくノロけ始めたり、と何かおかしい。ひたすら愛を振り撒いてる。
他ヒロインのルートでは当然フラれてしまうわけだが、その時に
「他ならぬ大好きなレスターだから応援したい」的な事を言うくだりがものすごくいじらしい。
丸戸ラスボスほどではないが、今までの風車ヒロインではトップクラスで余韻を引きずりやすい。

◆チェルシー・アーコット(ヒロイン3)
年上なんだけどウトくてそれでいて耳年増な女騎士さん。
とりあえず一発ネタだから仕方ないけど、カフェの制服での立ちCGが欲しかった。
2人とも攻めキャラじゃないからもう一押し足りない展開が続く上に、
ある事情で私は人を好きになってはいけない的な流れになりかけるが、レスターがわりとがんばったり
シナリオのご都合主義が全力で後押ししたりして悲恋要素がどっか行っちゃう。
背中がムズムズする要素はそこそこあるものの、カリーナほど派手にラブラブな空気をまいてるわけではない。
が、シリアスシーンに転じてクライマックス、という段になって
「全部終わったら結婚しよう!」なんて、戦争映画だったら絶対どっちか死ぬプロポーズを受けてしまう。
もちろん死なないが。
エピローグのベタぶりもグー。
剣にヤキモチを焼いた稀有な御人。

◆アニエス・ブーランジュ(ヒロイン4)
自称「世界一」な、師匠探して三千里の人形遣いさん。
こんなところで「ゆっくりしていってね!!!」を聞く事になるとは。しかも微妙に顔似てたし。
場のムードを察したり盛り上げたりするのが得意な人だけど、お約束のようにレスターに弱みとか色々見られてしまう。
主に他ヒロインのシナリオでノロけさせたりしてニヤニヤするポジションであり、本人のルートだと
なまじ空気読めるだけに却ってオクテ化する。
また晴れてカップル成立した時はどちらかと言うとアニエスの浮かれ具合がクローズアップされてて
2人の絡みシーンは印象に残りづらいかもしれない。
で、シリアス展開がチェルシーより長めでテンションが微妙に少年漫画チックなのであまりイチャイチャする暇が少なかったりする。
クライマックスでもあまりイチャ分が多くなかった。

◆トルティア姉妹(漫才及び姉妹丼要員)
突然漫才を始めて場の空気をしっちゃかめっちゃかにするのが仕事。
2人ともわりと本気でレスターの事好きらしいが、妹が何かにつけて「嫁に貰いに来ました」とか言うので実に胡散臭い。

◆メイクラフト夫妻(主人公の父母)
父親は諸国を飛び回っているらしく出番が実に少ないが、母親はしばしば出て来て場の空気をギャグ調に変えたり
思わせぶりな事を言ったりする。
チェルシーに対しても母親分を自任しているようで、彼女のルートでよく見かける。
親父は親父で親御さん伝統芸の一つ「未来の花嫁候補」を使いこなす。

◆ベルリッティ夫妻(カリーナの父母)
鷹揚でラテン系な大公陛下と、心配り細やかかつあらあらうふふな大公妃のコンビ。
ミネットに「パパと呼んで良いんだぞう」とか言いながら迫る姿は変態チックだが。
くだんの「愛に反応する宝物」を手に入れるように仕向けた張本人であり、娘とその恋人を試した事になる。
…って言うかコイツら以前にかのお宝を手にした事あるに違いない。
さらに親御さんの伝統芸「孫の顔が見たい」を隠し持っている。

戦闘とか

貝獣物語やONIのように主人公の背中越し視点の戦闘画面が出てくるが、
実際は選択肢だけ出て来るタイプである。
微妙且つ無駄にシステム重くなってるので正直邪魔だが、某プリっちのように本格的に戦闘しないし、
また「はぴねす!」の時みたいにほぼ蚊帳の外でもないので、このチープさが逆に安心できた。

総評

他ヒロインシナリオ(特にチェルシー)でのミネットがやたら輝いている。
ともかく、思ったよりシリアス展開も長いものの、恋愛描写がわりとしっかり作られているので
なかなか良かった。限界突破したバカップル描写には欠けたが。


+ スレの反応
487 :名無したちの午後 [sage] :2009/01/31(土) 20:09:05 ID:i+FpwdOV0
一応暫定報告
祝福のカンパネラ(カリーナルートのみクリア)

共通6~7時間、個別4~5時間くらいかかった
共通はみんなでワイワイやっていて、主人公とヒロインのみのイベントはほとんど無し。とはいえ設定上
主人公好き好き状態のカリーナは甘えたり焼きもちやいたり妄想したりと大忙しなので、カリーナ狙いなら
楽しめる感じ。個別に入るとすぐに恋人関係になり、そこからは甘甘な展開が待っている
ただしイチャイチャというよりはラブラブの方が強調されてる感じ。動というよりは静、イチャイチャと
ちゅっちゅしまくるよりは二人の間に甘酸っぱい空間が広がる感じ
もっとも個別の長さからするとそれでも十分イチャイチャしてるけど
ちゃんと他キャラにからかわれるような展開も用意されている。両親健在だと「孫の顔が見たい」とか
言ってくれるからいいよね
物語終盤は少しシリアス方面に向かうかと思われたが、やっぱり甘酸っぱい雰囲気が…
恋人同士になってからは(まあなる前もだけど)二人の心が離れるようなイベントも皆無で、最後も
二人で成し遂げる展開。やきもきさせられることもないので、そういうのを警戒してる人にも安心
とりあえずヒロインの主人公への想いが丁寧にかかれていて、それにきちんと応えてくれる主人公だった
のが良かった
不満をあげるなら二人っきりのイベントがもう少し欲しかったってことかなぁ
日常の中のイチャイチャはこれでもかってくらい入ってたんだけどね
二人っきりなのがデートの時とか工房に入ってる時とか朝のちょっとした時間とかがほとんどだったから…
それ以外に特別なイベントを用意してくれればもっと良かった
あ、エロシーンは会話はイチャラブしていたけど実用的かどうかは分からないのでパスね


488 :名無したちの午後 [sage] :2009/01/31(土) 20:41:24 ID:2riCsBXu0
>>487
報告乙。それにしてもかなりの長さだな。
まだプレイ時間3時間程度の自分は共通半分も来てないってことかorz
あとスズノネセブンの方も気になる。


489 :名無したちの午後 [sage] :2009/01/31(土) 20:47:18 ID:vsQi7ca80
>>487
問題は、そのゲームは複数ライターである所なんだ・・・
そして、最大の問題は、あの木之元みけが居ることだ。


490 :名無したちの午後 [sage] :2009/01/31(土) 20:50:22 ID:XKsLlLKY0
>>487
やはり親は必要だと思うんだ
それか羨む男の親友と冷やかす女友達。

あと実は体験版やってて、主人公が大丈夫か疑いたくなったんだけど
そんな事なかったか。これで安心して特攻できる。報告サンクス


491 :名無したちの午後 [sage] :2009/01/31(土) 20:50:57 ID:TbVHEhvKO
メーカーが公言してたのは「カリーナルートはイチャイチャ重視」だから他がそうじゃなくても嘘じゃないしな…


494 :名無したちの午後 [sage] :2009/02/01(日) 00:26:00 ID:dUqXAxNV0
カンパネラのカリーナさんはもはや夫婦って雰囲気を見せてくれたから好きだ
さてと…カンパネラの他キャラ行ってもいいんだが、体験版で気になってたスズノネセブンのすみれを先にやるか


発売日 2009年1月
シナリオライター
原画
複数
こ~ちゃ
ブランド ういんどみるOasis
ジャンル 祝福の鐘鳴り響くAVG

コメント

  • カリーナルートは砂糖に蜂蜜かけた感じだな -- 名無しさん (2009-03-17 00:07:20)
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