夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-

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夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle- - (2011/01/26 (水) 17:55:54) の編集履歴(バックアップ)



【はじめに】
 プレミアム・エディション同梱のPS2移植版原作を含む。

原作6キャラの個別ルートはストーリーがイマイチだと思った。駄作って訳じゃないし設定は良くできている。
べっかんこう氏の絵は綺麗でBGMも雰囲気に合っている。テキストも丁寧で熱意は感じられるんだよ。
ただあまりにも日常描写が多すぎてとてつもなく眠い。

追加キャラクターであるエステル・翠とファンディスクであるMC新登場のシンシアシナリオは後発なだけあって
眠いという点が改善されている。原作だと受け身だった主人公が追加ヒロインルートだと割と積極的。

「雰囲気を維持」しつつ微笑ましい展開になっているのが良いところ。
って、いちゃラブは追加ヒロインばっかりだな・・・。これもオーガストの進化だと思えば良いのか。

遠山翠
PS2版ではエロがない代わりに好きになっていく過程がしっかりと描かれてる。
恋人と恋人の境目くらいの関係からのろけだしたり菜月や麻衣達に冷やかされたりとニヤつける場面が多い。

エステル
このゲームでは珍しく好感度マイナスから始まる存在。正統派ツンデレとしての魅力も強いけど、
この√では主人公が好感度マイナスをプラスに持って行けるだけの強い存在として描かれている。
クサい台詞をすらりと言っちったりちょっとお茶目な所があったり。FDはラブラブな後日談。

シンシア
シナリオの早いうちから確定した別れを匂わせてくる、8月には珍しいノスタルジックなシナリオ。
シンシア視点のエンディングやおまけシナリオでの主人公視点での〆が凝ってる。

だってべっかんこう先生だから余裕でSランクだろと言いたいが絵の評価はシナリオにも左右されるってことで。

BGMは流石オーガスト。サントラとして聞く用途にも耐えうるレベル
ボーカル曲も良い。特にシンシアEnding

エステルさんの声がPS2逆移植版とFDとで若干違うのが気になる。

エロいと思うけどそれ以外の感想は思いつかない。萌えはしない。


FDを含めるとエステルさんは満足なデキだった。翠・シンシアもかなり良い。

発売日 2009年2月27日
シナリオライター
原画
榊原拓・内田ヒロユキ・安西秀明
べっかんこう
ブランド AUGUST
ジャンル ADV