ゼミ難民とは、本来、「現在在籍しているゼミが来年度開講されず、来年度の移籍先のゼミを探している状態の学生」を指す言葉である。稀に「難民」と略す事もあるが本来の意味の「難民」についても授業内で扱う事も多々あるので、誤用を避けるためにもあまり推奨される略称ではない。
なので、現在のゼミが来年度開講されるが、諸般の事情により違うゼミに移ろうとする学生(いわゆる転ゼミ)や、2年次の学生で意中のゼミが開講されず来年次のゼミを決めあぐねている学生などは、本来はゼミ難民には含めない。
近年は、政国の教授陣は毎年1名程度、日本国内外の他大学に研修に行くのが恒例となっているため、どうしても毎年3年次を中心とするゼミ難民が毎年発生してしまう。来年の開講ゼミが確定するまでは、どのゼミ生もゼミ難民になる危険性を危惧しながら、ゼミの活動に取り組まなくてはならないのである。
例年は1人が研修先から戻り、別の1人が新たに研究先へ行くので、各ゼミの定員自体には変動はない。しかし、退職や転出などで、帰任する教官より、離任する教官の方が多い場合はゼミ難民の交通整理に混乱をもたらすことがある。そのため、そのような年度の3年次の指導教官は、俗に「難民高等弁務官」と呼ばれる。
無論受け入れ先がスンナリ決まると問題はないのだが、人数がかたよってしまうと、3年次のゼミ難民は就職活動やゼミ論、留送会(当該項目を参照されたい)の準備と並行して受け入れ先を探さなければならず、大変苦しい生活を強いられることになる。(10年度生談)
学名:Seminar Diaspora