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272 :名無しさん@ピンキー :2008/06/07(土) 16:54:15 ID:4zpBMd3T
 >>213
お前の考えに触発されたから書いてみるぜ。
ただし冒頭な!


「……ねえ秀吉」
「ん? なんじゃ姉上」
「アンタ、私とそっくりよね?」
「双子なんだから当然じゃな」
「で、あんたが変な事をするとどうなるか分かるわよね?」
「そうじゃな……わしと姉上はそっくりな訳じゃから…………姉上が変な事をしてると勘違いされるかも知れぬの」 
「わかってるじゃない秀吉……なら、直しなさいっ!」
「え? あ、姉上? その関節はそっちには曲がらなっ——!」


「……ふぅ。始末完了。今日一日、アンタの代わりに私がFクラスに行くわ」
「むーっ、むーっ! むんむむむむむ!(な! 姉上! それはダメじゃ!)」
「これは今までの仕返しだと思いなさい? それじゃあね」
「むーっ!

正直、すまんかった。orz


273 :名無しさん@ピンキー :2008/06/07(土) 17:23:02 ID:4zpBMd3T
「……あれ、雄二。秀吉まだ来てないのかな?」
 ある日の朝。今日も遅刻すれすれで教室に到着した僕はクラスに何となく違和感を感じた。
 もうすぐホームルームが始まるというのにFクラスの清涼剤、もとい姫路さんとのツートップアイドルで知られる秀吉はまだ教室に来ていなかいのだ。
 いつもなら時間ギリギリで登校するような秀吉じゃない。という事は何か秀吉に良くない事があったんじゃ……!
「んー、まあ人間誰しも遅刻の一回や二回はするんじゃないか?」
「それでも心配だよ……」
 秀吉はある意味僕の心の支えな訳であって。秀吉の笑顔を見ていると疲れも吹っ飛ぶんだよね。
「別に、寝坊したとかそんなんじゃないの?」
「あ、美波」
 会話に参加してきたのは僕の天敵で、ややツリ目がちな目とポニーテールが印象的な美波だ。
 寝坊、か。考えられなくも無いけど、あの秀吉に限ってそんな事があるとは思えない……。
「アキ、今失礼な事考えなかった?」
「滅相もございませんっ!」
 拳を握り、プルプルと震わせている美波。僕は精一杯首を振って否定する事しかできなかった。
「それでも、少し心配ですね」
「姫路さん」
 可愛らしい声でそう呟いたのは我らがFクラスが誇る美少女、姫路さんだ。
 ああ今日も可愛らしい……明るく映えるその髪の毛とか、その存在を強く主張する胸とか……って、僕は何を考えてるんだ!
 視線を逸らすと美波が目に入る。
「……ペッタンコ」
「……死になさい(バキッ!)」
 低い声で宣告した後、拳を振りかぶる美波が見えて、その後僕の意識はブラックアウトした。


「おい、明久。秀吉が来たぞ」
 僕は雄二の一言で目が覚めた。どうせなら姫路さんに起こしてもらいたかったな。
 いや、それどころじゃない。秀吉が登校して来たんだ! 挨拶に行かなくちゃ!
「秀吉、おはようっ!」
 秀吉のちゃぶ台の前まで賭けて行って、元気に挨拶する。
 あれ? おかしいな? なんだかいつもの秀吉と違う気がする……。どこと無く元気が無いというか……。
「……なんて劣悪な環境……」
「ん? 何か言った、秀吉?」
「え? い、いや、何でもないよ……じゃなかった、何でもないぞ、吉井君……じゃない、明久。おはようじゃ」
 僕の言葉で弾かれたように頭を上げる秀吉。
 やっぱりなんだかおかしい。なんだか心ここに在らずって感じだし。
(心配だなぁ……)
 そう思った僕は髪の毛を掻き分けて手を秀吉のおでこに押し付けた。
「よ、吉井君……!? じゃなかった、明久! ななな、何をしておるのじゃっ!?」
「えー? 何って、熱を測ってるんだけど」
「わ、ワシは大丈夫じゃ!」
「何言ってるのさ、秀吉。顔が真っ赤だよ」
 現に秀吉の顔は茹でたタコ並みに真っ赤だ。これで大丈夫な訳が無いと思う。
「そ、それは……ええーい! とにかく大丈夫なんじゃ! 心配しなくても大丈夫じゃぞ!」
 大声で宣言する秀吉。
 そこまで言うなら大丈夫だろう。
「うん、わかった。でも、体は大事にしなきゃダメだよ? 無理しないようにね」
 僕はそれだけ言うと、自分の席に戻った。



補足
213 :名無しさん@ピンキー :2008/05/20(火) 09:04:51 ID:xBGNOU33
優子さんがいつもの仕返しに秀吉の振りして、明久にキュンとしちゃい、秀吉とひと悶着起こしそうな話マダー
最終更新:2009年12月31日 14:21