- 作者 タイゾウ
- 投下スレ 2代目スレ
- レス番 282
- 備考
282 :名無しさん@ピンキー :2008/06/13(金) 23:56:04 ID:woeulTUt
…ゴクッ…
自分でも驚く位ノドが鳴った。彼女は上機嫌なまま僕を見ている。
…だけど、いま、僕の目線は彼女の胸にくぎ付けだった。
彼女の…彼女の水着から自己主張する突起…彼女の乳首に…。
それはナンて事ない放課後だった。鉄パイプを持って迫り来る美波から逃げ出した、変わりのない日常…。
僕はたまたま水泳部の更衣室に入り込んでしまった!
水泳部っても、今日は試験週間だから誰かがいるハズもなく、易々と美波を振りきれるはずだったんだ。
…鍵がかかってなかったのは、ラッキーって位しか思わなかった。しかし、そこには先客がいた! しかも、水着の女子が!
293 :名無しさん@ピンキー :2008/06/14(土) 22:43:08 ID:lQ3w3/Oz
「え…工藤さん?」
更衣室のベンチに水着姿の少女が佇んでいた。美波と少し違うボーイッシュな彼女、工藤愛子さん。
あれれ? 今日って部活あったっけ?
「や。どーしたの?」工藤さんは驚いたように(当たり前だよね)目をパチパチしていたケド、意外と冷静な言葉がでてた。「あはは、いやゴメン! ちょっとした鬼ごっこさ」鉄パイプを持ったバーサーカーから逃げる鬼ごっこは そうそう無いイベントだ。
分かっているのか曖昧な笑顔の工藤さんはベンチから立ち上がり僕の脇をすり抜けた。
「吉井くん。しばらく居ても良いよ?」
彼女のそうそう言いつつ、部室のドアに鍵をかけた。
297 :名無しさん@ピンキー :2008/06/15(日) 03:16:40 ID:1pY+DlIa
「え? あ なんで鍵…」ここで閉じ込められるって どんなイベントですか!?
ヤバい、まさか工藤さんも死刑執行人なのか!だけど、当の死刑執行人もとい、工藤さんは妙に固い笑顔で僕の横を通り過ぎた。
「ね、吉井くんってさ…」
工藤さんは再びベンチに腰をおろし口を開いた。
おっと落ち着け僕! 彼女の意味不明な行動に疑問を感じないワケじゃないが、その水着姿に目がいってしまいそうになる。…いや、そこにしか目がいかない、この状況 誰が否定できようか?
僕の視線は『自然と(ここ重要デスね)』彼女の柔らかい起伏、その先端の突起に向けられていた。
「は はいッ?」声が裏返ったのはナイショの話さ。…落ち着け僕! いつも通りクールに行こう。「ナンでご ございましょお!」少し涙がでた。
…工藤さんは小さく肩をふるわせていた。
「やっぱり面白いなぁ…。ね、とにかく座りなよ?」
今すぐ帰るべきか、明日への糧にするべく座るべきか… 一瞬躊躇したけど、美波の怒声が近くに感じたので 彼女のお誘いに乗る方向に善処するべく慎重な… てか、いい加減落ち着けつーの!
「…あ ありがと工藤さん。ところで、き今日は部活ってあったっけ?」こーいう時、雄二の落ち着きが羨ましい…。
「違うよ。…僕さ、ちょっとね…」
あ プライベートな事かも。…プライベート?
不意に工藤さんと目が合った。…彼女の表情はちょっと良くわからなかった。少し紅い瞳に同じような頬… とショートボブから見せる耳。(あ〜そっか緊張してるんだ)「僕ね、ちょっと身体が疼いてね…」
ああ成る程、身体が疼い…へ? はい?
「…オナニーしたくて」
…
…
…イマ ナンテ イイマシタ…
298 :名無しさん@ピンキー :2008/06/15(日) 03:45:27 ID:1pY+DlIa
「オナニーしたくて、部室に来たの」
工藤さん。ごめんなさい、日本語でお願いします。
リトル混乱しかける自分に同様しつつも、工藤さんの胸と奇妙な単語に 僕の下半身が反応してしまった!
(どどど どーしよ! やんちゃな下半身がバレたら僕の学園生活が…)
鞄もなけりゃ雑誌でも! って何にも無いよ!「く、くく…く工藤さんッ! ちょっと今そこにある危機が大変なんで、僕は失礼するYO」とりあえず離れるべく、腰を上げようと…
「…僕さ、水着姿でオナニー…するんだよ?」ヤバい!
ヤバすぎる! いやいや、死の危険を限りなくくぐり抜けた歴戦の勇者たる自分でも、このヤバさは別格だ!何故、何故に工藤さんは僕の腕をとってるの?
うはぁ! 何、この感触? 水着と胸の奇跡のツープラトンが新世界のとびらーぁッ!
意外なほどの力が掛かり、工藤さんと密着してしまっていた。「吉井くんってば、緊張してる?」
みみみ耳に横で囁かないで! 確かに! 確かに姫路さんと密着した事もありましたよ! 美波に腕を引っ張っられた時に彼女の身体に触れた事もありましたよ!?
しかしこの状況… うーわ駄目だ。完璧に下半身が全開です。「触っていいよ」
この瞬間、確かに時間が止まったんだ…。
301 :タイゾウ :2008/06/15(日) 11:19:08 ID:1pY+DlIa
1秒? 10秒? …いや1時間…んな事ないね、つまり数秒間 僕はフリーズしていた。我にかえったのは工藤さんが何か喋っていたからだ。
「…誰もいない部室ってさ、結構やりたい放題なんだ…。吉井くんにサービスする訳じゃなくて…、そのさ、なにしても…良いよ?」
ヤバい。血圧が上昇? 頭がクラクラしてきた。彼女のセリフを全部聞いているんじゃないけど、断片だけで破壊力抜群だよ!?
(普段の自分ならクールに切り返すんだけども、下半身の悪魔が絶賛造反中の今は、上半身の天使が…)
…あれ? 何故に僕の左手が工藤さんの腰に手を回すの? 右手は右手で彼女の太ももに!
(…柔くて、すべすべしてる…)
不意に美波の髪の毛の感触を思い出した。
(これが女の子の肌…なんだ)
水着の感触と信じられない素肌の柔らかさ、それに体温…。美波の髪の毛の時と同じ、ずっと触れていたい欲求を感じていた。
僕の意識が彼女の柔らかさに集中していたんだけど、彼女は彼女で僕のあちこちに触れていたんだった。
…また目が合った。いや、彼女のぷっくりした唇がかな?
「もっと触って、ね? 僕も遠慮しないからさ」
僕の処理能力は工藤さんの感触を認識するのが精一杯で、彼女が僕に触れていると感じるのは 僅かにしか思えなかった。だから次にきたのは、まさしく混乱だった…。
僕の両手は彼女の胸…薄布に覆われた、双丘と突起物に突撃した。
そして、そのタイミングで工藤さんの指が僕の硬くなったいたトコを握ってきた!
(うわ! うわぁッ! やわ柔らかい。…工藤さん柔らかい! …固いよ、これ女の子? 工藤さんの乳首、硬い…柔らかくて固いバネのような感触!)
同時に無意識に引けた腰を工藤さんが思いがけない力で密着してきた。ズボンの上から彼女の指が忙しなく動き、…いや、ベルトとファスナーに同時多発攻撃を仕掛けてきた!
…抵抗? いや抵抗なんて選択肢はなかったと思う。僕の処理能力は全力で彼女の胸をまさぐっていたからだ。
302 :タイゾウ :2008/06/15(日) 15:45:48 ID:1pY+DlIa
「工藤さん…工藤さん、ちょっと待ってよ!」理性が飛ぶ寸前だったけど、流石にマズいよ!「ん? どしたの吉井くん?」上気し、艶のある表情が とにもかくにも綺麗な工藤さんが不思議そうに首をかしげた。
「ん〜、あ そっか! 全部見たいんだね? …僕、着衣でオナニー好きだからさ、うっかりしてたよ♪」
パッと立ち上がり、勢いよく水着をずり下げた!
…綺麗だった。初めて直に女の子の裸を見てしまった。
…工藤さんの水着姿は前に見た。だけどその時の感想は美波より少しだけ女の子っぽいスタイル。なんだなぁって位しか思ってなかったんだ。
うん、確かにスレンダーだ。だけど、それだけじゃない…美しさがあった。
僕は…
「その、工藤さん…綺麗…だよ。…うん、凄く綺麗だ!」
よく分からない、だけど彼女を抱きしめるのに躊躇はしなかった。
そしてそのまま、彼女の唇をふさいだ。理由も何もない、ただの衝動なんだろう。
…だけど、僕らにはそれが当たり前の行為だったんだ。
…僕の。そうキスは初めて(葉月ちゃんのチューと美波のキスは不可抗力)の経験だけど、工藤さんからの抵抗もなく、互いの舌が絡まったからだ。
今、僕は幸福なんだろうか、不幸なんだろうか?
305 :タイゾウ :2008/06/15(日) 20:28:52 ID:1pY+DlIa
僕は、もう何も考えずに工藤さんの身体を貪った。不器用(初心者ともいう)だから強く噛みすぎたりしたけど、工藤さんは僕を受け止めてくれた。
「吉井くん…。吉井くん、好き…。…僕さホントは 男の人って…苦手…なんだよ?」
(え? なに?)スベスベする両腿から頭をあげる。
…工藤さんの表情は陰っていた。…僕はかける言葉が思い浮かばなかった。
ゴメンね と呟いた彼女は僕を優しく抱きしめてくれた。
この時まで、頭の中からは美波や秀吉、姫路さんの事が消えていた…。いや、違う…もう…工藤さんしか…
「工藤さん。僕… …僕は君と居たい。その、好きって言える訳じゃないけど、…工藤さんが気になるんだ」(馬鹿か…こんなの誠実じゃない!)自分の言い分に腹がたったが、もう言ってしまった。馬鹿だ! 馬鹿野郎だよ!
「ゴメン… やっぱ僕は…」
「うん大丈夫。君が変に慰めてたら怒るトコだけど、…君は…優しいね。ありがと♪」
「工藤さん!」優しいのは工藤さんだよ! 彼女のお腹にぶつかるように、彼女を抱きしめた。
…気の利いた台詞もなく、欲望のまま女の子を貪った僕にどんな謝罪が出来るんだろう? 悲しくなって涙がでた。
「吉井くん? やだなぁ、泣かないでよ…」
「ゴメンね…ゴメン工藤さん」彼女の手は どこまでも優しく、あったかかった。
「ね、吉井くん。ちょっと起きて?」
え? あぁうん とゴニョゴニョと謝り、僕は彼女から離れた。「ホントはさ。最後までって思わなかったケドさ♪ …吉井くんも全部脱いでよ?」
…ほぇ? 最後? 最後ってどこ!?
工藤さんは足に絡んだ水着を 呆気なく放りだした。
「も〜っ! 女の子だけ裸にしないの!」
「は はい!」笑顔のまま怒ってみせる工藤さんは とてつもなく綺麗だった。あわてて僕も服を脱ぎ出す。子供みたいにジタバタとする自分に情けない気分をあじわったが、僕の下半身は無駄に元気一杯だった。
…ベンチから離れ、壁に背中に預ける工藤さん。
…僕にはわかった。彼女はドアの横にいる。彼女の瞳も 僕の考えを肯定していた。
(…鍵だね。うん。判ったよ工藤さん)
僕は彼女の前に向き合い。改めてキスをした。そして…
そして、僕は鍵を外した…
…部室の近くに美波の気配が…。
だけど、僕らは………。
終り
最終更新:2009年12月31日 14:28