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  • 作者 隣芋
  • 投下スレ 2代目スレ
  • レス番 907
  • 備考 非エロ

907 :隣芋 :2009/08/30(日) 00:47:08 ID:Vdl9N1bv
「本当のところ、雄二って霧島さんのことどう想ってるの?」
鉄人の地獄のような授業が終わった放課後、僕はずっと気になってることを聞いた。
霧島さんが雄二のことが好きなのは知っているけど雄二はどう想っているんだろう?
「翔子のことだと?」
雄二は霧島さんの名前に一瞬身構えた。
「そうじゃな、わしも前々から気になっておったのじゃ」
「…………気になる」
「ほら、男の僕やムッツリーニだけじゃなく、女の子の秀吉まで気になるんだよ?」
「ちと待て明久。わしは男だといt」
「そうだな、」
「わしはスルーかっ!?」
秀吉はまた・・・こんなに可愛い女の子なのに。
そんなことを考えてる間に雄二は・・・
「ちょっと待って雄二!!なんで泣きながら土下座を始めるの!?」
「…………顔色が悪い」
「えぇ!?雄二!!しっかり!!」
くそっ!!こんなところで雄二を失うってたまるかっ!!
「起きろ!!雄二!!」

(どごっ!!)←僕の渾身のストレート

(ばきっ!!)←ムッツリーニのドロップキック

(ギュリギュリ)←飛び上がった雄二の僕とムッツリーニへの頚動脈締め

「待て!!雄二よ!!明久と土屋の顔色が青を通り越して紫じゃぞっ!!」
僕たちは臨死体験をした。

「で、本当にどう想ってるのさ?」
「しつこいな、ストーカーと被害者。これでいいか?」
「むぅ」
「…………ほんとに?」
「そうかな?」
「納得してねぇな」
「だってさ・・・」
「だってもないだろ?」
雄二はかばんを担いで教室の扉を開けた。
僕はその背中に一言だけ、自分の本心を伝える。

「                
最終更新:2009年12月31日 15:48