- 作者 ◆kV8A9gWJuE
- 投下スレ 3代目スレ
- レス番 471
- 備考 95%がバカ成分 テイルズコラボ 非エロ?
471 名前: 僕と雄二と召喚大会 ◆kV8A9gWJuE [sage] 投稿日: 2010/02/18(木) 23:56:40 ID:pXUTWLnx
「翔子」
「・・・・・・雄二・・・・・・何?」
「ほら」
「・・・・・・え・・・・・・私のヴェール・・・・・。どうして・・・・・・?」
「野球大会の優勝賞品として返して貰ったんだ。それと・・・・・・悪かった。つまらないものなんて言って」
「・・・・・・雄二・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・ダメ。謝っても許さない」
「ぐっ!その・・・・・・本当に悪かった!だから、そこをなんとか!」
「・・・・・・ダメ、絶対に許さない。許して欲しいなら・・・・・・」
「欲しいなら?」
「・・・・・・私に、キスして」
「しょ、翔子!?頼むからそれだけは勘弁してくれ!それ以外なら何でもするから!」
「・・・・・・本当?」
「・・・・・・何でも、とまでは行かないがある程度なら・・・・・・」
「・・・・・・じゃあ、今度また雄二と如月ハイランドに行きたい」
「あそこか、最近正式オープンしたらしいな・・・・・・分かった。それぐらいなら大丈夫だ。胡散臭い噂作りもないだろうし」
「・・・・・・噂?」
「いや、こっちの話だ。それよりお前どうしたんだ?顔が赤いぞ?」
「・・・・・・少し、恥ずかしかった」
「恥ずかしかった?・・・・・・まさかさっきのあれ、また明久のバカに何か吹き込まれたのか?」
「・・・・・・違う、吉井じゃない」
「明久じゃない?じゃあ誰に言われたんだ」
「・・・・・・瑞希の案」
「・・・・・・あいつら、揃いも揃って俺を何だと思ってやがる・・・・・・!」
472 名前: 僕と雄二と召喚大会 ◆kV8A9gWJuE [sage] 投稿日: 2010/02/19(金) 00:08:37 ID:tJVXIAki
バカテスト、世界史
第一問
( )に入る言葉を答えなさい
破壊されたことにより、東西ドイツ統一のきっかけとなった壁の名前は( )壁である
姫路瑞希の答え
(ベルリンの)壁
教師のコメント
正解です
土屋康太の答え
( バカの )壁
教師のコメント
某ベストセラーは関係ありません
吉井明久の答え
( 完 )壁
教師のコメント
完璧です
484 名前: 僕と雄二と召喚大会 ◆kV8A9gWJuE [sage] 投稿日: 2010/02/21(日) 00:17:45 ID:JGdDcjxG
夏という季節は一年で一番素晴らしい時期だと思う
しかし、だからと言っていつまでも続いていて欲しいものでもない。移り変わるからこそ、その素晴らしさがより一層強調されるものである
太陽の日差しに変化が見られず、セミの鳴き声も全く衰えてない様子は、夏健在と言ったところか
体育祭が終わって週末を挟んだ今日は月曜日、未だ続く陽光に辟易しながら僕は教室のドアを開ける
「おお、明久。おはようじゃ」
「あ、秀吉。おはよう」
教室に入って最初に声を掛けてきたのは、Fクラスにおける数少ない異性の一人、木下秀吉だった
端正な顔立ちと、それに似合わない爺言葉がギャップになって男からの人気が非常に高い。本人は男だと主張してるけど、人生諦めが肝心だと思う
「おはよう、アキ」
「美波、おはよう」
次に声を掛けてきたのは秀吉に同じく、数少ない異性である島田美波さん
勝ち気な目とポニーテールやすらりとした長い手足がが印象的な女の子。趣味は僕を殴ることらしいけど、最近はあまり殴られることがない
飽きてきたのだろうか?それはそれで助かるからいいけど
485 名前: 僕と雄二と召喚大会 ◆kV8A9gWJuE [sage] 投稿日: 2010/02/21(日) 00:19:48 ID:JGdDcjxG
「二人とも、体育祭お疲れ様。没収品は返ってきた?」
「うむ、ワシのところにはもう戻ってきておった。お主らはどうじゃ?」
没収品というのは、2学期二日目に実施された持ち物検査で取り上げられたものである。野球大会で優勝したら返却してもらうという約束をし、無事優勝したわけなんだけど・・・・・・
「僕のところにはまだだけど・・・・・・出来れば一生届かないで欲しい・・・・・・」
「お主も大変じゃのう・・・・・・」
返却方式が郵送でしかも家族宛だったりする
あれが姉さんに見られたら、僕の寿命がある程度縮むのは間違いない。そう考えると、自然に体から負のオーラが滲み出てしまう
「ウチは届いたけど・・・・葉月に取られちゃった・・・・」
と、僕と同じく負のオーラが滲み出ている美波が呟いた。葉月ちゃんに?没収品の中に葉月ちゃんが欲しがるものがあったのだろうか
「はぁ・・・・気が滅入る・・・・」
「ウチも・・・・アレ高かったのに・・・・」
「お主ら、朝っぱらから随分と沈んでおるの」
「秀吉には実害がないからそうだろうけど・・・・・・」
こちらとしては生命の存続がかかっているんだ。どうやったって溜息の一つや二つは出てしまう
486 名前: 僕と雄二と召喚大会 ◆kV8A9gWJuE [sage] 投稿日: 2010/02/21(日) 00:22:08 ID:JGdDcjxG
「明久君、美波ちゃん、木下君。おはようございます」
美波と負のオーラをシンクロさせていると、ふと後ろから声を掛けられた。この声は・・・・・・姫路さんか
「おはよう姫路さん」
「あ、瑞希。おはよう」
「うむ、姫路。おはようじゃ」
彼女はFクラスにおける数少ない異性の最後の一人である姫路瑞希さん。今日も可憐な容姿と凶悪な胸部が目に眩しい。全身から精神安定効果のある物質が出ているのではと専らの噂だ
「姫路さんも体育祭お疲れ様・・・・・・ってどうしたの?」
彼女にも労いの言葉を掛けようとしたところで、ふと異変に気付く。何やら誰かを探しているような
「あ、いえ、明久君もお疲れ様でした。えっと・・・・・・坂本君を見ませんでしたか?」
「雄二?雄二なら今日はまだ来てないみたいだけど」
姫路さんの言う坂本というのは、言わずと知れた僕の悪友、坂本雄二のことだ。どうやら雄二のことを探しているらしい。何か雄二に用でもあるのかな
「そうですか・・・・・・それじゃ私、翔子ちゃんとお話ししたいことがあるので」
そう言って姫路さんは鞄を置いて教室から出ていった。どうやらA組の霧島翔子さんに用があるらしい
霧島翔子さんはA組の代表で学年首席でもある。運動にも秀でていて、おおよそ欠点の見当たらない人なんだけど、何を間違えたのか雄二のことが好きだったりする。姫路さんとは肝試しの一件で親しくなったらしい
487 名前: 僕と雄二と召喚大会 ◆kV8A9gWJuE [sage] 投稿日: 2010/02/21(日) 00:25:33 ID:JGdDcjxG
「姫路も大変じゃの、雄二と霧島の仲を取り繕うとは」
「あ、それで姫路さんは雄二のことを探してたんだ」
雄二と霧島さんは本来仲がいい(?)んだけど、野球大会のときに雄二の勘違いが原因で喧嘩してしまっている。二人の仲を修復するために姫路さんが色々と手を回しているみたいだ
「瑞希は優しいからね。きっと上手くいくわ」
「そうじゃな。雄二と霧島なら大丈夫じゃろ」
「うん。霧島さんはともかく、雄二だっていくら何でもそこまでバカじゃ―――」
バァン!
バカじゃないと言いかけたところで教室のドアが勢いよく開いた。一体何事だろうか
「あれ、雄二?」
音の発生原因は件の人物、坂本雄二だった
しかし、どうしたんだろう?授業開始まで結構時間があるから急いで来たって訳でもないだろうし、それ以前に息を切らしている様子もない
そうなると考えられるのは霧島さん関係しかない。心なしか、怒りのオーラが見えているし。また何かあったのだろうか
488 名前: 僕と雄二と召喚大会 ◆kV8A9gWJuE [sage] 投稿日: 2010/02/21(日) 00:27:56 ID:JGdDcjxG
「明久、姫路を見なかったか?」
「え、姫路さん?姫路さんなら霧島さんに話があるからってAクラスに行ったけど」
「・・・・・・やっぱりか・・・・・・!」
雄二が苦虫を噛み潰したような顔で呟く
「雄二、姫路さんがどうかしたの?姫路さんも雄二のこと探してたみたいだけど」
「どうしたもこうしたもあるか!翔子のところに行ってくる!」
そう言うや否や直ぐさまFクラスをあとにする雄二
「んむ?雄二が明久や霧島以外にあのような態度を取るとは珍しいのう。しかも相手は姫路のようじゃが・・・・・・」
「確かに、坂本にしてはちょっと珍しいわね」
二人の言う通り、雄二の態度はいつもと全然違うものだった
しかも相手は温厚な姫路さんのようだし、あれから霧島さんと何かあったと見て間違いないだろう
・・・・・・うーん、霧島さんには悪いけど、ちょっと気になる
「僕も霧島さんのところに行ってみようかな。美波と秀吉はどうする?」
「ワシも少々気になるの、ついていくとしよう」
「そうね、ウチも行くわ。まだ授業まで時間もあるし」
「じゃあ三人で行こうか」
こうして僕たちもAクラスに向かうことになった
最終更新:2010年02月21日 20:11