404 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/01/28(月) 18:20:32 ID:GSD/uoc6
  • 358の続きで、コジローの風邪をもらったきりのん

キリノ「おっとっと?」
短髪「キリノなんか今日ふらふらしてない?大丈夫?」
キリノ「あっはっは大丈夫だよあたしがこれしきのことで…あら、ら?」
長髪「ちょっ、キリノ!?」
短髪「なんだこりゃ、すごい熱だわ。…保健室行くよ、ホラ」
キリノ「ん~大丈夫だってぇ~、あれ?みんなが3人いる…」
長髪「行きなさいっ!」
キリノ「ふぁ~ぃ~」
~~~
サヤ「…と、言うわけでキリノは今日部活お休みだそうです」
コジロー「そうかそうか。アイツが学校で倒れるなんてよっぽどの事だな」
サヤ「うん…でもあの子、『自分は大丈夫だから部活おねがいね』って」
コジロー「そっか、アイツらしいな」
サヤ「うん、だから今日はあたしが部長っすよ!…ところで風邪、治ったんですか?」
コジロー「おぉ、お前等のお陰ですっかりな。…なんかこれじゃまるでキリノには俺が移したみたいだな」
サヤ「…そう思うんなら、お見舞い返しくらいしてもバチ当たりませんよね?」
コジロー「う~む、だがまぁ、生徒の風邪に家まで訪ねて行くというのもな…」
サヤ「保健室、行って下さい」
コジロー「はぁ?」
サヤ「いいから保健室!早くホラ行った行った!」
コジロー「お、おぉ…」
~~~
コジロー「…失礼しまーす。…誰もいねーのか?不用心だな」
キリノ「ひゃっ、コジロー先生、なななんで保健室に?」
コジロー「なんか知らんがサヤにせっつかれてな…んで大丈夫かよ、具合は」
キリノ「うん、あたしは全然元気っすよ。元々何ともないのに、友達とかサヤが大げさだから…」
コジロー「そか。そりゃあ良かった。…俺がうつしたようなもんだしな」
キリノ「あはは、先生が責任感じるとこじゃないっすよー…そうだ。保健の先生居ないし、お茶でも淹れましょうか」
コジロー「おいおい勝手にンなこと…」
キリノ「だいじょーぶだいじょーぶ。よっこいしょっと。…お、おりょ、あらら?(くらっ)」
コジロー「(がし。)…おっとっと。お前まだ全然大丈夫じゃないじゃねーか。…病院行くか?」
キリノ「ゔ、え、えーと………病院、キライ…///」
コジロー「お前なー…まぁいいや。じゃあせめて家まで車で送ってやるよ。今日どうせ電車だろ?」
キリノ「えぇー、でもコジロー先生、剣道部は…?」
コジロー「後で戻って来るさ。大体、弱ってる時くらい甘えとけって。…それに。(お前にもしなんかあったら、俺がサヤに殺されかねんからな…)」
キリノ「…?」
~~~
サヤ「ぶあっくしょん!ええいちくしょーめ!あああ、みんな素振りだよ素振り!」
ミヤ「ねぇ、ダンくん…サヤ先輩なんか今日は異常に厳しくない?」
ダン「なんかさっきちょっと泣いてたみたいだったぞ~」
サヤ「ほらそこ!ミヤミヤにダンくん、私語は慎みなさいっ!他の三人も気合が足りないよっ!」
一同『は、はーい;』


因みにこの話はその後微妙に>>176にもつながるかもです。


最終更新:2008年05月20日 02:56