バンブーブレード関連カップルSS保管庫内検索 / 「ザ・空気の読める家族」で検索した結果

検索 :
  • ザ・空気の読める家族
    ...n4C 257 ザ・空気の読める家族
  • 空気の読めないユージ
    「今日は、鎌崎高校と練習試合かあ。タマちゃん、 彼らがどれだけ強くなったのか楽しみだと思わない?」  練習試合にやってきた鎌崎高校の部員たちを見ながらユージがつぶやいた。 「うっす、おはよー」  そんなユージに、鎌崎の男子が話しかけてくる。 「あ、たしか。キミは岩堀君……だよね」 「ああ、あんたはたしか……タマちゃんの彼氏だっけ?」  岩堀は、素直に思っていたことを口にした。その途端、 「あはははははははははははは。彼氏だって、違うよ。ねえ、タマちゃん」  ユージは大爆笑。腹を抑えながらヒーヒー笑ってタマのほうを振り向く。 「……」 「タマちゃん? あれ?」  なぜか、タマはほおをぷっと膨らませて怒っていた。 「タマちゃーん。なんか怒ってる?」 「別に」  その様子を遠くでみていた近本とキリノがため息をついた。 「あのさ、もしかしてあのユージって男子、女心がわかってないタイプ?」 「ん~...
  • 小ネタ・妄想・AA
    ...ード? 音速剣 ザ・空気の読める家族 トレード 絵本「ころころ」 サヤシリーズ激闘編 コジローの眼力 きりののののの レンタルビデオ屋、にて 室江高校剣道部コジロー先生お帰りパーティINカラオケボックス お弁当エレジー おほめの言葉 やるときは、やる男 ・20スレ目 もてる旦那と焦る嫁、男子の声とシスコンT君 仲間外れは、誰? 形が7、大きさが3 隠せない本心 「逆」のパターン 仲良し夫婦と娘の受難 上、X、下、B、L、Y、R、A シンクロ式告白法 銀河にねがいを おちつけ!キリノ 最後くらい俺にも言わせてくれよ…愛してる パラ厨vsノマカプ厨 ・21スレ目 トリオ・ザ・グレート どうぶつえん!どうぶつえん! ねこと香辛料 キリノの十戒 愛か、ベホイミか THE・共犯関係 Animal Days 3巻P92のなぞ ...
  • ユージ(ユータマ)スレSSまとめ
    ユージ(ユータマ)スレに投稿されたSS等を(ほとんど個人的に)まとめています。 シリーズ連載中のもの 中長編(レス数3以上のもの) 短編(レス数1-2のもの) 小ネタ AAネタ シリーズ連載中のもの 室江高のバレンタインデー ユージ、タマ、ウラのターニングポイント2 中長編(レス数3以上のもの) ・3スレ目 お風呂タイムと最低ユージ ・4スレ目 ユージ×青木 タマにやきもち タマと夢 お酒とタマの変化 タマキ←ユージ タマキ←ユージ、その後 ・5スレ目 墓参りと約束 名剣士っスか!?タマちゃん!! 「変わっていくもの」と「変わらないもの」 初恋アンリミテッド 勉強会 ヒューマニストとエゴイスト タマ姫じゃ~っ! お昼のラジオとお悩み相談 ・6スレ目 剣道部と校内新聞 初恋アンリミテッド 第2部 いつでも君は ・7スレ目 ユ...
  • ユージと知恵の実
    119 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/24(土) 13 56 42 ID rkzV9Mkq ユージ、タマちゃんのリンゴ拾ってあげてるね リンゴといえばエデンの園だね エデンの園といえばアダムとイブだね つまりそういうことだね 120 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/24(土) 14 23 07 ID Hpgdc2pO 119 お前天才だな 121 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/24(土) 17 28 30 ID 7AYsz7v5 119 やっと理解した てかあれ明らかに二人で買い物行った後だな もうあぐりさん的には公認か? 122 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009...
  • 最後くらい俺にも言わせてくれよ…愛してる
    949 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/12(月) 01 54 39 ID 4+EZ23tv コ「だから今から今後のことも考えてだな」 キ「まだ早いですってば。ほんと先生ってせっかちですねぇ」 コ「俺だってちゃんと考えてるんだぞ? こういうのは早いうちに始めとかないと間に合わないんだ」 キ「あたしだって考えてますよ。キリノ家に伝わる家族計画に基づいて言ってるんですから我慢してください」 コ「なんだよキリノ家って。このペースじゃいつの間にか子供ができなくなってるってなことになるぞ」 キ「大丈夫ですって。あたしを信じてください。我慢我慢」 コ「いいや、俺にだって譲れないものがある。こうなったらお前が先に寝た隙に子作りしとくからな!」 キ「ちょっと先生! それは人としてどうなんすか!」 サ「これはアウトだよね」 ミ「完全にアウトです。ていうか終わりです」 東...
  • 室江家・家族の語らい
    397 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/06(水) 23 39 59 ID FimzUZID タマちゃんが注意されるところで コジローが叱るお父さん キリノがフォローするお母さん タマちゃんが2人の子供に見えた 395 全部実際言いそうっつうかうまいな 401 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/07(木) 00 19 54 ID 35/4pQ/v 397 父「…どうして足の事、言わなかったんだ?」 娘「大丈夫だから…あたし、まだやれるよ!どうして止めるの!?」 父「無理するな。今日のお前は普通じゃない」(首を横にふりながら) 娘「そんな事無いよ、おとうさん!」 父「じゃあ…なんで突きを使ったんだ?」 娘「えっ…」 父「男子にしか使わない約束だったよな?」 娘「…あたし、突き、使ったの?」 父「…ふぅ」(...
  • ヤンデレタマ日記~番外編~
    くそーヤンデレタマ日記面白いよ! 一回だけ便乗投下させてくださいっ! ユージくんと『偶然』通学路で一緒になって訪れた、剣道部の朝練習。 朝の清々しい空気の中で彼と一緒に素振りをするのは何よりも勝る嬉しいひとときだ。 道場の隅まで響くような素振りを披露して、一緒に竹刀を振ったユージくんをちらりと見る。 剣道の情熱に燃えるユージくんは、心から感心したようなキラキラした瞳をあたしに向けていた。 くらくらした。どうしよう。どうしよう。ものすごくテンション上がってきちゃった。 身体が疼く。女子更衣室にユージくんを連れこんで子宝に恵まれたくなる。はぁはぁはぁはぁはぁ。 いいのかな、いいよね、神様だって許してくれるよ!! そんな思考に頭がフットーしてしまう。 けれど、そんな幸せな時間は長くは続かなかった。 「うおおおおおおお!!」と雄叫びを上げた顧問が乱入してきたからだ。 あたしを押し退けるようにユ...
  • コネと家族と変な問い
    ――――ある日の放課後。 がらがら、と勢いよく職員室のドアが開くと、キリノが飛び込んで来る。 「センセー!遅いから呼びに来たよ!……ってあれ?」 指で「しーっ」のジェスチャをしながら、静かに、と促す電話中のコジロー。 相手はどこかの高校の、先生のようだ。 「―――そこを、なんとか…!」 「お願いします!お願いします!」 「………わかりました。無理言ってすいませんでした…」 「ふーっ……何一つ、上手く行かんもんだな…」 吐き出すようにそう口にし、倒れ込むように椅子に深々と腰掛けるコジロー。 キリノが傍だってよく見ると机の上のメモには夥しい数の高校名と電話番号が、そしてその殆どには赤い×印がつけられている。 「はは……すまんなあ、本来こういう所でもっとお前等の力になってやらなきゃいかんのだが…」 いかにも申し訳無さそうにそう告げるコジローが… 何をしていたかは、聞くまでもなくわか...
  • 導く者と支える者
    ”この世に、本当に大切な物を見つけられる人が、どの位いるだろう?” 自分にとっては、それはきっと剣道。 ……であり、それを共にしてくれる友達や先生。 そして、温かく見守ってくれる家族や、他の友達。 でもそれはおそらく、大抵の人にとっては「誰か」一人のことであったり、 また「何か」一つの事であったり、するのだろう……たぶん。 (―――自分は、幸せ者だ。本当にそう思う。………じゃあ、あの人は?) 何度も相手の人と向かい合っては、あっという間に打ちのめされ… その度に蹲り、倒れ、それでも何度も立ち上がり、また竹刀を握る。 起き上がり小法師のように、他人が見ればひどく滑稽にも映りかねないその姿から、何故か目を離せない。 二人の間にそびえる実力差は、とてもその次元には及ばないキリノの目から見ても――― いや、道場内にいる誰の目から見ても―――歴然だったであろう。 しかし、それでもあの人は。コジ...
  • 真の策士
    「こんの…バカ息子が!オラ、頭下げねえか!」 「いててて、なんなんだよ親父…」 ―――いやマジで痛い。額から血ィ出てるだろこれ。 親父は物凄いテンションの高さで俺の後頭部を鷲掴みにし、石畳に押し付けている。 とは言え…突然押し掛けられてこんな事を始められても、とどうやら困惑顔のあちらの夫妻。 そう……ここはキリノんちのお店「惣菜ちば」の――その店先。 「本当に申し訳ねえ、千葉さん…キリノちゃんを、お宅の愛娘を……このバカッタレが…!」 「俺にゃ、なんで親父が出てくるのかがわかんねえよ…」 「るっせえ!大体てめえってこの唐変木は……教え子だけにゃあ手を出すなと、あれほど!あれほど!」 「まあ、虎侍にそんな甲斐性があるとは思わなかったけどねえ、オホホ……初めまして千葉さん?え~と、虎侍の母でございます」 抜け目無いお袋のフォローに、はあ、とやはり仕事着のまま困った顔を浮かべているキリノの...
  • QとA
    「Q」 ―――あなたにとって、川添珠姫とはどんな生徒ですか? 「…うちの部のエースだな。小さい身体で滅法強くて、ああ見えて責任感も強い。頼もしい奴だよ。  ただまだ少し世間知らずで、その為か私生活では自分に自信が無いんじゃないかと思える所もある。  まあ、これからの課題だな」 ―――あなたにとって、宮崎都とはどんな生徒ですか? 「そうだな…最近はそうでもないんだが、最初の頃はキャラを作ってて余り心を開いて貰えなかったかな。  でも今はタマやサトリの面倒をよく見てくれる、部員の中でのお姉さん、だな。  剣道の腕は……だいぶサマにはなって来たとはいえ、まだまだ初心者か…  でも思いっきりのよさでまだまだ伸びそうだ……そんなところか」 ―――あなたにとって、東聡莉とはどんな生徒ですか? 「初めは…一番最後に部に入って馴染めるのかと少し不安もあったが、心配いらなかったみたいだな。  ...
  • 心を以って心を伝ふ
    713 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/07/04(金) 23 12 26 ID VimVGbaX コジロー『分かってるなタマ、絶対に手を抜くなよ』 キリノ『大丈夫ッスよ、タマちゃんも重々承知してますから』 コジロー『いやでもあれだぜ、ほんの数ヶ月前までは全然空気読めなかったんだぜ?』 キリノ『そういや、コジロー先生を瞬殺しちゃったりしてましたからね~w』 コジロー『それを言うなッ!』 タマ「二人とも、何やってるんだろう…」
  • DATSU☆NO
     ある日の室江剣道部。 「タマちゃん……今日、俺の家に寄ってかない?」  ユージがそう告げると、部員一同(顧問含む)の視線が瞬時にそちらへと向けられた。  無論のこと、ユージとタマキがごく普通に仲の良い幼馴染みであり、それ以上の関係などでないことは全員が知っている。  そしてそれは当事者であるタマキにとってもやはり同じことで、実を言えば帰りに彼の自宅に立ち寄るというのも珍しいことではない。  ……のだが。 「ど、どうしてユージくん?」  彼の表情があまりにも真剣というかむしろ深刻ですらあったため、タマキはつい上ずった声を上げてしまった。 「……見せたいものがあるんだ」  いつも浮かべている笑顔(時々苦笑い)はどこへやら、ユージは真っ直ぐにタマキの目を見返しながら告げる。  その表情になにか圧倒されるような形でタマキは、 「う、うん。別に……いい、けど」  ぎこちなく、しかしこくこくと何度も...
  • あだ名と呼び捨て
    848 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/06/08(日) 20 43 14 ID 1trpZxpQ 今更だけどお互いの呼び方に関しては キリノが入部したてのときにこんな感じのことがあったのではと キリノ「ねーセンセー?”とらじ”って読み難いからあだ名考えてあげよっか?」 コジロー「千葉……お前、なんで俺の名前一発で読めてるの?」 キリノ「う~ん、”とらりん””とらちゃん””とらじろう””ワイルドとらップ”…」 コジロー「人の話を聞けよオイぃ!」 メガネ先輩「”ストーンズ”とかは?」 ぽちゃ先輩「”イッシー”とか…どうでもいいけど先生の名前って普通読めないよね」 コジロー「何なんだ、お前らまで…石田先生でいいだろ?今まで通りで」 太眉先輩「あたしもさー、カタ過ぎてちょっと…って思ってたんだ。キリノでかしたよ!”いしとら”…?」 メガネ先輩「先生は今まであだ...
  • いちゃいちゃ四十八手 第4手 指をからめる
    「…まぁ、なるようにならーな」 言葉面とはまるで正反対の、力無い声で彼は呟いた。 その隣でそうですね、と相槌を打ちながら。 「でも、もしこのまま取れなかったら…」 まじまじと、くっついた手の平同士の甲を見遣ると。 明確に不安の意思を覗かせ、彼女はこう言った。 「どうします?」 ―――――時間は、少しだけ遡る。 その時、道場には既に全員が揃っていた。 もはや定例となった観のある懇親昼食会の、よくあるひとコマ。 異なることはと言えば、いつもなら臭いを嗅ぎつけて目を覚ます顧問が、 今日はまだ道場の隅で眠ったままである、といった事くらいであろうか。 どうやら試験が近いのでこの所徹夜続きらしい。 そっとしておいてあげよう、と、部長が言うまでもなく全員がそれに倣うと。 これまたいつもの出来事である、弁当箱を開けた聡莉の悲鳴が轟き、 今日は何事だ、と全員がそれに注目する。 「うっうっ、わ、私のご...
  • ママンとキリノ
    500 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/10/18(土) 23 04 51 ID zU9cXMiU キリノのお母さんが突然若返ってキリノの制服を着て学校へ行くという電波をキャッチしたが別に形にしなくていい 586 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/10/20(月) 22 46 56 ID g4t0QIAF 500 折角だからなんとなく頂戴してみた 「あら、ま…やっぱり案外着られるものよねえ」  仕方なく。  高一の頃の娘の制服に袖を通し、鏡に映る自分の姿を確認しながら、キリノではないその人はつぶやいた。  年の頃は17~8歳といった所だろうか。髪は長い金髪で、パッと見では自分の娘と殆ど区別がつかない。  何故なのかはわからないが、お昼の休憩中、少し疲れてウトウトとしているうちに目が覚めると…  そこには若い頃のまま...
  • 二人だけの道場とキリノの約束
    「――ふむ、誰も、来ねえな…」 新年度の始業式を終え、数日経ったある日の放課後。 がらん、とした道場で一人ぽつり、力無い言葉が漏れる。 顧問であるコジローは、誰より早く道場の鍵を開け、 部員の来るのを待っていた――のだが、姿を見せる部員は今現在、ついに一人としていない。 ――今に始まった事では、ない。 昨年度の後半から続く部員減少は、もう歯止めが利かない所まで来ていた。 その原因。強い者による力の誇示――そんな大げさなものではないのかも知れないが。 とにかくその様な事が部内で行われている、そんな噂はコジローの耳にも届いている。 実際、目の当たりにした事もあるし、その時は止めもした。だが。 (しかし……あれは、イジメなんていうような物か?) 多少は、楽天的であったのかも知れない。 だが、コジローにしてみれば、どうしても生徒を「加害者」と「被害者」という風に分けるのに、どこか抵抗を感じ...
  • 箒と女子中学生
    迷っていた。 駅前まで戻る・・・・? 電話してお父さんに迎えに来てもらう・・・・? 頭の中がグルグルする。 心臓がばっくんばっくん言っている。 早く家に帰りたい それだけをひたすらに願っていた。 塾でついつい友達と話し込んでしまい、駅に着いたときには 夜の10時を回っていた。 「迎えに来てもらおうかな・・・」 携帯を取り出し、ボタンを押す指が止まる。 今日は火曜日、あたしの家の総菜屋のメンチカツ特売の日だ。 「ま、大丈夫だよね。」 ぱちんと携帯を閉じると、よいしょと鞄を持ち直して歩き出す。 今頃、お父さんもお母さんもダウンしているに違いない。火曜日の夜はいつもそうだ。 10分後、あたしは後悔する事となる。 気配は間違いなく感じていた。 誰かが後をついて来る。・・間違いなく・・・・ 暗闇の中でも感じる、ぬるりとした視線。 体中にまとわりつくような不穏な空気。 ...
  • ”その後”の”その後”?
    蝉しぐれが響き渡り、日光は容赦なく照り付ける。 長かった玉竜旗大会も終わり、いよいよ本格的に夏休み。 教師は何だかんだと会議や研修に忙しく、生徒は羽を伸ばしすぎ、更にその仕事量を増加させる。 そういう季節。 とりあえず当面の目標を達成してしまった室江高剣道部は 生徒の(主にサヤの)強い要望もあって7月残りを全休という事にし、解散した。 勉強もしろよ、とは解散前の顧問の言葉であるが、ほぼ全員の耳にその言葉は届いていなかった。 浮かれ気分、というものだろうか。 特に部長であるキリノのそれは尋常ではなかった。 それもそのはず。表彰台にこそ届きはしなかったものの。 今大会の優勝高であり、一回戦で昨年の優勝校である蔦山高を圧倒した 桃竜学院相手に大接戦を繰り広げ、あわや、という所まで行ったのだ。 無名であった室江高校の名声は、そしてその立役者の大将・川添珠姫の雷名は全国中に轟いた。 キリノは鼻が...
  • コジローとメタボ
    「…いかんな」  手にした紙っぺら一枚を見て、男は唸った。  先月末の、脂肪肝診断…いわゆるメタボ検診、その結果は 彼の想像を遥かに上回る勢いで限りなくイエローゾーンへと近付いている。 (なんでまた、俺が?)  去年までは、こんな事はなかった。  少し肝臓の値に怪しい数字が並ぶ程度で、基本的には… 健康そのもの、だったはずなのだが。 (とにかく、これはいかん)  彼は、より一層の決意と共に、部の指導に精を出すことを誓うのであった。      ※     ※     ※     ※     ※     ※     ※ 「んおらぁぁぁぁっ!!」 「ちょ、ちょっと先生!?」 「おーおー、何じゃいなありゃ」  朝練の開始早々、ユージと互角稽古を始めるコジロー、と見守るキリノ他の面々。  その様子は、まだ川添道場に行く前の…空回りして燃えていた頃の雰囲気に近い。 「コジロー先生、またお腹壊してぶ...
  • 春原と金髪とユージ
     世の中には自分とソックリな人が三人いると言う。お昼の某長寿番組でも長い間ネタになるくらいだから本当の事な のだろう。一生に一度はお目に掛かりたいものである。  そして、似ているのはなにも顔の話だけではない。世の中には声が似た人もいるのである。 「……あ、あの店員さん」 「う、うおぉぉぉぉ!!!!俺は今、猛烈に感動しているぅぅぅ!!!!これを人生と呼ばずして、何を人生と呼ぶの だぁぁぁぁ!!!!」 「あ、あのお会計を……」  今回はたぶんそんな話。 「CLANNAD……?」  アニメショップの帰り道、珠姫は手にしたDVDを眺めて呟いた。  これは自身が買った物ではない。アニメショップの店員に(無理矢理)渡された物である。  レジで号泣をして客をドン引きさせていたその店員は、レジに来た珠姫に向かって今見ていたアニメの素晴らしさを 熱く語り、そして「感動は皆で分かち合うもの!これを君にプレ...
  • 続・結納の儀
    436 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/03/29(土) 15 40 59 ID 9VkDlMqQ 423(結納の儀) 頭を撫でる教師と、俯いて照れる生徒。それが続くと、しばしの沈黙。 しかしそれも長くは続かず、その束の間の静寂を切り裂く元気な声が届く。 「おーすキリノと先生、おはよう!」 その主は、サヤだ。近頃は学校をサボる事も多かったが、どうにか進級できたらしい。 先輩たちとは逆の方向から現れ、いつもの調子でキリノと先生に話し掛けると、にこやかに歩み寄る。 「おりょ、サヤも早いんだねえ、今日はどうしたの?」 「目覚まし間違えて5時とかにセットしちゃってさー、あれ?もしかしてアタシお邪魔だった?」 そのサヤの言葉に馬鹿やろ、と返すコジローに、さあ何の事やら?と素知らぬ顔のキリノ。 内心で、ふーん相変わらずだね...
  • 白い日とムームーハウス
    「あーっ、コレ欲しいなあ」 「ヤダ、またそんなの。キリノって悪趣味~」 「えー、可愛いのに~」  下校途中の学生たちで賑わう、ムームーハウス店内。  棚の小さな人形を掴んだその一人が、値札を見て溜息をついた。 「でもこれ、ちょっと高いなぁ……おこづかいじゃ足んないかも」 「だからホラ、止めときなさいって。次、本屋付き合う約束でしょ?行こ」 「う~、わかったよ……んじゃ、行こうっ!」  自動ドアが開き、お客さんが出て行く。  単なる冷やかしではあったものの、学生さんたちが自分のお店の商品を見て あれやこれやとお話をしてくれているのを見るのは、それだけで楽しい。  それだけで脱サラしてお店を開いた甲斐はあるわ。  ムームーハウス店長は、うんうんと頷いた。 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 「む~っ……」  さて、お店の空...
  • おやすみ、先生
    「おはようございま……あれ?」  道場の隅っこに転がっているものを見て、キリノは声を飲み込んだ。  剣道部の顧問であるところの石田虎侍、通称コジローが大の字で引っくり返っていたのである。 「先生、どーしたんですか? 先生ってば」 「う、ん……ぐぅ……」  どうやらご就寝中らしい。朝稽古のために剣道場を開けて、部員が集まるのを待つ内にいつの間にか……といったところか。  中間テストも終わり、疲れが溜まっていたのだろう。そうでなくとも、四月からこっち何かと忙しかったようだし。  部員が集まるまではもうしばらくかかる。それまでは休ませてあげよう……などと仏心を出しながら、キリノはコジローの寝顔を覗いてみた。 「……ふふ。ちょっとかわいいかも♪」  美形と呼べる顔ではないが、スヤスヤと無防備に眠りこける姿は不思議と愛嬌がある。不意にイタズラしたい気持ちが湧いた。  でもこんなに気持ちよさそうに寝て...
  • 室江高校剣道部inカラオケボックス
    345 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 22 43 43 ID 15m9vDn3 室江高校剣道部 in カラオケボックス ユージ「それじゃ、先鋒うたいまーす。♪激しい雨が~」 サヤ「ん~あたし何にしようかなあ」 ユージ「♪Stand up to the victory!」 店員「すいませんジュースお持ちしましたー」 キリノ「あっ、ジンジャエール3つこっちですー」 ユージ「♪きみの~な~みだ~を~ 見~た~くない~か~ら~ぁ~」 サトリ「(空気をっ…空気を汚さずに、歌詞を間違えない、簡単なのをっ…!)」 ミヤ「…あたし何にしようかなあ。ねえダンくん、デュエットする~?」 ダン「おお、いいぜミヤミヤ~一緒に歌おうなあ~」 ユージ「(あはは、皆歌本とにらめっこかぁ…)」 タマ「ユージくん、上手だったよ」 ユージ「…ありがと、タマちゃん」 サ...
  • 天然プレイボーイ
    ----------室江高校剣道部土曜の昼食の出来事----------- 「あ、タマちゃん、俺もその玉子焼きもらっていい?」 勇次がタマキの弁当に入っていた玉子焼きに箸をむける。 「いいよ」 タマキの了承を得て、勇次は玉子焼きを口の中にいれる。 「うん!すごくおいしい!いいお嫁さんになるよ」 勇次はたいして意識もせず、そういうとタマキは少し顔を赤らめる。 そんなやり取りを見ていた外野も少し頬を赤らめていた。 「ユージくんはなんであんなふうにテレもせず言えるんだろうねあんなこと。」 キリノが箸を止めてつぶやくとみんなも頷く。 「皆さんは彼氏とかいらっしゃらないんですか?」 さとりがそう問いかけるとみんながさとりに視線を移す。ちょっと恋愛空気になっていたからであろう。 「ええ!あんた彼氏いんの!?」 都がびっくりしたようにさとりに話す。 「ええええ!いいいいませんよ!そんなの!」 話を...
  • 夏とお祭り
    ――――――暑い。いや、これはもう…熱い。 道場の中に蜃気楼が見えた時は流石のコジローも我が目を疑ったが。 とにかくこのうだるような暑さの中でも、練習がお昼までの半休日であっても… 部活動とは清く、正しく、楽しく、そして恙無く。 ……行われなければ、なら、な…い… 「…だあぁぁぁっ!!暑いもんは暑い!大人も子供も関係あるかちくしょうめ!」 「なぁユージ、コジロー先生がまたおもしろいぞ」 「いやぁ…暑いからねえ…俺も、さすがに…」 道場の片隅で大の字になり、ひたすら暑いとわめく教師を指差し揶揄しながら、 肩にかけた汗まみれの手ぬぐいをいじって談笑するユージとダン。 女子は…レディーファーストという事で、一足先にシャワーの真っ最中。 キャッキャッと黄色い声がシャワー室の扉の向こうから聞こえて来る。 「…ねえ、ダンくん…俺たちって…」 「……言うな…ユージぃ」 「あづいあづいあづいあづい...
  • トリオ・ザ・グレート
    73 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/12(月) 23 01 59 ID YCuR3RQj キ「うぇぇぇぇぇぇぇぇ」 東「キリノ先輩、どうしちゃったんでしょうか」 ミ「どうせまた先生にゲームで負けたとかそんなんでしょ。サヤ先輩も先走って通報とかしないでくださいね」 サ「わ、分かってるって。でも一応聞いておこうよ」 ね「にゃー」 サ「ねぇキリノ、今日はどうしたの?」 キ「ひっく…サヤぁ…先生が、先生が…ふぇぇぇぇぇぇぇん」 ミ(あー、まったくバカップルじゃないんだからさ) サ「よしよし。先生が?」 キ「先生が…ゲームに負けそうだからってあたしのこと殴ったり蹴ったり…うえ゙ぇぇぇぇ」 サ・ミ・東「!?」 珠「……」 コ「おっす。もうみんな集まってんな。じゃあさっさと着替えて練しゅ…」 サ「キエェェ!!」 コ「みぎゃぁぁ!?」 東「み、宮崎さんっ、サヤ先輩が...
  • かつての昇龍旗
    「…来たか、コジロー」 剣道部の部長だと言う男の子に連れられて、やって来た道場でまず最初に聞いたのは。 コジロー先生の先輩…石橋先生のそんな、低くて重々しい呟きだった。 それを聞くと同時にコジロー先生の空気が変わったのをあたしは見逃さない。 ああ、あの時と一緒なんですねえ、先生。 ▽▽▽ ―――もう何年も前の事。あたしがまだ8歳くらいだったかな? たまたま仕出しの仕事をする叔母さんに付いて行った先の剣道の大会で、 ぼけっとしていて叔母さんとはぐれたあたしは、何故か変なトコに迷い込んでた。 「ん…お嬢ちゃん、ここに何か用か?」 そこは会場の一角の、どこかの学校の待合所のような所だった。 心細くは無かったと思うのだけど、他の人にはそんなふうに見えていたのかも知れない。 質問にふるふる、と首を振るあたしに、声を掛けてくれた優しそうな坊主頭の人が続ける。 「じゃあ、迷子か。弱ったな、お...
  • タマキ←ユージ、その後
    タマキをおくって自室にて 「あーーーなんか俺やばいかも・・・」 祭りのときの自分の言動を改めて思う。 あんなの告白してるようなもんじゃないか・・・ 「いや!ちがうんだ!タマちゃんはそんなんじゃなくて・・・!幼馴染で!」 いまだ自分の気持ちに首をふるユージ。 「いや、というか実際タマちゃんは俺のことどう思ってるんだろ・・・?」 そんな疑問が頭に浮かぶ。 実際タマキは恋愛初心者。 異性を意識することはあるだろうが、好きになったりはないのではないだろうか。 「・・・・・・」 自分で自分の考えに自滅したユージは、寝よう、といってベットにもぐった。 そのころタマキというと 「手・・・つないでかえっちゃった」 タマキがユージを意識するようになったのはこの間。 キリノの一言 『ユージくんも男なんだよ?』 そんな一言に何も考えられなくなった。 そんなのわかっていた。ユージくんが男だってことくらい...
  • ”お部屋に上がろう!”彼の場合
    (で。―――何で、こーなっとるんだ?)  答えの返って来るはずのない自問自答もこれで何度目か。  溜息とともにコジローは、これまた何度目になるかわからない行動―――その部屋を見回した。  鼻腔をくすぐり続けるほのかな甘い香りと、否応にもこちらへ視線を投げる、山のようにある奇怪なぬいぐるみの数々。  加えてけばけばしいヒョウ柄の掛け布団が、アクセントと言うには強烈過ぎる個性を放っている―――  視界の情報だけを頼りに部屋の主の姿を想像すれば、誰もがこう思うだろう。 (……どんだけ少女趣味のおばさんの部屋だよ?)  しかしその部屋の主は、キリノは。  お客ばかりを待たせたままで、今日はどうやら弟達と外へ出掛けているらしい。  すぐ戻って来るから、と言う話ではあるのだが―――― (で。―――何で、こーなっとるんだ?)  もはや何度目になるかも分からない心の呟きを、重ねた。 ※ ※ ※ ※ ...
  • キリサヤと運動会
    ―――――お昼休み。 今日もキリノの机には色取り取りのお弁当が並ぶ。 3人分…いや今日はあたしもいるから、4人分。キリノの机一個だけだと狭いくらいだ。 『いただきまーすっ!』 いつも通りに、元気な声で両手を胸の前に合わせお辞儀をするキリノ。 小学校の頃からこの習慣はちっとも変わらないみたい。 ……感心してる場合じゃなくて。 まず今日は、わざわざキリノのクラスにやって来た目的を果たさないといけない。 「ねーねーキリノ、今日ね、あたしお弁当自分でこさえたんだよ~」 「おおっ、そりゃえらいねえ。どれどれ味見してあげようっ!」 今朝は4時起きだ。指も3ヶ所切ったし、お母さんには「…雪でも降るのかしら?」と心配された。 それもこれも昨日友達が貸してくれた小説の食事のシーンがやけに美味しそうだったから。 口の中で旨みを湛えた肉汁が迸り落ちる… 噛み締める...
  • 車の中
     ――――もう季節は初夏に入ってるとはいえ…  気がつけば、外は既に暗闇の一色に塗りつぶされていた。  部活が終わってからもう3時間は経つ。そのまま道場でキリノに数学と物理を教わり始めてからも、大体同じ位。  その間自分の理解は進んだかと言うと――かなりの疑問符はつくのだけど。  ……まあ今日はこの辺にしておこう、と思った矢先。意外な声がかかる。 「なんだお前等、まだ居たのかよ?」 「あれ、コジロー先生の方こそ、まだ居たんですか?」 「不良教師なのにめっずらし~」  少し驚いてる様子の、ネギ背負ってきたカモ… もとい、コジロー先生を二人していじり倒す。  勉強しっぱなしで疲れた脳に、丁度いい一服の清涼剤だ。 「不良教師っちゅーな!先生にも残業ってもんがあるんだっつの。大体お前らは何を…」 「こんな時間まで、生徒から没収したゲームでもしてたんすか?」 ...
  • 梅雨の日とねこの恩返し
    一昨日も雨。昨日も雨。今日も…天気予報は、一日雨。 トレードマークの向日葵の傘を広げ、裏門を通り抜けながら、キリノは溜息をついた。 ――――別に雨はきらいじゃないけど、これだけ続くとねえ。 洗濯物が干せない。手の平がパサつく。学校に行くにもバス代が嵩む。 勿論、ジメジメとした梅雨の空気は微妙に日本独特の「和」を感じて嫌いではないし、 この時期特有の苔生す防具から薫る香りは中学の頃から何よりの大好物、なのだが。 ――――にしたって、続きすぎでしょお…? そう一人ごちながら、いつもと変わらない道場を一瞥して通り過ぎようとした、その時。 よく見ると、見慣れないみかん箱が道場の植え込みの脇に捨てられている。 「おりょ?」 その中を覗き込めば、白い生き物がぽつん、と中にいる。 猫のような猫でないような、ふてぶてしい面構えのその奇妙な生き物は、 こちらが覗き込むと同時に、開いているのか分か...
  • 暗い10年後
    92 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/04(火) 01 13 13 ID a4Evq9GX 86 コジローとのイメージが強いせいか、 キリノはニートとか、職あってもすぐパチンコなんかに使ってしまう彼氏や旦那ができそう。 キリノ「ちょっとーー、○○(旦那)ーー、またパチンコで使ったでしょ?」 旦那「なんだよ、増やしてやろうと思っただけだろ?」 キリノ「ちっとも増えてないよ!?もー、私が働いてもすぐコレなんだから・・・!」 赤ん坊「うわーーーーん!!(泣)」 キリノ「おぉ、よしよし・・・。」 でも最後には「もぅ・・・、来月にはちゃんと定職に就いてよね。」 と穏やかにおさめるきりのん。 93 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/04(火) 01 14 43 ID 2oatxsDf …惣菜ちば...
  • もってけ!メンチカツ
    「なんだか久しぶりな感じですねー」 「ん~む、仕方が無いのか…」 鎌崎高校での練習試合を終えて、もう一週間。 やる気に火がついた先生がそのやる気のままに、高らかに玉竜旗エントリーを宣言してからも、もう5日が経った。 しかし我等が剣道部の士気は、そんな先生の青春真っ盛り情熱燃焼ぶりとは裏腹に……マイペース、そのもの。 朝練を一時間早く始める様になってからも、その時間に来るのはあたしと精々、ユージくんくらい。 そのユージくんも今日は遅れていて、結果、道場はいま随分と懐かしい事になっている。―――二人、きりの。 「いやーでもなんだか思い出しますねえ」 「まあ…もう随分経つような気がするもんな」 タマちゃん達が入部してから、もう何年も経過したように感じる道場も、 別段壁にかかる絢爛豪華な賞状とかが増えたわけでもなく、相も変わらず殺風景なままだ。 とりあえず床や壁はぴかぴかに磨かれ汚れの一つも...
  • あれから1年
    「んー、結局今日って何のお祝いなんだろうねえ?」 「さあ……まぁ行ってみれば分かるんじゃない?」  なつかしい校門をくぐりながら、キリノがつぶやいた。  卒業からまだ一月も経たない4月のはじめ。  二人の元に後輩から祝賀会の招待状が届いたのが少し前の事。  卒業後の二人の進路は、サヤはどうにか進学して、大学へ。キリノは… 「……で、あんたらはその後どうなってるの?」 「えへへ、まあぼちぼち?」 「あーもう、羨ましいねえ」  取り合えず、家のお店を手伝いながら、花嫁修業。  コジローの方はそれには少し渋ったが、キリノの方の意思が固すぎた。 「6月には呼んでよねー」 「勿論だよう……あ、電気点いた」  話しながら歩いていると、遠目に見える見慣れた道場に、光が灯る。  ほんの数ヶ月前まで毎日のように通っていた場所も、離れてみれば少し懐かしく思える。 「サヤ、行こ!」 「はいはい」  それと同時...
  • キリノの尾行と吉河先生
    つかつかつかつか。 「むむむ、お尻の形、よし…!」 じゃなかった。あたしは室江高校2年、剣道部部長の千葉キリノ。今日はある人を尾行しているのだ。 その相手は、東ちゃんのクラスの副担任・吉河先生。目的は…あたしのキリノートにある1項を付け加えるべきかを判断する為。 "――――コジロー先生と、付き合ってるのか否か?" あたしのこれまで集めた情報をまとめたキリノートによると…吉河先生の受け持ちは1年3組で、 健康的な美人で割と巨乳、加えて優しい雰囲気を持つタイプらしく、生徒からの受けもかなりいいらしい。 さらにゲームも詳しく、下半身からの攻めには定評がある…てアレ?こんなのいつ書いたんだろ、あたし。 まあいいか…で、肝心のコジロー先生とは、ゲーム友達で、事によるとお泊りし合ったりする程の仲だとか。 …もう、そんなの確定でいいじゃん、なんて想いもある...
  • 結局誰が?
    658 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/11/15(土) 20 58 10 ID GRn+mk1u 「はっはっは」の時にさとりんあたりがうっかり 「…で、結局誰が一番かわいいんでしょうか?」とかこぼしてたら面白い事になってたのに 659 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/11/15(土) 21 00 23 ID 0NDyBTNC さとりんがそんなことをこぼす ↓ さとりん、ミヤミヤに切れられる ↓ コジロー「そうだなあ……みんな、かわいいから決められないな」 ↓ キリノ泣く ↓ サヤ切れる ここまで妄想できるぞ 660 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/11/15(土) 21 29 36 ID 7NsV8dLl 「…ね、ねこだ!あいつも部員み...
  • 掛け替えの無い物
    92 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/08(木) 23 19 51 ID +MtxfxDh ~合宿の夜~ キリノ「ねーねー。タマちゃんにとってユージ君ってどんな存在?」 タマ「そうですね…空気…かな」(欠かせない存在的意味で) サヤ「そ、そうだったんだ…」(存在感的意味で) ~翌朝~ サヤ「…とか言われちゃってたよ~ユージくん大丈夫?」 ユージ「…orz」 ダン「喧嘩でもしたのかぁ?」
  • 新八とメガネとユージ
     その日、たまたまテレビをつけてみたら放送されていた「銀○」というアニメ。  噂では聞いたことのある珠姫だが、内容が珠姫にとっては過激なうえに危険だったので避けていたアニメである。  本当ならチャンネルを変えようとしていたのだが、勇次の声にそっくりな声が聞こえてきたので視聴することにした。 (このユージくんにそっくりな声を出すキャラ、ツッコミ担当なんだ。ユージくんにちょっと似てる。でもカッコよさはユージくんの圧勝だけど)  結局最後まで「銀○」を見てしまった珠姫だが、いつの間にか癖のある感じが病みつきになってしまった様子。  次の日、部活帰りに近くのレンタルビデオショップで「銀○」をリリースされてるDVDを全てレンタルしてしまった。  夏休みということもあり、時間にもそれなりに余裕があったので貸し出し期間をオーバーすることなく全て見終わってしまった。  そして珠姫は「銀○」を全巻購入す...
  • 「あたしの為に」の神通力
    766 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/11(月) 21 22 39 ID LJN46ACH 763 コジローは吉河先生やキリノに対する接し方を見ると 女に興味があるか怪しい キリノ「でも嬉しいですよぉ。先生が私のために~」     ↓   コジロー遠い目 (第一話:タマちゃんに遭遇直前) 772 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/11(月) 22 03 49 ID o3+2DDMn 766 それだけどさ、 コジローが特に否定も肯定もしないのが逆にいいよな おかげでキリノは完全に誤解したようだしw もうあれからず~っと今に至るまで楽しくてしょうがないんだろうなキリノの人生 775 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/11(月) 22 33 08 ID cnkHH9Fv...
  • 桑原鞘子の暴走
    ある日の放課後。 掃除当番だったサヤはキリノに遅れて剣道場に赴いた。 入口から中が覗ける位置に差し掛かったあたりで、 何やら深刻そうな表情で話すキリノとコジローが視界に入る。 とっさに扉の陰に隠れてるサヤ。 キリノの気持ちを知る友人としては何があったか気になるものの 二人の問題に首を突っ込むべきじゃないか。 と、思い直しその場を立ち去ろうとした。…のだが。 「…まだ、来ないんです」 「そうか…しかし困ったな…」 ---『はいぃ!?』 「もう2週間経つんですけど…」 「最悪の場合も考えた方が良さそうだな」 ---『な、なんですとぉー!?』 「ごめんなさい先生…あたしのせいだ…」 涙目になるキリノ。 「いや、ちゃんと確認してなかった俺も悪いんだ」 対するコジローも困り果てた顔で頭をかく。 「どうしよう先生…もし…」 「そりゃあ…もう一度おろしに行くしかないかな…はは。」 ---ぶち...
  • そして復職へ
    ”44” 116 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/05(月) 23 13 08 ID rYmJAr/F ところで見落としてたけど何気に 44がスゲー好きだ この路線もっとやれないかな? あんましやり過ぎると最終回の感動が薄らぎそうで怖いけど 118 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/05(月) 23 19 45 ID nyU2W1d3 116 コジロー「ありがとうございましたー」 キリノ母「すいませんねえ、先生。昼間は人手が足りないもので」 コジロー「いえいえ、俺ももう先生じゃあないですし」 コジロー(ノブちゃん……金になる仕事ってキリノん家じゃねーか!) キリノ母「でも、いいんですか? 昼間だけで」 コジロー「はい、あんまり遅くまでいるとキリノにバレちゃい...
  • 花言葉とバースデイ
    ――どんな人間にも、1年に1度。 等しく必ず訪れる特別な記念日という日がある。 もっとも大抵の場合、それが「特別」であるのは精々20回目くらいまでで、それ以降は ただ記入の上の数字に1を加えるだけの味気ないイベントに成り下がるのだが。 さてまぁ、それはさておき期末テストを前日に控えたここ、千葉家でも。 ご多分に漏れず16回目のそれを祝うパーティが、賑々しく行われようとしていた。 「ハッピーバースデイキリノ!」 きれいな和音で同時に声を上げたのはキリノの友達の、髪の短い子と長い子、そしてサヤの3人。 照れくさそうに頭をかく今日の中心人物のキリノに3人が一斉に口を開く。 「いやーしかし相変わらずキリノの部屋は悪趣味だねえ」 「しかも、変なモノが前より増えてない?」 「これなんかこないだ買った奴でしょ、あのかわいいもの屋さんで」 言外にあんた絶対彼氏なんか居ないよね、とでも 言い含められ...
  • 新八ユージ
    900 名前:898[sage] 投稿日:2008/04/27(日) 16 44 07 ID VqEVdalV というわけで軽く作ってみた。 キリノ「実は私コロッケ派なんです!」 ユージ「どんだけー!?」 サヤ「実は楽譜読めません!」 ユージ「どんだけー!?」 タマ「アニメは声優で決めます。」 ユージ「どんだけー!?」 ミヤ「木刀は切っ先を持ちます。(柄のほうが重い)」 ユージ「どんだけー!?」 ダン「おーれは女の扱いが苦手だ。」 ユージ「どんだけー!?」 さとり「あわ、あわわわ、え、えっと」 ユージ「どんだけー!?」 コジロー「俺、実はロリコンなんだ。」 ユージ「知ってます。」 axasinouorz
  • 早く見たいな室江高校
    312 名前:早く見たいな室江高校[sage] 投稿日:2008/09/28(日) 07 36 07 ID 8hmuA1vm 「川添が二年になってどれだけ成長してるか楽しみだな」 「わたしもタマちゃん大好き!(キャー)」 「やっぱミヤミヤだよ。あいつの突きは見ててゾクッとするもん」 「ユージだ。いつも黒子役に徹するユージの空気があっての室江高校だ」 ユージ「悪いが皆さんの期待通りにはならん……」 313 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/09/28(日) 16 39 00 ID r3VwRoW8 黒子に徹しすぎて部長でもないわけだが… まあ河田みたいなもんか 314 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/09/28(日) 19 00 29 ID RPT6r73j 312 ワロスwwww
  • 続とりかえばや物語
    #1 ”…さて、どうしたもんか?この状況。” 「せっ、先生、どうしよう?」 「………どうしよ。」  俺の名は石田虎侍。室江高校剣道部顧問だ。  今朝、ひょんな事で頭をぶつけて教え子と入れ替わると言う奇妙な体験をした俺は、  まさかその次の機会が、こうもあっさりと回って来るなんて思いもしなかった…が、どうやらガチらしい。  信じ難いが、いま目の前にいるタマはユージで、ユージはタマなのだそうだ。  確かに、こんなに狼狽したタマは見た事がない。ユージも流石にいつもより落ち着きすぎだ。  しかもこれって、俺とキリノが元に戻るのを手伝ってくれたせい…なんだよな。  一応顧問として、先に同じ現象を経験した者として、ここは大人な態度を示さなければならない。 大人な意見、うーんと… 『…んじゃあさ。もう一回同じことやってみりゃ直るんじゃないか? こう、”ごつんっ☆”...
  • コジローと千葉家の人びと
    864 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/12(火) 20 55 11 ID +0YPX30i 一方の千葉家訪問 コジロー「えーあの、この度はお嬢さんを、その…」 ママン「オホホ何を緊張しておられるのかしら、いつぞやは家であんな事までしておいて、ねえあなた?」 パパン「はっはっは、そうだなあ。責任はちゃんと取ってもらわないと。はっはっは」 たっくん「俺の兄ちゃんになるんだから、しゃんとしなよ先生!」 いもーと「せきにん~」 コジロー「いや、ははは…あの…」 コジロー「(キリノ…頼む!)」 キリノ「…も~お父さんもお母さんもみんな喋り過ぎ!先生のお話聞きなさいっ!」 家族『は~い』 たぶんこんな。 ”あんな事”
  • @wiki全体から「ザ・空気の読める家族」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索