アットウィキロゴ
 

帰ってきた!? フラン(伊)とゴリラの大冒険!! 第3話『vs便文』



フランとゴリラはとっても仲良し。
今日も一緒にお散歩します。

「今日は河原の土手をお散歩しましょう」
「ウホウホ」

フランとゴリラが河原に行くと、川の上からどんぶらこどんぶらことアキビンが流れてきました。

「おや、綺麗なアキビン」
「ウホウホ」

フランとゴリラは川からアキビンをすくい上げました。するとどうしたことでしょう。
アキビンが光を放ち、みるみるうちにビン底メガネの少年になったではありませんか。

「やあこんにちは。僕は安芸便文(あき ふみよし)。魔人化したアキビンさ」
「ごきげんよう!」
「ウホウホ」

フランとゴリラは慌てず騒がず挨拶をします。
元気な挨拶はとっても大切ですからね。

「どうして安芸君は川を流れていたのですか?」
「ウホウホ」
「それは……」

だけど、おやおや? 安芸の様子がおかしいです。
どうやら元気がない模様。

「僕はドラフトで最下位だったんだ……そんな僕なんて再び川に流れてしまえばいいんだって思ってさ」

そう言うと、安芸はため息をついて横になってしまいました。
真っ黒な学ランだけが露に濡れてキラキラと光っています。

「元気がありませんね」
「ウホウホ」
「そうです! 今こそ私達が元気づけるときですね!」
「ウホウホ!」

フランとゴリラは額を寄せてウンウンウンウンうなりました。
いったいどうすれば安芸を元気づけられるのでしょうか。

「応援SSの形態は『フランとゴリラの大冒険』を踏襲すれば皆様も書きやすいでしょうが」
「ウホウホ」
「落ち込んでいる人を元気づけるには何が良いのでしょう?」
「ウホウホ」

SS作成の舞台裏をチラリと見せつつ、フランとゴリラは天を見上げました。
そこで目に入ったのがゴリラの頭に生えるキノコでした。

「そうです、ゴリラさんの頭にキノコがあるじゃないですか」
「ウホウホ」
「お腹がいっぱいになれば元気も出るって言いますよね」
「ウホウホ」
「みんなでこれを食べましょう!」
「ウホウホ」

そう言うと、フランとゴリラはゴリラの体から生えているキノコをむしり取りました。
そして薪を用意すると、安芸のメガネで火を熾しました。
みんなで焚き火を囲んでバーベキューです。
しばらくするとキノコの焼ける香ばしくておいしそうな匂いが立ち昇りました。

「椎茸は中までしっかり火を通して、外側に軽く焦げ目がついたら醤油をつけて食べますよね」
「ウホウホ」
「鳥取の砂漠にはあの焼きたて椎茸よりもおいしいキノコがあるそうですよ」
「ウホウホ」

お腹がいっぱいになる頃には、とっても楽しい気分になってきました。
みんなキノコにあたってラリってきたのです。

「賑やかそ―ぜ!賑やかそ―ぜ!!賑やかそ―ぜ!!!」
「ウホウホ!ウホウホ!!ウホウホ!!!」
「便箋とメール!瓶せんとメール!!ビン・セント・メール!!!」

やがて夕日が沈んで辺りがすっかり暗くなっても、河原では三人の明るい笑い声が響き渡っていました。
あまりにうるさくて近所の人から通報を受けた魔人公安が駆け付けた頃。
フランとゴリラはまだラリってる安芸を残して既に家路についた後でしたとさ。

「今日もしっかり元気づけられましたね!」
「ウホウホ!」
「明日もお散歩しましょうね!」
「ウホウホ!」
「明日はどこに行こうかなぁ」

めでたしめでたし。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2014年04月15日 21:51