リーオー

リーオーとは、テレビアニメ『新機動戦記ガンダムW』に登場するMS(モビルスーツ)である。機体名称の由来は黄道十二星座の1つしし座(レオ)を英音訳したもの。

概要
A.C.(アフターコロニー)史上初の汎用量産型MSとして完成した本機であるがベースとなった機体はトールギスという機体である。
トールギスの仕様から量産化するには不要な機構(超絶な加速力を誇るスラスターとか)を取っ払い、機体の小型化、簡素化を図っている。
性能的には突出したものはないが、本機には近接戦闘から遠距離狙撃任務、更に地上は元より宇宙空間に対応した豊富なオプションが用意され、その都度装備を換装することであらゆる戦場に対応可能なように設計されている。

武装及びオプション装備
ドーバーガン
MSの全高に匹敵するカートリッジ式の大型火器。ガンダニュウム合金製装甲にも打撃を与えられるほどの威力を持つが、取り回しの不便さと生産コストの高さから供給数は少ない。ロケット弾タイプとビームタイプの2種が存在する。
シールド
左肩アタッチメントに装着される円盤形状の盾。裏面ラックにビームサーベル2基を格納する。
ビームサーベル
接近戦用の斬撃武装。ガンダムのそれに比べ性能は劣る。
105mmマシンガン
主に陸戦型に装備されるマシンガン。引き金部分のグリップと銃身上部のキャリングハンドルを持って腰の部分に構えて撃つ。ガンダニュウム合金製MSには一切通用しない。マガジンの装弾数は約100発以上。
ビームライフル
105mmマシンガンとほぼ同一サイズの標準型と、指揮官機用の短砲身型が存在する。宇宙用と地上用で照準器の形状が異なる(宇宙用は円形、地上用は矩形)。チタニウム合金製装甲に対しては充分な威力を有するが、ガンダニュウム合金製の装甲は何十発も撃ち続けてようやく損傷を負わせられる程度。
肩部ビーム砲
主に指揮官クラスの搭乗する機体に装備されている、両肩部アタッチメントに装着する小型ビーム砲。攻撃力が上昇する代わりに使用するにはシールドとビームサーベルを取り外す必要がある。
バズーカ
榴弾、徹甲弾等の各種砲弾を射出するバズーカ砲。ドーバーガンほどの装弾数はないが、全長が短く取り回しに優れる。
宇宙空間用ラウンドバーニア
背部アタッチメントに装備される宇宙用オプション。姿勢制御用バーニアを有する他生命維持装置も内蔵している。ジャンプ・加速用のメインスラスター以外の推進器を持たないリーオーにとっては、宇宙空間での運用に必要不可欠な装備である。
パラシュートユニット
背部オプションの1つ。主に輸送機からの空挺降下作戦の際に使用される。着地直前はバーニア噴射による制動を行い、ユニットを切り離して着地する。
高機動オプション
背部オプションの1つ。主翼と強力なジェットエンジンを有し、大気圏内での単体飛行を可能とする。任意での排除が可能。純粋な飛行型であるエアリーズに比べ火力と装甲に勝るが、速度や旋回性、航続距離に劣るため、基本的にはパラシュートパックを利用した空挺降下作戦やヘリコプターからワイヤーで吊るして輸送するヘリボーン作戦が基本となる(アフターコロニー世界に大気圏内飛行用のサブフライトシステムは存在しないため)。
・・・数が多いってレベルじゃない!

余談
ロボ戦記小説でも登場し、モブキャラが主に使用するが外伝では本機を愛用する主役級のキャラが出ることもあるほど。
また、アニメ版での扱いの違い(モブキャラが乗るとかんたんにやられたりするが、主役が乗ると異常なまでに固くなる)が激しいことでも有名


バトロイでのリーオー
主にモブ枠。
最終更新:2011年06月22日 18:30
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