クラウドブレイカーシリーズとはフロムソフトウェアから大好評(?)発売中のXBOX用超絶ハイスピード「鬼ごっこ」メカアクションシューティング「叢-murakumo-」及びPS2用3Dロボットアクション「Another Century's Episode」に登場する機体群の総称である。
概要
クラウドブレイカーとは柳瀬敬之氏デザインのフロート脚部タイプの有人型A.R.K(
アーク。ARTIFICIAL.REFLEXIVE.KINETICOID(アーティフィシャル・リフレキシヴ・キネティソイド)の略称)で、バイクをモチーフとしている。かなりの速度を誇るがそれはクラウドブレイカーが必要とされる標的が暴走する無人A.R.Kであるためである。
動力源として小型超伝導サイクルコンデンサが、外装部分にはカーボンナノメタルアーマーと呼ばれるカーボンナノチューブから作成された装甲(アーマー)が使用され(ちなみにカーボンナノメタルアーマーには修復用ナノマシンが内蔵されている)、また操縦補助にAIが組み込まれている。
機体紹介
クラウドブレイカー1号機
実弾兵装のみで固め、装甲や機動性のバランスにすぐれる機体。塗装は赤。光学兵装を装備していないのはもともと1号機が実弾兵器の速射力によるターゲットの早期殲滅を重視している為との事。
クラウドブレイカー2号機
機動性重視の機体。塗装は白。多数のエアロカウルによる空力性能やプラズマスナイパーライフルと分裂型ホーミングレーザーといった光学兵装による重量削減がなされており、ある意味1号機と正反対・・・ではあるが重量的には1号機と5号機のほうが軽い。しいていえば多数のエアロカウルを装備してる割には軽いということかもしれない。
クラウドブレイカー3号機
火力重視の機体。塗装は青。実弾、光学両方で最高レベルの火力を持つが、連射性は史上最低レベル。機動性と最高速度は劣化クラウドブレイカー1号機。
クラウドブレイカー4号機
重装甲及びトップスピード重視の機体。塗装は緑。重装甲に加え、シールドを装備し、武装はショットガンのみと思いきった機体であるが、トップスピードは最高ランク。しかし機動性は低く、曲がるにしても強引に曲がる必要があることと加速性能が低いのが欠点。
クラウドブレイカー5号機
近接戦重視の機体。塗装は黄色。加速性能と旋回性に優れた機体だが、装甲は薄い。フロム作品でおなじみの月光持ち。ただし基本的に攻撃手段は光波。直接相手を斬れるので実質火力は2号機以上とも・・・
ジオスイーパー
クラウドブレイカーに酷似した紫色の機体。一応ラスボス。ゲーム全クリ後に使用解禁される。
プレイヤーが使えるのは形式番号末尾にRが付いた有人仕様機。性能としては各種性能はクラウドブレイカーより上であるが機体サイズもクラウドブレイカーより上であるため、ルート選択に気を使い、視界確保に気をつかう機体である。兵装は右腕に大型プラズマ荷電粒子砲"エレクトリック・パイル"を装備、左腕にはそのエネルギー供給専用のレクテナシールドを装備している。
ゲームのEDや各種設定資料によるとクラウドブレイカーシリーズはこの機体の随伴機として作られた側面がある事が判明している。
デザイナーの柳瀬氏によると「他の開発の人が発注もして無いの勝手にデザインを上げてきたモノなんですよ」との事。
量産型クラウドブレイカー
Another Century's Episodeに登場したクラウドブレイカー。1号機から5号機までの技術をすべてフィードバックしたような感じでである(そのためAnother Century's Episode唯一の月光持ち?)
なおあくまでも「叢-murakumo-」世界での量産機ではなくAnother Century's Episode世界の技術で生み出されたクラウドブレイカーの量産型である。
武装はショットガン、6連装ガトリング砲、4連装ミサイルポッド×2、電子スナイパーライフル、エネルギーブレード。
最終更新:2011年07月14日 19:10