モビラー > テスト記事その58

第二次バトロイ大長編Mobiler side第一話(仮)


【魔理野スタジアム・観客席】
アウトルフ・モビラー
「さて……、デ杯が楽しみだな……。」
レナード・マクラーレン
「……ところでモビラー、今日は誰を出場させた?」
アウトルフ・モビラー
「今日はピーターさんとドロちゃんを出場させたんだ。ちなみに今のところドロちゃんがデ杯に進出しているんだ。」
レナード・マクラーレン
「そうか……。ちなみに今回のデ杯はどれも相当の実力者ばかりみたいだけど?」
アウトルフ・モビラー
「ああ、それ位は分かっているよ。まぁ、出来れば優勝したいんだけどね。……あっ、もうすぐ始まるよ!」

【魔理野スタジアム・ステージ】
キャラ名 作者 体力 TYPE LIFE 勝利数
ヴィルエッジ 風騎 25 スピード 2 1
朧月夜 うまかぼう 18 堅守高速 1 0
中原脩 石坂線の鬼神 24 攻防強化 1 0
ドロシア・ヘルナンデス モビラー 10 能力重視 1 0

 


 

××××D-BR杯がスタートです!

現在ヴィルエッジがタイトルを1回防衛しています!
挑戦者がタイトルを奪取するのか、チャンピオンが防衛記録を伸ばすのか!?

朧月夜の攻撃!
朧月夜、会心の一撃!!!
朧月夜
「世界の絶景!」

ヴィルエッジ25のダメージをあたえた!!
 
ヴィルエッジのLIFEは0になった!
ヴィルエッジはやられた・・・
「風を断ってしまえば私は只の人間と同じ、ということです…。」

【魔理野スタジアム・観客席】
アウトルフ・モビラー
「げっ!?いきなりヴィルエッジが倒された!?」
レナード・マクラーレン
「まぁ、こういうこともあるってことで……。」

 【その後3ターン経過】
中原脩の攻撃!
中原脩、会心の一撃!!!
中原脩
「これでも喰らえ!『姫路大連弾』!」

朧月夜42のダメージをあたえた!!
 
朧月夜のLIFEは0になった!
朧月夜はやられた・・・
「おろ」 
【魔理野スタジアム・観客席】
アウトルフ・モビラー
「うわっ、これはもう負け確定だな……。」
レナード・マクラーレン
「おいおい、諦めるのはまだ早いぞ!」

 【その後2ターン経過】
中原脩の攻撃!
中原脩、会心の一撃!!!
中原脩
「これでも喰らえ!『姫路大連弾』!」

 

【魔理野スタジアム・観客席】
アウトルフ・モビラー
「くっ、もうダメか……。」

【魔理野スタジアム・ステージ】

ドロシア・ヘルナンデスは攻撃を反射する体勢に入った!
ドロシア・ヘルナンデス中原脩の攻撃を反射した!!!
ドロシア・ヘルナンデス
「くっ、こうなったら……、返り討ちにしてやるッ!」
中原脩43のダメージをあたえた!!


【魔理野スタジアム・観客席】
アウトルフ・モビラー
「おっ、おおーーーーーーっ!!」
レナード・マクラーレン
「……!?」

【魔理野スタジアム・ステージ】
中原脩
のLIFEは0になった!
中原脩はやられた・・・
「ああ播磨の国が・・・ああ播磨の国・・・ああ播磨の国が・・・」

勝ち残ったのはドロシア・ヘルナンデスです!
ドロシア・ヘルナンデスが見事にD-BR杯を制覇しました!
ドロシア・ヘルナンデス
「へへっ、さっきのあたしがとった行動、凄かったでしょ?」

【魔理野スタジアム・観客席】
アウトルフ・モビラー
「よっしゃーーーーーーッ!!……ってあれっ?
何で君はそんな不機嫌そうな顔してんの?」

レナード・マクラーレン

「……お前ドロシアに一体

何をしようとしたんだ!!!」

アウトルフ・モビラー
「いや、別に僕が悪いわけではありませんけど?」

レナード・マクラーレン
「そもそも魔理野に限らず、バトロイ界のスタジアムでは試合中に
攻撃と回避以外の行動をとることは禁止されているはずだ!!

だがさっきのドロシアがとった行動は明らかに相手を攻撃する
気もなければ相手の攻撃を回避する気もなかったんだぞ!?

いくらバトロイ選手とはいえ、試合に勝つためなら
手段を選ばないと思ったら大間違いだぞ!!!

アウトルフ・モビラー
「うーん……。まぁ、少なくともバトロイのルール位なら
僕もだいたいは分かってはいますけどねぇ……。」
レナード・マクラーレン
「本当にお前がバトロイのルールを理解しているなら、
あの頃ドロシアは素直に負けを認めていたはずだぞ?」
アウトルフ・モビラー
「えっ?そうなのかなぁ……?まぁ、正直なところ僕は攻撃するか回避
するかのどちらかしかない試合はあまり好きじゃないんだけどな……。」
レナード・マクラーレン
「おいおい!!そんなこと言ったらバトロイヤーとして失格だぞ!?」
アウトルフ・モビラー
「何だよ、バトロイヤー失格って……。そんなこと言う位なら
どっかで新たなスタジアムを作ってしまえばいい話じゃない?」
レナード・マクラーレン
「新たなスタジアムとかそういう問題ではない!それよりも
お前はもっとバトロイヤーらしい態度をとるように努力しろ!」
アウトルフ・モビラー
「もう、いい加減しつこすぎるよ……。ってあっ、今アナウンスが流れ始めたぞ?」

【アナウンス】
「魔理野スタジアムの選手達の皆さんから重要なお知らせがあります。ただいま
モビラー軍のドロシア・ヘルナンデス選手がD-BR杯を制覇したとお伝えしましたが、
ドロシア選手が石坂線の鬼神軍の中原脩選手に対して不正行為を
行っていたことが
発覚したため、ドロシア選手の優勝は無効になりました。
よって今回のD-BR杯は中原脩選手の優勝とさせていただきます。」

 


【魔理野スタジアム・観客席】
アウトルフ・モビラー
「やっぱりあのドロちゃんのデ杯制覇は無効になってしまったのか……。」
レナード・マクラーレン
「ほら、俺の言った通りだったろう?」
アウトルフ・モビラー
「……。」
レナード・マクラーレン
「……どうした?俺に何か言いたいことあるのか?」
アウトルフ・モビラー
「……確かにドロシアの優勝は無効になった。その事実は認めよう。
だが僕は別にそのことを悔しがっているわけではない!」
レナード・マクラーレン
「……?」

アウトルフ・モビラー

「僕は……、僕はただ

今のバトロイのルールが

気に入らないだけなんだ!!!」

レナード・マクラーレン
「くっ……、何て馬鹿げたことを言っているんだ!?」
アウトルフ・モビラー
「確かにバトロイは攻撃するか回避するかの二者択一の戦闘ゲームだ。
もちろんそのシンプルなルールこそがバトロイだと思っている人も一応いる。

だが各キャラごとの本来の戦い方という面ではただ相手を攻撃をしたり
相手の攻撃を回避したりするだけでなく、相手を状態異常にしたり、
自分の体力を回復したりする等といった特技を覚えている者もいる。」
アウトルフ・モビラー
「世界にはそんな色々な戦術をとるキャラがたくさんいるにも関わらず、
このゲームでは攻撃と回避以外の行動は一切禁止されてしまっている。

ピンチに陥った時に自らの体力を回復することはできないし、かと言って
相手の会心の一撃が来た時にそれを反射することも出来ない……。

僕はこのゲームでの戦闘行動の制限こそが、各キャラが本来
持っている個性を潰してしまっているようにしか思えないんだ……。」
レナード・マクラーレン
「そうか?俺としては能力値というたった一つのステータスだけで
各キャラの個性が現れるという点だけで十分面白いと思うのだが……。」
アウトルフ・モビラー
「あれは各キャラの本来の姿を滅茶苦茶にしてしまう代物に過ぎない。

今のルールのままではあまり足が遅いと連続攻撃は出来ないし、
必要以上の火力がないと相手に痛烈な一撃を与えることは出来ないし、
よほど守備の堅い者じゃないと相手の攻撃は無効化出来ない……。」
アウトルフ・モビラー
「無論、本来なら別にそれらの条件を満たさなくてもそれらの
特技を繰り出せるキャラは世界中に結構な数に及ぶはずだ。

だから、そんなことに困っているキャラ達のためにも、
バトロイのルールは見直されるべきだと思うけどなぁ……。」
レナード・マクラーレン
「うーん……、でもそのためだけにバトロイのルールを変える必要
なんてあるのか?そもそもバトロイのルールに対して不満を持っている
選手やバトロイヤーなんてそんなにいるわけでもないし……。」
アウトルフ・モビラー
「そうなんだよな……。そこが一番の問題なんだよなぁ……。

そうだ!いっそのこと僕達モビラー軍がバトロイ改革運動を始めたらどう?」
レナード・マクラーレン
「おいおい、何で俺がバトロイ改革運動に参加しなければならないんだよ……。」
アウトルフ・モビラー
「そうなの?だったらコスモメイズで皆と一緒に話し合いしましょうよ!
そうすれば参加する人とそうでない人がはっきりするからいいんじゃない?」

レナード・マクラーレン

「だが断る!!!むしろ

お前が好き勝手にしろ!!!」
 (※その後レナードは魔理野スタジアムから去っていった)

アウトルフ・モビラー
「……。」
アウトルフ・モビラー
「まぁいい、バトロイ改革運動はレナード抜きでいくとするか……。」

【魔理野スタジアム・準備室】

中原脩

「おい!何故お前はあんな

卑怯なことをしたんだ!

   
   

 

 ※おまけ・第二次バトロイ大長編の登場人物に関する記述※



【アウトルフ・モビラー】
本編における悪役側の組織「モビラー軍」のリーダー。TigerKing氏とは非常に仲がいい関係にある。
軍全体としてはそれなりにいい戦績を残しているものの、利用態度は悪く毎回のように他軍にそれを指摘されており、
彼はその憂さ晴らしの為に裏でこっそりと「次世代バトロイ構想」の原案を自らの手で描いていた。
そして某日を境に彼は数々の事件を引き起こしながらもその実現に向けて着々と準備を進めていった……。

【ここから下は重大なネタバレ】


















































【本編における彼の真相】
実は彼は自軍の本拠地であるコスモメイズの管理人「天帝プロビデンス(※以下天帝様)」を厚く信仰しており、
万が一バトロイ界が絶体絶命に陥った時の最終手段としてこの天帝様を呼び出すように約束をしていた。

更に彼は達が悪いことにバトロイを宇宙の法則に反する代物だと見做し、その世界を
丸ごと消滅させることで真の世界平和が実現されるのだと思っており、本編中に彼が実行していた
「次世代バトロイ構想」は後日に住人達にそのことを伝える為の方便に過ぎなかった。

なお、彼は自軍に属しているキャラのことをごく一部を除いてただの道具でしか思っていなかったが、
これは彼自身が作者が選手をバトロイに参加させることを「選手に過酷な苦痛等をもたらす重労働」だと思っており、
選手達がそれを感じないようにあらかじめ自軍に属するキャラ達を強く洗脳させていた。

そして彼は世界平和が実現されるにはモビラー軍を始め、あらゆる住人達が皆勝者に
なれることが絶対条件で、そのためにはまず彼等をわざと苦しめさせる環境に変えることが
必要だと感じており、それを実現させる為の計画の一つが「次世代バトロイ構想」だった。

つまり、簡潔にまとめると彼は「住人達が作者から解放された平和な世界を実現させるために、
わざとバトロイ世界を彼等に迷惑をかけるような環境に作り変えようとした」ということになる。

 

 

最終更新:2013年01月06日 22:20
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