スコープドックとはテレビアニメ『装甲騎兵ボトムズ』およびその派生作品に登場する架空の人型ロボット兵器「アーマードトルーパー」の1つである。
なぜなにボトムズ:アーマードトルーパーとは?
アーマードトルーパーは「ボトムズ」の世界における全高4メートル前後の人型機動兵器の総称で、コストが超絶安く、コストが上がる物(生命維持装置や消火装置など)は一切搭載していない(一部機種には付いているが、コストが高くなるので高級品状態になる)。また、装甲板は小火器に耐える程度の薄いもので、10mm前後程度の物が多い(ただし、アーマードトルーパーを用いたスポーツ「バトリング」に参加する機体のなかには100mmの装甲を持つのもいるが・・・)。
また、動力は一種の人工筋肉であるマッスルシリンダーによって四肢を駆動するようになっている。これはポリマーリンゲル液(PR液)と呼ばれる液体に満たされており、アイドリング状態ではポンプによってシリンダー内を循環している。さらに駆動時には電気信号によって化学反応が発生、マッスルシリンダーが収縮する。ポリマーリンゲル液は気化性と引火性が高いために扱いが難しく、このためATは少しの被弾でも引火・爆発しやすい。また、使用及び経年によって劣化するため一定周期での交換が必要である。
当然ではあるが、装甲貫通=爆発である。しかし、それがいい。
また、操縦系統はド素人でも操縦しやすいように操縦装置は2本のスティックと2枚のペダルによるシンプルなものを使用し、またボイスコマンドシステム(音声入力)とミッションディスク(基本動作の自動化)が採用されており、パイロットの負担を軽減している。
なお、パイロットは耐Gスーツ機能と真空中でも活動できる気密性を持った耐圧服を着用した上、外部視察・情報表示用の専用ゴーグルと酸素マスクを装着して搭乗する。え?ボトムズ本編では生身(専用ゴーグルは装着してるが。)のやつがいた?あれは地上だからいいんだよ。言っておくが、ATにはパイロット用生命維持装置なんていうお上品な代物は搭載されてないのでな。お上品な機体なんぞくそくらえだ!(でも一応ヒーターが付いているのは寒さ対策か?)
機体解説
形式番号:ATM-09-ST
ギルガメス軍制式AT。ミッド級に分類される。様々な武器・アタッチメントを交換・追加することにより戦場を選ばない。ギルガメス軍では優れた工業製品として高く評価され、最も多く生産されているATであり、スコープドッグよりも高性能なATが開発されているにもかかわらず数十年に渡って主力機であり続けているという傑作機。
装甲騎兵ボトムズの主役であるキリコ・キュービィーも愛用し、劇中でもほとんどスコープドッグ系のATを操縦する。
また、本機は驚くほどの汎用性の高さを持ち、上半身と背部を中心に様々なアタッチメントの換装が可能なため、宇宙空間での戦闘やパラシュート降下、武装追加などが容易に可能となっている。
なお、本機を含むATは壊れたら乗り換えるマスプロダクトの消耗品であり、キリコも例外なく不要になると乗り捨てていく。
バトロイでのこいつ
防御がうすい(マジ)
最終更新:2011年08月04日 07:31