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グラティア・エーベルト
「ふう……、危うく酷い目に遭うところだったな……。」 |
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アウトルフ・モビラー
「……んん?き、君は一体誰?」 |
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グラティア・エーベルト
「ああ、そう言えば君も僕の隣にいたんだな……。ちなみに僕の名前はグラティア・エーベルト。
遥か彼方の惑星からやって来た種族の集まりである『宇宙の伝言者達』の一人なんだ。」 |
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アウトルフ・モビラー
「グラティアというのか……。しかも遥か彼方の惑星からやって来た
とはな……。ちなみに僕の名前はアウトルフ・モビラーって言うんだ。」 |
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グラティア・エーベルト
「モビラーって言うのか……。ところで君はこの間まで一体何をしていたの?」 |
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アウトルフ・モビラー
「ああ、この前まで僕はドリス・ゲイルさんという魔法使いの行方を追っていたんだ。んで、ようやく彼女を
見つけることは出来たけど、その後に僕は危うく彼女の猛攻の餌食になりかけたところだったよ……。」 |
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グラティア・エーベルト
「そうか……。まぁ、僕がさっさとあの子を追放していて正解だったな。ところで君はこの後何か用事あるの?」 |
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アウトルフ・モビラー
「ああ、実は僕が魔理野に参加するまではレベッカ・ミシェルカさんという人が『第二回汚名返上WBR』という
大会に参加していたんだ。でも予選こそ調子は非常に良かったんだけど、決勝はなかなか不調から抜け出す
ことが出来なかった上に、この頃からドリスさんという邪魔者が魔理野に現れちゃったので、やむを得ず
彼女の代わりに僕がドリスさんの行方を追いつつ魔理野に参戦することになったんだ。まぁ、そんな為にも
今後は僕がレベッカさんにドリスさんが魔理野から追放されたことを報告しに行くつもりなんだ。」 |
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グラティア・エーベルト
「そうなのか……。どうりで君がこの前までドリスさんの行方を追っていた訳なんだな……。」 |
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アウトルフ・モビラー
「そうなんだ……。じゃあ、僕はこれからレベッカさんにそのことを報告しに行くよ。」 |
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グラティア・エーベルト
「分かった。じゃあ、僕はこの辺で失礼するよ。」 (※その後グラティアは魔理野から去っていった) |