ACVSテコンV!? > 本編

ズシン・・・ズシン・・・
今日も韓国の町をパトロールするテコンV
韓国ではよく見られる風景(?)である。
その時。テコンVのパイロット、キム・フンは知らなかった・・・
民間の貨物輸送機に偽装したAC用輸送機がすでに韓国への領空に侵入したことを・・・

ガゴォォォォォォォォォン・・・ガシン
「ハッチ解放完了。健闘を願う。」
輸送機の機長の激励の言葉により5機のACが降下。そして着陸。
「システム、戦闘モード起動します。」
システムボイスとともに5機のACの戦闘モードが起動。
そしてその5機のACは一斉にテコンVへと接近した。

ジリリリリリリリリリリリリリリ!!!
テコンVのレーダーの警告音(意外とレトロな)が鳴り響く。
「「!?」」
キム・フンとユン・ヨンヒが同時に驚く。
モニターで見ると5機の機動兵器らしき物が接近していくのがわかる。
「やらせん!」
キックで一気に殲滅しようとするが、よけられる。
「ならば!」
指先のレイザービーム(テコンVの武装の一つ。レイザービームは目・口・指先・胸に搭載されている)でACを攻撃。
ジュッ!
戦車型ACの装甲に当たり、装甲を焦す。
戦車型ACはお返しと言わんばかりに、左手に装備したCR-WH79M2ガトリングガンで反撃、テコンVの右腕部装甲に穴を開ける
「やったな!」
反撃の右腕でのパンチは戦車型ACに・・・とどかなかった。いや、右腕が「ない」のである。
「何!」
よく見ると右腕が肘の関節を境に無くなっていて、配線がショートし、火花が散ってるのである。
「やったなぁ!」
ムキになるキム。戦車型ACにタックルを仕掛ける
「ぐわぁ!」
ぶっとばされる戦車型AC
「もらったぁ!」
4脚ACと逆間接ACがテコンVの背後から現れ、マシンガンを発砲。テコンVの背部装甲を穴だらけにする
「うわぁ!!!」
防戦一方のテコンV。
「「「「「「がんばれーぼくらのテコンV-!」」」」」
テコンVを応援する子供たちの声。
「ふふふ・・・良い的ですね・・・」
ダン!ダン!ダン!
黒主体でところどころに赤い塗装を施した2脚ACが右手に装備したCR-WR76RAライフルでテコンVを狙い打つ
ドゴン!ドゴン!ドゴン!
当たった弾の数だけ、テコンVが壊れていく。
「渾然一体システム起動!」
切り札ともいえる渾然一体システムを起動し一撃にかけるテコンV。
「落ちろ!」
戦車型ACが放ったWH04HL-KRSWレーザーライフルの一撃がテコンVの右足を貫く。
「なに!」
キムとユンは突然の事態に驚く。
「!いてててててて・・・」
キムの足に激痛が走る。そう、渾然一体システムの弱点それは「パイロットの動きをそのままマシンに伝えるがゆえ、マシンが受けたダメージが直にパイロットに伝わる」というものである。
「おしまい。」
藍色をした2脚ACが空中から左腕に装備したWL-MOONLIGHTレーザーブレードで切りかかる
「このぉ!」
テコンVが気合いを入れた左でのパンチを藍色をした2脚ACにお見舞いする
バキィ!ズザァン!
「きゃぁ!!」
藍色をした2脚ACがパンチを食らい4km吹き飛ぶ
「やったのか・・・?」
ズ・・・ズガァン!テコンVが突如爆発。
「よし、撤退だ。」
5機のACが一斉にブーストし撤退。
「!テコンVが燃えてるぞ!消防車と救急車を呼べ!」
その後、炎上するテコンVからキム・フンとユン・ヨンヒが救出された。
キムは全治4週間の打撲とやけど、ユンは頭を打って軽く気絶していたとのこと。


死人が出ないロボット同士の戦闘劇はこれで終わり。
最終更新:2009年10月08日 11:42
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