焼き鳥屋では、店主と客がWBRを肴に酒を飲んでいた……
YES, WE CAN!
「
気が付いたら終わってたな、3シーズン目……」
「私たち、ランクインできませんでしたしね……」
『はぁ……』
「まぁ、こんなコーナーばかりにかまけてりゃ、バトロイに注意が行かなくなるってもんだ」
「ともあれ、
レオラルド?さんがすごい追い上げを見せてますね」
「ああ。
黒焔を抜くのも時間の問題だろうよ。そして
ちゅるやさんだが、
D-BR杯3連勝はでかかったな」
「それに比べて
レオン.さんは順位を一気に落としましたね。出場数が少なかったのもあるでしょうけど」
「順位だけ見れば"
レオン.が落ちて繰り上げ"に見えるだろうが、得点差は一気に縮まった。上位三人はいつ入れ替わってもおかしくない団子状態だ。
ウルトラマンも相変わらずいい位置をキープしてるな。過度に頑張りすぎず、最終コーナーを抜けた辺りから一気にさしてくる絶好の位置だ」
「競馬ですね?
笠○競馬、がんばれー!」
「おい、地元がばれる!」
「え? 私の故郷が長野だってことくらいバレてると思いますけど? あ、そうそう。長野って蕎麦がおいしいんですよ」
「へぇ。今度行ってみるか」
「もうそろそろ冬なのでちょっと無理かもしれませんね。雪がすごいんです」
「ほぅ。まさに秘境だな。というか、実を言うと戸隠には昔いたことがあってな。いろいろと便利な術を教わったよ」
「
妹紅さん、ホントに忍者か何かだったんですね」
「いや、長く生きてると一通り手を出したりするんだよ。焼き鳥屋だって最近始めた趣味みたいなもんさ。実はラーメンも開発中だ」
「試食は是非、私に!」
「おまえさん、辛いの苦手じゃなかったか?」
「まさか、
タンタン麺ですか!?」
「当然だろ。少し温度を上げるラーメンといえば、タンタン麺。辛さで味をごまかす店が多いのが特徴だ。黒ごま担々はゴマを砕いたものを入れただけ、みたいな外れが多いから気をつけろ! スープと一体化してないゴマに何の意味があるんだよ馬鹿野郎!」
「魂の叫びですね。大蛇薙とか使えそうですよ」
「……まぁ、話を戻そうか。私が
絶賛応援中の
朧月夜は6位に上昇してる。D-BR杯での勝利が大きいな。凡退率が低いのは彼女の武器だ。がんばれー! 最終コーナーをマッハで抜けろーッ!」
「えぇと、チーム
魔理沙は不調が目立ちますね。これはおそらく二人の不仲が原因ですよ」
「たしかに。とばっちりで
30円?が出場できなかったみたいだしな。しかし、
ひらおよ。なぜ
ディエンド以外が勝つんだ。あまりの不運に涙が出るわ」
「大津さんも、なぜかベジータの方がいい成績を……。運も貴重な資源です。無駄遣いしちゃダメですよ? 合い言葉は、
MOTTAINAI!」
「ノーベル賞が取れそうだな」
「オバマ大統領の受賞が納得できません。実績も活動年数もないのに!」
「まぁ、これで後に退けなくなったわけだから。いいんじゃないか?」
「いいわけないですよ!」
「ほほぅ? 理由を聞こうか」
「だって、
お空ちゃんが廃絶されるんですよ!?」
「そこかよ!」
SATSUGAI!
――箱に、何か入っている……
「……? 気になる文章だな。これはまさか、新ルール……なのか?
四退女王は出てるし、そもそも今シーズンは割と
調子がいいみたいだぞ? D-BR杯は取ってないみたいだが」
「いえ、これはきっと
ESSの未来予報ですよ。ふふ、私たち
職・殺に狙われているとも知らずに……」
「マニアックだな。ってことはつまり、あれか。これは『相本を四退させるぜぇ!』という
軍国ダヌキからの予告か」
「そういうことです。鬼神軍は早急に防護策を講じる必要があるでしょうね」
「なぁ。職・殺を知ってるヤツなんて、ここにいるのか……?」
「いないかもしれませんね。きっと鬼神さんびっくりですよ。こんな意味不明の記事になりましたからね」
「
作者の集中力が切れてる証拠だな。ちなみに私は『当て屋の椿』がイチオシだ」
「私は『DMC』ですね。あとは、もう終わっちゃいましたけど『VF』なんていいですよ」
「おまえ、結構すごい趣味してるな……」
「そうですか?」
――これでいいのだろうか。そう心中でひとりごちる妹紅であった……
MADE IN HEAVEN !?
「少し目を離したら二通も来てたぞ」
「だいたいそういうものですよね」
「じゃあ、さくさく語ろうか。というか、『タママ、D-BR杯無念の一抜け(ToT)』はいいとして、大津さんのウルトラマンは最終コーナーを抜けてどうのこうの、
ベジータ云々って感じで喋っちゃいましたよね」
「そうだな。まぁ、通じたかどうかはさておき、気にしちゃダメだ。
いつものことだろ?」
「たしかにそうですね」
「というか、2キャラ登録してる作者に言えることだが……なぜ出場してない方が概していい成績を残すんだろうなぁ。ベジータとか堺田永太郎とか……いや、ちょい待て! ウルトラマン、ランキングの中にいないぞ!? というか、
登録されてない期間が結構あるぞ!?」
「独自ルールというヤツですよ、きっと」
「それにしてもこれは……もったいないお化けが出るわ!」
「はっはっは、懐かしいですねぇ、
MOTTAINAI Gespenst」
「なんでドイツ語なんだよ。モッタイナイ現象か?
高い山の上に行くと物の大切さが理解できるってことか? 巨大な食べ物の影でも見えるのか?」
「相変わらず鋭いツッコミですね」
「おまえが微妙なボケをしてるだけだろうが。
ケロロ軍曹でもこんな微妙なボケは出てこないぞ」
「はい、そういうわけで、
タママの話に入りますよー」
「そうやって持ってくか。なるほどな。なんてやってる間に3連勝したぞ。いい位置にランクインしてるし、二回のピットインでちょいとスタートが遅れたけど、いい手応えを感じてるんじゃないか?」
「というか、1抜けなんていつものことですよ、私たち」
「まぁ、タママといえばSHIT!(嫉妬)だから。D-BR杯で一抜けは許せないだろうな」
「タママでポン!」
「それが来る予感は3年前からあったよ」
「……それは夏目さんが言うべきセリフでは?」
「いないんだから仕方ないだろ。小説の締め切りはブッチ確定だし。なんだか
世界が速くなった気がするよ」
「気のせいですよ。ほら、あそこで原稿を仕上げた
露伴先生が子どもから席を奪い取ってますし」
「あーあ、子どもって嫌いだよなぁ〜っ」
「同意するんですか!?」
――妹紅さんは子どもが苦手なようです。
D.D.D.D.C.
「おぉぉッ! 聞いたか! 私が
絶賛応援中の朧月夜が17勝の快挙だッ!」
「でも、言ってるそばからD-BR杯は最後に
シェゾにいいとこ取りされちゃいましたけど……」
「さすがはKOB。
えげつない行為をいともたやすく行うってわけだな……」
「さっそく
タイトル使っちゃいましたね……」
「いいんだよ。言いたいことは言い終えたから」
――最近、観測者と勝率の関係について考えていたことは、秘密である。
ウォンチュッ!
「来たぜ、ぬるりと。変態……もといKOBがD-BR杯5連覇だとよ」
「ようやく魔力が集まってきたということでしょうね。
誰を襲ったのかはわかりませんけど」
「たぶん、ここんとこ失速気味の黒焔あたりから吸い取ったんだろ」
「BLですね。ドキドキします」
「そうかぁ? 私は別に興味ないけどな。
シェアル派だし。あと、カーくんがほしい」
「えーと、
光GENJIの?」
「古い! 魔導物語もいいかげん古いが、それも古い! ゲームギアは重い!」
「いや……いまどきシェアルなんて言っても通じませんよ? D・
アルルだって、いつの間にかドッペルじゃなくなってましたし」
「寂しいもんだな」
。
最終更新:2009年10月11日 12:54