焼き鳥屋、WBRを斬る > 3杯目

焼き鳥屋では、店主と客がWBRを肴に酒を飲んでいた


KILLER QUEEN

「おい、聞いたか! もう4シーズン目が終了したぞ!」
「らしいですねー。で、いつまで続けるつもりですか?」
「決まってるだろ。朧月夜が1位になるまでだ。見ろ、あっという間に3位だぞ!」
「ただ、かなり下の方にいた変態さんがまさに変態的な追い上げを見せてますよ。一気に79ポイントって……。これは間違いなく無得点のレオラルド?さんやウルトラマンから魔力を吸い取ってますね。ちゅるやさんが動じていないことを考えると、まさか彼は真性のNice Gay……?」
「また微妙なボケを……。まぁいいや。で、快傑ズバットタママは順調に点を稼いでるわけだが、四退女王がまたも順位を落としたな。きっと軍国ダヌキとかの仕業だろうよ」
「鬼神軍のガードが甘かったわけですね。で、霊夢さんですが……D-BR杯で1勝したものの奮いませんね」
「緑の弟、もとい30円?は巫女四退の巻き添え食らって一日出場停止らしいぞ。これは悲惨だな」
ディエンドさんに匹敵しますね、これは」
「まぁ、金品に目がくらむとこうなりますよという、そういうことだろうな」
「やっぱり不信心はダメですよね」
 ――気づいているだろうか。サブタイトルには意味があることに。

HOLY ORDERS

「おい。なんかひらお?リマ?が6連勝してV2らしいぞ」
「ディエンドのせっかくのランクインがまたもや霞む結果ですねぇ。今はランキングにいませんが」
「たぶんあれだな。それがひらおクオリティーなんだよ」
「そうですね。四退女王は順調に凡退してるみたいでV逸多発どころじゃないですし。というか今まさに四退の危機にあるみたいですよ。反面、変態魔導師は相変わらず変態的な勝利を誇ってるみたいで……まさにブランド力の賜物といったところでしょうか」
「そうだなぁ。ここまでくるとスクリプト先生が空気を読んでるとしか思えないよな。ほら、朧月夜がD-BR杯で勝利してる。これは空気を読んだね」
「各作者さんにとってはたまったもんじゃないでしょうけどね」
「思うに、このコーナーにはスクリプトに空気を読ませる程度の能力があると思うんだよな」
「まぁ、否定はしませんけど。はた迷惑な能力ですね。いつか襲撃されますよ?」
「そんなのは永遠亭の馬鹿姫くらいのもんだよ」
「まぁ、そうでしょうね。で、ロウさんがパッとしないとの意見が寄せられていますが。どうでしょう?」
「勝利数も上々だと思うけどな。ただ、地味で話題性に欠けるのは間違いない。負けまくるわけでも馬鹿勝ちするわけでもない。まさにキャラ通りの平坦な成績だからなぁ〜」
「というか、なぜ彼のところから普通の人が飛び出してきたんしょうか……」
「それはバトロイ七不思議の一つだな。もっとこう、ハジケたキャラが来ると思ったが……」
「まさに首領パッチみたいなのを期待したのに」
「まー、あれだな。『へっ、らしくねぇことをしちまったぜ……』ということなんだろうな」
「なるほど。ご愁傷様です。第三部・完!」
 ――ほぉう…誰が御愁傷様なのかね…?
「今、なにか聞こえたような気が……」
「あれだな。生き霊、シックスセンスだ」
「なるほど。死亡フラグを立てちゃったことにまだ気づいていないわけですね」
「お前もな」
 ――その後、彼女の姿を見た者は(以下略)

THE FOOL

「夏目。今日は閉店みたいだよ」
「まぁ妹紅の姐さんも探偵業が忙しいみたいだからな。帰るか」
「……いえ。今日も営業しますよ」
「ん? あんたはたしか……リースレット?だっけ。なんで姫さんが割烹着なんか着てんだよ」
「代理です」
「ふん。いいとこのお嬢様が、料理なんてできるのかい?」
「ふ。それは愚問ですね」
「まー、そうだよな。山ほど家来抱えて自炊してたら馬鹿みたいだもんなぁ。うちの柚姉?じゃねーんだから」
「……馬鹿で悪うございました」
『できるのかよ!』
「ところで。この手紙ですが……」
「えぇと『相本また四退、Bクラス転落が見えた』……? 意味がわからないけど、新聞の記事みたいだね」
「俺にも見せろ。あー、バトルロイヤルRってやつだなこりゃ」
「なるほど。多人数闘技場ですか」
「ふん。戦うのが好きな連中だな。恐れる心はないのか?」
「あるんじゃないか? 明らかに普通っぽいのも出てたしな。どうやって張り合ってるのかさっぱりわからなかったけどな」
「ふむ。非戦闘員までも一流の兵士に変える養成機関とは……これだから人間は恐ろしいですね。私たちでもやらないようなことを平然とやるのですから」
「まぁた妙な勘違いをしてるみたいだな……まぁいっか」
「あのさ、夏目。四退って何さ」
「そりゃあ、四人を退場に追い込んだって事じゃねーか?」
「ふぅん。普通の人にしか見えないのに」
「シズル。人を見かけで判断するとケガしますよ」
「言われなくてもわかってる。帰るよ、夏目」
「あ? おい、待てよ静流」
「お気をつけて」
 ――妹紅がいないとこんなものである。

最終更新:2009年10月21日 22:05
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