焼き鳥屋では、店主と客がWBRを肴に酒を飲んでいた
KILLER QUEEN
「おい、聞いたか! もう4
シーズン目が終了したぞ!」
「らしいですねー。で、いつまで続けるつもりですか?」
「決まってるだろ。
朧月夜が1位になるまでだ。見ろ、あっという間に3位だぞ!」
「ただ、かなり下の方にいた
変態さんがまさに変態的な追い上げを見せてますよ。一気に79ポイントって……。これは間違いなく無得点の
レオラルド?さんや
ウルトラマンから魔力を吸い取ってますね。
ちゅるやさんが動じていないことを考えると、まさか彼は真性の
Nice Gay……?」
「また微妙なボケを……。まぁいいや。で、
快傑ズバットや
タママは順調に点を稼いでるわけだが、
四退女王がまたも順位を落としたな。きっと
軍国ダヌキとかの仕業だろうよ」
「鬼神軍のガードが甘かったわけですね。で、
霊夢さんですが……
D-BR杯で1勝したものの奮いませんね」
「緑の弟、もとい
30円?は巫女四退の巻き添え食らって一日出場停止らしいぞ。これは悲惨だな」
「
ディエンドさんに匹敵しますね、これは」
「まぁ、
金品に目がくらむとこうなりますよという、そういうことだろうな」
「やっぱり不信心はダメですよね」
――気づいているだろうか。サブタイトルには意味があることに。
HOLY ORDERS
「おい。なんか
ひらお?&
リマ?が6連勝してV2らしいぞ」
「ディエンドのせっかくのランクインがまたもや霞む結果ですねぇ。今は
ランキングにいませんが」
「たぶんあれだな。それが
ひらおクオリティーなんだよ」
「そうですね。四退女王は順調に凡退してるみたいでV逸多発どころじゃないですし。というか今まさに四退の危機にあるみたいですよ。反面、変態魔導師は相変わらず変態的な勝利を誇ってるみたいで……まさにブランド力の賜物といったところでしょうか」
「そうだなぁ。ここまでくると
スクリプト先生が空気を読んでるとしか思えないよな。ほら、朧月夜がD-BR杯で勝利してる。これは空気を読んだね」
「各作者さんにとってはたまったもんじゃないでしょうけどね」
「思うに、このコーナーには
スクリプトに空気を読ませる程度の能力があると思うんだよな」
「まぁ、否定はしませんけど。はた迷惑な能力ですね。いつか襲撃されますよ?」
「そんなのは永遠亭の馬鹿姫くらいのもんだよ」
「まぁ、そうでしょうね。で、ロウさんがパッとしないとの意見が寄せられていますが。どうでしょう?」
「勝利数も上々だと思うけどな。ただ、
地味で話題性に欠けるのは間違いない。負けまくるわけでも馬鹿勝ちするわけでもない。まさにキャラ通りの平坦な成績だからなぁ〜」
「というか、なぜ彼のところから普通の人が飛び出してきたんしょうか……」
「それはバトロイ七不思議の一つだな。もっとこう、ハジケたキャラが来ると思ったが……」
「まさに首領パッチみたいなのを期待したのに」
「まー、あれだな。
『へっ、らしくねぇことをしちまったぜ……』ということなんだろうな」
「なるほど。ご愁傷様です。第三部・完!」
――ほぉう…誰が御愁傷様なのかね…?
「今、なにか聞こえたような気が……」
「あれだな。生き霊、シックスセンスだ」
「なるほど。死亡フラグを立てちゃったことにまだ気づいていないわけですね」
「お前もな」
――その後、彼女の姿を見た者は(以下略)
THE FOOL
「夏目。今日は閉店みたいだよ」
「まぁ妹紅の姐さんも探偵業が忙しいみたいだからな。帰るか」
「……いえ。今日も営業しますよ」
「ん? あんたはたしか……
リースレット?だっけ。なんで姫さんが割烹着なんか着てんだよ」
「代理です」
「ふん。いいとこのお嬢様が、料理なんてできるのかい?」
「ふ。それは愚問ですね」
「まー、そうだよな。山ほど家来抱えて自炊してたら馬鹿みたいだもんなぁ。うちの
柚姉?じゃねーんだから」
「……馬鹿で悪うございました」
『できるのかよ!』
「ところで。この手紙ですが……」
「えぇと『相本また四退、Bクラス転落が見えた』……? 意味がわからないけど、新聞の記事みたいだね」
「俺にも見せろ。あー、
バトルロイヤルRってやつだなこりゃ」
「なるほど。
多人数闘技場ですか」
「ふん。戦うのが好きな連中だな。恐れる心はないのか?」
「あるんじゃないか? 明らかに普通っぽいのも出てたしな。どうやって張り合ってるのかさっぱりわからなかったけどな」
「ふむ。非戦闘員までも一流の兵士に変える養成機関とは……これだから人間は恐ろしいですね。私たちでもやらないようなことを平然とやるのですから」
「まぁた妙な勘違いをしてるみたいだな……まぁいっか」
「あのさ、夏目。
四退って何さ」
「そりゃあ、
四人を退場に追い込んだって事じゃねーか?」
「ふぅん。普通の人にしか見えないのに」
「シズル。人を見かけで判断するとケガしますよ」
「言われなくてもわかってる。帰るよ、夏目」
「あ? おい、待てよ静流」
「お気をつけて」
――妹紅がいないとこんなものである。
。
最終更新:2009年10月21日 22:05