大阪府吹田市にある万博記念公園のすぐ北側に存在するという設定の基地。
最寄り駅は大阪モノレール阪大病院前駅。
快傑まふっと軍に所属する全てのファイター(設定の上では総勢200キャラ)はここで生活、日々訓練を行っている。
基地とは言うものの、地上部分の規模はそれほど大きくなく、目立つ施設は七階建ての兵舎と多目的グラウンドくらいである。
その反面、地下部分は非常に広大かつ深遠で、基地機能のほとんどがここに集中しており、現代科学を遙かに超越した数々の兵器や設備が存在する。
また、不測の事態に備えて鶴見緑地・花博記念公園の地下にも類似の施設として第二基地が存在するが、そちらの規模や詳細は不明。
地上の設備
兵舎
快傑まふっと軍のファイター達が生活する建物。
表向きには快傑まふっと軍の仮の姿である『まふっと重工』(Mafutto Heavy Industries)の社員寮ということになっている。
バトロイに登録できる実力を持つ一軍
メンバーが現時点で34キャラ(休養中を含む)、残りがまだ実力を持たない二軍メンバーという設定。
バトロイで活躍するほどグレードの高い部屋に住めるという制度があり、一軍の中でもトップクラスの実力である『闘神』(旧・『エース』)、『闘将』の称号を持つ者にはスイートルーム以上に豪華な専用部屋が与えられる。
かつて不動のエースだった
快傑ズバットがさすらいの旅に出た後、今に至るまで『闘神』・『闘将』の称号を得たファイターは存在せず、その専用部屋は空室のままである。
多目的グラウンド
広さ約25000平方メートルの天然芝グラウンドで、ナイター設備も完備。収容人員5000人の屋根付き観客席まである。
普段は周辺住民に格安で貸し出され、野球・サッカー・ラグビーなどに使用されている。
有事の際には、このグラウンドが開いて
ガンバスターや
SOS団宇宙軍艦艇の発進口になるが、まだ一度も使われたことはない。
地下の設備・兵器など
ガンバスター
快傑まふっとが『トップをねらえ!』の世界から持ってきた巨大マシーン兵器であり、快傑まふっと軍が保有する最大最強の兵器。
普段から合体状態のまま地下格納庫内で待機している。
一時期
イデオンの採用が検討されたこともあったが、人間による制御をあまり受け付けないという不安定さと、一歩間違えば地球を一刀両断にしかねない危険さから見送られ、それに代わってガンバスターが採用されたという経緯を持つ。
当初、快傑まふっと軍基地の地下部分はこのガンバスターの格納庫のみだったが、ある時
ちゅるやさんが間違って乗り込みバスタービームを発射してしまったため、めがっさ巨大な地下空洞が出来るという事件が起こった。
幸いにも発射角度が水平より下を向いていたため地上への目立った被害は無く、気象庁によって大阪府北部を震源とする最大震度4の地震として記録されるにとどまった。
なお、普段のバトロイに出場しているガンバスターはオリジナルを100分の1サイズに縮小した高性能AI搭載の自律戦闘ロボットであるが、それでもバスタービームやスーパーイナズマキックを食らえばタダでは済まない威力を持っている。
SOS団宇宙軍艦艇
ちゅるやさんによって有り余るほど広大な地下スペースが出来たため、その穴埋めとして配備された宇宙戦艦。
全部で500隻が配備されているが、整備・運用などに多数の人員が必要なため、常時出撃可能な艦艇は今のところ100隻程度にとどまっている。
宇宙戦艦ではあるが、大気圏内でも問題なく活動可能。
通常の発進口に加え、緊急時には隣接する万博記念公園に多数存在する池の中から垂直上昇して発進することもできる。
なお、普段のバトロイに出場しているSOS団宇宙軍はオリジナルを100分の1サイズに縮小した(以下略)
縮退炉
快傑まふっと軍基地の主要なエネルギー源で、極小なサイズのブラックホールを利用する機関。
ガンバスターと同様に、快傑まふっとが『トップをねらえ!』の世界から持ってきた。
そのエネルギー変換効率は100パーセントで、質量さえあればどんな物質でも燃料にすることができる。
おかげで基地の光熱費はタダ同然である。
ホロデッキ
快傑まふっとが『スタートレック』の世界から持ってきた、究極のバーチャルリアリティ体験装置。
これにかかれば再現できないシチュエーションは皆無に等しく、ファイター達の戦闘訓練には欠かせない施設となっている。
また、その文字通り「何でもあり」な機能を利用して、娯楽目的にも大きく役立っている。
ただし、あまりの高性能ゆえに中毒性も高く、娯楽目的の使用には時間制限が掛かるようになった。
この施設は便利な反面、消費エネルギーも大きいので縮退炉無しでは到底運用不可能であり、利用率が高い時はガンバスターの縮退炉を使ってまで稼働させざるを得ず、ホロデッキ専用の縮退炉増設も検討されている。
レプリケーター
これも快傑まふっとが『スタートレック』の世界から持ってきた、エネルギーを物質に変換する装置。
物質をエネルギーに変換する縮退炉とは逆の機能を持つと言える。
作り出せる物質は有機物・無機物を問わず、複雑な機械の完成品に至るまでほぼ何でも作成可能。
これにより、日々の食料からガンバスターの予備パーツに至るまで各種物資の補給に困ることはなく、自給自足の生活には欠かせない装置である。
当然ながら縮退炉並みの強力なエネルギー源がなければ稼働させることはできない。
アンドロイド達
快傑まふっと軍基地には多数のアンドロイドが配備されている。
アンドロイドとは言っても、とても精巧に作られており、普通の人間と見分けることはまず不可能。
ちなみに快傑まふっとの個人的趣味によって、全員美少女型である。
最初は地上の兵舎においてファイター達の身の回りの世話をするために作られた少数のメイドロボット的な存在であったが、基地地下スペースの急激な拡大、それに伴う設備や兵器の増加を受け、それらを維持・管理するための人員確保が急務となり、次々と量産されることとなった。
今や彼女達は炊事・洗濯から各種設備や兵器の整備、そして有事の際の守備兵やSOS団宇宙軍艦艇の乗員までこなすという何でも屋と化している。
また、快傑まふっとが気に入ったアンドロイドをバトロイファイターとしてデビューさせるという計画も密かに考えられているらしいが、今のところ詳細は不明。
地下トンネル
遠く大阪湾の海底から基地の地下に通じる全長約20kmのトンネル。
人知れずガンバスターやSOS団宇宙軍艦艇を搬入するのに役立った。
時間は掛かるが臨時の発進口としても使用可能。
基地からもう一つの地下トンネルが花博記念公園の地下に通じており、それを利用して第二基地を建設した。
現在、生駒山麓に向けて更なる地下トンネルの延長が計画されている。
最終更新:2010年02月02日 22:30