お前、ゾンビなのか!? エピローグ

「大きな事件が起こりました。あの、大手薬品会社であるアンブレラ社がテロリストに襲撃され、完全に崩壊したもようです。大手の薬品会社が潰された事実は経済的に大打撃になると、専門家は言っています。犯人でありますが、現在捜査中でどうやら二人組の男だそうです。えーとでは次のニュース……」
 テレビのスイッチを消す。
高中さん、すごい事になっちゃいましたね」
 川俣は嬉しそうに話す。
「完璧だろ?」
 高中も満面の笑みだ。



 二人は脱出に成功すると、川俣のアルバイトで築き上げた能力で爆弾を作りアンブレラを襲撃したのだ。
 研究所は全滅し、二人は研究内容の資料を集め、その研究内容の写真やビデオを撮ったのだ。
 そしてそれを匿名で警察署に送った。社会の混乱を防ぐ為に警察は内密で科学者達を逮捕し、やがてアンブレラは崩壊したのだ。

「近藤、山田……終わったよ」
 悲しげに空を見上げた高中は奇麗な夜空を暫く眺めていた。
最終更新:2008年11月20日 09:12
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