DE10

DE10とは、日本国有鉄道が製造したディーゼル機関車である。

ローカル線での列車牽引と操車場での入換用機関車として、1966年に登場。DD51を小ぶりにしたようなその外観と、運転台を横向きに配置するセミセンターキャブや、前3軸後2軸の5軸動輪のE型が特徴。

こうして1978年までに708両が製造され、ローカル線の蒸気機関車を淘汰していった。しかし、1984年にヤード式操車場が全廃となると、本形式の多くがお役御免となっていた。

国鉄が民営化してもJR全7社が継承していったが、客車列車の減少によって、では全廃となっている。そして2010年、JR貨物にハイブリッド機関車HD300の試作機が登場し、今後の活躍はそれほど長くないと思われる。(ただし、HD300は入換専用機であり、本線走行ができないため、DE10の活躍はまだ保証されている。)

派生型として、牽引力を増強したDE11や、除雪用として作られたDE15などがある。

最終更新:2010年09月03日 17:52
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。