フォースとは?

このページでは、フォースについて説明する。

・・・その前に、フォースの素となる「バイド」についても説明しよう。
バイドとは26世紀(R-TYPE世界の)の人類が生み出した惑星級の
星系内生態系破壊用兵器のなれの果てである。
銀河系中心域に確認された、明らかに敵意を持った
外宇宙生命体との接触に備えて建造されたそれは、
反応兵器や次元兵器と異なり空間を汚染することなく、
その効果範囲における全ての生態系を破壊する局地限定兵器として開発、月とほぼ同じ大きさのフレームの中に満たされた、
すべてを侵蝕し、取り込み、 進化して、
自分以外の生命体すべてを喰い尽くすまで活動を続ける人の手による絶対生物、
それは、生体物理学、遺伝子工学、魔道力学までも応用して合成され生みだされた、人工の生ける悪魔だった。
が、ほんの些細なミスによって"それ"は太陽系で発動した。
150時間荒れ狂った"それ"は次元消去タイプの兵器によって異次元の彼方へ吹き飛ばされ、
一応の決着を見たのである。26世紀では・・・
だが、"それ"は生きていた。
異次元の中で進化を続けながら胎動を繰り返す肉塊。
気の遠くなるような彷徨の果て、時間を乗り越え、その力の発現した先には22世紀の地球があったのでる。

・・・と説明聞いててなんのこっちゃ分からんと言う人にもうちょっと砕いて説明すると「侵食、取り込み、融合」して進化を続ける人工生命体兵器のなれの果てと言うことになる。
そしてタチが悪いのはここから。例として人間をバイドに侵食させると、侵食された人間は「自身がバイドと化したことに気がつかない」のである。
なぜか?バイドとなった者たちはバイドによって幻覚を見せられているのであろうか・・・そして、バイドが地球へ向かって進行する理由は一つではなく、その中にはバイドと化してしまった人間が唯一記憶に残る故郷を目指しているという理由もあるのかもしれない。
だがどう言った理由でもバイドは討たなければたねばならぬ存在である。ためらえば、次の瞬間には自分たちが彼らとなり、いつか帰るための星を見失ってしまうからだ。

と言うことで本題へ戻そう。
そもそも、フォースは異層次元探査艇「フォアランナ」が採取したバイドの切れ端を元に開発された物で、その開発の際、開発施設の周囲半径3万メートルを空間ごと「消滅」してしまう事件が発生。だが、その中心点にあった切れ端(直径6m)は「無事」であったという。
この事件のようにフォースは安定度を失った場合、周辺空間を広範に亙り消失させる大惨事を引き起こす事もありえるのである。
それを抑えるのが「コントロールロッド」と言われる装置で、ロッド下面より伸びる「シナプスツリー」により、それぞれがフォース内で有機結合して、安定させており、またある種のエネルギーを投与することで、対地、対空、反射(これはスタンダード・フォースの例だが)と言ったレーザーの触媒にもなる。
なお、実用実験では実験機R-7がフォースを後方に装備した状態で波動砲を発射したさい、力場安定用レギュレーターの異常加熱でエネルギー蓄積座標が後方に移動し、結果自らをテストパイロットごと波動砲で撃ち抜いて「消滅」するという事故(当然だが、フォースは無傷)が発生しており、その後の実験や改良で現在のR戦闘機用フォースが生まれたのである。
逆に人工フォースはビットと呼ばれる兵装の技術を昇華させ、フォースと同じサイズで開発されている。
最終更新:2010年07月03日 08:41
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