太田 功

プロフィール
警視庁警備部特科車両二課第二小隊員。二号機フォワード(操縦担当)。階級は巡査。岩手県釜石市出身。

よく言えば生真面目で正義感の強い熱血漢、裏を返せば、直情径行で猪突猛進なだけの熱血馬鹿。規律重視で融通が利かない性格ゆえに、自分よりも階級や実力が上な相手にはわりと素直に従う一方、同僚隊員(特に遊馬)と衝突することが多いが、危機には勇んで駆けつけようとする仲間思いな心根にはブレがない。さらに照れつつ一言アドバイスをするシャイな面も見せたり、拳銃を突きつけられた課長を見て降伏するなど、優しい(?)面や人間的(?)な面も見せる。実は意外にも相当な達筆でもある。ゆうきまさみによると最もマンガ的に描けるキャラだったので終始動かすのは楽だったとコメントしている。なお、初期稿ではより大柄で太った体格の外見であった。
レイバーの操縦技術にも性格が反映され、精密な動作より力任せに突撃する主義。野明とは対照的に即断などの思い切りはいいが、戦術的柔軟性に不足する点がある。無闇にリボルバーカノン(レイバー用の拳銃)(作品によってはレイバー用ライアットガン(よーするにレイバーが扱えるサイズに大型化したベネリM3)も撃つ)を撃ちたがり、バックアップの命令を無視して暴走することもしばしばで、機体の破損も絶えない(この点については上司の叱責や整備班からの苦情の種でもある)。そのため、香貫花・クランシー、熊耳武緒の両巡査部長の階級的及び実力的優位によって無差別な暴走を抑え込んでいる。本来レイバーの射撃に関しては見事な腕前の持ち主のはずなのだが、普段の現場では相手の致命的部位に「当たってしまう」こと事すら稀れであり、的を外すことが大半である。稼動中の標的に対して本来の腕前が発揮できないとの説もあるが、実際は本人の極度の興奮や精神的高揚のあまり銃口の先が定まらないことが多いようである。ただし「コックピットに当てたことはないでしょ」との後藤隊長の発言のように興奮状態においてもある程度の制御はできていると思われ、中盤から終盤にかけてはごく稀れに冷静な判断力を見せることがある。
劇場版『WXIII 機動警察パトレイバー』ではたった一発しかないウィルス弾頭の射撃を任され、見事な判断とタイミングで成功させたり、グリフォン(機動警察パトレイバーのアニメ版、OVA版に出てくるレイバー。フライトユニットを装備した姿はスーパーロボット大戦のオリジナル機体「ゲシュペンスト」と酷似している。)と戦う野明の一号機のピンチを救うなど、要所で確実に命中させた印象的なシーンも少ないながら存在する。新OVA版では銃器マニアを思わせる言動も見られた。
第二小隊では数少ない「正規の」警察教育を受けた現職警察官(機動隊より異動)である。しかしその過激な行状ゆえ、後藤からは「問題警官」、香貫花・クランシーからは「彼が警官でいられることは日本警察の奇跡」「正義の狂戦士」「歩く火薬庫」「瞬間核融合炉」「マッドポリスマン」と評されている。漫画版では巡査になったばかりの年に飛び降り自殺の現場に遭遇して以来、なぜかむごい遺体には数多く対面。その結果「一生涯分もどしちまった結果、頭脳と胃袋を分離する術を覚えた」らしく、実際に死人に遭遇することの少ない第二小隊では珍しく遺体現場に対する抵抗力がある。
旧OVA、TV版では意外にもアイドルファンとしての一面を見せている。国民的アイドル・松本可奈のファンクラブにも所属し、会員番号は「0001」であった。
映画、小説版では2001年秋の段階で特車隊員養成学校に教官として勤務する。しかし、性格は相変わらずで劇場版第2作では、レイバーによる射撃が下手な生徒を叱責し、搭乗したレイバーで犯罪者の乗ったレイバーを制圧する際の見本(?)を見せるために、射撃の的が乗った機械を警棒で破壊。進士に苦情を言われていた。
小説版「TOKYO WAR」では決戦に向けて旧第二小隊メンバーが招集される最中、両親に宛てたものと共に香貫花に対しても遺書を書き綴っていた。
実は香貫花とは密かに連絡を取り合っているらしく、彼女の誕生日に国際電話をかけて祝うなどしてそれなりに親密な関係らしい。

バトロイでの太田

キャラとしてでは最近となるが、デフォルト台詞では本家があった時代から出ている。
そのため、大概のバトロイプレイヤーは「ああ、デフォルト台詞のね」と言うかもしれない。
ステは・・・攻撃重視にでもしておきましょうかね。
最終更新:2010年07月14日 19:57
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