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第壱章 決意、そして出発


正午、文とマリオはかなり笑顔で仕事の準備に取り掛かる。
「今日もバリバリ配りますよ! と、言うわけで旦那もお願いしますね」
「言われなくても手伝う気は満々だぜ」
「先輩とマリオさん、仕事もいろんなことも意気投合してますね」
「お、椛。元気になったのか」
先ほどの疲労から回復した椛が来ていた、かなり元気だ。
「はい!あれからもう大丈夫です」
「あまり無茶するなよ」
「でも…外が騒がしいです、…ちょっと怖いですよ…」
マリオはすべての窓を開け、外の様子を見た。
「…何か変だ、文、悪いが仕事は中断だ」
「言われなくてもわかりますよ、旦那。何か空気悪いs…!?」
「ど、どうした!文!なにg…これはなんだ!?」
「…ここ、どこですかー!?」
3人は窓を見たとき、ありえない光景を目の前にしてしまったのである。
どうやら家ごとワープしてしまったらしい。
「…どうやら空間転移が起きたみたいだな」
「何ですか、旦那?空間転移って言うのは?」
「簡単に言えば…そうだな、ゆかりんのスキマだ。」
「げげっ…つーことは…」
「幻想郷ではないってことだな、此処は。」
マリオは冷静に話し始める。
「簡単に言うと、自然の原理ではこういったことは無理だ。誰かが事前にやったとしか思えない」
「じゃあ何で旦那の家だけだったんでしょうね…?」
「そりゃ、私に何かうらみのある奴か、ただ適当にやっただけだろ」
「…もし適当にやられたとしたら、許せないですね…」
「…椛、お前は絶対に外に出るなよ、何かあったら大変だからな」
「は、はい…」
すこし時間をおいた後、マリオはある行動に移る。
「ちょいと此処はどこなのか探ってくる」
「危険ですよ!旦那!」
「そうですよ!文先輩の言うことが正しいですよ!」
「やらなきゃだれがやる?このままずっとこのままでいいのか?」
「うっ…それだけは嫌ですねぇ…」
「嫌ですけど…マリオさんが危険な目に会うのも嫌です…」
あれこれ言ううちに、マリオが一つの提案を出す。
「だったら3人で外出するか?それなら危険じゃないだろ?」
「旦那、外出する以前の問題ですよこれは」
「だったらどうすんだ?」
「弾幕と格闘技しかありませんよ?」
「おま、外出する気満々じゃないか!」
「へへっ、ちょっと意地張っちゃいました、すんません、旦那」
「わ、私だって…!」
「そうと決まれば出発だな、鍵も窓もすべて閉めてから、しゅっぱつだ」
「未開の地を踏むって・・・むむっ、いい記事かかけそうですよ」
「無事、幻想郷に戻れますよね?」
「んなこというな、不安になるだろ?さぁ!しゅっぱつだ」
「「おー!」」



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最終更新:2010年08月17日 18:46
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