正午、文とマリオはかなり笑顔で仕事の準備に取り掛かる。
「今日もバリバリ配りますよ! と、言うわけで旦那もお願いしますね」
「言われなくても手伝う気は満々だぜ」
「先輩とマリオさん、仕事もいろんなことも意気投合してますね」
「お、椛。元気になったのか」
先ほどの疲労から回復した椛が来ていた、かなり元気だ。
「はい!あれからもう大丈夫です」
「あまり無茶するなよ」
「でも…外が騒がしいです、…ちょっと怖いですよ…」
マリオはすべての窓を開け、外の様子を見た。
「…何か変だ、文、悪いが仕事は中断だ」
「言われなくてもわかりますよ、旦那。何か空気悪いs…!?」
「ど、どうした!文!なにg…これはなんだ!?」
「…ここ、どこですかー!?」
3人は窓を見たとき、ありえない光景を目の前にしてしまったのである。
どうやら家ごとワープしてしまったらしい。
「…どうやら空間転移が起きたみたいだな」
「何ですか、旦那?空間転移って言うのは?」
「簡単に言えば…そうだな、ゆかりんのスキマだ。」
「げげっ…つーことは…」
「幻想郷ではないってことだな、此処は。」
マリオは冷静に話し始める。
「簡単に言うと、自然の原理ではこういったことは無理だ。誰かが事前にやったとしか思えない」
「じゃあ何で旦那の家だけだったんでしょうね…?」
「そりゃ、私に何かうらみのある奴か、ただ適当にやっただけだろ」
「…もし適当にやられたとしたら、許せないですね…」
「…椛、お前は絶対に外に出るなよ、何かあったら大変だからな」
「は、はい…」
すこし時間をおいた後、マリオはある行動に移る。
「ちょいと此処はどこなのか探ってくる」
「危険ですよ!旦那!」
「そうですよ!文先輩の言うことが正しいですよ!」
「やらなきゃだれがやる?このままずっとこのままでいいのか?」
「うっ…それだけは嫌ですねぇ…」
「嫌ですけど…マリオさんが危険な目に会うのも嫌です…」
あれこれ言ううちに、マリオが一つの提案を出す。
「だったら3人で外出するか?それなら危険じゃないだろ?」
「旦那、外出する以前の問題ですよこれは」
「だったらどうすんだ?」
「弾幕と格闘技しかありませんよ?」
「おま、外出する気満々じゃないか!」
「へへっ、ちょっと意地張っちゃいました、すんません、旦那」
「わ、私だって…!」
「そうと決まれば出発だな、鍵も窓もすべて閉めてから、しゅっぱつだ」
「未開の地を踏むって・・・むむっ、いい記事かかけそうですよ」
「無事、幻想郷に戻れますよね?」
「んなこというな、不安になるだろ?さぁ!しゅっぱつだ」
「「おー!」」
次(待ってくれ)
最終更新:2010年08月17日 18:46