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403 :ホワイトアノレバムさん:2009/07/27(月) 04:55:39 ID:???O
R/Jの夢見ちゃった…何かのお告げかなあ。

404 :ホワイトアノレバムさん:2009/07/27(月) 08:17:35 ID:???0
その夢、kwsk!!

405 :ホワイトアノレバムさん:2009/07/28(火) 04:19:38 ID:???O
夢だからよく覚えてないんだけど、確かJがお気に入りの帽子を失くして困っていたら、Rがどこかから見つけ出したみたいな感じだったかな。
二人とも日本語使ってたのが、さすが夢ww

406 :ホワイトアノレバムさん:2009/07/28(火) 04:59:28 ID:???0
ありがとう! なんだかほのぼのとした夢だったようですねwwww。
帽子を失くして困ってるジョンを想像して、萌え!
長男らしく困った次男を助けるリンゴ兄さんに惚れますwwwww。

407 :406:2009/07/29(水) 05:01:44 ID:???O
いえいえこちらこそ。
大好きなジョンの夢を見たのを誰かに語りたかったので、ここで語れて嬉しかったです。

「ビートルズで801 実質8スレ目」より

Don’t Pass Me By


Title:Don’t Pass Me By
BGM:Take a giant step(the Monkees)
Pairing:Ringo/John
Rating:Fan-Fiction



 どこいっちまったかなあ。ジョンはそんなことを思いながらウロウロとクロゼットの周りを歩いていた。
「どうしたんだい、ジョン」
 新聞から顔を上げて、リンゴが訝しげに話しかけた。
「昨日から、その辺見て回ってるよね」
「ああ、リンゴ…」
 声をかけられてジョンは、なぜかほっとした気分になった。そして『まさかなあ』と思いつつも、藁をも掴む気持ちでリンゴに尋ねてみた。期待は半分以下。
 なぜなら、ソレを知っているのは自分しかいないはずなのだから。
「いや、あのさ…。帽子、なんだ」
「帽子?」
 訊き直すリンゴに、ジョンは少し気弱げな目を向ける。
「オレの、お気に入りの帽子がさ…見当たらないんだよね」
 そういえば、最近いつも身につけている帽子を、昨日の写真撮影の時には被っていなかったなあと思い出し、リンゴは 「ふむ」、とその小さな顎に手を置いた。
「他の場所はちゃんと見てみたのか? つまり…風呂場とかも」
「映画じゃあるまいし、帽子被ったまま風呂になんか入るかよ。でも、そういえば風呂場は見てなかったな…」
 一瞬元気が戻ったと思えたジョンの顔が、また神妙になった。リンゴは思わず笑ってしまった。すまんすまん、ちょっとからかっただけだよ。
「オレは真剣なんだぜ?」
 普段なら気付くはずなのに、真剣に受け取ってしまった自分の間抜けさに顔を赤くして、ジョンはリンゴを睨んだ。琥珀色の目がきつく細められてリンゴの青い目を刺す。
「悪かったって」
 しかし、リンゴはそんなジョンに笑みを残した顔のまま、新聞をテーブルに置くと立ち上がり、ジョンの隣に並ぶと、その顔を覗き込んだ。
「なくした時の状況を思い出せるか?」
 その、大きな青い目に映る自分の顔を見ながら、ジョンはえーっと、と首をかしげる。
 リンゴの眼は大きくてゆったりとした光を含んでいた。それを見ているだけでも、ジョンの心はゆっくりと落ち着いて、だんだんと状況が胸によみがえっていく。
 確か、おとついまではあったんだよ。
 ちゃんと被って外にでたもんな。んで…ああそうだ、帰ってきた時は大分酔ってたなあ…。
「どこの店で飲んだか覚えてるか?」
「…いや、色々とはしごしちゃって」
 少し猫背かかったその背を、更に丸くしてジョンはうーんと唸った。どこかの店に置いてきてしまっただろうか。もしそうならもう二度と見つからない。せっかく
ディランと同じ帽子を見つけたのにと、ジョンはがっかりと肩を落としそうになった。
 その時

「いや、大丈夫だよ」

 リンゴの目が明るく光った。そして、ぽかんとしたジョンの手を掴むと、今彼が使っているベッドルームに足を向けた。
 リンゴ? ジョンの声無き呼びかけに、リンゴはにっこりと笑った。
 そして、ベッド下 ―― ちょうど枕が当たる場所に手を突っ込み、ごそごそと探ると――― 果たして
「ほら!」
 しゃがみこんだリンゴの手に、ジョンの探していた帽子があった。
「え、あれえ? あったあ!」
 思わず声を上げたジョンの顔は、安堵と疑問を行ったりきたりした。
リンゴが、にっこりと種明かしをする。
「確かジョン、一昨日帰ってきたとき、服着たまんまベッドルームに入っちゃったよな?」
「えと……あ、そうだ。お陰で服にしわがよって、ネルに叱られたんだ」
『お前、服にしわを寄せるのは簡単だがな、それを伸ばす身にもなれ!』 ニールの怒鳴り声が、ジョンの耳元を再び震わせた
「きっと服だけじゃなくて、何もかもそのままにして寝ちまったんだよ」
「あ、そっか…帽子もかぶったまんま…」
 リンゴが頷く。
「その時、なにかの拍子で落ちちゃったんだな」
 そういいながら、埃を払いつつリンゴはジョンに帽子を差し出した。
「よかったな、見つかって」
 そう言うリンゴの笑顔には、何の屈託もない。困っていた友人の役に立てた嬉しさが浮かんでいる。
 そんな彼から、自分ではどう探しても見つからなかった帽子を受け取って、ジョンも明るい笑顔を返した。
 まったく、持つべき友達だ。そんな風に思いながら。
 照れた顔で早速、ジョンは帽子を被る。
 背筋が伸びて、気持ちがしゃんとする………ようだった。気のせいかもしれないけど、それでもいいやとジョンは思った。

 気のせいでもいいんだ。そう思えることが大切なのさ。

「よし、じゃあ飲みに行っか!」
 今までの気弱さはどこへやら、威勢のいい声をジョンは上げると、リンゴの肩を抱いてにっかりと笑った。
「おいおい、せっかく見つけた帽子を、また無くすんじゃないのか?」
 呆れた顔を向けるリンゴに、ジョンは大げさにウィンクしてこう答えた。
「大丈夫! オレには優秀な記憶装置があるからな!」
 リンゴが、一瞬「ん?」と眉を寄せたが、すぐに人の悪い笑顔を浮かべると、その手を伸ばしてジョンの帽子を奪った。
 なにするんだよ! とジョンが咎めると
「それだったら、最初から俺が持ってる方が面倒ないよ」
 リンゴはそう答えて、まんまと帽子を被るとジョンに舌を出した。
 なにいってんだよ、返せ! さあね? ―― 帽子を取り合いながら、二人は部屋を後にした。

 まったく、持つべきは友達だ。ジョンはもう一度胸の中でそう呟くと、リンゴの頭からまた帽子をひったくって、楽しそうな笑い声をあげた。
 静まり返った廊下に、何時までも二人の笑い声が響いていた。






      407&861Hedge-Hog's present
        "Don't Pass Me By"
          *the end*





*ちなみに、上のレスで>>404,406は、わたくしこと861Hedge-Hogでございました。407さま、この時名乗らなかったことをお詫びすると共に良い萌えをいただけたことを感謝いたします。
ありがとうございました!

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最終更新:2009年08月23日 03:28