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6スレ目より

833 :ホワイトアルバムさん:2009/01/13(火) 16:04:38 ID:???O
LSDやった時にジョンとポールがお互いの目を覗き込んでたらなんか目が離せられなくなって?ずっと見つめ合ってたエピソードみたいだね やっぱJPだよな!!

842 :1/2:2009/01/28(水) 18:30:28 ID:???O
833のエピに触発されて書き殴ってみたJ/P。初なんで見苦しいとこあったらスマソ

***

太陽みたいなシャンデリアに照らされて、どこまでも沈んでいきそうなソファーに身をあずける、適当に流したレコードが人生最高の一曲に聞こえて、ポールは歪む世界に包まれながら満足気に微笑んだ。
長いレコーディングとギグで疲れきった体にクスリはよく染みた。ジョージもリンゴも隣の部屋でこのご褒美を楽しんでるだろう、そう思いながら視線を移す。

テーブルの向こうには同じようにカウチに座っているジョンの姿が見える。
世界は回って見えるのに
彼だけはいつもと変わらない
ハイになった気分が
急に引き戻される気がした

ポールはいつのまにかジョンから視線を外すことができなくなっていた
ギターを弾くその優しくて力強い腕に何度触れられたいと思ったか。もう忘れてしまった。ポールはジョンの指を見つめながら決して叶わない願いを笑った

「ポーリィ…」

視線を咎められた気がして慌てて顔を上げるとジョンはまだ宙に視線をさまよわしたままだった
「バッドトリップ?」

動揺を隠すように笑うと、ジョンは首を振って「煙草…」と呟いた。
テーブルには二人分の煙草が並んでいる、クスリの前に吸ってたものだ。ポールはしょうがないなとため息を吐いてから一本の煙草に手を伸ばした

「?!―…ジョン?」


不意に訪れた温もりにポールの体は跳ね上がる、彼の手はもう一人の手に包まれていたのだ。
顔を上げるとさっきまでカウチに座っていたジョンが起き上がりこちらを見つめていた。

「焦らなくても、煙草は逃げないだろ、ジョ二ー」
「…」
からかう言葉も虚しくジョンは黙ってこちらを見つめている
さっきよりもさらに2人の距離は近づいていた。沈黙に酒とクスリでハイになった体の熱をリアルに認識させられて、ポールは自分の手先に熱が集中するのを感じた
ジョンの瞳はポールを逃がさなかった、ポールも逃げたいとは思わなかったし、できれるなら永遠に終わらなければいいとさえ思えた。
何の言葉も交わさずに見つめあうだけ、ただそれだけの行為が痛いほどポールの心を締め付けた

「ポール…」

どれほどの時間が経ったか忘れてしまう頃
急にポールを包むジョンの手に力がこもり、次の瞬間には2人の唇が重なっていた。

「ふっ……んぅ」

驚きでポールの体は抵抗できず、ただひたすらお互いの舌が絡み合う気持ち良さに任せるしかなかった。
クスリで鋭くなった感覚が、熱や触感や唾液の交わるいやらしい音を伝えてきて頬が熱くなる。
その頬をジョンが優しく撫で上げて、ポールはなぜか泣いてしまいそうになった。
ポールにとってずっと待ち望んでいたキスだった。
息が切れるほどに味わったあと、ポールの下唇を名残惜しげに甘く噛んでジョンはやっと唇を離した。
「愛してる」


余韻で潤んだポールの双眸に向かって、そう囁くと、ジョンは煙草を取り火を付けて寝室へと消えていった。
一番聞きたかった言葉はポールの胸に悲しく響いた。

クスリがきれたらジョンは忘れているだろう。わかっているのに。それでも喜びに震える身体をポールは両腕で抱きしめた

「愛してるよ、ジョン」

一番伝えたかった言葉は一人の部屋に虚しく響いた

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最終更新:2009年04月23日 06:18