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暗黙情事



「ご愁傷様です、さぞかし辛かったでしょう・・」
「いえ・・こちらこそ・・・僕は至って平気です」男が、ぎゅっと手を握り締めて親族や友人に挨拶をする。
「まだあんなに若かったのにねぇ・・」ジョージは、夫であるエリックを一ヶ月前事故で亡くしたのだ。
それでも悲惨な事故だった。エリックは帰宅途中、飲酒運転していた男から正面衝突されてそのまま帰らぬ人となってしまったのだ。
いつもの朝だった。朝、エリックを起して、今日は遅くなるからね。わかった、いってらっしゃい。これが最後の会話になるなんて。ジョージは夫を亡くした悲しさより犯人を憎んだ。何故、夫が死ななければならなかったのか。
ジョージは、夫の親族に軽く挨拶すると見えないところでハンカチで顔を押さえ静かに泣いていた。
ただ静かに嗚咽が響いて、胸が痛くなる。ジョージは後ろから突然肩を叩かれた。
「奥さん、大丈夫ですか?」
「え・・?誰・・・?」ジョージが振り向くとそこには夫の友人であったジンジャーやそのほかの友人がいた。
ジンジャーはジョージに手を差し伸べた。「大丈夫ですか?きっとあいつも見守ってますから、だから泣かないでください」
ジンジャーの優しい言葉にジョージは余計泣き出してしまった。それも無理はない。エリックの顔が浮かんで、余計に悲しかったのだ。
「お恥ずかしいところをお見せして、すいません・・主人に顔が立ちませんね。こんな妻で」
「そんなことはありませんよ、きっとあいつもあなたのことを見守ってくれているはずです。あ、奥さん、ちょっとお話があるので人目につかないところでいいですか?」
「ええ、いいですけど、なんですか・・?」ジョージは不審に思いながらジンジャーたちをベッドルームに通した。
「ここなら、誰も来ません。でもお話って・・・?」ジョージは見上げた。
ジンジャーが合図すると、一人が鍵を閉めた。そしてジョージに襲い掛かると、口を塞いだ。ジョージは必死に抵抗した。だが、元から細いジョージは到底かなわない。
「おとなしくしろ!おとなしくしたら許してやる」ジョージの上にジンジャーがのしかかって動けない。
「やめてください!どうしてこんなことを!」ジンジャーはジョージの服を引き裂くと、自分のネクタイで手首を縛り上げた。
「未亡人・・そそるぜ。それにこの綺麗な肌、たまらないよなぁ。エリックは毎晩こんな上物を抱いてたんだから」
ジンジャーがジョージの胸の突起を執拗に舐めた。ジョージは何度も首を振っていやいやをした。
ジンジャーの熱を持った熱い舌がジョージの胸や首筋を嘗め回す。
「奥さん、感じてるんだろ?」ジンジャーが指で突起をつまむ。
「いやぁ・・っ・・やめて・・・」
口では嫌がっていても、感じていることは事実だった。けどジョージはそれを認めたくなかった。認めたら、彼らの思う壺だからだ。
ぴちゃぴちゃという水音がジョージの耳にも届く。ジョージは見まいと目を必死に粒った。ジョージは頭の中が混乱していたが今自分が何をされているかははっきりわかっていた。
「あいつが死んで寂しいと思ったから慰めてるんだろ?感謝しろよ」ジンジャーはジョージの耳元でそう囁くと、命令した。
「脚開け」
「やだ・・」
「命令に従わないならこのことばらすぞ!いいのか?」ジンジャーは嘗め回すようにジョージを見た。
そう怒鳴られ、今は従うしかできなくなったジョージはしぶしぶ従うしかなかった。
ジンジャーは舌なめずりするとジョージのそこに舌をあてがいぴちゃぴちゃと舐める。そのたびに反応してひくひくとする。
嫌でもジンジャーの舌が奥まで入り込んできてジョージはただならぬ快楽に犯される。すると突然目の前に性器が突き出される。
「え・・?」
「できるだろ?フェラ。できないとは言わせないぜ」
ジョージはかすかに長い睫を揺らし、相手の性器を口に含み口淫しはじめる。ジョージが動かす舌の動きにあわせてじゅぷ、じゅぷと音が鳴る。
相手の男がかすかに息を荒げた。相手にわざと気があるふりをすればこっちのものだ、そう考えたジョージはひたすら一心にフェラチオを続けた。
右からも突き出されてそちらもフェラチオを施せば、ジョージの顔に出される。ねっとりとした精液が気持ち悪い。
今度はイケナイ事を一人でしてみろと命令され、またジョージはその通りにする。片方の乳首を自分でつまみ、エリックを思い浮かべながら秘所に少しづつ指を差し込む。
自分で挿入したせいなのか、嫌なほど快楽の海に溺れ、ただただ自慰を続けた。エリックが自分を抱いているのを思い浮かべながら。
一人で果てると、興奮したジンジャーがまた圧し掛かって自分のもう既に勃起したそれを挿入してくる。
中をそれでかき回され、突き上げられ、卑猥な言葉を耳元で囁かれ、腰を何度も触られてジョージは果てた。半分意識を手放しかけているジョージは自分の中からジンジャーが引き抜く音が分かった。
ああ。頭がぼーっとしてなんだか変な気分だ。電気が眩しい。後で疲れが取れたら真っ先にシャワーを浴びに行って、身体を綺麗にしよう。
「じゃあな、あばよ。淫乱奥さん」
ジンジャーの捨て台詞と、精液の匂いだけが木霊していた。

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最終更新:2009年04月23日 19:57