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alone 4 hedge-hogs 5


(the last tale)
chap. 0 :「Show Must Go On」


『ジョンとポールは、今日はもう来ない』
 スタジオに訪れたニールからそう聞いたのは、それから1時間ほど過ぎた頃だった。
 リンゴは分かった、とニールに頷いた。ニールはリンゴによりかかっているジョージに一瞬眼を走らせたが、なにも言わずに戻っていく。

「…帰ろうか」

 ドアが閉じてしばらくしてから、リンゴはジョージに尋ねた。
 彼はだまって頷いた。しかし、顔は肩にふせたままだった。

 トウィッケンハムスタジオを後にして、二人は表通りにでた。リンゴはジョージを食事に誘ったが、ジョージは赤い目で少し考えて、
「いや、今日はいいや」と断った。しかしそれでリンゴが不快になることはなく、「じゃ、また」と右と左に分かれていった。

 ホテルの一室で、ジョンは泣きつかれて眠っている。締め切ったカーテンの暗闇の中、なにも考えず、泥のように。

 ポールは魂の抜けた顔で、テムズ川に一人でたたずんでいた。曇った空が灰色の水面に映しこまれているのを、ポールはただ一人でずっと
眺めていた。

 この道の先にある、四つの辻に彼らが行き当たるのは、そう遠い日のことではない。







this tale is over,but life is go on.

Thanx, you read.

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最終更新:2009年04月24日 14:16