n-9系列に分類される
一価不飽和脂肪酸です。多価不飽和脂肪酸と違って体内でも合成されますが、動脈硬化予防などに著しい効果を発揮することがわかり、食品からの摂取にも目が向けられています。
オレイン酸の働きで最もよく知られているのは、血液中の悪玉コレステロールを除いて動脈効果や心臓病、高血圧を予防することです。
また、胃酸の分泌をコントロールして胃酸過多や胃潰瘍を防ぐ、腸を滑らかにして便秘を予防、解消する、放射線の害を防ぐなどの効果も認められています。
オレイン酸は、植物油やナッツ類をはじめ、脂肪の多い食品のほとんどに含まれていますが、特に豊富なのは
オリーブ油です。オレイン酸含有率の高い油は、酸化され難く、加熱処理にも安心して使えます。
地中海沿岸に住む人に心臓病が少ないのは、オレイン酸を含むオリーブ油を多く取っているからと考えられます。
なお、オリーブ油は品質によって呼称が定められていますが、オレイン酸含有率が最も高いのは、最高級品といわれるエクストラ・バージンです。
オレイン酸の摂取量は定められていませんが、過剰摂取はエネルギー過剰になり肥満を招きますので注意が必要です。
最終更新:2009年09月06日 23:31