現実と正論、 自分の見ている世界と現実は民主主義国家である日本及び西側諸国においてはかなり正しい道を歩いていると今まで勘違いしていた。 この世の中が実に巧妙に常識がねじ曲げられ、正論が現実とはほど遠くに存在し、嘘と捏造が正論としてまかり通り、今まで騙されていたことを知った。 連中が真実が何であろうとなりふり構わず他を否定し、一般民衆は気付かないうちに言いくるめられ、知らないうちに泣き寝入させられているのである。 逆らうことは悪で、口止めのため逮捕、または勾留、場合によっては命をもいとわない。 極少数が多数を操作し、いかにも大多数の常識であるかのように思わせ、捏造、妄言を作り上げメディアに流し、正論として公表し意見を封殺する。 その力を持ったものたちはお互いの利益権力を守り合う。 不都合な真実を目にする時、この世は正義が曲げられていることを知る。 民主主義も共産主義も連中にとって同じで、一握りの’権力者にすべてが握られていることを民衆は知らないことを悟る。
話ははもう5年も前になるが今でも鮮明に覚えている。 品が良く大人しそうなご老人とまるでチンピラそのものズバリのふてぶてしい若造に会った。 カリフォルニア、ターザナにあるマーケット内のコーヒーショップで金融ユダヤ人の紹介で会うフィリッピン系米国人グループの代表者たちだ。 話しは「自分たちは十万ドル札を持っているが買ってくれないか?もしくは買ってくれる人を知らないか?」が質問であった。 その当時十万ドル札は博物館にだけ存在する代物でコレクターの間では1枚1.3億円の値がつけられていた。 一般には流通していない銀行取引用の米国最高額紙幣である。 持っているだけで当局シークレットサービスに捕まる代物で、「えっ、嘘」と叫びそうになった。 おもむろに若造のズボンのポケットから財布が出た、その中に十万ドル札が1枚だけはいっていた。 私は見るのも初めてなので見入ってしまった。 裏面のオレンジ色が印象的だった。 「1枚か?」とわたしが聞くと「いや、3万1千3百98枚ある」という000001から031398までの連続通し番号という。 歴史的背景を尋ねると 1941年12月日本軍攻撃の際、銀行券を積んだ数機の米軍輸送機がジャングルに撃ち落とされ、ルソン島北部ジャングルに住む、つい最近まで首狩りをしていた部族が回収、それを仕切る酋長の命令で、すべての分捕り品を山の中に埋めて隠し、今まで60年間売ることがなかった。 見るからに精悍な顔つきをしたチンピラ風は、まさしく首狩り族酋長の末裔だった。 5枚の写真を見せられ他に3兆ドルの戦争債権の入った革製のトランク、現金が満杯の(1―100ドル)1x1x2メートルのガラス窓付きの革張りボックスが5箱 百数十本に上る75kgの金の延べ棒であった。 量と金額なのでCIA関係者と協議すると答え、その場で別れたが、彼らの安全のため詳しい正確な場所は聞かなかった、 それに私がそこまで信頼はされていなかったことも解っていた。 最も私は今回が最初ではなかった。 過去に2度ほどフィリピンの埋蔵金と関わったことがあるが直接現物の一部を目にするのは初めてであった。 私が知るところでは現在世界で8グループが換金を試みているが写真と書類とを使い国会議員、引退政府高官,CIAエージェントにロビーさせていた。 パーシング、ニューヨークを根城とするFRBが相手なのでローカルトレーダーがブローカーとして現金化に関わる。 将にユダヤ金融業の聖地である。 彼らは法外な手数料を請求するが、同様なルートで現金化を進めている他のグループと情報交換しているので、彼らの手の内は始から読めていた。 米国内では戦後から今まで誰も換金できないでいた。 しかしながら換金できた成功例もある。 私が知っているのは皮肉にも日本であった。 連中の仲間のブッシュ大統領ジュニアが湾岸戦争を始めるにあたり1000兆円分1934年米国戦争債券を小泉純一郎政権時の日本政府に換金させた。 私が知っている情報ではこれが最初で最後である。 一味ではない中川昭一財務大臣が同年発行戦争債券換金をスイスで試み、イタリア、チアッソに於いて事件になった。 酒に強いはずの彼がG7財務会談でワインでへべれけにされ、帰国後消されたのは記憶に新しい。 同時期アイルランド人、ポーランド人もこの種の債券不法所持で勾留されている。 十年前大阪の高橋弁護士も債券現金化奔走中1枚の複写コピー債券(250億)で8ヶ月間ワシントンDCで勾留された。 我が友人レイモンド君も知らないうちに債券詐欺師にされ、国際手配を受け債券ビジネスより抹殺された。 ほとんどの場合、詐欺、違法コピー、偽造でシークレットサービスが事前に不法所持で処理している。 事実は存在するが都合よく全て黙殺され、アメリカ政府のわがままだけが押し通った。 悲しいがこれが現実だ。 錯覚で後ろに立っている黒幕連中が見えない。
***添付ファイルを参照、私が見た銀行券である。***