破滅の始まり

黒一色の部隊が静かに降り立った。

特殊部隊「U.S.S.」の目標は街の地下にある研究施設。合流したハンクという男の指示のもと、彼らは突き進む。
そこで研究されていた"それ"は、世界を揺り動かす価値があり、そして世界を滅ぼすこともできる力があった。
すべての障害を排除して、"それ"を手に入れる。彼らにとって簡単な仕事のはずだった。

しかし、この作戦が彼らの運命を無理やり捻じ曲げていく。


1998年9月・・・

アメリカ中西部ラクーン市が沈黙する。

人が凶暴化していく異常な奇病により、
住人の殆どが人を喰らうゾンビと化してしまったのだ。

国際企業アンブレラは社の存亡を賭けた岐路に立たされていた。
この事件の原因はアンブレラ社の開発していた生物兵器t-ウィルスの漏えいであり、
すでにこの大規模バイオハザードを止めるすべはなかった。

経営陣はラクーンの混乱に乗じて、すべての痕跡を抹消する決定をくだす。


ラクーンシティ作戦

特殊部隊「U.S.S.」は再度ラクーンの地を踏んだ。
点在する情報の消去と、関係者の抹殺。その任務のため、黒の部隊は呼び戻されたのだった。

街の状況は絶望的に悪化していた。そんな中、同じアンブレラ部隊のニコライという生き残りと出くわす。
そして彼から謎の部隊が潜入しているという情報を得るのだった。

高度に訓練され、優秀な装備を持つ兵士達。その正体は米軍の特秘特殊部隊「SPEC OPS(スペック オプス)」。
米政府はアンブレラ社の証拠を押さえるために、彼らを派遣したのだった。

「U.S.S.」の前に強大な敵が立ちはだかる。

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最終更新:2012年02月05日 15:08
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