(a) 10mメッシュ標高データ
(2) ダウンロードしたファイル(例えばFG-GML-5236b-DEM10B.zip)をディレクトリ
ZIPに格納(ZIPディレクトリがなければ先に作る)。
ruby xml_2bin.rb "mesh_number" を実行。
"mesh_number" は、上の例だと 5236b
つまり、ruby xml_2bin.rb 5236b
ただし、実行には "lib/zip.rb"が必須。
上の例では、ディレクトリ BINに GRASS用バイナリファイル5236b.binができる。
(b) 行政界、海岸線、河川、鉄道等のベクタでーたのダウンロードと調整
1. GRASSの設定
- Region: n=35:20N, s=33:40N, w=135:30E, e=137E, res=0:0:00.4
- 分解能は0.4秒である。
2. バイナリDEMデータのGRASSへのインポート
- 各図郭は、一次メッシュを元データを8X8=64分割したXMLファイルからなり、各ZIPファイルは一次メッシュを4分割したもので、例えば一次メッシュ5236は、
136:00E 136:30E 137:00E
|---------------|---------------| 35:20N
| | |
| 5236a | 5236b |
| | |
|--------------5236-------------| 35:00N
| | |
| 5236c | 5236d |
| | |
|---------------|---------------| 34:40N
上記の4つのa, b, c, dのメッシュからなっている。
したがって、上記の計算で得られる5236b.binのインポートは、
r.in.bin -fs input=5236b.bin output=5236b bytes=4 north=35:20N south=35:00N east=137E west=136:30E anull=-9999.0 row=3000 cols=4500
で実行する。
なお、上記の5236bだけでなく、1.で設定した全領域のdem10m.binをアーカイブしたものを
BINディレクトリに入れてある。
このファイルのインポートは
r.in.bin -fs input=dem10m.bin output=dem10m bytes=4 north=35:20N south=33:40N east=137E west=135:30E anull=-9999.0 row=15000 cols=13500
でできる。
DEMのパレットは"srtm"等の方がそれらしく見えるので、
例えば
r.colors dem10 rule=srtm
等でパレットを変更しておいてもよいだろう。
3. 行政界等ベクタデータのGRASSへのインポート
v.in.ascii -o dsn=. [la=レイヤ名]
(GRASSへの行政界の入力は、トポロジーの解決のためか、なぜか時間がかかる。辛抱強く待ってください。)
最終更新:2010年12月28日 17:55