2011-6-7:FTP,OpenLayersのインストール
ubuntuのアップデート
VMwareを立ち上げます。
まずは、システムのシステム管理にあるアップデート・マネージャを起動して、ubuntuを最新の状態にしましょう。
もしくは、アプリケーションのアクセサリから端末を立ち上げて、
sudo apt-get update
と入力してください。
このとき端末上に無視やヒットを表示されます。
この無視は最新の状態であるか、サーバ自体がなくなっている場合です。
ヒットは更新する必要があるソフトである場合です。
また、更新するアプリケーションのサーバがどこに存在するのかを調べます。
cd /etc/apt
le -al
そうすると、sources.listというファイルが存在するので
less sources.list #終わらすときはqを押してEnter
これで、下図のように表示されます。
これらが、アップデートの時に表示されているものの大元がどこにあるかを書いています。
FTP(File Transfer Protocol)のインストール
FTPとはサーバー間などのネットワークでファイルのファイルの転送を行えるようにするツールです。
まずubuntu側にFTPをインストールします。
システムのシステム管理にあるsynapticパッケージマネージャを起動させます。
検索でFTPと入力します。
そうすると下のほうにvsftpdがあるので、インストール指定して、適用をクリックし、インストールします。
ffftp-1.97b.exeを起動させてFFFTPをインストールします。
このとき、いろいろ聞かれますが、気にせず次へ進めていけばインストールできます。
※FFFTPとは、オープンソースのFTPクライアントのことで、FTPを使用してファイルの送受信を行うクライアントソフトウェアのことです。FTPサーバに接続してファイルをアップロード・ダウンロードすることができます。
OpenLayersのダウンロード
※OpenLayersは、地図を表示するためのJavaScriptライブラリです。QGISなどで作った地図もWMSレイヤにすることでブラウザ上に表示できます。
FTPを使用してOpenLayersをwindowsからubuntuにコピーする
VWware(ubuntu)に戻ってください。OpenLayersをコピーする前にVMware側のFTPサーバの設定をします。
アプリケーションのアクセサリから端末を立ち上げてください。
sudo nano /etc/vsftpd.conf
これで、vsftpd.confの中をメモ帳と同じような形式で、下図のように端末に表示させます。
その中の
#write_enable=YES (28)
#xferlog_file=/var/log/vsftpd.log (67)
#ascii_upload_enable=YES (96)
#ascii_download_enable=YES (97)
#chroot_local_user=YES (111)
※後ろの()は行数です
これらの#を消して、chroot_local_user=YESのYESをNOに変えてください。
変更がすんだらCtrl + oで保存して、Ctrl + xで終了してください。
ただし、このままでは、vsftpdは保存した状態ではなく、保存前の状態なので、更新します。
sudo service vsftpd status #vsftpdの現在の状態の確認
sudo service vsftpd stop #vsftpdの動作の停止
sudo service vsftpd start #vsftpdの起動
sudo service vsftpd restart #stopとstartを同時にする
これで、vsftpdが更新された状態になりました。
今から、windows側で作業をしますが、その前に端末で以下のように入力してください。
ifconfig
すると、上図のように表示されます。
上図の赤い線で囲ってある部分の数字(192.168…)を控えておいてください。
windows側に移ってください。
FFFTPを起動させます。
起動時に表示される、ホスト一覧の新規ホストを選択し、下図のように設定し、接続します。
※パスワードはubuntuのパスワード
そして、下図のような状態にして、赤丸の部分から、OpenLayersのある場所とOpenLayersを置きたい場所に移動し、OpenLayers(zip形式)をドラッグ・アンド・ドロップしてください。
これで、VMwareのダウンロードにコピーできました。
VMware側に戻ります。
端末で
cd ダウンロード
ls
で下図のようにOpenLayersがzip形式であるので、解凍します。
unzip OpenLayers-2.10.zip
ls
これで解凍完了です。
解凍したOpenLayers-2.10を移動させます。
sudo mv OpenLayers-2.10 /var/www
cd /var/www
ls
これで移動が完了しました。
バージョンが変わると、設定し直さなくてはいけないので、その対策のためにリンクを作ります。
sudo ln -s OpenLayers-2.10 ol
ls -al
※olはOpenLayersの略
これで、リンクが出来ました。
おまけ
端末から
ps ux
と入力すると、下図のように今ユーザでは何が動いているかを表示します。(ps auxにすると全体の場合を表示します)
gnome-terminalのプロセス番号を入力すると、現在表示しているすべての端末が消えます。
kill -9 端末のプロセス番号
これは、便利な機能ですが、データを壊したりもできるので、使い方には気をつけてください。
今回はここまでです。
お疲れ様でした。
最終更新:2011年06月21日 17:08