気象データから年降水量と年平均気温のデータの作成と相関等を求める
UltraVNCのインストール
O:\アプリケーション\UltraVNCの中に
- UltraVNC-100-RC18-Setup.zip
- UltraVNC104RC14_JP1_Setup.exe
があります.zipファイルは自分のパソコンにコピーをして展開します.そして展開したアプリケーションをダブルクリックしてインストールしま
す.また言語を聞かれるのでEnglishにしておいて下さい.exeファイルはダブルクリックしてインストールを行います.
次にUltraVNCを起動します.スタート→すべてのプログラム→UltraVNC→UltraVNC ビューアをクリックすると接続画面が出てきます.上のほうの
VNC サーバに参考にするパソコンのIPアドレスを入力して接続をクリックします.次にパスワードを聞かれるのでeosと入力すると接続完了です.
今回は前回に続いてプリントの課題1の問題を解きたいと思います.
課題1
①実家近くのAMeDASポイントを5つ選び,この5つのポイントの年降水量(30年分)の相関を求める(10通り).
②その5つのポイントで,(30年の)平均降水量と降水量の標準偏差を求める.
③5つのポイントで年平均気温(x)から年降水量(y)を出す式と,そのときの相関係数を求める.
まずは気象データの相関などの計算を行うrubyスクリプトがO:\研究室ワークショップ_動画にあるので自分のパソコンにコピーをします.
気象データの取得
気象庁のホームページから気象データを取ってきます.気象データは過去30年(1978~2007年)のデータを用います.観測地点によっては1978年から
のデータがない所があるので注意してください.
気象庁のトップページから 過去の気象データの検索→観測地点の選択→観測地点→年ごとの値を表示
メニューバーから 編集→すべて選択 でコピーをして,それをexcelに貼り付けます.そのexcelのデータを保存する際にcsvという形式で保存した
いので,ファイルの種類をCSVにします.ファイル名は観測点の名前.csvにします(津ならばtsu.csv).
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (csv.jpg)
これを繰り返して,5つの地点から気象データを取得します.(5つのcsvファイルとdata.rbは同じ場所に保存してください.)
data.rb
4行目の地点名とflagを自分が取ってきた地点に変更します.flagは3の場合は気象台のデータ(年合計降水量のデータが4列目にある)で,1の場合は
AMeDASデータ(年合計降水量のデータが2列目にある)なので地点によって違います.例えば津は3で桑名は1となります.
4行目以外は特に変更する行はありません.
スクリプトの説明を少し書きます.
- 11~16行目…インスタンス文字の設定
- 18~31行目…降水量と平均気温の経年データを結合させる
- 33~51行目…気象データを読み込み,降水量と気温のデータを作成
実際にrubyを実行します.コマンドプロンプトを起動してデータが保存してあるディレクトリに移動して実行します.
すると以下のような計算結果が表示されます.
1つ目のかたまりは年平均降水量,年平均気温の平均値,年降水量の偏差,年平均気温の偏差
2つ目のかたまりは各地点の相関
3つ目のかたまりはその地点での気温と降水量の相関
が表示されます.
今回はこれで終わりです.お疲れ様でした.
最終更新:2008年10月29日 16:29