ソビエト製(現ロシア)8bitパソコンApogee(Apogey) BK-01(BK-01C)についてのページです。
Apogee BK-01またはApogey BK-01(ロシア語:АпогейБК-01)は、ソ連の8ビットパーソナルコンピュータで、Radio 86RK(Радио-86РК 1986年)ベースとして作成されています。1988から1991年の期間生産されていました。後期バージョンのApogee BK-01C(АпогейБК-01Ц)は4色カラーサポートを特色としていた。
筐体の色は派手な色使いで、赤、水色、ホワイトの3色で販売されていました。
ソビエト時代の不況時期に生産され、ほぼ手作業で組み立てられています。その為初期不良も多かった聞きます。
※ソビエト連邦の崩壊は1991年12月25日
仕様
マイクロプロセッサ:KR580VM80A(КР580ВМ80А)クロック速度:1.78MHz
メモリ:64KB(内ユーザ使用可能エリアRAM56.25KB)、4KB ROM
ビデオ:KR580VG75(КР580ВГ75)+ KR580VT57(КР580ВТ57)テキストモードのみ(キャラクタージェネレーターで擬似的な画像が利用可能)文字ジェネレータはソフトウェアで変更されません。
カラー:1ビット(b/w)、輝度強調/またはフラッシング/または反転を使用する文字強調モード。
ビデオモード1:表示領域64×25文字、それぞれ6×8ピクセル。
ビデオモード2:表示領域64×50文字、それぞれ6×4ピクセル(または192×128セミグラフィックスピクセル)。
サウンド:KR580VI53(КР580ВИ53)3チャンネル、1チャンネルあたり1ビット。
Apogee BK-01Cのサイズ
内蔵キーボード付きシステムユニット - 400×240×55mm
電源ユニット(別筐体) - 170×104×90mm
※ロシアのコンセントは、電圧は220Vで周波数は50Hzです。プラグはCタイプです。
その他
基本オペレーティングシステムでサポートされている外部記憶媒体:
一般的なテープレコーダー(MEK-60-1カセットを使用して1200ボーで読み取り/書き込み)
利用可能なI/Oポート(読み取り専用)を介して接続可能な最大64 KBのROM
画面出力:RF出力によるモノクロ、コンポジットビデオ出力(SECAM)、RGB(SCART)
メーカー:BRA工場、township of Lesnoi, Klimovskii district, Tula region 301730 USSR
価格
平均価格:440ルーブル
1989年頃は650ルーブル
Golden cooperativeによって改善され、RAM容量を追加し560ルーブルで販売された。(1990年頃)
ソフトウェア
BASICインタプリタ:3種類、うち2つはBASIC-RKとBASIC-GRAPHICと互換性があります。
テキストエディタ(2kB)、アセンブラ(2kB)、逆アセンブラ(2kB)で構成されるキット
アセンブラやBASICを使用した多くのゲームがあります。
高度な数学と統計計算のためのBasicのアプリケーション。
標準的はソフトウェアはМК-60-I(コンパクトカセットテープ)に記録されました。各レコード(プログラム)の開始前に音声ガイド(イントロダクション)があります。
最終更新:2017年09月12日 15:20